【ブルーピリオド】は、リアルな心理描写や人間関係が魅力的で「そこが好き!」という声も聞きます。
しかし、反対に「気持ち悪い」や「つらくてしんどい」などの声もあるようです。
ブルーピリオドとは「絵画」をメインに取り扱った作品です。
確かに、他作品と比較すると暗いシーンもしばしば登場します。
しかし、そこまで言われるほどの作品なのでしょうか?
なぜ、そんな声が出てしまっているのか気になりますよね。
今回は、ブルーピリオドの作品の印象についてお話します↓↓
- ブルーピリオドが「気持ち悪い」のかどうか
- 「つらくてしんどい」と言われる理由の考察内容
目次
ブルーピリオドは気持ち悪い?
ブルーピリオドって人の醜い感情とかしっかり表現されててほんとに好き、人の感情を察するっていう点で本当勉強になる#アニメ好きと繋がりたい #ブルーピリオド pic.twitter.com/9s0Z5VOXXR
— Colet (@Colet54508870) November 6, 2021
【ブルーピリオド】は、「美術✕スポ根」を掛け合わせた青春群像劇です。
主人公の八虎がある時、絵を描く楽しさに魅了されて「藝大合格」を目標に頑張っていきます。
絵にどんどんのめり込んでいく姿は、見ていてワクワクしてきます。
また、八虎が悩んで落ち込んでいるときには、見ているこちら側も同じくらい悲しくなったりしますよね。
そんな「まさに青春!」という作品で、見ていてとても見応えもあり、どんどん読み進めてしまうほど面白い作品です。
しかし、なぜかファンの間では「気持ち悪い」という声もあるようです。
まずは、その声を拾っていきましょう↓↓
「気持ち悪い」という視聴者の評価・評判
先ほども、少し触れましたが【ブルーピリオド】はファンの間で「気持ち悪い」という声がいくつかあるようです。
なぜ、そのようなことが言われるようになったのでしょうか?
口コミを集めてみました↓↓
全然悪口じゃないつもりだからほかの言葉を探したけど言葉が見つからない
ブルーピリオドの登場人物気持ち悪いなあ
すごいわ— ゾンビランドチカ@限界人間 (@chika920) November 30, 2019
ブルーピリオドとか、芸術を題材にした漫画が結構地雷なんだよね。
なんかそれって、オタクがオタクを書いてるオナニーじゃんって思ってまうんよね
ナルシスト感を感じて無理になる
気持ち悪い— 恋愛障害者ののぁちゃん♥ (@nonoa_no_sub) September 13, 2021
自分が美大目指してるからなのか分からないけどブルーピリオド見ると吐き気がする。漫画が気持ち悪いとか嫌いとかじゃなくて、うまく言えないけど読んでると自分もこんなに上手くいったらいいのになって思ってしまう現実はこんなに甘くないからなーってなってそのギャップにしんどくなる
— うっさん (@yuki19444111411) May 26, 2021
ブルーピリオド好きすぎるぅぅぅ
自分の悩みと八虎や世田介くんの悩みが一致し過ぎて、気持ち悪いところも含めて好き。リアル過ぎてうぅ…辛い…ってなるけど、それも超必要な描写。好き。— むっちゃん (@1010MOOKYONG) May 24, 2021
女性漫画家にも素晴らしい人はたくさんおるし、ブルーピリオドもその1つなんやけど、ところどころ見せてくる間接的なBL願望が気持ち悪い。
没頭してたのに急に弾かれるかんじ— ほ (@ranrandesse) July 3, 2020
#ブルーピリオド
厭世しているのに、共感を求めているのが気持ち悪いな、この主人公。
いや、人間なんてそんなもんかもしれないが。気持ち悪いものを気持ち悪いままに描く、のもアートではある。
— 光のおぎの しき (@shikiogino) October 3, 2021
ブルーピリオド全キャラがいろんな理由で気持ち悪いから好きだ
— きみと (@with_me_kimito) August 26, 2021
ブルーピリオドは面白いけど絵も内容もちょっとキモい
— あり まそ (@ari_maso) June 24, 2019
以上、ブルーピリオドが「気持ち悪い」という口コミでした。
多くの方が、このように感じています。
簡単にまとめると・・
- 悪口じゃないが「登場人物」が気持ち悪い
- 「ナルシスト感」を感じて無理になる
- 「吐き気」がする
- 自分とキャラたちの「悩みが一致」し過ぎて気持ち悪い
- ところどころ見せてくる「間接的なBL願望」が気持ち悪い
- 世間に対する負の価値観の「共感を求めてくる」のが気持ち悪い
- 「絵」や「内容」がキモい
なぜ、そのようなことが言われるようになったのでしょうか?
