漫画バキシリーズは、全部で20種類を超える超大作です。
本編だけではなく、「外伝」や「スピンオフ」作品もあります。
バキのシリーズや種類についてはこちら↓↓
その中でも、本編第2部の【バキ】に登場した”最凶死刑囚“の5人がいました。
- スペック(アメリカ)
- ドイル(イギリス)
- 柳 龍光(日本)
- シコルスキー(ロシア)
- ドリアン(アメリカ)
この死刑囚たちは、”敗北を知りたい“という理由で脱獄し、全員が日本に集まります。
結果は、それぞれがバキたち戦士に敵わず、大敗しました。
彼らの出番はそこで終了しましたが、数年の時を経て再登場します!
最凶死刑囚たちは、どのようなリベンジ戦を繰り広げるのでしょうか?
今回は【刃牙】に再登場した、死刑囚5人についてお話します↓↓
★この記事を見ることで、最凶死刑囚たちの現在の状況が分かります!
目次
【刃牙】最凶死刑囚のその後をネタバレ!
遠征したことないし、
遠出しても大阪ベイサか神戸タイトラまでやけど、
遠征組が着々と京都に集まってるの、なんかウケる。『バキ 死刑囚編』の序盤のイメージw pic.twitter.com/Iomh2xbtLY
— のりまき@ヤバT_KBS_1部2部 (@kitchen79kokyak) November 23, 2019
刃牙シリーズの中でも、最高峰の面白さと言っても過言では無いのが「最凶死刑囚編」です!
最凶死刑囚編に登場したスペックやドイルなど5名の死刑囚が、戦いの敗北後から現在に至るまでもネタバレ紹介をします!
そもそも、なぜ死刑囚たちが再注目されるようになったのか?
その理由を見ていきましょう↓↓
柳龍光の脱獄がリベンジ編のきっかけとなった
最凶死刑囚たちを語る上で、まずは日本人の柳龍光について説明します。
前回の登場では、本部以蔵に毒手を切り落とされ、範馬勇次郎の裏拳を顔面に喰らった過去がありました。
絶命したかのように見えた柳ですが、一命を取り留めています。
しかし無事ではなく、顔面は半壊しており、左頬全てと顎の一部に至るまでアクリル板の人工的な皮膚に覆われていました。
その上一言も声を発さず、1日中体を動かさず、ただ1点のみを見つめる生活を続けていたのです。
そんな中、柳を収監する刑務所のもとへ、別の刑務所に移動させ様命令が下ります。
武装した刑務官に囲まれながら、まだ呆けている柳。
ずっと微動だにしない柳に、刑務官が「動けるか?」と声をかけました。
事件が起きたのは、この直後です↓↓
「ああ、動けるとも」
不気味な笑みを浮かべた次の瞬間、肉が弾ける音と刑務官達の悲鳴をBGMに、目にも止まらぬ動きで彼らを斬殺していく柳。
※脳みそや内臓が飛散っていたので、グロ耐性の低い方はお気を付け下さい
音が止み、生き残った刑務官が顔を上げると、もうそこには死体以外なにも在りませんでした。。
スペックは病床にて筋肉を超回復させていた
死刑囚の中で、最強クラスの肉体と残虐性を誇るアメリカのスペック。
花山薫と死闘を繰り広げ、敗北してからというもの病院で昏睡していました。
肉体の老化も凄まじく「もう復活は無理だろう」と誰もが思っていたことでしょう。
しかし、柳の脱獄をきっかけに、スペックもこれに呼応します。
病床で昏睡したままではありますが、肉体を急速に回復させていたのです。
精神世界の中で、水あめのような流動体の中をバタフライで泳ぐなどして、現実の肉体にも同じ様に負荷をかけるといった、とんでもトレーニングをしていました。
ドイルは盲ろう者になっていた
次は、イギリスのドイルです。
機械仕掛けの肉体を活かした凶器攻撃で、数々のキャラクターを追い詰めました。
最後には、同じく死刑囚である柳の毒手により、完全に視力を奪われます。
そして、ビスケット・オリバによって捕まえられました。
ドイルは、再収監された刑務所内で奇妙な行動を取り始めます。
視力を失ったドイルを憂いた刑務官が、彼に「不自由ではないか?」と尋ねた時です。
「私は今完全に自由だ」
予想外の答えを述べた直後、自らの耳に衝撃を加え、鼓膜を破ってしまうのです。
これにより、全盲から「盲ろう者」へと、さらなる痛手を負ったかのように思えました。
「なぜ、そんなことをするのか?」という疑問が浮かんできますが、これには彼なりの作戦がありました。
実は、これによりドイルは新たな能力に目覚めたのです!
