ハンターハンター/ナニカの正体はガス生命体アイ？暗黒大陸の五大厄災を考察

【ハンターハンター】は1998年から連載を開始し、今では原作漫画37巻まで刊行されている大人気作品です。

※2023年2月時点

謎が多く伏線だらけの作品のため、現在でも未だ分かっていないことが多々あります。

冨樫先生が描く作品は難解さを極めるため、ハンターハンターは「上級者向けの作品」という呼ばれ方もします。

そんな謎が多いハンターハンターですが、その中でも今後の展開の鍵となる人物がナニカです。

ナニカは原作漫画31巻から登場したキャラであり、元々はキルアの妹？（性別ははっきりしていない）に当たる「アルカ＝ゾルティック」の裏人格です。

アルカの中に存在するナニカは、３つのおねだりと等価交換で１つのお願いを叶えてくれます。

ナニカのおねだりとお願いのルールはこちら↓↓

アニツリー

2023.01.29

ナニカ(アルカ)のおねだり/お願いのルールは？能力の秘密や条件について

https://zundad.com/hunter-hunter-nanika-rule

【ハンターハンター】は、1998年より週刊少年ジャンプにて連載を開始し、現在まで全世界で愛される作品となりました。数々の伏線が登場する中で、現在の暗黒大陸編と通...

