【ハンターハンター】は、1998年より週刊少年ジャンプで連載を開始し、現在に至るまでも絶大な人気を誇る漫画です。
主人公・ゴン=フリークスが、生き別れとなった父親・ジン=フリークスに再会を果たすべくプロハンターを目指して旅に出るという物語となります。
ジンは謎の多い人物であり、ゴンを義妹 (妻の妹・ミト)に預けて以降ずっと姿をくらませていました。
探求心だけに全振りしており、ハンター業を生涯を全うしている姿が印象的です。
そんなジンですが、読者として見ても、ゴン視点で考えたときにも1つの謎が浮かび上がります。
それというのが、ジンという人物は「本当にゴンの父親なのか?」という点です。
ストーリーが進んでいくたびに、とても父親とはほど遠い存在のように見えてきて、本当に父親なのか疑わざるを得ません。
ジンの本当の目的はなんなのか?
さらに、ジンの正体はゴンの父親で間違いないのか?
今回は、このような視点でジン=フリークスについて考察していきたいと思います↓↓
- ジンの「目的」や「正体」について
- ゴンとの「兄弟説」について
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目次
ジンの正体は何者?
#HunterxHunterが連載再開する迄tweetする
冨樫のやりすぎ事件簿2。
この少ないコマの中に、うるさい程のコラージュ。
これは決して彼の念能力が分身の術という事を言いたいのではないと思う…
この後も度々このコラージュが登場し、冨樫の執拗なジンのキメポーズ推しに戸惑う。24日目 pic.twitter.com/jOnPbcEYpI— 深井に手を出してはならぬ (@rancid2) April 13, 2020
物語の序盤でのくじら島では、ゴンの父親としてジンが登場しました。
しかし、ミトさんやゴンのおばあちゃんの話を聞くと、どうも父親像が崩れるシーンが多いです。。
ゴンの母親が不明であったり、子供に対する思いやりが全く感じ取れず「育児放棄」ともとれる姿に、あまり良い印象ではありませんでした。
この様子を見ると、本当に血の繋がった親子なのか信じがたいところです。
確かに、何を投げうってでも「ハンターなんだ」という姿は、ゴンの目標となるには十分でした!
ただ、それが理由で父親像がボヤけてくる点もあります。
では、ここからはジンの正体を1つずつ紐解いていきたいと思います↓↓
正体① ゴンの父親でありミト姉の旦那さん
そもそも原作漫画では、ゴンの母親については触れられておらず謎のままです。
ゴンを育てたミトさんは、実はゴンの母親ではありません。
ミトさんはあくまでも母親代わりであり、本当はミト姉の子どもがゴンなのです。
ミトさんからすれば、甥っ子にあたる存在ですね!
このミト姉とジンが結婚をして生まれた子供がゴンなので、一応ジンが父親ということになります。
そもそも原作では、このミトさんは「ジンの妹」として描かれていました。
しかし旧作アニメでは「ミト姉がジンの奥さん」という設定になっており、ここが視聴者や読者を混乱させる発端でもあります。
正体② カイトの師匠で三ツ星ハンターの実力を持つ
ジンは、称号こそ「二ツ星ハンター」ですが、きちんと成果を申請すれば「三ツ星ハンター」の称号を持つほどの実力者です。
ジンの功績についてはこちら↓↓
そんなジンを尊敬しており、弟子入りしたのがカイトです。
カイトは、後にゴンと出会い直感だけで「ジンの息子」と断言しました。
つまり、カイトほどの実力者が尊敬する男・ジンと、ゴンが親子と感じるほど似ていたのでしょう。
カイトという共通の知り合いを登場させることで、ジンとゴンの親子のイメージを定着させたのだと思います。
正体③ 好奇心から暗黒大陸の攻略を目指す
そして、そんな実力を持つジンは、今の小さな大陸で収まるような男ではありません。
未だかつて、誰も攻略したものがいないとされている未開地「暗黒大陸」。
ジンは純粋な好奇心のみで、この暗黒大陸を攻略しようとしております。
昔は、ネテロ会長と共に「ジグ=ゾルディック」や「リンネ=オードブル」が、暗黒大陸に行っていたことが明かされました。
さらに、キルアの妹 (弟説もある)アルカの別人格「ナニカ」の正体も、暗黒大陸の五大厄災「ガス生命体アイ」と言われています。
そして後述しますが、謎の人物「ドン=フリークス」の存在も、暗黒大陸では耳にします。
しかし、まだまだ前人未到の新大陸ということで、ジンの探求心がくすぐられるのは必至でしょう!
