『ヴィジランテ』は、週刊少年ジャンプで人気連載していた『僕のヒーローアカデミア』の過去を描いた作品になります。
この作品の主人公はコーイチと呼ばれる大学生です。
コーイチは、ヒロアカの主人公デクと同様にオールマイトに憧れを抱いており、将来はプロヒーローになることを夢見ていました。
しかし、コーイチはとある事件に巻き込まれたことで、雄英高校の受験資格を失ってしまいます。
ヒーローを目指すきっかけはデクと共通していましたが、その後の進む道が大きく異なった主人公として描かれているためヒロアカの読者も楽しめることでしょう。
そして、先ほど触れたオールマイトはもちろんのこと、ミッドナイトといったヒロアカで登場していたヒーローたちも登場しており、そこで描かれなかった過去のエピソードを垣間見ることができます。
そこで今回は、ヒロアカにも登場していたキャラの1人である、相澤消太について解説していきます!
- 『ヴィジランテ』で描かれる相澤消太の過去について解説
- 相澤消太の過去が何話で描かれているのかご紹介
目次
相澤先生の過去は8巻59話 (9巻65話まで)
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【#イレイザーヘッド】(#相澤消太)
CV.#諏訪部順一 キャラクター紹介❗️
\\常に合理性を考えるアングラ系プロヒーロー
航一らヴィジランテの存在を警戒し、
ミッドナイトから雄英教師に誘われている。▼ティザーPVhttps://t.co/9Ot8qkE0EQ#ヴィジランテ #MHAvigilantes #ヒロアカ #mha pic.twitter.com/RESd6YI6QJ
— 「ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-」アニメ公式 (@vigilante_mha) February 5, 2025
『ヴィジランテ』にて相澤先生は、プロヒーローとして活動しています。
「ヴィジランテ」という無免許でヒーロー活動を行う組織のことを追っており、その経緯からコーイチと出会うことになります。
『ヒロアカ』での相澤先生は、プロヒーローのイレイザーヘッドとして、そして雄英高校のヒーロー科1年A組の担任をしていました。
常に合理的に物事を考えており、厳しい指導をすることで有名で、デク達1年A組の生徒たちも苦戦していました。
そんな相澤先生はどんなプロヒーロー時代を過ごしていたのか気になりますよね。
ズバリ、相澤先生の過去が描かれているのは8巻の59話からになります。
全体としてみると、かなり後半の方で描かれていますが、そこから9巻の65話までと多くの話数を使って丁寧に描かれていた印象です。
それでは、下記で相澤先生の過去について解説していきます。
ネタバレが苦手な方はご注意ください。
本編ではなくヴィジランテで描かれた
相澤先生の過去は、前述した通り『ヒロアカ』本編では描かれておらずヴィジランテで初めて明かされました。
雄英高校のOBであり、教師になる前はイレイザーヘッドとしてプロヒーローの活動をしていたことは周知の事実ですよね。
先輩にあたるミッドナイトの推薦もあり、嫌々ながらも教師の道を選ぶことになりました。
ヒーロー時代の情報は少なく、ヒーローマニアであるデクですら情報をほとんど持っていなかったため、なにやらただならぬ過去を持っていそうですね。
さらにイレイザーヘッドは、世間から注目されることを避けていたため存在自体あまり知られていなかったようです。
過去① 山田や白雲との学校生活
まず相澤先生の過去は山田や白雲との学校生活からスタートします。
雄英高校2年生の時の相澤先生は、プレゼントマイクこと山田基と白雲の3人で一緒に行動を共にしていました。
白雲は相澤先生と正反対の性格で誰からも好かれる人気者でありながらも、相澤先生にとっての1番の良き理解者でした。
当時、自分の個性に劣等感を感じていたところを、白雲から「敵の足止めができる」と自身の能力の強みを見出してもらっていました。
過去② ヴィラン襲撃と白雲の死亡
そんな中、ヴィラン襲撃により白雲が死んでしまいます。
3人で独立したヒーロー事務所を建てようと将来を誓いあっていた最中の事件でした。
相澤と白雲は同じインターンに通っており、街の見回り中に突然現れた大型ヴィランの襲撃を受けます。
まだ学生である2人はもちろん、プロヒーローまで歯が立たず苦戦を強いられていました。
そんな中、倒れそうになったビルの下敷きになりかけていた幼い子どもに気が付いた白雲は、子どもを庇いビルの倒壊に巻き込まれ下敷きにされてしまうのです。
目の前で将来を誓い合った白雲を失った相澤先生は、精神的にも追い込まれますが、そこから白雲の意思を継ぐように個性の力をつけていきプロヒーローと成れるほどの力を付けました。
この白雲の死亡という過去の辛い出来事こそが、相澤先生の厳しい指導の根幹になっているのでしょう。
過去③ 猛特訓の過去
白雲の事件後、相澤先生は自身の個性の力を高めるため猛特訓を始めます。
精神的にかなりダメージを受けていた相澤先生でしたが、その気持ちを特訓で殺すかのように自身を追い込んだ鍛錬を積んでいくのです。
そうして、プロヒーローとして申し分ない力を付けるに至ります。
しかし、そんな死亡したと思われた白雲が、実は生きておりヴィランとして登場する黒霧の正体が白雲ではないかという事実が浮かび上がってくるのでした。
【ヴィジランテ】相澤消太の過去まとめ
今日はジム終わったら仙コミで出す相澤先生の準備すっぞ!! pic.twitter.com/z06Ukw0oUM
— 竹 (@taketsxon) July 27, 2017
今回の記事では、『ヴィジランテ』に登場する相澤消太の過去についてまとめてきました。
- 相澤先生の過去は8巻59話から描かれる
- 『ヒロアカ』本編では描かれていない
- 過去①山田と白雲と学校生活を送っていた
- 過去②インターン中にヴィランの襲撃に合い目の前で白雲が死亡する
- 過去③悲しみを乗り越え猛特訓しプロヒーローになる
いかがでしたか?
この相澤先生の過去を知ったうえで、『ヒロアカ』読み返すことで相澤先生の言動が以前とは違った見え方ができるのではないでしょうか。
ヒーローの世界がいかに厳しいものかを感じる相澤先生の過去でしたが、それが『ヒロアカ』での強さや厳しくも優しい指導に繋がっているのだと実感しました。
相澤先生の魅力をより深く知ることができる過去編となっていますので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね!
最期までご覧いただきありがとうございました。