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あの花はめんまが殺されたホラー作品?犯人はだれなのか悪霊として登場した理由について考察

公開日: 2019年9月28日 | 最終更新日: 2020年6月14日

 

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」

通称「あの花」は夏の時期にはぴったりの作品ですね。

 

仲良し6人組のヒロイン的存在“めんま”が死亡してから、再び“幽霊”として現れたことがきっかけでストーリーが進んでいきます。

感動することで有名な「あの花」ですが、実は“ホラー”要素が含まれているとの声も挙がっているのです。

 

今回は、この「あの花」を“ホラー作品”として取り扱いお話をしていきます。

 

 

 

あの花はめんまが殺されたホラー作品?

 

物語のスタートは、小学生の仲良し6人組が結成した「超平和バスターズ」という平和を目的としたグループでした。

 

それぞれ男女3人ずついます。

男子:じんたん、ゆきあつ、ぽっぽ

女子:めんま、あなる、つるこ

 

ある日、みんながいつも集まっている秘密基地で“誰が誰を好き・嫌い”というくだらない口論をした結果、その場を飛び出した“めんま”が足を滑らせ“川に落ちて死んでしまいました。”

 

一見、事故死に見えるこのシーンですが、実は「誰かがめんまを殺したのではないか?」と考えられています。

 

なぜ、めんまが殺されたと思われているのか?

これは、この作品の裏テーマが「恋」だからです。

恋心というのは、スムーズに進めば“綺麗な印象”ですが、うまくいかなければそれは“嫉妬、憎悪、疎ましさ、邪魔、目障り”のような感情へと変わります。

そんな“人間の欲がむき出し”だからです。

 

6人は幼いながらも“ずっと一緒に時間を過ごしていた”ので、自然と惹かれ合い“それぞれ好きな相手”がいました。

じんたんは、めんまと両想い

ゆきあつは、めんまを

あなるは、じんたんを

つるこは、ゆきあつを

ぽっぽは、どちらでもなし

 

片思い、両想いなど“複雑な相関図の出来上がり”です。

いくら仲間でも、“恋敵”となれば話は別です。

それぐらい、恋というものは周りを見えなくさせます。

それは、特に女性に多い傾向があるそうです。

 

この相関図を見れば、誰がいなくなれば1番丸く収まるかもうお分かりですよね?

それは、“じんたん”“めんま”です。

 

“じんたん”が消えれば、得をするのは“ゆきあつ”だけです。

しかし、“めんま”が消えれば“あなる”“つるこ”にはチャンスが生まれます。

 

それぞれ、“じんたん”“ゆきあつ”を手に入れるために、“あなる”“つるこ”が手を組んだと考えるのが妥当です。

こういった理由から、実は“めんまは殺されていて「あの花」が”ホラー作品”と言われているのです。

 

“小学生”という幼い子どもたちが、ここまでやるとは考えるには少し“強引”だと思いますが、逆にそうだとすればかなり“ホラー作品”ですよね。

 

 

あの花でめんまを殺した犯人はだれ?

 

めんまが殺された理由は、“醜い恋心”が原因だとお話してきました。

では、一体誰が“めんまを殺した”のでしょうか?

 

前述した通り、“あなるとつるこが共同主犯”だと考えて良さそうです。

さらに、私は“ゆきあつも共犯”ではないかと考えています。

 

「ゆきあつは、めんまのことが好きなのにおかしくない?」と思われますよね。

 

自身も直接的に関与したわけではなく“あなるとつるこの指示”で遊びという名目で事前に“トラップを仕掛けさせられた”のではないかと思います。

 

 

めんまが殺された日の流れ

“ゆきあつ”はこの事件当日に実は、“めんまに告白”しているのです。

これも、“あなるとつるこ”の作戦でそうするように猛プッシュしていました。

 

準備が整い、秘密基地にみんなを呼び出すために“あなるとつるこ”は裏工作をして集合させ、“じんたんとめんまが両想い”だということは周知の事実だったので、“あえてその恋心を公表させ”て恥じらいから、めんまをその場から“外へ追いやろう”と画策していました。

追いやった末に、仕掛けていたトラップで事故死に見せかけようとしていましたが、その場から“飛び出したのはじんたん”の方でした。

 

さらに、そのじんたんを追いかけるために“めんま”も外へ飛び出しいきます。

これには、さすがに予想外の“あなるとつるこ”でしたが、ここは冷静に2人を探すふりをして“ゆきあつとぽっぽ”にトラップとは別の方向を探すよう指示を出します。

 

その間に、飛び出した“めんま”を探しだし“じんたんを一緒に探す名目”“トラップの方へ誘導”し、崖から転落させることに成功します。

その後、“ぽっぽが川に浮いているめんまを発見”するも“ビビってしまい逃げ出します”

 

超平和バスターズが解散に

完全犯罪が成立して、「これからはようやく自分の方に振り向いてもらえる」と思ったのも束の間、この“めんまの死”をきっかけに「超平和バスターズ」はどんどん疎遠になっていきます。

 

その後は、それぞれが“罪悪感を持ちながら”も、前に進もうとしていました。

 

じんたんは、みんなに煽られた時に勢いでめんまのことを“嫌い”、”ブス”呼ばわりしたこと

 

