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忘却バッテリー/要圭はなぜ記憶喪失に?智将復活で記憶が戻る時期は?

公開日: 2023年12月28日 | 最終更新日: 2023年12月29日

 

現在、少年ジャンプ+(プラス)にて連載中の作品『忘却バッテリー』

高校野球を舞台にした作品でギャグ要素も多い中、キャラ1人1人の設定や展開には重みもありジャンプ+の作品の中でも一定の人気を誇っています。

そんな忘却バッテリーのアニメ化が決まり、今後ますます注目されていくことでしょう!

 

主に野球の話ですが、その中で主人公である要圭が患っている記憶喪失についても同時進行していきます。

なぜ、記憶喪失になってしまったのか?

そして、記憶が戻る日は来るのか?

ここは、非常に気になる点です。

 

そこで今回は、この作品の主人公・要圭(かなめけい)について解説していきます。

この記事を見て分かること
  • 要圭の記憶喪失について
  • 「智将・要圭」と「恥将・要圭」について

 

 

 

要圭はなぜ記憶喪失に?

 

『忘却バッテリー』の冒頭は、”天才バッテリー”と称されていた天才の1人、要圭が記憶喪失になるところから始まります。

中学生時代、多くの野球児の心をへし折ってきた清峰葉流火(きよみねはるか)と要圭のバッテリー。

数多くの高校からスカウトされた2人でしたが、入学したのは「野球部」すらない都立小手指高校でした。

2人がスカウトを蹴り小手指へ入学したのには要圭が記憶喪失となり、清峰のことはおろか野球のことを完全に忘れてしまったことが原因でした。

そんな驚きの展開から始まるこの作品ですが、物語が進むにつれて徐々に要圭がどうして記憶喪失になったのかが明かされてきます。

ここからは、『忘却バッテリー』の主人公でもある要圭がなぜ記憶喪失になったのかや、彼のもう一つの人格「智将」について解説していきたいと思います。

 

記憶喪失になった理由や経緯

要圭は中学時代に、清峰葉流火とバッテリーを組んでおり数々の野球児たちの心を折ってきた選手です。

そして、野球の各強豪高校からスカウトの声が沢山かかっていました。

野球を知っている誰しもが、彼らは名門高校に行くのだろうと思っていた矢先でしたが、要と清峰が入学したのは普通の都立高校。

その理由は、高校入学前に突然、要が記憶喪失になってしまったからでした。

記憶喪失と言っても、身の回りの事はある程度覚えていたり基礎的な生活能力もある状態です。

 

ただ、バッテリーを組んでいた清峰とこれまで続けてきた野球の存在をすっかり忘れてしまっていました。

また、野球の技術だけではなく「智将」と呼ばれたほどに頭脳も明晰だった要ですが、記憶喪失と同時に「智将」とは思えない程に”アホ”な性格となってしまいます。

この要の記憶喪失を発端に『忘却バッテリ―』の物語が始まっていきます。

そして、ストーリーが進むにつれて、どうして要圭が野球をしていたころのことを”忘却”する事態になってしまったのかが、少しずつ紐解かれていくのです。

 

 

本当は「解離性同一性障害」という病気

実は、要圭の状態は記憶喪失ではなく解離性同一性障害という病気であることが分かりました。

「解離性同一性障害」とはつまり、「二重人格」のことです。

これなら、要圭がただ野球や清峰ことを忘れていただけでなく、「智将」から”アホ”になってしまったこともうなずけます。

つまり、あくまで「智将」とは別人格であった要圭が、野球と清峰ことを”忘れてしまった”ということになるのです。

 

恥将が主人格で智将がサブ

中学生時代の要圭は「智将」と呼ばれていましたが、高校生になってからはアホな性格が強く「恥将」とも名づけられました。

序盤の方では、あくまで「智将・要圭」が主人格であり後から出てきたと思われていた「恥将・要圭」がサブの人格のように描かれていました。

 

しかし、野球の試合中に要は自分が元々はアホな性格であったこと、さらに「智将」自体が後から自分で作りだした人格であったことを思い出します。

伏線だったのかもしれませんが、要の幼馴染でもある清峰は1話目冒頭でたしかに要のことを「元々アホだった」と言っているのです。

それはすべて、要自身が野球に捧げた努力の結果でした。

つまり、要は記憶喪失になったことで「恥将」になったわけでは無く、野球と清峰のために要が作り出した別の人格「智将」の要が本当の自分を忘れてしまっていたということになりますね。

 

 

智将復活で記憶が戻る時期は?

 

要は、小手指高校で野球を続けていくうちに、徐々に自分が「智将」であった時の記憶や取り戻し、なぜ「智将」が生まれたのかを思い出していくことになります。

それは決して美談などではなく、要の努力や葛藤の末の重い理由がありました。

そこで、続いては要の記憶が戻る時期などについて解説していきます。

 

 

智将が復活するシーンは何回かある

はじめて「智将」が復活したのは第19話・20話からの、強豪の一角「氷河高校」との練習試合でのことでした。

朝目が覚めると、突然「智将・要圭」に戻っていた要。

そうして、そのまま氷河高校との練習試合に挑んでいきます。

また、この試合以降、事あるごとに何度か智将が復活し、清峰をはじめ他のチームメイトも段々とそれを受け入れていくようになっていくのです。

 

二重人格なので完全に戻らないと予想

要圭はあくまで記憶喪失ではなく二重人格です。

ここからは今後の予想になりますが、この二重人格は完全に戻らないのではないかと予想します。

自分がなぜ「智将」の人格を創り上げたのかを思い出した要ですが、「恥将」のまま野球を続けています。

さらに段々と、現在の自分では引き出せない自分の努力を、「智将」に語り掛けることで成長を遂げていくのです。

自分のギャグが盛大に滑った際には、無理やりにでも「智将」と変わって何とか場を収めようとする始末です。

 

要が「智将」を否定してしまうということは、過去の自分の努力を否定してしまうことにも繋がりますから、今後も要は「智将」を頼りながら野球を続けていくのではないかと予想しています。

しかし、「智将」の人格自身は「消えたい」と思っている様子をほのめかす場面もあり、2人がどのようになっていくのか楽しみなところです。

 

2人が重なれば本当の意味で復活となると考察

野球が嫌いになっていってしまった「智将」に対して、主人格の要は野球で悔しい思いをするのと同時に、野球の楽しさも感じています。

また、野球に対する記憶が無い主人格の要は「智将」を頼ることで、どんどん捕手としての能力を伸ばしていくのです。

このまま要圭の中で、二つの人格が消えることなく2人の強さを試合で引き出すことができれば、本当の意味で清峰葉流火と要圭の「天才バッテリー」が復活するといえるのではないでしょうか。

 

【忘却バッテリー】要圭の記憶や病気についてまとめ

 

ここまで『忘却バッテリー』主人公・要圭についてまとめてきました。

まとめ
  • 要圭は清峰葉流火と野球に対し記憶喪失になっていた
  • 本当は記憶喪失ではなく「智将」と「恥将」の二重人格だった
  • 主人格は「恥将」である「智将」が後からできた人格

 

この作品は「天才」と呼ばれていたバッテリーの1人が記憶喪失になるという突飛な始まり方が魅力のうちの一つです。

「天才」と「凡人」、「才能」と「努力」などの対比が表れており、ギャグ要素も強めながら主軸はかなり重めだと思います。

今回は主人公を中心に解説しましたが、バッテリーの相方である清峰をはじめ、小手指高校にも敵の高校にも魅力的なキャラクターが沢山いますので、どこかでまたご紹介できたらいいなと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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