「機動戦士ガンダム」の1年戦争から7年後の世界を舞台に描かれた【機動戦士Zガンダム】。
地球連邦政府によるジオン軍残党の殲滅を目的に組織された”ティターンズ”、反地球連邦組織として立ち上がった”エゥーゴ”、ジオン残党軍を中心に再結成された”アクシズ(ネオ・ジオン)”の3つ巴の戦いを描いたのがこの作品です。
3つの大きな組織が覇権をめぐり戦うこの作品には、様々な個性的なモビルスーツが登場します。
ちなみにパイロットのセンスも光りますが、やはりモビルスーツのバリエーションが作品を熱くさせますので、そういう点もこの作品の見どころの1つです!
そんなZガンダムのモビルスーツは、その後の宇宙世紀で後継機が登場したり、別のガンダム作品にそのヒントになるようなデザインが出てくるなど、後世につながるモビルスーツもたくさん出てきます。
では、登場する機体の中では、何が1番強いのでしょうか?
今回は、このモビルスーツをランキング形式で紹介していきます!
- 機動戦士Zガンダムに登場するモビルスーツの強さがわかる
- 登場するモビルスーツの豆知識が身につく
- 各モビルスーツの後継機などを紹介
※ちなみに順位付けの根拠としては、機体性能、戦果、後継機の有無などを中心にランキングを決めていますが、あくまで主観なのでそこはご了承ください
目次
Zガンダム-モビルスーツ強さランキングTOP10
つべこべつこべこべと、
なぜごめんなさいと言えんのだ!
「機動戦士Zガンダム」 pic.twitter.com/TOKRQJ9lX6
— アニメ・マンガに学ぶ人生の生き方 (@miraclanime) November 22, 2022
冒頭では、Zガンダムに登場するモビルスーツについて触れました。
数ある名機が登場する中で、一体どの機体が最強と名高いのか?
ここは、みなさんも気になるところだと思います!
では、早速ですがランキング10位から見ていきましょう↓↓
10位 リック・ディアス
おすすめのアニメはZガンダムです🙂
リック・ディアスが大活躍します✨ pic.twitter.com/KYOVKZIC28— しばたみつまる (@mitsumaru_shiva) September 9, 2022
第10位は「リック・ディアス」です。
アナハイム製ガンダム型MSの1つで、エゥーゴの指導者ブレックス・フォーラ准将からは、ガンダリウムγを採用したため「γガンダム」と呼ばれる予定でした。
結局クワトロ・バジーナから宇宙用の機体を意味する「リック」と、喜望峰の発見者バーソロミュー・ディアスの「ディアス」を合わせてリック・ディアスとなりました。
ガンダムMK‐Ⅱをティターンズから奪取する計画の時から投入されている初期段階から活躍している機体ですが、この優れた機体性能にカミーユの父、フランクリン・ビダンが、エゥーゴから奪取して逃亡するくらいの魅力があります。
また、あのアムロもこの機体の性能を気に入り、譲ってほしいという旨の相談を持ち掛けていました。
ガンダリウムを使用したガンダムシリーズの1つであり、エゥーゴの象徴的なモビルスーツです。
この機体をヒントにアムロも「ディジェ」を開発しているなど、魅力あるモビルスーツということで10位にランクインです。
9位 ギャプラン
Zガンダム関係で描いたことあるのはこれ。番外編マンガを描きました(笑)マンガには出せなかった真の軌道迎撃型ギャプラン。 pic.twitter.com/AcnhoLvbMq
— 松田未来 Comicリュウにて「夜光雲のサリッサ」好評連載中!単行本9巻11/11発売です! (@macchiMC72) May 6, 2020
第9位は「ギャプラン」です。
地球連邦軍のオーガスタ研究所で開発され、ティターンズの超高高度迎撃用可変モビルアーマーとして登場しました。
この機体の特徴として、モビルアーマー形態に変形する事で大気圏内での単独飛行が可能となることです。
しかし、加速時のGが強力なため強化人間専用機体ではありましたが、調整をすることによりヤザン・ゲーブルが宇宙で搭乗できるようになりました。
作中での登場シーンは、可変型のモビルアーマーとしてアーガマを強襲してくる所で初登場します。
この時は捕虜になったサラから弱点を聞き、そこを攻撃できたことでピンチを回避することができました。
この後も様々な可変型のモビルスーツが登場していきますが、その先駆け的な存在だったと言えます。
ということで、この機体が作中で戦闘したシーンではかなりカミーユたちを追い込んでいたことと、その後のモビルスーツ開発の先駆けという意味で存在感を出した機体なので9位としました。