正体④ ドン=フリークスを知る数少ない人物
暗黒大陸編になって、これまで登場しなかった「ドン=フリークス」なる人物が説明されました。
このドンの正体とは、暗黒大陸の冒険記である「新大陸紀行」(東)の著者です。
さらに、ジンによればドンは現在も冒険を続け、新大陸紀行(西)を執筆中だと説明しています。
もし生きていれば300歳以上になるため、現実的ではない年齢です。
しかし、そもそも暗黒大陸が現実的ではありません。
暗黒大陸は一般の常識が通用しない未開の土地です。(トリコのグルメ界のような地)
例えば、食べた者を長寿にする「ニトロ米」という食材があったり、どんな病気でも治す「香草」という植物があったりと、何でもアリです。
さらに、このドンに対してゴンの祖母によると「ジンの父親」と説明があります。
生みの親であるゴンの祖母が断言しているため、間違いないと思います。
ただ、上記でも触れた通り、ミトさんの立ち位置が「ジンの妹なのか」「ジン妻の妹がミトさんなのか」ブレているところです。
もしかしたら、すでにミスリードで冨樫先生の術中にハマってしまっているのかもしれません。笑
ともあれ、ドンの存在が明るみになったことで、ドン、ジン、ゴンの関係性も変化がありそうです。
「ドンとジンが親子で、ゴンだけが独立しているのか?」「ゴンの父親がドンで、ジンとゴンの兄弟なのか?」
このような説が現れたのも、事実です。
正体⑤モデルは幽遊白書の浦飯幽助
ジンの隠された正体が徐々に暴かれてきていますが、これだけは「絶対!」という情報もあります。
それは、ジンのモデルとなったのが「浦飯幽助」だということです!
みなさんご存じの通り、ハンターハンターより先に出版されていた冨樫先生の作品には「幽遊白書」があります。
物語設定としては全く別次元の作風ですが、幽遊白書の主人公・浦飯幽助と、ハンターハンターのジンがとても似ていると話題になりました。
黒髪で短髪、さらには目力があるシュッとした外見や、背格好までそっくりです。
また、どこか荒々しい雰囲気や、好戦的である性格も雰囲気は近いものがあります。
浦飯は人間として生きてきたものの、実は魔界でも3本の指に入るほどの大魔族の末裔だということが分かりました。
これは「魔族大隔世」と呼ばれる、数世代・数十世代を経て、遺伝子が濃い状態で受け継がれる遺伝のことを言います。
ここから、ジンも300年前に存在したであろう「ドンの遺伝子を受け継いでいる」という考察が飛び交いました。
個人的にこれは無いかなと感じますが、浦飯とジンが似ているためそいう思われていたのかもしれませんね!
ゴンと兄弟で父親じゃない?