ゆきあつは、“めんまに告白”してうやむやにされた経緯から、それがなければ“めんまは死ぬことはなかった”と自責の念に囚われていること

まさか、自分が仕掛けたトラップで、自分の好きな“めんまを殺すために加担”していたとは夢にも思いません。

 

ぽっぽは、“めんまの弱々しい姿”を見て“ビビって逃げて”しまい、すぐに“助けを呼べば助かったかもしれない”と後悔していること

 

“あなるとつるこ”は、再び元の「超平和バスターズ」に戻りたかったが、みんなの心の傷が思いのほか深くなかなか言い出せずに月日だけが流れていきました。

 

以上のことから、“めんまを殺した犯人”は、“メインの共犯者”“あなるとつるこ”で、“サブの犯人”“ゆきあつ”だと考察しました。

 

 

あの花のめんまが悪霊として登場した理由について

前述した内容に引き続き、その後、“めんまはじんたんの前に現れます”。

一般的には、“めんま”は幽霊として扱われますが、これも「悪霊なのでは?」との声があります。

その理由について、考察していきます。

 

 

恨みを持ちながら登場

ある日、“じんたんの前にめんまが現れます”

この“めんまの姿、声、感触”などはじんたんにしか確認することができませんでした。

 

めんまの中では、“じんたん、ゆきあつ、ぽっぽ”については“許していた”と思います。

1番、許せなかったのが共犯の“あなるとつるこ”です。

どうにかして、“生き地獄を与えたい”めんまは、じんたん経由で“自分の存在を2人に知らせて”薄れてきていた罪悪感を取り戻させ、“苦悩の道を歩ませようと”しました。

めんまが現れたと聞いて、それぞれが複雑な心境でした。

 

ゆきあつ:「自分が気まずい空気を作ってしまった」

ぽっぽ:「逃げたことがばれてしまう」

あなる、つるこ:「殺したことがばれてしまう」

 

めんまは、みんなが“本当のことを言い出せない”のを理解していて、その上で“1番扱いやすそうな”じんたんを利用します。

表面上では、“自分を成仏させること”に協力してもらうことでしたが、裏では“みんなが苦しむ様子”を楽しんでいました。

 

次第に良い霊へと変化していく

しかし、めんまは“じんたんのことが好きだった”気持ちが消えることはなく、次第に“悪霊”から“本来の地縛霊”へと変化していきます。

地縛霊とは、“この世になにか未練があり成仏できない霊”のことです。

 

死んだあの日、秘密基地で「じんたんはめんまのことが好きなんでしょ?」と周りが煽り、じんたんは“照れ隠しで拒否”しましたが、めんまはそれを分かっていました。

めんまの“未練とは、じんたんから本当の気持ちを聞く”こと。

 

このように、“殺された恨み”から“悪霊”となり登場しましたが、毎日“じんたんの優しさ”に触れることで次第に恨みは薄れていきました。

 

そして、最後のシーンでめんまが“5人に置き手紙”をするシーンがあります。

ネット上では、このような意見もあります↓↓

「やさしいつるこ(罠を考えた)」
「がんばりやさんのゆきあつ(罠を具体化した)」
「おもしろいぽっぽ(手伝った)」
「しっかりもののあなる(逃げ道をふさいだ)」

 

参考資料:砂手紙のなりゆきブログ

 

個人的には、少し違った意味で捉えています。

「やさしいつるこ」=トラップの具体案を考えた

「がんばりやさんのゆきあつ」=必死にトラップを仕掛けた

「おもしろいぽっぽ」=普通の人は絶対見殺しにしないはず

「しっかりもののあなる」=必ず引っ掛かる場所を選定した

 

悪霊から本来の霊へと変化しつつあるめんまが、“最後に抵抗した内容”がこの手紙でした。

じんたんに関しては、好きというメッセージが書かれていました。

そして、とうとう“じんたんがめんまのことを「好きだ」”と言います。

 

めんまを成仏させるために協力していた5人は、めんまの“未練に気付いていません”でしたが、偶然そっちで考えていた“方法とタイミングが合致”したため、“感動のクライマックス”というシーンになりました。

 

結果的には、めんまとじんたんが“2人でストーリーを進展”させていたという感じでした。

以上が、めんまが悪霊として登場した理由でした。

 

あの花についてまとめ

 

あの花は、めんまが殺されていたホラー作品

殺した犯人はだれなのか

めんまが死んだあと悪霊として登場した理由

 

以上、3点について考察してきました。

 

めんまは、“事故で崖から転げ落ちて川で溺死”したのではなく、“実は殺されていた”ホラー要素があったということ。

殺した犯人は、“メインの共犯”“あなるとつるこ”、知らずに“サブの共犯”になっていたのが“ゆきあつ”でした。

死んだめんまが悪霊として登場した理由は、あなるとつるこに“苦悩という生き地獄をあたえるため”でした。

 

ネット上で考察されているように、この作品には「なぜ?」が多く出てくるように感じます。

今回は、そのなぜを掘り下げて考察とさせて頂きました。

 

みなさんもぜひ、「あの花」を違った視点で見て下さい!

 

本来のストーリーについてはこちらをどうぞ>>>>>

【あの花】ストーリーや内容はつまらない?めんまが気持ち悪いしうざいと嫌われる理由

 

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