【約束のネバーランド】では、主人公のエマたちが、やっとの思いでGF(グレイス・フィールド)からの脱出に成功します。
しかしその後は、早速ピンチに見舞われました。
囮となったレイがなかなか戻ってこなかったり、エマが高熱を出して倒れたりします。
そんな時、エマたちの元に「謎の頭巾の少女」、レイの元には「謎の頭巾の男」が現れました。
この登場人物のおかげで、何とかピンチを免れることができます!
その謎の人物2人の名前は「ムジカ」と「ソンジュ」。
2人は一体何者なのでしょうか?
今回は【約束のネバーランド】に登場する「ムジカ」と「ソンジュ」についてお話します↓↓
★この記事を見ることで、「ムジカとソンジュは敵」なのか、さらには「人か鬼かハーフ」なのか、その「正体」が分かります!
目次
【約束のネバーランド】ムジカとソンジュは敵?
ムジカとソンジュ〜😂💕#約ネバ#約束のネバーランド pic.twitter.com/KMdOQz89ZY
— クロ (@krnk96mmm) January 14, 2021
エマやレイの前に、急に現れた謎の男女「ムジカ」と「ソンジュ」。
そもそも、敵に囲まれ大ピンチの時にいきなり現れ「助けてあげる」と、言われても逆に怪しいですよね!
しかも少女が1人で現れたり、顔を隠していたり謎が多すぎます。。
エマやレイは2人のことを人間だと思い、もしかしたら「ウィリアム・ミネルヴァなのではないか?」と期待していました。
果たして、真実はどうなのでしょうか?
以下、解説します↓↓
ムジカ・ソンジュは2人ともエマやレイの味方となる
敵の追手を振り切るのに疲弊し、意識を失っていたエマやレイが目を覚まします。
すると、布団や薬などが用意され、丁寧にもてなされている雰囲気でした。
さらには、他の食用児たちも丁寧に扱われており、食事の世話などしっかりとしてもらっていました。
どうやら、2人は敵では無さそうです。
エマたちが初めて出会った外の世界を知る人物なので、興味津々でした!
早速、「鬼」のことや「外の世界」のことを聞きたくて仕方ありません。
そんな2人にソンジュは、「農園ができる前」のこと、 「約束がされる前」の話を優しく教えてくれます。
その後、森の出口を案内してもらうまでの数日間、ずっとお世話になりっぱなしです。
食用児たちは「火の起こし方」や、「狩りのやり方」などの知恵と技術を、ムジカとソンジュに教えてもらいました。
初めこそ警戒していましたが、ムジカとソンジュはだんだんと、食用児たちの「お姉ちゃん」と「お兄ちゃん」のような存在になっていきます。
エマやレイたちは、脱走後すぐに強力な味方と出会い、本当に運がいいですね!
普通であれば、脱走してもこれから生きていくことの方が難しいです。
今後、生き抜くために必要な知恵を与えてくれる存在の登場は、精神的にも良い味方となりました。
ムジカは心優しくエマにお守りのペンダントをあげる
#約束のネバーランド 感想
人間と鬼の『約束』はひとつ!じゃない!
ムジカからエマに托された謎のペンダント。
これが後の旅にどう役に立つのかが見もの。
そして何故それをムジカが持っていたのかも明かされると良いな。#wj38 pic.twitter.com/Ht33f82Zr5— ぐんぐにる (@Gungnir3228) August 24, 2017
ムジカは、エマたちの心情の変化にすぐ気がつく優しさを持っています。
優しく声をかけたり、気を使ったりと、常に食用児達に寄り添ってくれるとても心強い味方です。
数日かけて森を抜けた日、ムジカはエマに「これはお守り。持っておいて。きっとあなた達を守ってくれる」と、ペンダントを渡してくれます。
このペンダントは、「何に使うもの」なのかは謎でした。(終盤でその効果が発揮されました)
しかし間違いなく、今後の「キーアイテム」 となり、彼らを助けてくれることでしょう。
そして、ムジカは最後に「7つの壁を探しなさい」と言います。
これは、今後の人間と鬼の「約束」を変えるために必要な、重要ヒントでした。
ソンジュは過去に人間喰らいだったが次第にエマたちに共感する
約ネバコラボと聞いてアニメと漫画全部見ました✌️
ソンジュが好きです🥰 pic.twitter.com/CYkhFl2yD7— あさな@プレゼント企画中 (@asana0718) January 15, 2021
ソンジュの正体は、実は「人間を狩って食べる」のが大好きな鬼です。
エマたちを助けた大きな理由は、かなり利己的な理由からでした。
それもそのはず、ソンジュは信仰している宗教上の問題から、「人工的に作られた肉(人間)は食べられない」という縛りがあったのです。
ソンジュの気持ちはこうです↓↓
●今のままでは、農園で作られた美味しい肉(人間)を食べることができない
●また、昔みたいに人間の肉が食べたい
●人間と鬼の約束がない世界になれば、自由に人間を狩ることができる
こういった自己中心的な理由から、エマたちを助けました。
エマたちに協力すれば「世界を変えてもらえる」、そうなれば「再び人間の肉を喰らえる」と考えます。
しかし、そんなソンジュですが、エマたちと過ごす中で心情に変化が現れます。
真剣で一生懸命なエマの言葉や行動に心を打たれ、だんだんと情が湧いてきたのです。
食用児たちと別れた後、1人で追っ手の鬼たちを退治してくれるなど、心変わりが理解できるシーンもありました。
️正体は人間かハーフか解説
#約束のネバーランド 2期2話
ムジカとソンジュ
人を食わない鬼,異端者世界を住み分けた過去を知る
皆が2人の心配を😢
御飯が美味しいって幸せだなぁ…
普通にある幸せ,生きるために生き物を殺す行為,その重みを上手く伝えてますね
今のアニメは死ぬシーンが多いので改めて考えさせられます…👍 pic.twitter.com/Uuunil1l1T— @井内りん@ (@IuchiRin) January 17, 2021
上記で、ムジカとソンジュについてお話してきました。
結局のところ、彼らは一体何者なのでしょうか?