どうやら、キャラクター同士のやりとりが関係してきているようです。
さらに深堀りして詳しく見ていきましょう↓↓
気持ち悪い点①登場キャラの「性格」や「セリフ」の描写が遠回り
ブルーピリオドの黒髪みつ編みの人ちょっと気持ち悪いンゴよ……
— 木公島 (@xwg4a) March 24, 2021
【ブルーピリオド】に登場する登場人物たちは、個性豊かなキャラが多いです。
- だいぶ「物事をハッキリ言う」キャラ
- いざという場面で「遠回しな言い方をする」キャラ
- 「癖のある性格」のキャラ
このような点が、少し「気持ち悪い」と感じてしまう人もいるのかも知れません。
また、自分が描いた作品に対して「貪欲」なキャラクターが多く、少々「変態的」な場面が描かれることもあります。
作品に貪欲なのはとても良いことですが、いき過ぎてしまうと、周りからは気持ち悪いと感じてしまわれることもあるのかもしれません。
気持ち悪い点②男性キャラのやり取りに「BL感」が出ている
女性漫画家にも素晴らしい人はたくさんおるし、ブルーピリオドもその1つなんやけど、ところどころ見せてくる間接的なBL願望が気持ち悪い。
没頭してたのに急に弾かれるかんじ— ほ (@ranrandesse) July 3, 2020
他にも、男性キャラのやりとりに「BL感」があるという意見もあるようです。
ちなみにですが、ブルーピリオドには恋愛描写はほとんどありません。
※2021年11月現在
作品的にも、主人公の「八虎」と友達の「世田介」とのやりとりが多く、その中には「好き」と言うセリフも出てきたりします。
なので、そういうところが「BL感」があると感じてしまうのかもしれません。
と言っても、あからさまな恋愛描写があるわけではないので「見る人によっては感じてしまう」のではないかと思います。
つらくてしんどいと言われる理由を考察
#ブルーピリオド 6話
『年越しで 世にも気まずい 組み合わせ』
受験生たちの赤裸々な心情吐露、痛いほどよくわかるなぁ。目の前の人と直接争うわけじゃないけど、比較は避けられないのよね💦八虎と世田介の2人には数年後、「あんな時代もあったね」と盃を交わしていただきたい🙏 pic.twitter.com/rGhAHnIg9T— イタッチ@アニメ (@itacchi11) November 6, 2021
ここまで、ブルーピリオドが「気持ち悪い」と言われる理由をお話しました。
作品に対しての意見は、見る人によってさまざま感じるところはあるでしょう。
そんな中で「気持ち悪い」という意見以外にも「つらくてしんどい」と言う声があるようです。
こちらも、同様に見ていきます↓↓
「つらい」「しんどい」というファンの口コミ
ブルーピリオドは、努力していく作品で主人公含の八虎含め、応援したくなるキャラクターばかりです。
ですが、見ていて「つらい」「しんどい」という声も少なからずあります。
ではなぜ、「つらい」「しんどい」という口コミが出てきたのでしょうか?