こんなこと言うのはアレだけどハンターハンターはゴンが父親のジンに会うところで終わってたら良い感じに収まってたと思う😉(ゴンが主役の作品としては)
今のハンターハンターはクラピカが実質な主人公ですし🤣 pic.twitter.com/TLl6SfBMc4
— 真D (@sindonarudo) January 8, 2023
ここまで、ジンの正体について解説&考察をしてきました。
その途中でも触れましたが、ゴンとジンの関係は疑問に残るところがあります。
作中では、ジン自身が「俺の息子」と明確に断言しており、言葉通り信じる人が多数でしょう。
しかし、中には数少ない違和感から「ジンはゴンの父親ではないのではないか?」と考察する読者もいます。
私自身も言われてみれば「不自然だな・・」と思う節があるため、みなさまと共有していけたらなと思います↓↓
ゴンの父親がジンではない説がある
まず、「ゴンの父親がジンではない」という可能性に触れていきます。
ファンの間でも、ネット上でそのように言われていました↓↓
ジンゴン私も好きwwwwww
まっまぁジン本当の父親じゃない説とかあるし………………— ゆらぎ (@5555_yunpa) February 15, 2022
ジンがそもそも父親じゃないと仮定すれば話が続く理由になる。
ナルトは火影になる夢を叶えて完結した。ハンターもその流れで蟻編終わって選挙編で最後大樹の上で完結できたはず。
なのに完結しないのは実はジンが父親じゃないからなのでは?
作品内でドン=フリークスという人物が出てくる。— うみ (@umi_kyu) December 11, 2019
HUNTER×HUNTERのジンはやっぱりゴンの父親じゃ無いと思うんですよね。
左右のイラスト見比べると目の描き方が違う。
ジンはゴンの言う通り、親戚か兄貴で、本物の父親はドンじゃないかな?←ジン
→ジン? pic.twitter.com/lbXm8EL9ie— 倉槻 天人 amato-kuratuki (@nightbirds10) March 2, 2021
勝手な想像だけど、ハンターハンターのジンはゴンの父親じゃない説はあると思う。
ジンはヒゲを生やしているから父親っぽく見えるけど、ヒゲを消してみると幽白の幽助並みに若く見える。
富樫先生はあえて読者に、ジンはゴンの父親に見せるためにヒゲを描いた可能性があると思う。
— さよなら阿良々木先生 (@jklevo777) October 29, 2021
私さ、「ジンはゴンの父親じゃない説」がマジで好きなんだよね。
ゴンが度々言う「名前で呼んだ方がしっくり来る気がするんだけど」「やっぱりジンは父親っていうより噂に聞いてた親戚のすごい人って感じで」っていう引っかかる言葉多いのも伏線に思えるしゴンがハンターを目指したのは父親(リプに続く— 味の素 (@Akai__ki) August 6, 2022
以上、ファンのコメントでした。
「ドン=転生したジン説」(ドン=ジン)
「ゴン=ドン」
「ジンとゴンが兄弟で、ドンが父親」
など、色々な説が出ていますね!
作中では、はっきりとジンが「俺の息子」と述べており、疑う余地はないと思われました。
しかし、いつくか決めつけるにはまだはやいのでは?と思う部分があるため紹介していきます↓↓
親父を探す旅なのにあっさり会えた
そもそも「HUNTER×HUNTER」という作品は、主人公・ゴンが離れ離れになった憧れのプロハンターである父親のジンに再会すべく、旅をする物語です。
つまり、ゴンがジンに再会するということ自体が、作品の終着点であることになります。
キメラアント編で「制約と誓約」にてボロボロとなったゴンは、キルアの妹・アルカ (ナニカ)に治療してもらい完全復活をします。(ただし、念能力は使えない)
ハンター協会の総選挙に現れたゴンは、偶然にもジンと再会します。
あまりにも唐突で、私は驚きよりも脳内を整理していました。笑
感動の再会やフィナーレを想像していましたがサラっと流されて、物語は暗黒大陸編へと続いていきます。
そして、ジンとゴンもそれぞれ別々の道を歩むべく別れを告げます。
あまりにもあっさりとした再会と別れに、実はゴンの父親がジンではなかったのか?と疑わざるを得ませんよね。。
ゴンのセリフ「親戚の人はすごい」は伏線?
