初代から伝統になっている、複数のバージョン違いのソフト発売。
疑問に感じた人もいるとは思いますが、どうしてバージョン違いのソフトを出すのでしょうか?
基本的な内容は変わらないので、一本だけ出せば良いと感じるでしょう。
しかし、あえて2種類出すのかは不思議に感じます。
歴代のポケモン作品でも、新作が出るときは必ず2種類です。
- 赤・緑
- 金・銀
- ルビー・サファイア
- ダイアモンド・パール
- ブラック・ホワイト
- サン・ムーン
- ソード・シールド
- スカーレット・バイオレット
など
複数出すのなら「もっとたくさんのバージョン違いにしても良いのでは?」という意見もあります。
それでも制作側が2種類にこだわっている理由について考えていきます。
目次
ポケモンはなぜ2種類ずつ?
息子がSwitchのソフトでポケモンを欲しいと言ってんだけど、2種類あってどっち買ったらイイんだろ( ・᷄-・᷅ )
ダイヤモンドとパール…関連性があんのか?
2種類とも買わないと連携出来ないとかあんのか? pic.twitter.com/yFAmN3tNXF— ザラバン (@55zaraban) November 27, 2021
ポケモン作品が必ず2種類出すのには、実は理由があります。
初めの作品から伝統のようになっている、バージョン違いのソフト展開。
一本でそれぞれのポケモンを登場させれば楽だと感じるでしょう。
そうしないのには理由があります。
大人からすると、少しでも売上に貢献してもらうためだと感じてしまいます。
ただ、それだけではありません。
実は、子供に楽しんでもらうための工夫なのです。
ここからは2種類ずつシリーズを出す理由について考察していきます。
ポケモン交換の促進
ソフトを複数出す理由の一つとして、ポケモン交換の促進があります。
ポケモンはお互いのゲームをそれぞれ持つことで、交換を促すことが出来ます。
それにより、お互いのバージョンにしか出てこないポケモンを手に入れられるのです。
友達同士で別のバージョンを持っていれば、一緒に遊ぶことが可能です。
どちらのソフトを購入しても、基本的な物語は変わりません。
制作側が複数人でも遊べるようにしようといったのがきっかけでした。
初めてポケモン作品が登場した時は、交換するには通信ケーブルというものが必要でした。
それが出来るのは2台まで。
ケーブルの関係もあり、バージョン違いで2種類出すことになったのです。
ソフトによって登場ポケモンが一部違う
ポケモン作品はソフトによって、登場するポケモンが一部異なります。
これは初代からの設定で、それぞれ出てくるポケモンに相違があります。
最新作のスカーレットバイオレットでは出てくるパッケージポケモンをはじめ、出てくる一般ポケモンにも違いがあるのです。
人によってはお気に入りポケモンが出るほうを選ぶことも出来ます。
これは初代から引き継がれている設定で、ポケモンの魅力はまさにポケモンの豊富さ。
きっと自分のお気に入りポケモンが見つかることでしょう。
それを見つけるために冒険するのも楽しみ方の一つです。
他にも、通信交換でしか進化しないポケモンも中にはいるので、一種類にしてしまうとそこで完結してしまいます。
せっかく複数ソフトを使って楽しめる内容があるのに、一種類にしてしまうのは勿体ないです。
そういった楽しみ方の一つとして、バージョン違いが出るようになったのです。
一部ストーリーに変化がある
複数バージョンがあることで、ポケモン作品のストーリーに一部変化があるのです。
ルビーサファイアではパッケージポケモンが物語中に覚醒した際、ルビーでは一帯が砂漠に、サファイアでは一帯が海になります。
他にも、最新作であるスカーレットバイオレットでは、過去と未来が物語のテーマ。
こういった部分で、物語の展開が異なるのです。
もちろん大まかな展開は同じですが、細かいところで変化が出ています。
パッケージポケモンの入手もそれぞれのソフトでしか出来ないので、気に入ったポケモンを入手するためという理由を作ることも可能です。
ユーザーのコレクション欲を刺激する
複数のソフトを用意し、どちらかにしか登場しないポケモンを作ることで、ユーザーのコレクション欲を刺激する目的もあります。
ポケモンは、メインの楽しみ方として図鑑の完成があります。
それを一つのソフトで行うと、どうしても面白みに欠けるものです。
