SHYのアマラリルクのメンバーまとめ!意味や語源についても

公開日: 2024年6月24日 | 最終更新日: 2024年6月26日

 

『SHY』は、ヒーローたちが世界各国に1人所属している世界観であり、人々の平和を脅かす敵と戦いを繰り広げる作品です。

ヒーロー達には様々な苦しい過去があり、悩み壁にぶつかりながらも仲間と共に成長していくドラマとなっています。

原作は週刊少年チャンピオンで連載されており、2023年10月には待望のアニメ化を果たして多くの人の目に止まる作品となってきました。

これからアニメ第2期を控えていることもあり、楽しみに待っているファンも多いのではないでしょうか?

今回はそんな『SHY』に登場する敵キャラ、アマラリルクについて解説していきます。

この記事を見て分かること
  • アマラリルクのメンバーを紹介
  • アマラリルクの名前の語源を解説

 

 

 

アマラリルクのメンバー一覧

 

物語で重要なポジションでありながら謎大き組織「アマラリルク」のメンバーを一覧にしてまとめていきたいと思います

アマラリルクは、主人公シャイや他のヒーローたちの前に突如として現れ、人の心の隙間をついて暴走させてしまう悪の組織です。

そんな組織のメンバーは、変わり者が多く存在します。

今回は、現時点で登場しているアマラリルクのメンバーを一人一人詳しく解説していきたいと思います!

 

スティグマ

 

まず、アマラリルクのメンバーであり組織のトップに君臨しているスティグマをご紹介します。

容姿は、癖毛の金髪にいつも眠たそうな表情をしている青少年です。

常に壊れた傘を持っています。

仲間を連れての瞬間移動が可能であり、世界中のどこでも前触れなく姿を現します。

異次元の再生能力を所持しており、即死の攻撃を受けても死にません。

アマラリルクの目的である「心に自由」を謳っており、謎の指輪を使用して人々の心を暴走させてしまう恐ろしい能力を持っていることが分かっています。

 

また、指輪を嵌められた人々は、スティグマと心の中を共有することができ、さらには子供の頃の姿に戻ってしまうといった不思議な現象が見られます。

そんなスティグマの正体を、シャイは実の姉であるシャインなのではないかと疑ってるのです。

シャインは日本の先代ヒーローでしたが、ヒーロー活動中の事故に巻き込まれて死亡しているとされていました。

しかし、原作コミックスの第12巻でシャイのクラスメイトであるイコが、シャインについて「生きている」とはっきりと告げたため、シャイの予想がより可能性の高いものとなったのです。

一体、スティグマの正体は誰なのか、今後の展開で注目するべきポイントですね。

 

 

ツィベタ=コオリスカヤ (レターナ・アンドレアノワ)

 

続いてのアマラリルクのメンバーはツィベタ=コオリスカヤ (レターナ・アンドレアノワ)です。

容姿は、ロシアのヒーロー・スピッツの幼少期に非常に似ており、金髪のロン毛で冷たい氷のような目をしています。

彼女の正体は、死んだはずのスピッツの母親でした。

この世に未練があったレターナは、スティグマの手により力を与えられたのです。

 

そんなツィベタは、氷を操る能力をもっています。

スピッツと戦いの中で、彼女と和解し未練が晴れたことで成仏することとなりました。

 

シクシク=ティアナイト

続いてのアラマリルクのメンバーは、シクシク=ティアナイトです。

常に瞳から涙をこぼしており、「人生って辛かったり厳しかったりしますよね…ぐすん。」という口癖がある少年です。

名前からも、常に泣いている泣き虫具合が分かりますね。

作中に登場はしたものの具体的な能力などは分かっておらず、まだまだ謎の多いキャラとなります。

 

 

クフフ=ケケラケラ

 

続いてのアマラリルクのメンバーは、クフフ=ケケラケラです。

緑色の髪を三つ編みに束ねており、ピエロのような服装をしている不思議な少女になります。

常に笑っており、味方や相手を問わず笑わせようとします。

彼女の能力は、自身に向かって様々なものを引き寄せることができるというものです。

重量や大きさなど関係なく引き寄せることが可能なうえに、自身の懐から引き寄せたものを取り出すこともできたりとトリッキーな動きで戦います。

組織の中では、ツィベタと仲が良くいつも一緒に行動しています。

 

ウツロ=カラクルリ (天王寺まい)

 

続いてのアマラリルクのメンバーは、ウツロ=カラクルリ (天王寺まい)です。

ヒーロー天王寺曖の実の妹になります。

能力の能力は、相手の心をなくすことができるというものです。

人間であったころは、忍者の村で曖と一緒に一人前の忍者になるべく修行していました。

しかし、ある日突然に逃亡したウツロは、仲間を殺害して去ってゆきアマラリルクに入ったのです。

 

ドキ=バラガキ

 

続いてのアマラリルクのメンバーは、ドキ=バラガキです。

アマラリルクの中でも人気の高いイメージがあるドキは、ピンク色の髪をしており角や大きな牙、爪があることが特徴的になります。

見た目は可愛らしいですが、中身はやんちゃな少年といったところ。

 

