フェイブルマンズは面白い?面白くない?評価・評判など口コミまとめ

公開日: 2024年4月2日 | 最終更新日: 2024年4月19日

 

スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的作品【フェイブルマンズ】

2022年にアメリカで公開されました。

日本でも「生涯ベストムービー!」や、「スピルバーグ監督自らがメガホンを取った自伝的作品は見逃せない!」など大きな話題となりました。

今回は、フェイブルマンズは面白いのか面白くないのか、評価や評判などをまとめていきたいと思います。

この記事を見て分かること
  • フェイブルマンズが面白いという口コミ
  • フェイブルマンズが面白くないという口コミ

 

 

 

 

フェイブルマンズは面白い?

 

フェイブルマンズは日本で公開前から、「スピルバーグ監督の自伝的作品なら面白いに違いない!」と人気を高めていました。

公開後、映画を視聴した人たちはどんな反応を示したのか、面白いという口コミから見ていきましょう。

 

面白いというネット上の口コミ

まずは、面白いという口コミをご紹介していきます。

 

 

 

 

 

フェイブルマンズを視聴し、面白かったという口コミには巨匠スティーブン・スピルバーグ監督への敬意を感じる内容が目立ちました。

スピルバーグ監督作品ということで、どうしてもフィルターがかかってしまうことはあると思います。

それでも、結局は多くのファンの心を掴み「さすがスピルバーグ!」と言わせてしまうのは本当に偉大な監督だと感じました。

ここからは、特に面白いと言われる要素について解説します。

 

 

面白い要素① 巨匠の原点

 

面白い要素1つ目は、巨匠スティーブン・スピルバーグ監督の原点です。

フェイブルマンズの主人公サミー・フェイブルマンズこそスピルバーグ監督自身。

ユダヤ系ルーツであることを差別され、いじめにあいます。

幼少期、クリスマスに自分の家だけクリスマスの飾り付けをしていないことに不満を漏らすシーンも。

 

また、サミーの父親は優秀なエンジニアで転勤が多いことも家族にとってはストレスな様子でした。

サミーは、取り巻く環境が常に変わる中でも、家族をとても大切に思い愛しているということが伝わってきました。

初めて見た映画「地上最大のショウ」に衝撃を受けてから先、映画に取り憑かれたようになったサミー。

映画の世界に没頭するサミー

  • 身内の不幸のとき悲しみに暮れる家族の表情を撮りたくなる
  • 演じる俳優に具体的な指示を出す
  • 少ない機材でも迫力がでるよう見せ方に工夫した演出をする
  • 家にあるもの(トイレットペーパーやケチャップなど)を使って妹たちを被写体にして撮影する

 

このような経験や、大切だった家族の母親の不倫を知ってしまうというつらい経験を包み隠すことなくフェイブルマンズで表現していました。

これらを、『スピルバーグ監督の原点』と思うとすべてにおいて胸熱でしたね。

 

面白い要素② 現実と映画のギャップ

 

面白い要素2つ目は、現実と映画のギャップです。

幼い日に初めて映画を見てから、「映画は真実を切り取るもの」と感じたサミー。

その真実は切り取った部分では事実ですが、つなぎ合わせると事実とは異なるという点にハッとさせられました。

 

私たちも映画やドラマで演じている俳優に好感を持ったり、逆に嫌悪感を抱くという経験をしたことがあると思います。

その切り取られた部分で、俳優の人格を理解したような気になりますが、もともとの俳優は全く異なる性格かもしれません。

映像で映し出される”人となり”が、その人物の真実とは限らないというギャップは見る側も理解する必要があると改めて感じました。

 

フェイブルマンズでも、サミーをいじめていたローガンというイケメンの高校生がまさにその経験をしていました。

卒業式パーティーのためにサミーが撮影した映画で、ローガンは英雄のような切り取られ方をしていて同級生たちから絶賛されました。

 

その一方、ローガン本人は『あれはオレじゃない!あんなの安っぽくてバカみたいだ』と涙ながらに嫌がります。

見ている方からすると、「ヒーローのような描かれ方をされてよかったじゃん!」でしたが、本人にとっては「自分じゃない誰かにさせられること」は、とてもつらかったのだと初めて知りました。

このような、スピルバーグ監督目線での現実と映画のギャップは面白い要素でした。

 

 

フェイブルマンズは面白くないしつまらない?

