王様ランキングのカゲの正体や過去は？死亡説やかわいい魅力も解説

公開日: 2021年10月15日｜最終更新日: 2021年11月3日

ボッジの友達であり、良き相棒でもあるカゲ。

水たまりのような不思議な姿をした「影一族」で、ボッジと出会うまでは「盗み」を働いて生活していました。

カゲの特徴をいくつか挙げてみます↓↓

少々口が悪く
手癖も悪い
ボッジの意図を伝えてくれる
戦いでピンチのときに助けてくれる

一見かなり悪そうに見えますが、頼りになる相棒です。

そんなカゲですが、実は母と死に別れるという「壮絶な過去」があります。

序盤では、カゲの正体など不明な点も多く、見ていて疑問に感じる方もいることでしょう。

今回は【王様ランキング】の、もう1人の主人公とも言える「カゲ」についてお話します↓↓

この記事を見て分かること

カゲの「正体」や「過去」
「死亡説」は本当なのか
ギャップ萌えする「かわいい魅力」

1 王様ランキングのカゲの正体や過去は？
2 死亡説やかわいい魅力も解説
3 【王様ランキング】カゲについてまとめ

王様ランキングのカゲの正体や過去は？

【王様ランキング入門編】【登場人物紹介】２人目は、カゲ 🌬️ 絶滅した暗殺集団「影の一族」の生き残り。なぜかボッジと意志の疎通がとれる！ひねくれ者だけど、実はとっても優しいやつ。カゲとの出会いがボッジの人生をおおきく変えていく――。 #王様ランキング pic.twitter.com/WGaz03Iq1Q
— 王様ランキング公式 (@osama_ranking) December 6, 2018

