スラムダンク宮城の過去はつらい?家族や兄そうたとの関係性を解説

公開日: 2022年12月11日 | 最終更新日: 2022年12月11日

 

 スラムダンクの新作劇場版「THE FIRST SLAMDUNK」が放映され、話題になりましたね!

この新作映画の内容には、賛否ありますが私は楽しませて頂きました^ ^

なんと言っても、宮城リョータ視点での物語がすごく良かったです!

終始、宮城にフォーカスしながら進んでいくストーリーだったので、かなりキャラが掘り下げられています。

 

特に、宮城の生い立ちには驚くことも多かったです。

まだ幼少期だった宮城や、家族関係など原作では描かれなかったシーンがシリアスでもありました。

そして、その宮城の過去がなかなか悲惨すぎて、感情移入してしまうほどです。

 

では、宮城はどのような過去を持つのか?

今回は、宮城が湘北に入るまでの生い立ちについて解説します↓↓

この記事を見て分かること
  • 宮城の生い立ち
  • 家族との関係性
  • 悲惨すぎる過去について

 

 

 

スラムダンク宮城の過去はつらい?

 

原作では、宮城の過去はあまり描かれませんでしたが、今作では放映時間の半分に渡ってフォーカスされています。

ただし、それは微笑ましいものではありません。

一言で言えば「悲惨」「かわいそう」「絶望」です。

 

しかし、それでもバスケを続けてきた結果、山王戦の舞台に立つことになります。

ではここからは、そんな宮城の過去を解説していきます↓↓

 

宮城の父親が死亡

まず、宮城の幼少期のシーンから描かれます。

そこでは、いきなり宮城の父親が死亡した直後から始まり、母親が座り込んで泣き崩れていました。

そんな母親の背中を見ながら、3兄妹も立ち尽くすのです。

そして、1人だけ歳の離れた長男・そうたが「俺が守るから」と伝え、母親を励まします。

 

冒頭からショッキングな出来事に、かなり驚いた方も多かったでしょう。

こうして、宮城の壮絶な過去がスタートしました。

 

 

兄そうたが船の事故で死亡し母親が絶望する

そうたは優秀なバスケプレイヤーであり、地元・沖縄では有名でした。

まだ小さかった宮城も、そんな兄からバスケを指南されます。

宮城のガッツや、諦めない精神はそうたから教えられたものです。

 

ただ、そうたもまだまだ中学生で、友達から遊びに誘われることもあります。

その日、そうたは友達から釣りに誘われていたことを忘れており、宮城にバスケを教えていました。

しかし、バスケ中に友達が来たこともあり、バスケを中断してそのまま釣りに出かけてしまいます。

宮城は「一緒に練習してくれる」という約束が破られたことで、感情を抑えきれなくなります。

船に乗り込むそうたに「嘘つき」「二度と帰ってくるな」という、思ってもいない感情任せの言葉を浴びせてしまったのです。

 

結果的にその言葉通りになってしまい、そうたは船の事故で「帰らぬ人」となってしまいました。

夫に先立たれた母親は「そうたの死」によって、さらに絶望していきます。

長男としてしっかりしていることや、優秀なバスケプレイヤーだったこともあり自慢の息子だったのでしょう。

そんな兄の死により、母親はしばらく立ち直れない状態でいたのでした。

 

誰からも期待されずに苦しい日々を送る

兄の死から、母親はそうたの影を宮城に追い求めるようになります。

しかし、バスケは兄の方が優秀だったこともあり、宮城はチームでも成果を挙げることができませんでした。

母親は、そんな宮城に対して少しずつドライになっていきます。

 

元いたチームでも、兄のことばかり噂され「弟はダメだな」と言われるようになります。

居心地が悪くなったこともあり、母親の提案で引っ越し&転校

その時に、そうたを忘れるために大事にしていたユニフォームやトロフィー、雑誌などを捨てようとします。

それを必死に宮城が止めようとするも、感情がおかしくなっていた母親にぶたれたりもしました。

 

この時の宮城は、誰からも期待されない状態のままバスケを続けます。

それも、大好きだった兄ソータが大好きだったバスケだからこそ辞めたくなかったのでしょう。

 

 

バイク事故で死にかけるも一命をとりとめる

別の中学に転校した宮城でしたが、ふてぶてしい態度に不良から目をつけられます。

そうして体育館裏でボコられ、せっかくの学校生活も一瞬にして絶望へと変化します。

宮城に残されたのはバスケしかなく、家に帰った後にはよく練習をしていました。

 

ただ、住んでいる団地ではボールの音が響くことで、近所の住人から「うるさいから別のとこでやれ」というクレームを受けます。

学校生活もプライベートのバスケも弊害がでてきたことで、宮城は少しずつグレていったのです。

最終的には、吹っ切れたのかバイクに乗って猛スピードで爆走。

感情がピークを迎え、バイクがぐちゃぐちゃになるほどの大事故をしてしまいます。

 

奇跡的に一命を取りとめ、病院のベッドで目を覚ました宮城。

そこでも母親に「何を考えているの」と激怒され、もうみんなの心はバラバラでした。

母親も、夫・兄に引き続き、宮城まで死んでしまったらと考えていたのでしょう。

 

三井など不良に絡まれてボコボコにされる

そして、高校生になった宮城は「湘北」へと入学します。

ここでは原作でも描かれている通り、宮城は三井の不良グループに目をつけられボコボコにされます。

宮城は他の取り巻きたちには目もくれず、リーダーの三井だけをボコボコに仕返しました。

こうして謹慎処分となり、しばらくはバスケの練習に参加できずにいたのです。

 

ここまでの宮城が、今作で描かれた内容です。

その後は原作通りに練習に復帰して、どんどんバスケットプレイヤーとして能力を開花させていきます。

 

 

【宮城リョータ】の過去や家族の関係性まとめ

 

まとめ
  • 宮城の父親が死亡
  • 兄そうたが船の事故で死亡し母親が絶望する
  • 誰からも期待されずに苦しい日々を送る
  • バイク事故で死にかけるも一命をとりとめる
  • 三井など不良に絡まれてボコボコにされる

 

以上、宮城の過去についてでした!

謹慎が解けバスケに参加できるようになってから、宮城の人生は好転していきます。

不良グループだった三井もバスケが諦めきれずスポーツマンに戻り、桜木・流川・赤木と一緒に強豪校を次々に倒していくようになります。

 

山王戦を機にバラバラだった家族の心も一つになり、そうたが使用していたリストバンドも母親に渡すことができました。

ハッピーエンドを迎えることができ本当に良かったです^ ^

 

 

 

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