劇場版名探偵コナンの第3作目、「世紀末の魔術師」。
「灰原哀」や「服部平次」、「怪盗キッド」など今ではお馴染みとなったメインキャラ達が初めて劇場版に登場した事でも有名なこの作品ですが、実在したロシアの王朝が登場するなどストーリーの深さも話題となりました。
作中でコナンはロマノフ王朝の財宝、「メモリーズ・エッグ」を巡って起こった殺人事件に巻き込まれ、「浦思青蘭」という中国人の女性が犯人である事を突き止めます。
ロマノフ王朝の研究家である浦思青蘭がなぜ殺人事件を起こしたのか?
歴史上の人物とどのような関係があるのか?
謎が多い上に実在する人物が絡んでくるため複雑に感じられますが、彼女の犯行動機についてここから分かりやすくまとめていきましょう。
目次
浦思青蘭の犯行の動機は「財宝を狙うため」
#今日見た映画
名探偵コナン 世紀末の魔術師哀ちゃん、キッド、平次、和葉とか映画初登場主要キャラ多かった!
平次序盤しか出てこんかったけど
この映画オリキャラの女性美人すぎると思う、夏美さんにしろ青蘭にしろ
コナンの大立ち回りが目立つなあ笑
ラストのキッドの周りの鳩多すぎて吹いた笑 pic.twitter.com/SxA5XiZRrA— 山田 (@yamadahonyo1) April 20, 2024
浦思青蘭は中国人として登場していますが、その正体はロシア人でありロマノフ王朝と関わりのあった歴史上の人物、「ラスプーチン」の末裔である事が判明しています。
さらに、浦思青蘭は国際的に指名手配されている正体不明の殺人犯、「スコーピオン」である事も暴かれており、彼女はこの2つの顔を隠しながらコナン達に同行し犯行を重ねていました。
ではなぜ彼女は自身の正体を隠し、財宝を狙うために殺人まで起こしたのでしょうか?
その理由についてひとつずつ見ていきましょう。
理由① ロマノフ王朝に信頼されたラスプーチンの末裔だから
ローレンのインペリアルエッグってなんか聞き覚えあると思ったら
世紀末の魔術師のインペリアル・イースター・エッグだわ pic.twitter.com/umyXcpeV00— 剣龍鬼(ケンタッキー) (@Vtuber55686496) April 14, 2023
歴史上実在した人物であるラスプーチンは、ロシアのロマノフ王朝から最も信頼されていたとされています。
そのためラスプーチンの末裔である浦思青蘭は、ロマノフ王朝の財宝はラスプーチンのものになるはずだと考えており、メモリーズ・エッグが怪盗キッドに盗まれた際は彼の命を狙いました。
ラスプーチンの末裔である事がバレてしまえば財宝を狙う犯人だと容易に特定されてしまうため、中国人であると偽りメモリーズ・エッグに近づいたのでしょう。
理由② ラスプーチンの写真を撮られた
私の過去のトラウマ
世紀末の魔術師のラスプーチン顔怖すぎ pic.twitter.com/YhBAJ0S7Aq
— よしおか (@mmma6326) May 19, 2016
冒頭で怪盗キッドに盗まれたメモリーズ・エッグは、浦思青蘭の襲撃により現在の持ち主である鈴木財閥の元へ戻ってきました。
エッグは破損等がないかを調べるために展示予定だった大阪から船で東京まで持ち帰る事となりましたが、その道中、船に同乗した映像作家、「寒川竜」が右目を撃たれ殺害されます。
彼は女性の部屋を訪れては撮影をしており、浦思青蘭の部屋にはラスプーチンの写真があったため写り込んでしまった可能性があるとして命を狙われ、ビデオテープは盗まれてしまったのです。
不運にも浦思青蘭の部屋を写真に収めてしまったがために殺害されてしまった寒川ですが、彼が右目を撃たれた事や、怪盗キッドも右目を狙われた事により、常に標的の右目を狙うとされているスコーピオンの犯行の可能性が浮上しました。
理由③ ラスプーチンの悪口を言われた
私一般教養が不足しているためグレゴリー・ラスプーチンについて何も知らず
「名探偵コナン 世紀末の魔術師」を何度も見るたびに?を浮かべていたわけですが
FGOのおかげでやっと歴史を勉強しました。「怪僧」ラスプーチン
そしておっちゃんの「世紀の大悪党」もわからんでもないが確かに悪口かもね— 青村 希(ノゾミ) (@pkmnrider) January 8, 2023
この映画では、終盤で「毛利小五郎」の命も狙われました。
実はラスプーチンはロシアを滅亡に導いたとして歴史上の評判はあまり高くなく、悪役のようなポジションで語られる事が多いのです。
そのため毛利小五郎はラスプーチンの事を「世紀の大悪党」だと言ってしまい、浦思青蘭の逆鱗に触れてしまいました。
浦思青蘭の中国語読みは「プース・チンラン」でありラスプーチンのアナグラムになっている事や、自身の部屋にラスプーチンの写真を飾っている事からも、浦思青蘭は先祖を大事に想っており悪口は許せなかったのでしょう。
理由④ 正体がバレそうになった
映画では実はエッグが2つある事が判明しており、コナン達は2つ目のエッグが隠されている城を訪れます。
2つのエッグが揃った時点で浦思青蘭はエッグを奪い城に火をつけ逃走を試みました。
コナンはこの時点でスコーピオン=浦思青蘭だと突き止めており、追跡する道中で城へ同行していた美術ブローカーである「乾将一」が右目を撃たれ殺害されているのを発見します。
乾は浦思青蘭がサイレンサー(消音器)を取り付けている姿を見てしまったために殺害されてしまいました。
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【名探偵コナン】スコーピオンの犯行動機まとめ
世紀末の魔術師の犯人「浦思青蘭(プースチンラン)」は、歴代の登場キャラでも特に好きです。妖艶なる表情から炎に包まれたラスプーチンの末裔としての表情。 pic.twitter.com/qk0UCkBYqL
— バッシー (@baaaayoshi) March 22, 2019
浦思青蘭の正体
- 中国人ではなくロシア人
- ラスプーチンの末裔
- 殺人鬼スコーピオン
浦思青蘭の犯行動機
- 自身の正体を隠すために犯行に及んだ
- 先祖の悪口も許せず命を狙う
中国人として登場した浦思青蘭は実はロシア人であり、ラスプーチンの末裔、そしてスコーピオンという驚きの正体を現しています。
彼女はラスプーチンの末裔としてロマノフ王朝に由来する財宝を全て自分の物にしようとしており、そのためには殺人も厭わない残忍な性格を見せました。
歴史上の人物が登場し少し複雑なストーリではありますが、派手な爆破に頼らない謎解きメインの世紀末の魔術師は根強い人気を誇っており、定期的に観たくなりますね。
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