【借りぐらしのアリエッティ】君は僕の心臓の一部だの意味は?伝えたいことを考察​

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【借りぐらしのアリエッティ】は、小人族と人間の信頼関係を描くジブリ作品です。

小人族の”アリエッティ“と、人間族の”“がコミュニケーションを取りながら、どんどん仲を深めていきます。

初めは、人間の存在を恐怖の対象として認識していたアリエッティですが、「人間にも良い人はいる」という考え方に変化しました。

 

クライマックスシーンで、2人が別れる際に翔は「君は僕の心臓の一部だ」とセリフします!

このセリフには一体どのような意味があるのでしょうか?

 

今回は【借りぐらしのアリエッティ】に登場する翔のセリフの意味をお話します↓↓

★この記事を見ることで、「君は僕の心臓の一部だ」のセリフの意味が分かります!

 

【借りぐらしのアリエッティ】君は僕の心臓の一部だの意味は?伝えたいことを考察​

 

翔は、生まれつき心臓の弱い12歳の少年です。

大叔母である貞子の家にやってきた目的は、「心臓の手術前療養りょうよう」でした。

ここでアリエッティと出会いました。

 

クライマックスシーンでのセリフ「君は僕の心臓の一部だ」を語る上で、翔の人間性を絡めながらお話します↓↓

 

翔は1日に2度小人のアリエッティを見かける

翔は、大叔母・貞子の家で偶然アリエッティと出会います!

庭で「ローリエ」と「シソ」を持って帰ろうとしていた小人・アリエッティを目にしたのです!

一瞬の出来事でしたが、あれは確かに小人でした。

 

そして、その日の夜もアリエッティを見かけます。

実は、アリエッティは「借り」の練習という名目で、父親・ポッドとともに翔の部屋に行っていたのです。

そこで、母親・エミリーに頼まれたティッシュペーパーを取ろうとしますが、ここで翔とバッチリ目が合ってしまいます!

驚いたアリエッティは、持っていた角砂糖を落としてしまい、そのまま逃げ出します。

 

小人は、一生のうちに「見れればラッキー」という言い伝えでしたが、翔は幸運にも1日に2度も見ることができました!

 

この角砂糖を、「わすれもの」と書いたメモとともに、アリエッティたちの住処の近くの床下の換気口の前に置いておきます。

これが翔とアリエッティが言葉を交わすきっかけとなりました。

 

翔は重い心臓の病気をかかえている​

翔は生まれつき「心臓」に病を抱えています。

病は重く、過度な運動はもちろん、小走りすることすらできません。

作中では、療養目的でストレスのないリラックスできる場所として、貞子の家を訪れていました。

 

翔は、12歳にしては大人びた性格の少年で、自分の病気を冷静に受け入れつつも、悲観的な一面がありました。

アリエッティとの会話の中では、「君たちは滅びゆく種族なんだよ」と冷酷な言葉を言い放ったこともあります。

心優しい翔には似合わないセリフに、驚いた方も多いと思います。

しかし、このあとすぐに「ごめん。死ぬのは僕のほうだ」と訂正しています。

 

このセリフは、自身の心臓病に対する葛藤からきたものでしょう。

若くして「もしかしたら死ぬかもしれない」という行き場のない感情を勢いで言ってしまった、“アリエッティに当たってしまった”というのが正しいです。

 

翔自身がここまで深刻になるほど、心臓の病気は重く悩ましいものでした。

 

アリエッティとの信頼関係が徐々に深くなっていく​

翔は、アリエッティに対して脅すような言い方をしたこともありました。

そのうち仲間は君だけになってしまう

どんどん少なくなっているんでしょ

小人族の絶滅は免れないという断定的な発言で、アリエッティを泣かせた印象的なシーンです。

 

実は、翔の心臓病以外にも、育つ上で必要な環境が何1つ整っていませんでした。

翔の両親は離婚しており、母親は仕事のためとはいえ、子供を残して単身海外に出発しています。

この時の翔は、両親と暮らすアリエッティへの嫉妬心や、自分と同じ境遇になればいいという自暴自棄にも近い感情が読み取れます。

 

しかし、アリエッティとの出会いによって翔の心境に変化が生じます。

アリエッティの快活な性格や、生きることに必死で前向きな様子に元気づけられたのです!

そして、アリエッティを助けるために翔自身が必死になって協力したことが、彼を成長させ、生きる希望を持つことができたのでしょう!

 

このように、うまくコミュニケーションが取れないながらも、2人は次第に仲を深めていきます!

アリエッティも、人間である翔に大きな信頼を置いているようでした。

 

翔は「君は僕の心臓の一部だ」とセリフしてアリエッティと別れる

アリエッティたちが旅立つ日、翔は猫のニーヤに誘われます。

直感を信じて、苦しそうに心臓を抑えながら一生懸命に走ると、アリエッティと合流することができました。

 

別れ際、アリエッティは身につけていた洗濯バサミ、そして翔は角砂糖を渡し合います。

そして、アリエッティは翔に「助けてくれて嬉しかった」と感謝の言葉を伝えます。

翔は、これに対し「君のおかげで生きる希望が湧いた」「君は僕の心臓の一部だ。忘れないよ、ずっと」と呟きました。

「心臓=なくてはならないモノ」という意味でアリエッティの存在を表現した

翔は、自分よりも弱く小さい存在ながらも、前向きに生きるアリエッティの姿に強く心を打たれます!

どこか投げやりになっていた自分に気付き、生きる希望をもらいました。

 

「アリエッティに会いたい」

彼女がいなければ、生きることに希望を持つことはできなかったかもしれません。

つまり、翔にとって「アリエッティの存在=生きる希望そのもの」。

 

これからの人生を歩んでいく上で、なくてはならない精神的な支えとなったのです。

“なくてはならない”という意味合いで、翔はアリエッティのことを「心臓の一部」と表現したと考えられます。

 

「小人・心臓病という先の見えない運命でも向き合わないといけない」ことを伝えたかったと考察​

「君は僕の心臓の一部だ」には、「生きる希望をくれたアリエッティ=心臓そのもの」という意味が込められていました。

そして、この真意は「運命と向き合う」ということを示していると考察しました。

 

もうどれだけの仲間が行き残っているのかすら分からず、ただ滅んでしまう運命の「小人族」。

そして、いつ死んでしまってもおかしくないほどの、重い心臓病を患っている「」。

先が見えない

 

」を待つだけの似た境遇にある2人が、そんな運命を打破するために「生きる希望を持ち続ける」という、大きな意味が隠されていると感じます!

絶望の中にあっても、諦めず「運命と向き合う」ことの重要性を、強く伝えたかったと考察します!

 

【借りぐらしのアリエッティ】伝えたいことまとめ

 

まとめ

●翔のセリフ「君は僕の心臓の一部だ」には、生きる希望をくれたアリエッティこそ、活力となる「なくてはならない存在」という意味があった

●その真意は、「死を待つほどの絶望でも、諦めずに運命と向き合うことが大切だ」ということ

●「生きる希望を持ち続けよう!」このような意味があると考察

 

厳しい環境にあっても前向きに、生きることを諦めない小人の姿は、見ている人々に生きる勇気や希望を与えてくれますね!

また、裏テーマとされている「滅亡」と「繁栄」は、「小人と人間」、そして「アリエッティと翔」の相違点を、色濃く描き出すことで表現されていました。

流れのままストーリーを楽しむのも良し!

少し深い視点で見てみるのも、新しい発見があり楽しいです^ ^

 

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zunpapa

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