視覚と聴覚が失われた代わりにドイルの中で発達したもの、それは「触覚」です。
皮膚に伝わってくる空気の流れなど、感触のみであらゆる情報を取得できるようになります。
深夜の真っ暗な収監室の中で、たやすくコウモリを捕まることができるレベルにまで達しました。
新たなアドバンテージを得たドイル。
今後、バキたちの前に再登場することがあれば、間違いなく強敵となっていることでしょう!
ドリアンの精神は未回復だが戦意は残っていた
警視庁の園田は、柳龍光の再脱獄の報告を受け、他の最凶死刑囚たちを調べ始めました。
過去に最凶死刑囚たちが、時を同じくして脱獄したという事例があったからです。
彼が最初に訪ねたのは、中国拳法の天才かつ体内に武器を隠し持つドリアンでした。
前回の戦いで烈海王に敗北を喫してからというもの、ドリアンは精神が崩壊しています。
なので刑務所内ではなく、かつてドリアンが身を寄せていた中国拳法の道場に引き取られていました。
その後は、一切の戦闘や暴力行為をせず、自分の好物である”キャンディーの絵を1日中描き続ける“という生活を送っています。
※その絵は高価で売れるので、道場も助かっていた
しかし、園田はそこで異様な光景を目にします。
1日中絵を描いている中で、ずっと両足を大きく開いて腰を深く落としていたのです。
この腰を落とす姿勢は、中国拳法界では体を鍛えるための基本姿勢でした。
※ドリアンほど深く腰を落とせる門下生はいない
そのせいもあり、以前敗北を喫した時よりも、ドリアンの体重は20キロアップ!
本人も意識していない潜在意識では、戦いを求めているのかもしれません。
戦意が残っている証拠であることは間違いないでしょう!
シコルスキーは以前と変わらない超パワーを秘めていた
指の力のみで凹凸のない100m程の壁を登ったり、パンチで人の肉体をいとも簡単に切り裂いていたシコルスキー。
彼は、その後も相変わらずの身体能力をしていました。
刑務官が自室に落としてしまったコインを、まるで紙屑の様に折り曲げて投げ返します。
さらには、指の力のみで壁を掴んで地面に体をつけずして寝るなど、人外の能力でした。
そんなシコルスキーですが、彼はいま”聖書”らしき書物を読みふけっている様子。
それが伏線なのか、単なる暇つぶしなのかは分かりませんが、次回に何かしら関係してきそうな気がします。
もしくは、”自らの罪を悔い改めたい”のかもしれませんね。
【バキ】最凶死刑囚のその後まとめ
#バキ 大擂台賽編 第13話「REVENGE TOKYO」視聴 最終回
あれっ!オーガとの対戦は!? さすがに1話だけじゃ無理か😅
柳 龍光 ドリアン ドイル シコルスキー スペック
最凶死刑囚の後日談って事は これリベンジの布石だよね
制作決定した 第3部「範馬刃牙」に期待の掛かるラストでした😆#バキアニメ pic.twitter.com/7H4briBPo5— BlueHorizon (@BlueHorizon4374) September 28, 2020
まとめ
- 柳龍光の脱獄が、リベンジ編のきっかけとなった
- スペックは、病床にて筋肉を超回復させていた
- ドイルは盲ろう者になるも、代わりに「触覚」という新たな武器を手に入れる
- ドリアンは、精神崩壊したままだが、無意識に体を鍛えるなど戦意は残っていた
- シコルスキーは、以前と変わらない超パワーを秘めていた
最凶死刑囚たちの現在の状況を解説してきました。
「リベンジ編」とは言いつつも、まだ5人とも準備段階という感じです。
いずれも、前回の続きとなる”その後“の描写のみで、今後の復活への伏線だけでした。
含みを持たせる終わり方ではありましたが、最凶死刑囚編好きにはたまらない内容ですね!
さらなる展開を楽しみにします^ ^
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