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忘却バッテリーの千早瞬平の過去は?野球を辞めた理由についても

公開日: 2024年2月16日 | 最終更新日: 2024年2月17日

 

現在少年ジャンプ+(プラス)にて連載中の作品『忘却バッテリー』

高校野球を舞台にしたこの作品は、この作品の主人公である最強バッテリーと呼ばれていた要圭と清峰葉流火の2人が主人公です。

幼いころからバッテリーを組み一緒に野球をやってきた2人ですが、キャッチャーであった要圭が記憶喪失になるところから物語が始まります。

この最強バッテリーの2人以外にも、様々な出会いをきっかけに小手指高校のチームメンバーとして主要キャラが登場しますよね?

今回は、そのうちの1人である千早瞬平について解説していきたいと思います!

 

『忘却バッテリー』は作中で、「天才と凡人」「才能と努力」「現在と過去」「貫徹と挫折」などなどキャラクターやストーリーを通して様々な対比がなされていることが分かります。

その中で、千早はどのような存在として描かれているキャラクターであるのか千早が小手指高校に入学するまでの過去を中心にまとめてみました↓↓

この記事を見て分かること
  • 千早瞬平の過去」について
  • 野球を「辞めた理由」千早瞬平について解説

 

 

 

千早瞬平の過去は?

 

『忘却バッテリー』で描かれる小手指高校の野球部。

野球に関してかなりの手練れが集まることとなりますが、それぞれ過去においても現在においても何らかのトラウマや傷を抱えています。

千早瞬平もその1人です。

千早は公式のプロフィールでも明かされている通り、169㎝と野球選手の中で比較的小柄な体型です。

セカンドのポジションについており、力強いプレーが得意な藤堂葵とは対照的な、瞬発力を活かした盗塁や相手を揺さぶることなどが得意な技巧派の選手になります。

 

また、公式で「傷付く前に逃げ出し男子」とも表現されているキャラクターです。

そんな千早の過去を以下で解説していきます!

 

過去① 自身のフィジカルの足りなさを自覚する 

千早の過去エピソードが詳しく描かれたのは第26話で、彼が中学生の頃の話になります。

テレビで周囲よりもあきらかに小さいプロ野球選手を見た千早。

興味本位で、その選手の身長を調べてみると「174㎝」あり、当時の千早より7㎝も身長が高いことを知りました。

この時初めて、自身には”野球をするため”のフィジカルが絶望的に足りていない、ということを自覚します。

これが、この後の千早の辛い過去の始まりでした。

 

 

過去② 弱点克服のための努力

自身のフィジカルが野球における弱点だと感じた千早は、それを克服するための努力をはじめます。

初めは、主に「食事面」でフィジカルを補おうと試みます。

カロリーを摂取するため寝る前にアイスクリームを飲んでみたり、牛乳やコメ、肉などのたんぱく質など身体をつくることができそうな食事を胃の限界まで食べつつける生活をしていました。

 

しかし、身長も体重もなかなか思うようには増えません。

そこで食べることは継続しつつ、今度は「知識面」で弱点を補おうとしていきます。

自身の武器である脚の速さを活かすための知識として、小技や相手の嫌がるプレーを学び身に着けていくのです。

そんな千早の様子を見ていたチームメイトには、「そんな野球をして楽しいか?」と問われますが、千早自身は野球を楽しんでいました

 

ただ、彼の中では野球は「個人競技」という認識となっており、チームメイトとの関係はあまり良くなかったよう。

しかしフィジカルという弱点を補うためのたぐいまれな努力は、当時の千早の自信へと繋がっていました。

 

過去③ 要圭と清峰葉流火のバッテリーに敗北する

「野球はフィジカルではない」と考え、自分でも野球で一番になれると思い始めていた時期に、千早は要圭と清峰葉流火のバッテリーに手も足も出ず敗北してしまいます。

チームとしてはもちろん、自分の武器であった脚の速さも発揮することができないまま、負けてしまうのです。

ここまで「努力」で走り続けてきた千早が、「才能」を持つ選手を目の当たりにした瞬間でした。

この時千早は、自分が「この世で一番努力している」とおごっていた、ということに気が付きます。

もちろん、要と清峰がセンスやフィジカルといった「才能」を持ちつつも努力を怠っていない、ということは分かっていました。

だからこそ、この試合で千早の中である感情が初めて芽生えるのです。

 

 

過去④ 「嫉妬」という感情を自覚する

要と清峰に敗北した千早は、ここからさらに努力を重ねていきます。

凡人であればここで心が折れてしまったり、”自分の努力が足りないのだ”と認めることができずに終わってしまうことでしょう。

 

しかし、千早は練習量や勉強量をさらに増やし、これまでの「マイナスをゼロにする努力」から「ゼロからプラスにする努力」をしていきます。

ただこれまでの千早とは少し様子が違い、何か引っかかるものがありました。

そしてついに、無意識に「いいなあ」という言葉を練習中に漏らしてしまう千早。

この瞬間に初めて、要と清峰との試合の時から芽生えた自身の「嫉妬」という感情を自覚します。

努力できることも、ある意味では才能の一つです。

 

しかし、千早は努力する才能に加え自身には無いフィジカルやセンスなどの才能を持った選手たちを見て、「いいなあ」と嫉妬の感情を持ってしまいました。

そしてそれは千早にとって、自分がダサくみじめに見えてくる汚らしい感情だったのでした。

 

過去⑤ 野球を辞めて都立小手指高校へ入学

「嫉妬心」が芽生えてしまった千早は、これ以上自分の努力が報われないことを恐れて、野球をやめてしまいます。

”時間の無駄”、”野球は嫌い”と自分に言い聞かせ、眼鏡をかけてイメチェンしてみたり新しい趣味を見つけてみたりして、野球を忘れようと試みました。

そして、野球の名門高校から入学の声がかかるもそれを断り、野球部が無いだろうと踏んだ都立小手指高校へと入学するのです。

高校に入学しても野球を忘れられず「野球は嫌いだ」と言い聞かせていた千早ですが、最終的には宿敵ともいえる要圭と清峰葉流火と出会いまた野球部に入ることとなるのでした。

 

 

【忘却バッテリー】千早瞬平の過去まとめ

 

ここまで『忘却バッテリー』登場する千早瞬平の過去をまとめてきました。

まとめ
  • 過去①自身のフィジカルの足りなさを自覚する
  • 過去②弱点克服のため努力
  • 過去③要圭と清峰葉流火のバッテリーに敗北する
  • 過去④「嫉妬」という感情を自覚する
  • 過去⑤

 

いかがだったでしょうか!?

野球が好きでも、フィジカルという弱点がありひたすらに努力し続けてきた千早。

要圭と清峰葉流火との試合で、ただ心を折られたのではなく自身の努力を否定され、また自身でもその努力を認めてあげることができなくなってしまったのだと思います。

 

しかし、多くの人がここまで一つの物事のために全力で努力することは難しいと思うので、千早もある意味では「天才」の1人であると思っています。

今後の展開でも、千早が楽しんで野球を続けてくれることをついつい願ってしまいますね^ ^

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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