8位 パラス・アテネ
トレンドの…
【パラスアテナ】
【パラスアテネ】としか読めないZガンダム勢が、わてくしでございます。 pic.twitter.com/e5ip7r7rbR— 瀬之本久史💯クズル🦂エルマ (@senomotomb) May 23, 2020
第8位は「パラス・アテネ」です。
木星探査を目的に開発された戦艦ジュピトリス。
その中では、独自のモビルスーツの開発も進んでいました。
そのうちの1つがパラス・アテネですが、火器を重点的に装備させた機体で背部に対艦攻撃用のミサイルも搭載できるようでした。
作中ではレコア・ロンドが登場し、グリプス戦役ではエマとの一騎打ちを繰り広げていました。
また、ドゴス・ギアを沈めた機体でもあります。
最終的には、グリプス戦役時にエマによって撃破されてしまったわけですが、この背中に背負っているような火器の装備ディテールは、ガンダムSEEDにプロビデンスガンダムも同じようにファンネルを背負っていました。
特に後継機ではありませんが、別の作品でも同じディテールの機体が登場するなど、モビルスーツのディテールを参考にしているであろう機体が登場していました。
ということで、印象的なモビルスーツのデザイン性や後世の作品にも影響を与えたということでパラス・アテネは8位です。
7位 サイコガンダム
積む前に
どんどん組もう
デカいやつ#サイコガンダム#積みプラ#積み滅ぼし pic.twitter.com/C1686VGFza— ジェガン司令@蛍光のハサウェイ (@JEGANtoJESTA) November 13, 2022
第7位は「サイコガンダム」です。
地球連邦軍のムラサメ研究所が開発した、強化人間専用の機体です。
登場パイロットは研究所出身のフォウ・ムラサメが搭乗しました。
強化人間用のモビルスーツと言うことで、サイコミュの性能をはじめ、通常のモビルスーツでは太刀打ちできない攻撃力を持っています。
ただ、サイコガンダムの1番の特徴はその大きさです。
なにしろ通常のモビルスーツの2倍の大きさがあるので、その圧倒的な威圧感も相当インパクトがあります。
実際ガンダムMK‐Ⅱが戦った時は、大人と子供くらいの差がありましたね。
ちなみに作中では後継機にあたる“サイコガンダムMK‐Ⅱ”が登場し、さらにガンダムZZでも登場していました。
サイコガンダムの圧倒的な攻撃力に拠点が壊滅的被害を受ける展開はMK‐Ⅱにも受け継がれていきます。
さらに他にも、圧倒的な力を持った存在としてモビルスーツが登場することは、宇宙世紀以外のストーリーでもガンダムSEEDなどでもありました。
ということで、圧倒的な存在感を持って相手を寄せ付けないパターンを確立したサイコガンダムを7位にしました。
6位 ハンブラビ
ハンブラビ中古で4000千円か〜 pic.twitter.com/0GYW7m1lUX
— ヒロ (@msa_hiro_95) November 13, 2022
第6位は「ハンブラビ」です。
ティターンズの可変型モビルスーツとして、ゼダンの門開発基地で開発されました。
機体の特徴は何といっても、エイのようなデザイン!
今までは戦闘機スタイルからモビルスーツ型へ変形することはよくありましたが、生き物型のモビルアーマーは意外です。
しかも、3機で編隊を組み相手を集団戦で倒しにいくという戦闘スタイルも、本物のエイのようで不気味でした。
オールドタイプのパイロットとしては、トップクラスの戦闘センスを持ったヤザンが隊長を務めている所もハンブラビを曲者にさせています。
実際、エマのガンダムMK-Ⅱを追い込んだり、戦艦のラーデッシュを堕としたりとグリプス戦役最終局面でも大活躍でした。
編隊を組んでの集団攻撃をしかけるということで、単機の強さ以外の連携力で強くするというパターンがとても新鮮で、エイの特徴を再現した攻撃などを、最後までエゥーゴのニュータイプたちを苦しめたということで6位にランクインしました。
5位 ガンダムMK-Ⅱ
《RX-178 ガンダムMk-Ⅱ エゥーゴ仕様》エゥーゴがティターンズから強奪した汎用試作型MS。カラーリングが白系統に変更されている。アナハイム・エレクトロニクスはこの機体を通して連邦軍のムーバブル・フレームに関する技術を手に入れることになり、可変MSの開発に役立てられた。 pic.twitter.com/MSaMmbW8md
— モビルスーツbot (@GundamMS) November 10, 2022
第5位は「ガンダムMK-Ⅱ」です。