●外で生き残った「人間」、またはどこかにあるであろう、隠れた集落の「人間」
●鬼を倒せるあたりから「鬼」、もしくは、話ができるので「人間と鬼のハーフ」
色々な推測ができます。
背丈は人間と変わらず、「人の言葉」を話していました。
口元を見ても、どこか人間のよう。
しかし、仮面をつけているところが鬼と同じで、手足もゴツゴツしています。
「人間と鬼のハーフ」と考える方が、自然なのでしょうか?
以下、解説します。
ムジカとソンジュは人間でもハーフでもなく「鬼」
レイは、ムジカの足をみて「鬼」であることに気が付きます。
なぜ、人間喰らいの鬼が、エマやレイたち食用児を助けたのかは謎でした。
油断させた上で、フルスコアの美味しい肉を食べたいからでしょうか?
いいえ、違います。
実はムジカとソンジュは、人間を食べない鬼だったのです。
上記でも少し解説しましたが、人を食べない理由は「宗教上の理由」でした。
その宗教の正体は「原初信仰」と呼ばれるものです。
この「原初信仰」では、神が作り出した自然のもの、天然のものを狩猟をして食べることは問題ありません。
しかし、食用児たちのように「人工的に作り出したものは食べてはいけない」という決まりがあったのです。
現在の世界では、鬼達が量産して作り上げた人間しかいません。
なので、ソンジュからすれば厄介でしかないと思います。
ムジカは人間を食べなくても退化しない特異個体
#約束のネバーランド 感想
「食う必要がない」。鬼によって人間を食べる必要性がある事が明かされました。その理由とはいったい……。
ソンジュは人間を食べたことがある=今の宗教は『約束』の後に入信した
って事ですね。
やはり1000年以上生きていたのか……。#wj38 pic.twitter.com/YgsYzV1yk0— ぐんぐにる (@Gungnir3228) August 24, 2017
実は、鬼は人間を食べないと「姿や自我を保てず退化していく」という習性があります。
人間を食べることにより、知能などを得ていたわけですね。
しかし、ムジカやソンジュは人間を食べていないのに、退化していません。
これには、ムジカの大きな秘密がありました。
彼女は人間を食べずとも、姿を維持することができる 「邪血の少女」と呼ばれる「特異個体の鬼」だったのです。
この「特異個体」の鬼は、もうムジカしか存在していません。
では、ソンジュはどうなのか?
ソンジュの場合は普通の鬼ですが、特異個体の「ムジカの血を飲むことで同様に退化しなくなる」という恩恵を受けていました。
なので、ソンジュも人間を食べずとも、あの姿と知能を維持できているのです!
ソンジュは鬼族の女王の弟だった
さらに、ここではソンジュの隠された出生を解説します。
王都にて、女王との対決の際、ソンジュとムジカも駆けつけました。
その際のセリフです↓↓
ソンジュ:「女王。あんたは今日ここで俺が殺す」
女王:「殺す?お前が?私を?げに愚かな弟よ」
なんと、ソンジュが女王の弟であることが、ここで判明したのです!
彼は王家の子として産まれるも、貴族たちの考え方・汚さに嫌気がさします。
そして、王族の邪魔者である「邪血の少女」ムジカを連れて逃げた、鬼の世界の「裏切りもの」だったのです。
王家からすれば、ムジカの血を全ての鬼に分け与えられたら、もはや人間は不要となります。
ハウスのように、鬼たちに人間を与える仕組みを作って権力を得た王家は、人間の必要性がなくなれば自分たちの権力も同時に失われます。
特異個体を持つムジカをあえて「異端」とすることで、権力を維持しようとしたのです!
そんな考え方が、ソンジュは嫌だったのでしょう。
【約ネバ】ムジカとソンジュについてまとめ
#約束のネバーランド(第2期) 第2話 感想:ムジカとソンジュが信仰している宗教は異端(マイナー)なのかな?もっと鬼たちの文化を知りたいです。 pic.twitter.com/E9VTxyRwwO
— お風呂で睡眠 (@tamanoyua) January 16, 2021
まとめ
●ムジカ・ソンジュは、2人とも「エマやレイの味方」となる
●ムジカは心優しく、エマにお守りのペンダント」をあげる
●ソンジュは、過去に「人間喰らい」だったが」次第にエマたちに共感する
●ムジカとソンジュは、人間でもハーフでもなく「鬼」
●ムジカは「邪血の少女」と呼ばれる、人間を食べなくても退化しない「特異個体」
●ソンジュは、鬼族の「女王の弟」だった
以上、ムジカとソンジュについてでした!
彼らは元々、望む世界のためにエマたちを利用しようとしていました。
しかし、賢く誠実なエマたちにだんだん心惹かれ、結果的に仲間になります。
色々な事情を抱えたムジカとソンジュですが、とても心優しい鬼たちです。
そして、彼らの存在がなければエマ達の野望を叶えるのは難しいでしょう。
ムジカとソンジュは、ラストシーンまで欠かせない存在です^ ^
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