ジンと再会したゴンですが、ゴンの純粋な直感で「父親って感じがしなかった」「話に聞いていた親戚の人はすごいって感じ」とセリフします。
ゴンは幼少期ずっとくじら島にいたので、島民たちとしか顔を合わせていません。
ハンター試験を通して色々な人に会ってきたこともあり、ジンに対して期待を膨らませていたことでしょう。
しかし、実際はかなり呆気ない再会でした。
ただ、作品の芯とも言える「ジンとの再会シーン」において、「親戚の人」という言い方にはどこか伏線じみた雰囲気を感じます。
実は「ドンとゴンが親子であり、ジンは親戚の兄ちゃんだった」というゴールであれば、このセリフが活きてきますよね。
実際は分かりませんが、今も物語が進んでいることから「終着点がなくなった」ことは間違いありません。
再会してからは親父ではなく「ジン」と呼んでいる
さらに上記に加えて、ゴンのジンへの対応も気になりました。
念願だった父親と再会したゴンですが、ジンのことを親父と呼ぶのかなと思われていましたが、違いました。
ゴンは直接対面しても、「親父」と呼ぶことはなく、今まで通り「ジン」と他人行儀に呼んでいます。
可能性としては、、
- これまでの呼び方に統一している
- 伝説的な人物を目の前にして、一ハンターとして敬意を示している
- 親父と言わせたくない、冨樫先生の思惑 (伏線)
この理由は、挙げればキリがありません。
個人的には、ジンはゴンの本当の父親ではないから「あえて呼ばせなかった」と感じます。
なので、ゴンは再会した後も「ジン」と名前で呼び続けてるのではないでしょうか?
ドンこそ親父で探す旅はまだ終わっていないと考察
ここまでの内容から、「ジンはゴンの父親ではない」と考察します。
- ゴンとジンが再会するというスピーディーな展開
- 作品のゴール (終着点)が無くなってしまった点
- ジンを「親戚のすごい人」とセリフしたこと
- ゴンがジンと呼ばなかった
上記の4つの理由だけでも、違和感を感じると思います。
さらに、先ほども話題として取り上げた「ドン」という存在。
実は「ゴンとジンが兄弟」であり、その「2人の父親がドンなのではないか」という説もあるほどです。
もはや考察合戦となっていますが、今のところどの可能性も信憑性があります
そうなると、ジンと再会を果たしたゴンのあっけらかんとした感じも納得できますし、物語の目的がまだまだ先にあると言う今後の展開にも結びつきます。
【HUNTER×HUNTER】ジンの正体やゴンとの関係性まとめ
ジン 亥(い)
猪(牡丹肉=幽白のぼたん。三本指に入る猟師なので、人間や動物を狩りまくる超サイコパスwww)
世界で三本指に入る能力者。
ジンは頭もすこぶる切れ、念能力もピカイチ。 pic.twitter.com/ALNxTB1fWF— ルカ&ミサト(静流)よ♥️よろしくねん🎶🎶🎶🐦🦢🕊しばらく低浮上 (@ruka_And_misa) February 4, 2022
ジンの正体について
- 正体① ゴンの父親でありミト姉の旦那さん
- 正体② カイトの師匠で三ツ星ハンターの実力を持つ
- 正体③ 好奇心から暗黒大陸の攻略を目指す
- 正体④ ドン=フリークスを知る数少ない人物
- 正体⑤モデルは幽遊白書の浦飯幽助
ゴンと兄弟で父親じゃない説について
- ゴンの父親がジンではない説がある
- 親父を探す旅なのにあっさり会えた
- ゴンのセリフ「親戚の人はすごい」は伏線?
- 再会してからは親父ではなく「ジン」と呼んでいる
- ドンこそ親父で探す旅はまだ終わっていないと考察
以上、ジンの正体やゴンとの他人説を考察してきました。
作中では、ジン自身の口からゴンのことを「俺の息子」と断言していることから、父親説が濃厚だと思われています。
しかし、ジンという人物が謎大き存在であるため真実を隠していたり、ゴンをハンターにさせるための誘導だった可能性も否定できません。
再会を果たしたゴンとジンですが、再び別の道を歩もうとしております。
ドン=フリークスが攻略中とされる暗黒大陸にも、、ジンたちは近々挑むことでしょう。
そこで、新たにジンの正体が明らかになるかもしれません!
最後までご愛読いただき、ありがとうございました^ ^
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