ヴィジランテのポップは闇落ちする?左目や死亡説についても

『ヴィジランテ』は、『僕のヒーローアカデミア』という作品のスピンオフを描いた物語です。

主人公は、ヒロアカのデクとは別に存在しておりコーイチという青年になります。

コーイチは、デクと同様にオールマイトに憧れていましたが、ある事件に巻き込まれたことでヒーロー科の受験ができずに夢を諦めてしまいます。

そして、普通の大学生としてアルバイト生活に明け暮れながら、自分の個性である「滑走」を活かして人助けをボランティアとして行なっていました。

ある日、不良達に絡まれた所をナックルダスターと名乗る男に助けられ、無個性無免許ヒーロー活動をする「ヴィジランテ」に誘われ彼と行動を共にすることになっていきます。

そんなヴィジランテの作中では、ヒロアカでお馴染みのオールマイトの全盛期や相澤先生のプロヒーローであった時代が描かれており、ヒロアカファンであれば見逃せないエピソードが盛りだくさんとなっているのです。

そして今回、注目していくのはヴィジランテの中でもヒロインとして登場するポップという少女です。

ポップがじつは本編で闇落ちしてしまった、死んでしまったなど不SNSなどで見かけます。

そこでポップの闇落ちについての経緯を解説しながら死亡説についても触れていきたいと思います!

この記事を見て分かること
  • ポップの闇落ちした経緯について解説
  • ポップはなぜ闇落ちしたのか
  • ポップの死亡説について解説

 

 

 

ポップは恋愛面から闇堕ちする

ポップはヒロインであることを考慮しても、主人公のコーイチと恋愛模様がメインとなって描かれると考えていましたが、実はそれだけではありませんでした。

ポップは、恋愛展開から闇落ちすることとなってしまいます。 

地下アイドルをしながら、「跳躍」という個性を活かしてヴィジランテとしての活躍も行っており、まっすぐな性格で明るく元気な様子から応援したくなる愛されキャラとして人気が高いです。

そんなポップが、どうして突然に闇落ちしてしまったのか、ポップの身に何が起こったのか具体的に解説していきたいと思います。

 

経緯① No.6との対峙

ポップが闇落ちしてしまった経緯の1つ目としては、No.6との対峙があります。

No.6は、”傷顔の男”と呼ばれているヴィランです。

ポップは、コーイチが就活で忙しくしている間、なかなか会うことができずすれ違いの毎日を送っていました。

しかし偶然にも、コーイチの熱愛現場を目の当たりにしてしまいショックを受けます

失恋したかもしれないという悲しみから、精神的に不安定となっていたところをNo.6につけ込まれるのです。

No.6の個性の力である、人を洗脳する女王蜂を使ってポップを操ります

操られてしまったことで、自我が崩壊したポップは大切な街や仲間を破壊してしまい、後戻りができない状態にまで追い込まれていきました。

No.6の目的は無価値な自分の存在を世間に証明するため、ポップとコーイチを利用してヒーローとしての大々的な成果を残すことだったのです。

最終的に、コーイチの力強い説得のよりポップの洗脳は解かれ、事件は収束しました。

 

 

経緯② 薬物トリガーの影響

No.6によって操られていたポップでしたが、薬物トリガーの影響を大きく受けていました。

No.6はポップに対して使ったのは特殊な薬物である「トリガー」で、これを利用し住んでいる街を破壊させるように操っていたのです。

「トリガー」とは、心が疲弊していて隙がある精神状態になっていると効果が顕著に顕れてしまう薬物です。

ヒーローでありながら地下アイドルとして活躍していたポップは、前述したコーイチとのすれ違いなどもあり、精神が不安定な状態になったうえでの「トリガー」だったため、かなりの影響が出たのですね。

 

経緯③ コーイチへの恋心などから心が暴走

ポップの闇落ちの最大の要因は、コーイチへの恋心が暴走してしまったことでしょう。

ポップが闇落ちしてしまう展開は、ヴィジランテの中でも衝撃の事件でした。

ポップは、以前に自分のことを助けてくれたコーイチに密かに思いを寄せていました。

しかし、関係が崩れることを恐れて告白ができずにいたところ、その間に、コーイチとマコトが急接近している所を目撃してしまい2人が恋愛関係にあるのだと勘違いをしてしまいます。

そうした心の弱っている部分に目を付けたNo.6によって、良いように利用されてしまったのでした。

もし、コーイチとの恋愛がうまくいっていたり、素直に自分の気持ちを伝えられていたら、ポップは無事でいたのかもしれませんね。

 

 

経緯④ 左目を失う

最終的にポップは闇落ちしてしまい左目を失ってしまいます。

その要因は、No.6との戦闘によるものです。

No.6は、ポップにトリガーを使い街を破壊させることで、自分が世間的に評価されるような作戦を立てます。

この際にポップは、街を救うヒーローとしてポップを攻撃してきたNo.6により左目を奪われてしまったのです。

心の弱さがあったとはいえトリガーの作用も要因の一つであり、またNo.6に利用されなければポップは闇落ちしなかったことでしょう。

 

死亡はしておらず生きている

闇落ちにより街を破壊し、またNo.6に襲撃を受けていたポップでしたが死亡はしておらず生きています。

街への攻撃を続けていたポップの前に、コーイチが現れて目を覚まさせるため必死に奮闘します。

そのおかげでポップは正気に戻りますが、No.6の攻撃により重傷を負っており生命の危機にありました。

病院で治療を受け一命を取り留めたものの、生活に支障が出るほどのダメージが残っていたため、事件後はリハビリに励む生活となりました。

あくまで無免許のヒーロー活動であるヴィジランテだからこそ、雄英高校にいたリカバリーガールのような存在がいるはずもなく。

生きていた事は喜ばしいですが、闇落ちした代償はかなり大きなものとして描かれていたように思います。

 

 

【ヴィジランテ】ポップの闇堕ち理由まとめ

ここまで『ヴィジランテ』に登場するポップの闇落ちの理由についてまとめていきました。

まとめ
  • ポップはNo.6との対峙により闇落ちした
  • ポップはトリガーという薬物とNo,6の個性により操られていた
  • ポップが闇落ちした最大の要因はコーイチへの恋心によるものだった
  • ポップは左目を失ったが生きている

ポップは、ヴィジランテの作中でキーマンとなり重要な人物です。

読者からも人気が高いイメージでしたが、そんな彼女の身に突然不幸が訪れました。

『僕のヒーローアカデミア』にも言えることですが、ヒーローという一見、”希望”や”光”の存在に対して闇や残酷な一面も入れこみつつ描かれている作品であると思います。

今回は少し重めの内容となってしまいましたが、最終的にポップが立ち直ってくれることを願うばかりですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!