前述したとおり、他の人と交換して図鑑を埋めることが出来るポケモンがいます。
それを埋めることで、アイテムの入手が出来ます。
そのアイテムを使って、さらに有利にポケモンを捕まえることも出来るのです。
他にも、ポケモンには色違いという、同じ種類の体が通常と異なる個体も居ます。
その個体はとても珍しく、なかなか見かけることがありません。
色違い個体を図鑑埋めなどで獲得できたアイテムを使い、捕まえやすくすることも可能です。
その個体を使って、対戦で活躍させているユーザーも多くいます。
アイテムやソフトを使って図鑑を埋めると達成感も得られるので、これが制作側の意図の可能性があります。
このように、どちらか1本ではなく「2つ買う」ことで満足度も高まるのです。
二つ買う意味は、ユーザーが判断すれば良いということですね^ ^
友人間での話題性を高める
友達同士での話題性を高めることも目的の一つと考えます。
一本でのゲームクリアになると、友人同士での話題がどうしてもいまいちになってしまう。
それを複数にすることで、片方しか持っていない相手に対しての話題になります。
お互いが別バージョンを持っていれば、通信交換などを理由に話題を広げることも可能です。
自分のソフトにはどんなポケモンが居るのかや、ここの部分はこんな展開になったなど。
さらに通信ケーブルやオンラインで、自分のポケモンを使って対戦させることも出来ます。
図鑑埋めも楽しみの一つですが、やはり自分が鍛えたお気に入りポケモンを戦わせるのもポケモンの魅力の一つ。
勝敗はともかくとして、やはり勝てばうれしい、負ければ悔しいと感じるでしょう。
次回は勝ちたいと感じ、さらに自分のポケモンを勝てるように調整してリベンジ。
そういったところで、それぞれの違いを共有できる部分が魅力の一つと言えるでしょう。
ポケモンを実質無料(0円)で見る方法
ついに明日放送‼#アニポケ 新シリーズ初回1時間スペシャル🎊
放送を見て応募できる、豪華プレゼント企画も実施します🎉
データ放送でも特別なキャンペーンが🎁ぜひぜひ、初回放送を見て参加してね✨https://t.co/vYZTXtclqd
— アニメ「ポケットモンスター」公式 (@anipoke_PR) April 13, 2023
最後に、ポケモンを実質0円で見る方法をご紹介します。
今では多くの動画配信サービスがありますが、個人的に1番使い勝手が良くておすすめなのが「DMM TV」です。
初回登録後の「無料トライアル」により、見放題作品を「30日間ずっと無料」で見ることができます。
期間内に解約をすれば「料金は一切かからない」ので安心です。
●初回登録時、 ●業界最安の550円 ●アニメ、バラエティ、ドラマ、映画など19万本が楽しめる |
ポケモンは課金なしでアニメが見れるため、非常に満足しました。
数ある動画配信サービスの中でも、550円という最安値で楽しめるので非常にお得です!
ぜひ、ご利用下さい^ ^
【ポケモン】ソフトが2種類出る理由まとめ
今日でポケットモンスター赤・緑の発売日(1996年2月27日)から 25 年‼️㊗️
当時中学生で発売前の TVCM を見た時点で面白そうと感じて発売日に即購入したのが、自分史上最高の先見の明があった出来事かもしれません😅自分が緑を買って、弟が赤を買った思い出😊ソフトを 2 種類出すのは当時は斬新でした🤔 pic.twitter.com/vmjRTsL9Kb
— 渡邉剛(go) 🛒 EC サイト構築 Welcart カスタマイズ (@go_hirogeru) February 27, 2021
- ポケモン交換を促す
- 出現ポケモンが一部異なる
- ストーリーに一部変化がある
- コレクション欲を刺激する
- 友人間での話題性の向上
以上、ポケモンソフトが2種類ある理由についての考察でした。
親世代からすると、大人の事情に感じる部分も少なからずあるでしょう。
ですがポケモン作品は子供向けの作品です。
子供たちがポケモンを通して、友達を増やすきっかけにもなります。
ポケモン作品は子供たちのコミュニケーションの一つになっているのです。
さらに色違い捕獲や図鑑埋め、対戦など沢山の楽しみ方を増やすために、バージョン違いを2種類発売することにした可能性があります。
→ その他のポケモンの記事もすごく読まれています