 

大絶賛の意見が多いフェイブルマンズですが、中には「面白くない」や「つまらない」という声もあります。

どの点がそう思われているのか口コミから紐解いていきましょう↓↓

 

 

「面白くない」「つまらない」という評価・評判

次に、「面白くない」「つまらない」という意見をご紹介します。

 

 

 

 

 

全体的に、「面白くない」「つまらない」という意見はとても少なかったです。

その中であえて挙げるなら、フェイブルマンズを見ていて「巨匠スピルバーグ監督誕生に結びつかなかった」という意見が目につきました。

映画界の神がどのように登りつめていったのかのサクセスストーリーを期待していたファンが多くいたことが伺えますね。

 

実は、私も視聴する前は胸踊るサクセスストーリーが見れるのかと期待していました。

その期待は良い意味で裏切られました。

「面白くない」「つまらない」という評価、評判について見ていきたいと思います。

 

つまらない要素① サクセスストーリーではない

 

つまらない要素1つ目は、フェイブルマンズはスピルバーグ監督のサクセスストーリーとはいえないという点です。

スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的作品という前評判を聞くと鮮やかなサクセスストーリーを期待した人は私だけではないでしょう。

その気持ちで見に行くと、「思っていたのと違う!」となったはずです。

ワクワクドキドキ胸踊るサクセスストーリーではなく、ズキズキぞわぞわするヒューマンドラマ要素強め

家族との関係性、ユダヤ系ルーツを発端にいじめに遭う様子、中々映画の仕事が決まらない苛立ちと不安

 

スピルバーグ監督が成功するまでの道のりは決して平坦ではなかったということがよくわかりました。

今となればその経験がすべて繋がっているのだとわかりますが、フェイブルマンズを見ていて明らかな成功体験やワクワクする描写は少なめでした。

その淡々としたところが「ツウ好み」感があり、一般ウケするかが微妙なところと言えます。

 

つまらない要素② 家族関係が難しい

 

つまらない要素2つ目は、サミーの家族関係が複雑で難しいという点です。

フェイブルマンズの冒頭、裕福そうな家族が映し出されます。

サミーと両親は一緒に映画を見に行くところ。

映画に魅了されたサミーを見て、母親は当時今よりもっと貴重で高価だったビデオカメラを与えます

今でこそ、「子どもが興味を持ったことはできるだけさせたい」という教育論を持った家庭が増えていますが当時はそうではなかったでしょう。

サミーは金銭的にとても恵まれた環境で育ったことがわかりました。

 

中盤以降、家族の秘密が暴かれていき、誰より大切に思っていた母が父の親友と不倫していたことが判明。

父の仕事の都合で移住すると、ひどいいじめに遭う日々が待ち構えていました。

このように、一見恵まれた家庭が実は崩壊していたことや心理的ストレスにさいなまれていたことが見ていて難しいと感じた視聴者が一定数いました。

 

フェイブルマンズをお得に見る方法

 

最後に、フェイブルマンズを超お得に視聴する方法をご紹介します。

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【フェイブルマンズ】口コミレビューまとめ

 

まとめ
  • 面白い要素① 巨匠の原点
  • 面白い要素② 現実と映画のギャップ
  • つまらない要素① サクセスストーリーではない
  • つまらない要素② 家族関係が難しい

 

フェイブルマンズは第95回アカデミー賞にて、7部門にノミネートされた超話題作。

『生きる映画の神』と言われている巨匠スティーブン・スピルバーグ監督の自伝的作品は、スピルバーグ監督自身が精力的にメガホンを取ったことでファンの期待値は跳ね上がりました。

蓋を開けてみると前評判通り高評価でしたが、「面白い」「面白くない」という両極端な意見も見られましたね。

まだ視聴していない方はぜひご自身の目で確かめてみてください!

どんな感想を持たれるか楽しみですね!

 

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