その理由を、視聴者の口コミからご紹介します↓↓
【つらい】というツイート
ブルーピリオド
凄い面白いんだけど、大学編に入ってから読むのがつらい
高校生編の時よりも「胸の内の壊れ方」が読むのつらい
そして壊れた心が息を吹き返すのに感情が揺さぶられる休憩しながらじゃないと読めないし、もう一度読み返すのに勇気がいる
こういう読んでてズシンとくる作品大好き
— ゴールドシシオー (@shishitake666) October 6, 2021
ブルーピリオド、ここ何年かで読んだ漫画でいちばんつらい…
— ぽや (@_3morimori_) October 5, 2021
ブルーピリオド読んでると、自分の昔の夢や叶えたかったけどどうせ無理だと逃げた高校時代を思い出してしまって正直つらい。涙止まんない
— まつん@夢垢 (@yama_2419) October 7, 2021
ブルーピリオド人気だし面白そうだとは思うんだけどこんな真剣に絵に向き合ってる話見せられたら自分のダメさ突きつけられてるみたいでつらい
— gari (@gari250) October 8, 2021
ブルーピリオド読むと芸術家が病む理由が分かってしまいそうでつらい。
— atori (@g_atori) October 5, 2021
【しんどい】というツイート
「ブルーピリオド」娯楽として見るにはだいぶしんどいな。
— パピヨンドウル京 (@sentokyoou) October 8, 2021
ブルーピリオドもだけど何かに一生懸命になるってすごいしんどいのだ
— ポジ(ティブに生きたいアラ)イさん (@aaaaaaa77315802) October 8, 2021
絵を描くことに本気になれなかった人間なのでブルーピリオド観ると自分が中途半端な人間に思えてしんどい……でもみちゃう……
— アコギ練習中の春日屋 (@MarsRabi) October 9, 2021
ブルーピリオド人は死なないけど読んでて結構しんどいんだよね……
— おゆか (@yuuu_0819) October 3, 2021
ブルーピリオド毎度内容がリアルでしんどいんだわ
— 鳴瀬ちか (@blue_nr31) October 8, 2021
以上、「つらい」「しんどい」という口コミでした!
- 「大学編」に入ってから読むのがつらい
- 「ここ何年かで読んだ漫画」でいちばんつらい
- 「夢を諦めた自身の過去」を思い出してつらい
- 「自分のダメさ」を突きつけられてるみたいでつらい
- 「芸術家が止む理由」が理解できてつらい
- 「娯楽として」見るにはだいぶしんどい
- 「何かに一生懸命になる」ことがすごいしんどいと分かる
- 自分が「中途半端な人間」に思えてしんどい
- 「キャラは死なないけど」読んでて結構しんどい
- 「内容がリアル」すぎてしんどい
視聴者の方々の多くは、マイナスなイメージを感じているようでした。
作中のキャラは「絵」に対して本気でぶつかるあまり、現実ではありえない表現などをします。
しかし、逆にその本気度合いが「うらやましく」もあり、自身と比較したときの「劣等感」に繋がるのでしょう。
では、ここからは口コミではなく個人的な主観でお話します↓↓
主人公・矢口八虎の「傷心姿」が見ていてつらい
#ブルーピリオド 6話
天才と凡人の違いを見せられるが八虎なり頑張り絵を描き続けている。
世田介と気まずいながらも初詣に行き会話をする。
絵に関しては全くわからないので何を言えば良いのか難しいです pic.twitter.com/DRDPae02lx— みつ481 (@mitsu4817) November 6, 2021
ブルーピリオドで、つらく感じる理由は主人公・八虎が大きく関係します。
視聴者の中でも「八虎を見ていてつらい」という声があるようです。
というのも、八虎は「高校生編」で「藝大合格」を目標に努力して前を向いていました。
何より、八虎自身が絵を描くことを楽しんでいました。
ですが「大学編」に突入してからは「己の壁」にぶつかります。
八虎にとっては、つらいことの連続でどんどん落ち込んでいくのです。
これまで「アクティブ」で「ポジティブ」だった八虎だったからこそ、見ていてつらいと感じてしまうのではないでしょうか?
しかし八虎は、絵を描き始めて「まだ2年ほど」なので伸び代しかないと思います。
まだつらい時期かも知れませんが、その壁を乗り越えた時、もっともっと成長した姿を見せてくれると確信しています!