ティターンズにより、次期主力モビルスーツ候補として開発された機体。
ガンダムの後継機としてMK‐Ⅱとして開発された訳ですが、ガンダムからこの機体が開発されるまでの間には、実は他にもガンダムと名のつく機体がいくつも開発されていました。
(例えば、スターダストメモリーの試作1号機~3号機など)
ですが、開発したモビルスーツを破棄せざるを得なかった事情もあり、1年戦争が終結してようやく7年以上経ち、完成します。
他のモビルスーツの方が性能が良かったにもかかわらず、あえてMK‐Ⅱとしたようです。
ただ、地球連邦軍だけではガンダリウムγが製造できなかったためチタン合金を使用していたことから、正確にはガンダムとは呼べないという不思議な状態になっていました。
機体性能としては、ガンダムで使用していたコア・ブロック・システムをやめてモニターリニアシートに変更し、主武装としてはビームライフル、ビームサーベルが搭載されています。
このMK‐Ⅱのポイントは、Gディフェンサーとドッキングしてロングライフルを装備したスーパーガンダムになれる所です。
モビルアーマーとしても戦えるだけの性能があるGデイフェンサーをドッキングさせる発想がすごいですし、なにしろネーミングの「スーパーガンダム」にテンションが上がります。
このような”ガンダム”の後継機に相応しい性能から、5位にランキングしました。
4位 百式
クワトロ、百式出る。という訳で次はMG 百式ver.2.0組みます😊キモはやはり1/100クワトロ大尉ですかね⁉️#ガンプラ#MG#百式 pic.twitter.com/SJMZ2cRsD3
— カモプラR (@R555kamopla01) November 7, 2022
第4位は「百式」です。
Zガンダムの開発をはじめ、アナハイム社とエゥーゴの共同プロジェクトとして計画された「プロジェクト・ゼータ」で開発されたガンダムの1機です。
ちなみに、開発コード「δ」が与えられ「デルタガンダム」とも呼ばれています。
なぜ”百式”と呼ばれるかは、開発を手掛けたM.ナガノ博士が「百年後でも通用するモビルスーツ」という願いで名付けたそうです。
当初は可変モビルスーツにする計画でしたが、胴体フレームに歪みが生じてしまうため可変モビルスーツは断念しています。
作中ではクワトロ・バジーナが搭乗し数々の戦果を挙げたわけですが、ハイパーメガランチャーに接続しての遠距離攻撃ができたのも百式ならではの作戦でした。
そんな百式は、性能の高さから後継機がたくさんでており「百式改」「デルタガンダム弐号機」「デルタプラス」と、元々のデルタガンダムのネーミングも継承されていました。
特にUCガンダムで登場する「デルタプラス」は、顔も百式に似ていますが、可変型としての思想が復活してウェイブライダー型に変形します。
当初の百年後でも通用するモビルスーツということコンセプトは、登場から40年くらい経つ今も多くのファンがいる機体として、現実世界でも充分実現可能なコンセプトになりそうです。
そんな思いも込めて4位にランクインです。
3位 キュベレイ
悲願のMGキュベレイ💓💓💓
抱きしめながら店内歩いてました😂いつ組み立てようかなぁ( *´艸`) pic.twitter.com/n3Is4eChej
— 荒井 芽依 (@may_pgp) November 5, 2022
第3位は「キュベレイ」です。
ハマーン・カーンが搭乗するグリプス戦役から、その後のネオ・ジオン抗争まで活躍した機体です。
元々はジオン軍のモビルアーマー「エルメス」を発展・強化させた機体ですが、ファンネルを初めて装備したモビルスーツとされています。
ハマーンのアクシズが介入し三つ巴の戦いになる中、これまでのエゥーゴやティターンズにはない、白い独特なディテールのモビルスーツが斬新でした。
また、ファンネルによる攻撃はこれまでも作中で出てきましたが、ハマーンのニュータイプとしての高い能力もあいまって強力な攻撃となっていました。
「機動戦士ガンダムZZ」にもキュベレイは登場しますが、キュベレイMK‐Ⅱや量産型キュベレイといった後継機も登場して、ニュータイプ部隊の主力機としても展開しています。
さらに、ニュータイプの能力を充分に発揮する機体として「クインマンサ」へとつながります。
そんなキュベレイは、搭乗するパイロットの技量はかなり求められますが、ファンネルの威力をはじめ戦場での存在感が相当高かった機体だったので3位にしました。
2位 ジ・O
【ver.0135.0631】「機動戦士Zガンダム」より地上/宇宙両用機の新機体「ジ・O」が参戦!