特殊な異能を持ち、二重人格とも思える不思議な存在であるナニカ（アルカ）。

では、このナニカの正体とは一体何者なのか？

今回は、ナニカの真の正体について解明すべく考察していきます↓↓

ナニカの正体はガス生命体アイ？

大西くんさん、妙に既視感あるような気がしたから、
考えてみたらハンターハンターのナニカっぽくない？ pic.twitter.com/3YQ5xeZdLn

— シールズ (@uzuris4343) November 26, 2021

冒頭では、アルカの裏の人格「ナニカ」について触れました。

この記事では、ナニカの正体を「ガス生命体アイ」だと考察しています。

ガス生命体アイとは、未開拓の地といわれた暗黒大陸の五大厄災の内の1つです。

通称「欲望の共存体」ともいわれており、リターンで帰ってくるのが「三原水」です。

ミンボ大国とハンター協会が共闘して、ガス生命体アイの討伐に挑みたことがありましたが、無事に帰還できたのはたった3名のみ。

さらに、キメラアントの危険度が「B」だとすれば、このガス生命体は最上位のAクラスと言われております。

そんな危険な存在が、なぜアルカと関係があるのか？

以下、詳しく見ていきましょう↓↓

ナニカの正体はガス生命体アイ

欲望の共依存　ガス生命体アイ！！！ pic.twitter.com/xgwPwPGaoA

— ハッピースマイルアオキ (@xxxxxxnobu) February 5, 2022

まず、アルカがナニカだという証拠はありません。

実際にはまだハッキリとしたことが描かれていないため、あくまでも考察となります。

しかし、大きな伏線とも言える共通点が2つあります↓↓

アルカからナニカへ変わる際、口調や顔が変化します。

口調は、ガス生命体アイと同様な「あい」というものになります。

さらに、目元は黒くなり「闇」のような見た目です。

ガス生命体アイは黒いもやのかかったガスの塊ですが、ナニカの外見にも近しいものを感じます。

上記を考慮するとナニカの正体は、ガス生命体アイと断定しても良いかなと思われます。

アイがアルカに憑りついた姿がナニカ

そして、ナニカの正体がガス生命体アイだったとして、なぜアルカと関係があるのか？

それは、アイが「アルカに憑りついた姿」がナニカなのかなと想像しています。

何らかの影響でガス生命体アイがアルカに憑りつき、ナニカという存在が新たに出現したと考えられます。

アルカの二重人格や同一人物ではない

先ほど、アルカの裏人格がナニカとお伝えしました。

しかし、実際は二重人格や同一人物などではなく「全く別の存在」です。

1つの器に2つの魂が入っているような状態なので、「アルカ＝ナニカではない」です。

全く別の存在であり、お互いのことを気にしているようなそぶりも見られます。

一人称の違いや、キルアへの呼び方も変わりますし、ちゃんと「おねだりはアルカ」「お願いはナニカ」という役割分担もあるぐらいです。

暗黒大陸には五大厄災と呼ばれる災いがある

ハンターハンター読み直してるけど、五大厄災の説明好きだなぁ… pic.twitter.com/ziJGpjINZk

— ダメギ 黒い人 (@0141ktkr) December 4, 2020

暗黒大陸には「五大厄災」と呼ばれる災いクラスの存在が5つあります。

この五大厄災は「ハイリスクハイリターン」だと言われており、危険ではあるものの得ることで大きな力を得られることができます。

しかし、ネテロ会長によると「最上位のAクラス」というぐらい、危険度がMAXな案件です。

これまで暗黒大陸へ挑んだ回数は149回ですが、その内で無事帰還できた回数は「5回のみ」と言われているほど命懸けの挑戦になります。

この五大厄災は、下記の名前がつけられています↓↓

それぞれ、念能力よりも遥かに危険な影響力を持っているとされています。

それぞれ、簡単ですが見ていきましょう↓↓

以上が、五大厄災についてでした。

ナニカは、この中の「ガス生命体アイ」にあたるということですね。

危険生物の評価リストでも危険視されている

ハンターハンター33巻購入。この危険生物評価リストを見ると幽遊白書のあの戸愚呂がB級妖怪だって！というセリフを思い出す（−＿−；） pic.twitter.com/rHTTR68lKi

— こはくけん (@kohakukendesu) June 3, 2016

ハンター協会では、ハントする際の難易度を表す指標として「危険生物の評価リスト」で示しています。

五大厄災アイは、最上位の「Aランク」をつけられております。

その他は、このような感じです↓↓

キメラアントがBなので、ガス生命体アイはそれ以上に驚異的な存在だと認識されております。

一体、どれほどの脅威なのでしょうか。。

数や繁殖力によっては世界の滅亡の危機となるほどの脅威

五大厄災が持つ能力は、ハンターが使う念能力を凌駕するほどの影響力を持っております。

国家レベルで対策しなければならないこと。

五大厄災が世界に広まった場合「世界の存続はあり得ない」とまでゴンも述べており、いかにその脅威が示されているかが分かります。

しかしガス生命体アイに関しては、他者へ憑りつくタイプであると見受けられるため、繁殖力は低そうです。

そのため、個々の脅威は大きいものの伝染するリスクはあまりないのかもしれません。

ゾルティック家でも手に負えないほどの異能を持つ

そして、「ナニカ＝ガス生命体アイ」ですが、あり得ないほどの能力を持ちます。

例えば、相手の実力に限らず「一瞬で捻りつぶすことも可能」だったり、戦闘以外でも対象の人物を「億万長者にする」ということもできます。

このナニカの異能に対して、あの世界随一の暗殺一家として知られているゾルティック家でさえ対抗する術はないのです。

なので、1番被害が少ないようにするために「地下深くに収容し能力を封印せざるをを得ない」という状況です。

ジグ＝ゾルティックがアルカに伝染させた可能性が高い

ここで、ガス生命体アイの核心に締まりたいのですが、そもそも暗黒大陸からどのように感染したのか？

そこで、最有力候補なのが「ジグ＝ゾルティック」です。

ジグ＝ゾルティックとはキルアの曽祖父にあたる人物で、かつてネテロ会長と共に暗黒大陸へ挑んだと言われております。

ネテロと共同してガス生命体アイを持ち帰ったものの、その後に隔離したのではないでしょうか？

ガス生命体アイは、お願いによっては世界を滅亡しかねない危険な存在です。

ゾルティック家であれば、他者との繋がりも薄い利点があり、隔離するにはうってつけだったから「預けられたのでは？」と推察します。

そして、生まれてままないアルカに伝染してしまったのだと感じます。

しかし、現在の生死についてや詳細は述べられておらず、ジグの正体やガス生命体アイを伝染させた本人かは不明であり確認する手段がない状況です。

【HUNTER×HUNTER】ナニカやアルカの正体まとめ

ハンターハンターのナニカが可愛すぎて危うく悶え死ぬところだった pic.twitter.com/yo853qTKeU

— ハゲ太郎 (@hamotaro1329) July 12, 2017

以上、ナニカやアルカの正体についてまとめてきました！

推察の域を超えませんが、「ナニカ＝ガス生命体アイ」であり、何らかの方法でアルカに憑りついたのではないかと考えられます。

アルカとナニカはあくまで別の存在で、お願いやおねだりも役割分担しており、お互いの存在を認識しているようです。

原作漫画では、ガス生命体アイの出身地である未開拓の地暗黒大陸に足を踏み入れようとしており、今後新たな展開や事実が明かされるのではないかと思われます。

今後の展開が待ち遠しくなってきましたね！

最後までご愛読誠にありがとうございました^ ^