【リゼロ】なぜレムは記憶から消え忘れられたのか?暴食の大罪司教・ライから解説

公開日: 2020年9月7日 | 最終更新日: 2020年9月11日

 

【Re:ゼロから始める異世界生活】は、レムの記憶が消えるところからスタートします。

第1期では色々ありましたが、最終的にはスバルのことを慕い、応援する健気な少女という印象でした!

白鯨討伐後、レムクルシュなどは王都へ、スバルたちはエミリアを助けるためにロズワール邸の屋敷周辺へと向かいます。

スバルは、ユリウスヴィルヘルムたちの力を借りて、魔女教徒であり「怠惰」の大罪司教・ペテルギウス・ロマネコンティを倒しました。

そうして、エミリアと再会して話し合いの末、和解することに成功します。

 

その後、レムたちが心配で追いかける形で王都へ向かおうとしますが、その道中にエミリアの口から驚きの発言が。

レムって誰のこと?

これにより、レムが忘れられるという、白鯨討伐時の霧の中での出来事が再来してしまいます!

一体、レムの記憶が消えた理由は何だったのでしょうか?

 

今回は【リゼロ】のレムの記憶についてお話します↓↓

★この記事を見ることで、レムが周囲の人間から忘れられた理由が分かります!

 

 

 

【リゼロ】なぜレムは記憶から消え忘れられたのか?

 

冒頭でも触れましたが、レムは白鯨討伐時に周囲の人物の記憶から消えます。

まずは、竜車を運転するオットーが、次にロズワール邸に帰還した後のラムエミリアまでもレムのことを忘れていました。

特にオットーの場合は、それまで3人で行動を共にしており、レムがスバルたちを逃がすために御車を降りて、1人で白鯨を迎撃する様子も見ていました。

スバルがオットーとレムのことで口論している途中も覚えていましたが、スバルが一呼吸置いて話し始めた時には、オットーの記憶からレムが消えます。

その数秒間で何かあったのだと考えるのが、普通です。

 

そして、死に戻りをした後にも同様のことが起きます!

無事に、白鯨や「怠惰」の大罪司教を討伐した後、それまで覚えていたはずのエミリアがレムを忘れていました。

この気になる状態でアニメ第1期は終了したわけですが、その理由を以下解説します↓↓

 

白鯨討伐後にレムは「強欲」と「暴食」の大罪司教に襲われる

スバルたちが、ペテルギウスを倒してエミリアと再会した少し前の話です。

レムやクルシュ一行は、順調に王都へ向かっていました。

しかし、戦闘の竜車が何かの影響で粉々に吹っ飛んで、中にいた仲間たちも全てやられてしまいます!

それに気づいた2人は何とか回避しますが、周囲は壊滅状態でした。

 

そこには白い短髪の男が1人、後から背の低い長髪の男の計2人が現れます。

実は、その2人は魔女教大罪司教で、それぞれ「強欲」担当のレグルス・コルニアス、「暴食」担当のライ・バテンカイトスでした。

彼らは、400年間暴れ続けたペットの白鯨がやられたことで、様子を見に来ていたようです。

 

仲間をやられたクルシュは、悠長に話そうとするレグルスに痺れを切らし攻撃します。

しかし、その斬撃はかき消され、逆に左腕を切断されてしまったのです。

レムは急いで治療し、怒りから2人と戦う覚悟を決めます!

 

 

「暴食」ライ・バテンカイトスと一騎打ちになり負けてしまう

「強欲」レグルスは、争いを好まないと豪語します。

逆に、「暴食」ライは大勢の人間を襲ったにも関わらず、食い足りないとレムも狙っていました。

その流れから、レムとライの一騎打ちとなりますが、その強さに次第に押し負けていきます。

 

必死に戦うレムの隙を見ていたレグルスが、横から攻撃を加えます。

争いが嫌いというセリフはやはりで、姑息な手段によって無防備になったレムに、最後はライがとどめを刺しました。

1対1でも勝てるかどうか分からない2人を、同時に相手していたレムの胸中を察します。

 

レムはスバル以外の人間から存在を忘れられ「眠り姫」となり寝たきり状態が続く

エミリアの「レムって誰のこと?」というセリフから、スバルは胸騒ぎを感じます。

ようやく時間差で合流した時には、大勢の死傷者が出ておりレムもその中にいました。

外見こそ目立った傷はありませんでしたが、何をしても目覚めない「眠り姫」となっていました。

 

クルシュ、フェリス、ヴィルヘルム、スバル、エミリアの5人が話し合いをした談話室の場面でも、この病気の話題が出ます。

王都でも、これまで治療師でも復元できない記憶障害や、原因不明の「眠り姫」という病気の報告があがっていると、フェリスもセリフしていました。

魔法で治療できない以上、元に戻す方法は根源となる「暴食」ライを倒すしか方法がないでしょう!

それまで、レムは「眠り姫」の状態が続いていきます。

 

 

レムが忘れられたのは「暴食」ライの権能により名前と記憶を奪われたことが理由

レムが周囲の人間から忘れられた存在となったのは、「暴食」ライの権能けんのうが関係していました。

権能とは、字のごとく「権利を主張するために行使する能力」のことです!

レムの寝顔を見ながら心配そうにするスバルの横に、ふとパックが出現します。

そこで、スバルはパックから「暴食」について話を聞くことが出来ました。

この「暴食」こそ、レムを「眠り姫」にした張本人だったのです!

 

まず、暴食の権能は、シンプルに「食べる力」のこと。

●相手の「名前」を食べて、周囲の「記憶」から奪う

●相手の「記憶」を食べて当人の「記憶」を奪う

 

今回のエピソードで言えば、クルシュは後者に当てはまります。

なぜなら、クルシュ本人が記憶喪失になりましたが、周囲の人間はクルシュのことを覚えているからです!

 

では、レムは前者なのでしょうか?

答えは「ノー」です。

実は、「この両方を奪われれば、何者でもない抜け殻が残るだけ」とパックがセリフしており、レムもその状態だと。

これが「眠り姫」の実態であり、周囲の人間の記憶からレムが消えた理由です!

 

 

【Re:ゼロから始める異世界生活】レムについてまとめ

 

まとめ

●レムは魔女教の大罪司教「強欲」と「暴食」に襲撃された後から、周囲の人間の記憶から抹消された

●レムが忘れられた理由は、「暴食」ライ・バテンカイトスの権能によるものだった

①相手の「名前」を食べて、周囲の「記憶」から奪う ⇒ 本人は全て覚えているが、周囲はその人間を覚えていない状態

②相手の「記憶」を食べて当人の「記憶」を奪う ⇒ 本人は記憶喪失であるが、周囲はその人間を覚えているクルシュ

③どちらも奪われた場合、周囲の記憶から消され、本人はただの抜け殻の状態である「眠り姫」となる(レム

 

ようやくエミリアと和解したと思いきや、ずっと味方でいてくれたレムが災難に巻き込まれてしまいました。

「怠惰」のペテルギウスも強敵でしたが、今回登場した「強欲」レグルスと、「暴食」ライはそれ以上に思えます。

早急に陣営を立て直して、スバルの「死に戻り」能力で打開策を見つけ出して欲しいですね!

レムが復活できる日が来ることを願いましょう!

 

 

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