能力についての詳細は未だに分かっていませんが、感情が昂ると爪や刃が巨大化することが分かっています。

怒りを象徴するように、常に何かに怒っていることもドキの特徴です。

おそらく「怒気」という語源からくる名前ではないでしょか。

 

イノリ=アレルヤ (イヴ=イルハン)

 

続いてのアマラリルクのメンバーは、イノリ=アレルヤ (イヴ=イルハン)です。

金髪の美少女で、シスターのような服装をしています。

「愛こそがこの世の全て」であり、愛が絶対的であると主張しています。

名前の通り、常に何かに対して祈っているのが特徴です。

 

クァバラ=クァバラ

 

続いてのアマラリルクのメンバーは、クァバラ=クァバラです。

顔中に傷があり、深くフードを被り顔を隠すようにしています。

死なない恐怖を体現しているキャラクターです。

あまりメンバー内でも目立つ存在ではなく、能力も具体的には明らかになっていません。

今後の活躍が気になるキャラクターです。

 

タルムー=メンドゥーサ

続いてのアマラリルクのメンバーは、タルムー=メンドゥーサです。

顔に皮膚を縫い付けたような縫い目があり、常にダルそうにしている性別不明のキャラクターです。

限りない怠惰を生み出すため、組織で活躍しています。

能力はまだ分かりませんが、メンドゥーサという「めんどくさい」と「メデューサ」から取った名前ではないかと考えられるため、相手を石にしたり動きを止める能力があるのではないかと予想しています。

 

ルイズ=アイツヴァッカ

続いてのアマラリルクのメンバーは、ルイズ=アイツヴァッカです。

肌が黒くて金髪のストレートヘアが特徴の女の子です。

いつもぶっきらぼうな表情をしています。

終わらない妬みを武器にして、世界を支配することを目論んでいます。

 

セキララ=ラブソング

続いてのアマラリルクのメンバーは、セキララ=ラブソングです。

変わった名前が多いアマラリルクのメンバーの中でも、さらにクセの強い名前のセキララ。

ツインテールのクロワッサンヘアで輝かしい瞳が特徴的な美少女です。

滅びない愛を掲げて戦っていますが、現時点で登場回数が少なく情報があまり無いキャラクターです。

 

 

アマラリルクの意味は「汚れなき死者たち」

 

ここまでアマラリルクのメンバー1人1人を解説してきましたり

最後は組織「アマラリルク」の語源について解説していきます。

日本人である私たちには、あまり馴染みのない言葉ではありますが、アマラリルクという言葉の意味は「汚れなき死者たち」です。

以下で詳しく由来を述べていきたいと思います。

 

由来は「雨ら離る空」(アマラリルク)

アマラリルクの由来は、「雨ら離る空」となります。

実は過去の回想シーンで、シャイの姉・シャインが自身の傘に「アマラリルク」と名付けている場面があります。

このシャインとアマラリルクという組織の名前の所以から、スティグマの正体がシャインなのではないかという説が濃厚になりました。

 

Amara (アマラ)という言葉が語源

アマラリルクという語源についても解説しておきます。

この言葉は、日本語ではないことは明白ですが、どんな言葉から生まれた言葉なのでしょうか。

聞き馴染みがあまりありませんが、「Amara (アマラ)」という言葉が語源となっているそうです。

物語によく引用される物としては、神話や聖書が多く使用されるパターンが多いです。

 

今回は、6世紀のスペインにある西ゴート王国の現王様の名前がAmalaric(アマラリック)といいます。

また、旧約聖書にAmalek(アマレク人)という人種が登場し、昔のパレスチナにいた遊牧民族であり、最終的にユダヤ人に奴隷にされてしまったという歴史があります。

語源としては、この辺りが関連してくるのではという説が有力となっています。

 

【シャイ】アマラリルクのメンバーや言葉の意味まとめ

 

ここまで『SHY』登場するアマラリルクのメンバーや言葉の意味をまとめいきました。

まとめ

メンバー

  • ①スティグマ
  • ②ツィベタ=コオリスカヤ (レターナ・アンドレアノワ)
  • ③シクシク=ティアナイト
  • ④クフフ=ケケラケラ
  • ⑤ウツロ=カラクルリ
  • ⑥ドキ=バラガキ
  • ⑦イノリ=アレルヤ
  • ⑧クァバラ=クァバラ
  • ⑨タルムー=メンデューサ
  • ⑩ルイズ=アイツヴァッカ
  • ⑪セキララ=ラブソング

 

アマラリルクの言葉の意味や語源

  • 意味は「汚れなき死者たち」
  • 由来は「雨ら離る空」で語源は「Amara」

 

アマラリルクはヒーローたちと敵対する存在であり、物語の中心となる組織になります。

人々の心を暴走させてしまうといった悪行を行いますが、実は彼ら1人1人にも辛い過去があることが分かっており憎みきれない存在です。

まだ活躍の少ないキャラも多いので、原作でもアニメでも今後のアマラリルクのメンバーの登場が楽しみですね。

 

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