カゲとボッジが初めて出会ったのは「ボッス王国」でした。

まず、2人の初対面は最悪です。

街を眺めていたボッジを、一仕事終えたカゲが通りかかり、着ていた服を脅し取ります。

友好的な出会いではありませんでしたが、そもそもなぜカゲは「泥棒」を仕事としていたのでしょうか。

そこには、彼の過去が関係していました↓↓

カゲの正体はかつてのボー国が抱える「暗殺集団」の一員

カゲは「ボー国」という国で「影の一族」として母とともに生活していました。

「影の一族」は暗殺者としてとても有能で、ボー国の「暗殺集団」として悪名を轟かせていました。

カゲの母は、子供を溺愛するごく普通の母親でしたが、暗殺者としての経験も豊富で、命令で人間を数多く殺してきたことを語っています。

なので、そのカゲも暗殺集団の仲間ということになります。

カゲの口は「冥府へ繋がる扉」として貴重な存在

カゲは「口の中に物を入れて収納する」ことができます。

剣やポーション、金貨の入った袋など色々と入れていました。

これだけでも驚きなのですが、実は「影の一族」の特殊な力がもう1つあったのです。

なんと、影一族の口は「冥府へと繋がる扉」として使うことができます。

後に判明しますが、ボッス国の城には「影の一族の死体」があります。

これはカゲの仲間の死体なのですが、ボッス国の兵隊たちはこれを利用し冥府へと行くこともありました。

さらには、ミランジョが扉を使って、冥府から「動物」や「人間たち」を連れてくるのに利用するシーンもあります。

宰相ゲスランの裏切りで「一族を皆殺し」にされた過去を持つ

母親と幸せに暮らしていたカゲでしたが、その日々は終わりを迎えます。

王の暗殺未遂事件が起こり、「一族を皆殺し」にするという決定が下されるのです。

宰相ゲスランが率いる騎士団に一族を殺され、追い詰められた母は我が身を犠牲にして、カゲを逃がすことしました。

カゲは、伯爵令嬢のポイーズに助けられ、辛くも逃げることはできました。

しかし、母の死体を目の当たりにするという辛い経験をしてしまいます。

その後、ボー国では王が亡くなり、ゲスランが王となったことがベビンの口から語られます。

王暗殺未遂は、ゲスランの自作自演だったのか、それとも別の大きな意図があったのか？

幼かったカゲは知ることができませんでしたが、いつかこのゲスラン王国が再び作中に登場して、真実が明らかになることが期待されます。

「誰かの為に生きる」という母の教えを守ることを誓う

暗殺者として不幸にも有名になった「影の一族」。

自ら進んで望んだわけではありませんが、その「業ごう」から自分たちに

安らかな最後が来ないことを、カゲの母は感じていたようです。

しかし、そんな彼らは、「誰かの為に生きること」に希望を見出していました。

人を殺すということは、その者と周りの関係を断つ意味もあります。

それゆえに、母は人との繋がりが大切なことを感じていて、カゲにそれを伝えたのかもしれません。

そんな母の想いが通じたのか、カゲも「誰かの為に生きる」教えを守り生き抜いてきました。

知り合った粗暴な男に尽くすが「裏切られる」

ボー国から、なんとか逃げ出したカゲ。

ですが、まだ幼かった彼にとって1人で生きていくのは簡単ではありませんでした。

大変な目にあう中で、助けてくれたのがゴロツキのような粗暴な男です。

男がカゲに目をつけたのは親切心ではなく、その力を利用するためでした。

カゲに泥棒の手助けをさせて、男は楽に金貨を手に入れます。

カゲがその後も生きてこられたのは、このとき盗みの技術を覚えたからではないでしょうか。

歪いびつながらも歩み寄りつつあった2人の関係は、ある日終わりを迎えます。

男がカゲの手配書を手にし、衛兵に通報したのです。

カゲは「男に裏切られる」こととなり、ボッジと出会うまで1人で生きてきました。

その後、男は報奨金をもらいますが、酒場での喧嘩からあっさりと命を落とします。

男は死の間際、カゲと短かった日々を思い出し静かに涙します。

もし、男が手配書を手にしなかったら「2人はどのようになっていたのか？」と思わず考えてしまう結末でした。

死亡説やかわいい魅力も解説

王様ランキングのカゲがかわいくてかわいくて胸きゅん💘 pic.twitter.com/e3SQzwwSyd
— さかもとさほ (@safooooooooo34) April 23, 2020

過酷な運命を生き抜いてきたカゲ。

そんなカゲですが、ボッジをサポートする姿勢と奇妙なその姿が「妙に愛らしいキャラ」でもあります。

ここでは、その「かわいい魅力」と作中最大のピンチとなった「死亡説」の解説をしたいと思います。

カゲは不死身のオウケンに1度殺され「三途の川」へ行く

ミランジョが連れてきた謎の剣士・オウケン。

修行の末、強くなったボッジですが、オウケンのもつ不死身の身体に苦戦を強いられます。

ボッジを助けるべく加勢したカゲですが、逆に返り討ちにあい深手の傷を負ってしまいます。

この傷が原因で、カゲは「三途の川」へいってしまいます。

川の向こう側には、死んだ母の姿があり、カゲはそばにあった船にのり、向こう側へと渡ろうとしました。

カゲはそのまま、三途の川を渡り切って死んでしまうのでしょうか？

ミランジョに引き留められ間一髪で「死を免れる」

しかし、そんなカゲを引き止めたのは、敵である「ミランジョ」でした。

「なぜ自分を助けたのか？」と聞くカゲにミランジョは「わからない」と答えます。

もしかしたら、ボッジを助けようとするカゲに、なにか心を動かされるものがあったのかもしれません。

こうして、ミランジョの助けもあり、カゲは最大のピンチを切り抜け現世へと戻ってくるのでした。

まさに、”九死に一生を得る“とはこのことですね！

では、ここからはカゲの「可愛さ」について解説します↓↓

かわいい魅力①ボッジを想うツンデレなカゲが憎めない

ボッジと固い絆で結ばれたカゲですが、性格なのか年頃のせいなのか、なかなか素直になれない時があります。

しかし重要なところでしっかりとサポートする姿は、頼もしく、同時に憎めない魅力があります。

この、ボッジに対するカゲのツンデレ感がたまりません^ ^

かわいい魅力②家事をするカゲに惹かれる

かなり意外ですが、カゲは「家事が得意」です。

おそらくこれは、昔の粗暴な男と住んでいたときに身に付いたスキルでしょう。

一生懸命に「掃除」や「料理」をする姿は、変な可愛らしさがあります。

ボッジも掃除などは一応できるようですが、ある事情から料理が壊滅的なので、カゲの料理の腕は特に今後重要になってくることでしょう！

かわいい魅力③カゲの子供時代が愛くるしい

悲しい出来事として、語られがちなカゲの子供時代。

そんなカゲの幼少期が描かれたシーンでは、母親に甘える姿が見れます。

今のカゲからは想像がつかないほど、子供らしい愛くるしさがありました。

物語当初、カゲが持っていた馬のおもちゃは、騎士に憧れる彼に母親がプレゼントしたものです。

その後の影一族の結末を知っている読者からすれば、少々複雑ですが、無邪気なときのカゲは子供らしい魅力にあふれていました。

【王様ランキング】カゲについてまとめ

【王様ランキング入門編】【登場人物紹介】２人目は、カゲ 🌬️ 絶滅した暗殺集団「影の一族」の生き残り。なぜかボッジと意志の疎通がとれる！ひねくれ者だけど、実はとっても優しいやつ。カゲとの出会いがボッジの人生をおおきく変えていく――。 #王様ランキング pic.twitter.com/WGaz03Iq1Q
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まとめ