期間限定で抽選確率がアップするキャンペーンも実施いたします。https://t.co/et143AXYUZ #バトオペ2 pic.twitter.com/t5a1MMQwc8— バトオペ2【公式】 (@gundambattleope) December 31, 2020
第2位は「ジ・O」です。(THE・O)
パプテマス・シロッコによって、戦艦ジュピトリス内で開発した機体です。
シロッコのニュータイプ能力を引き出す為、バイオセンサーを採用していました。
また、通常攻撃用の腕とは別にサブ・マニピュレーター(隠し腕)を搭載していました。
ジュピトリス内で作られたモビルスーツのディテールも独特なものが多いですが、特にジ・Oはどっしりした印象というかラスボス感たっぷりな雰囲気ですね。
ですが、その体系とは裏腹に動きが機敏で、機動性の高いZガンダムが押されていましたから見かけによらないということでしょうね。
Zガンダムとの最後の戦いでは、同じバイオセンサーを持つ機体同士の一騎打ちになったわけですが、カミーユへの意思が強かったことから動かなくなったのではないでしょうか。
◆ジ・オが動かなくなった理由の考察はこちら↓↓
さらに、ジ・Oの後継機と言われる機体では「タイタニア」「タイタニアⅡ」「ジ・OⅡ」「ブレッタ」が開発されていますが、基本は重装甲なデザインになっていました。
ニュータイプの中でも玄人向けの機体でしたので、なかなか使いこなすのに苦労する機体ではあります。
それでもやはり、インパクトのつよい機体として今もファンが根強いことと、後継機もたくさんでていることから2位でした。
1位 Zガンダム
昭和のアニメ紹介
機動戦士Z(ゼータ)ガンダムは1985年放送日本サンライズ製作のロボットアニメで機動戦士ガンダムの続編 pic.twitter.com/kfWh2xceSF— 阿部S🚁昭和アニメ、映画、アイドル趣味アカウント (@VcNNBNWCpLX950R) November 5, 2022
そして、堂々の第1位は「Zガンダム」です。
エゥーゴとアナハイム社との共同開発計画「プロジェクトZ」により開発されたガンダムの1つになります。
γガンダム(リック・ディアス)から、4番目に開発された機体ということで開発コード「ζ」からΖガンダムとなりました。
カミーユによる構想からZガンダムの開発が進み、ウェイブライダーへと可変する機能やムーバブルフレームを採用したことで、様々な状況にも展開できる汎用性を持たせています。
また装甲材はガンダリウムγを使用しており、高剛性と軽量化を可能としています。
元々ガンダムが持っていた汎用性のあるモビルスーツとしての利点に加え、可変式のウェイブライダーとしての機動力、サイコフレームによる意思の増大を力に変換できるバイオセンサー、この時代の最新技術を兼ね備えたこの機体は、当時最強と言って間違いない機体です。
そこにカミーユの最強のニュータイプパイロット(富野監督談)が操縦する訳ですから、それはすごいですよね!
そして、Zガンダムの後継機には「Zプラス”」「ZⅡ」など色々とありますが、特にUCガンダムに搭乗する“リゼル”は、これまでフラッグシップ機としての印象が強かったZガンダムの性能を量産化することに成功した機体でした。
◆Zガンダムの後継機たちについてはこちら↓↓
ということで機体性能としても優秀なモビルスーツであり、後世にも受け継がれている名機として1位に上げさせていただきました!
【Zガンダム】最強モビルスーツまとめ
ちなみに「完全再現」はムリ!!!アニメのウソ強すぎるもんこのゼータ pic.twitter.com/QsXEQFuDAR
— 蕎.麦. (@zssan1002) September 15, 2020
- 10位 リック・ディアス
- 9位 ギャプラン
- 8位 パラス・アテネ
- 7位 サイコガンダム
- 6位 ハンブラビ
- 5位 ガンダムMK‐Ⅱ
- 4位 百式
- 3位 キュベレイ
- 2位 ジ・O
- 1位 Zガンダム
今回は、Zガンダムに搭乗する最強モビルスーツについてTOP10を紹介してきました。
当時の開発秘話も含めて紹介してきましたが、この作品は個性的でかっこいいモビルスーツがたくさん出てくる所が楽しいですね!
主人公キャラの搭乗するモビルスーツはもちろんですが、数話しかでない敵モビルスーツや、モブ的なモビルスーツなど、どれも妥協していないデザインや設定が素晴らしいです!
なので、この作品から40年以上経った今も、最新作に受け継がれた機体が登場してきているんだと思いました。
今回はあくまで主観的な順位付けで紹介してきましたが、ぜひお気に入りのモビルスーツを見つけて頂けたらと思います^ ^
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