アニメなのに「リアルな現実すぎて」しんどい
ブルーピリオド読んでて絵柄も雰囲気も一人一人の人間の描き方もすごい好きなのですが不安とか劣等感とか自信のなさとかの感情の解像度が高すぎて感情移入してしまうからつらい、好きなのにしんどい
— たんみけ (@tanmi_ke) July 25, 2020
さらに、ブルーピリオドはキャラ以外にもしんどい要素があります。
それは、内容があまりにも「リアルな現実すぎて」しんどいという事です。
ブルーピリオドは、「心理描写」や「人間関係」が、「より現実的にリアルに」描かれています。
リアルの生活では、他人に気を遣ってオブラートに包んだ発言をしますよね?
しかし、登場人物たちは思いのまま自身を表現するのです。
なので、中にはキツく聞こえたり、視聴者の心にグサッと刺さるセリフもあります。
読んでいて「このキャラと自分が似ている」と感じる人も多いのではないでしょうか?
しかし、リアルが故に共感しすぎてしまって「しんどい」気持ちになってしまうようです。
中には、自分が経験してきた過去を思い出してしまう人もいるのではないでしょうか。
ただ、つらくてしんどいけど「結局は好きだ」というファンが多い気がしました!
それだけ、作品がリアルに描かれているということですよね^ ^
【ブルピリ】作品内容についてまとめ
10月放送開始のTVアニメ「ブルーピリオド」のエンディングテーマを担当させていただきます。
大好きな漫画なので感無量です。
渋谷に差す曙光、
絵画の世界に触れて脈打ちはじめた主人公八虎の鼓動のイメージを新曲「Replica」に注ぎました。どうぞお楽しみに!!!#ブルーピリオド pic.twitter.com/titJ76bpej
— 武市 和希 (@mol_kazu) September 9, 2021
「気持ち悪い」という視聴者の評価・評判
- 悪口じゃないが「登場人物」が気持ち悪い
- 「ナルシスト感」を感じて無理になる
- 「吐き気」がする
- 自分とキャラたちの「悩みが一致」し過ぎて気持ち悪い
- ところどころ見せてくる「間接的なBL願望」が気持ち悪い
- 世間に対する負の価値観の「共感を求めてくる」のが気持ち悪い
- 「絵」や「内容」がキモい
- 気持ち悪い点① 登場キャラの「性格」や「セリフ」が遠回し
- 気持ち悪い点② 男性キャラのやり取りに「BL感」が出ている
「つらい」ファンの口コミ
- 「大学編」に入ってから読むのがつらい
- 「ここ何年かで読んだ漫画」でいちばんつらい
- 「夢を諦めた自身の過去」を思い出してつらい
- 「自分のダメさ」を突きつけられてるみたいでつらい
- 「芸術家が止む理由」が理解できてつらい
「しんどい」という口コミ
- 「娯楽として」見るにはだいぶしんどい
- 「何かに一生懸命になる」ことがすごいしんどいと分かる
- 自分が「中途半端な人間」に思えてしんどい
- 「キャラは死なないけど」読んでて結構しんどい
- 「内容がリアル」すぎてしんどい
- 主人公・矢口八虎の「傷心姿」が見ていてつらい
- アニメなのに「リアルな現実すぎて」しんどい
以上、ブルーピリオドが「気持ち悪い」や「つらくてしんどい」と言われる理由についてでした。
見ていると、どれも作品が嫌いとかのマイナスな意見ではありません。
というよりは「好きだけどリアルすぎて」や「キャラクターがしっかりしてて」だからこその意見だったのではないかなと思います。
作品はまだまだ続いていきますし、八虎自身もまだまだつらい時期が続くかなと思いますが、早く八虎が笑顔で楽しんでいる姿が見たいです!
TVアニメ放送もスタートしましたし、これからどんどん盛り上がっていくでしょう!
今後の展開にも注目していきたいです^ ^
【ブルーピリオド マンガ情報】
最新刊「11巻」が発売中です!(2021年9月時点)
アニメでは見れないシーンもあるので、続きが気になった方はご覧下さい↓↓