【Re:ゼロから始める異世界生活】は、第1話からチート級の敵が登場します。
それは、「腸狩り」エルザ・グランヒルテです!
主人公であるスバルも、いきなりエルザに腹を裂かれ死亡します。
初っ端から、非常にインパクトのある始まり方でした。
そんなエルザですが、その”気味の悪さ“から「人間ではない」と言われています。
彼女は「吸血鬼」であると。。
今回は【リゼロ】に登場する、エルザについてお話します↓↓
★この記事を見ることで、エルザの「正体」や、腸を狩り続ける理由が分かります!
目次
【リゼロ】エルザの正体は吸血鬼?
エルザのペロってするところの音がリアルで好き。#リゼロ pic.twitter.com/Rm8u2bP5uf
— りり (@tbtriri) September 17, 2020
エルザは驚異の強さを誇りますが、何かの加護を受けているのでしょうか?
もしくは、人間ではなく「亜人」の血がそうさせているのでしょうか?
「風の加護」を受けていたフェルトのスピードを遥かに凌駕し、一撃で葬り去ったシーンから、その異常さが伝わります。
ここでは、エルザの秘密の核心に迫っていきます↓↓
エルザは致命傷を与えても死なない特異体質の持ち主
エルザは、何をしても死ぬことがない「不死」の能力を持っていました。
ベアトリスの陰魔法によって身体を粉々にされようとも、ガーフィールにどれほど致命傷を与えられても数秒で復活します。
傷がすぐに治るのは、まだ分かります
ガーフィールも「地霊の加護」により、地に足さえついていれば時間をかけて回復していくからです。
しかし、身体が結晶化して粉々になった状態でも、ほんの数秒で復活するのはあり得ません。
もう、その状態が「死」のはずですからね。
しかし、エルザは何もなかったかのように、元の身体で登場していました。
この特異体質によって、エルザは「不死身」の称号を我が物にします。
その正体は亜人の中でも珍しい「吸血鬼」だった
ロズワール邸で、エルザとガーフィールが戦闘をするシーンがありました。
そこで、すぐに復活するエルザを見て、ガーフィールはあることを思い出します。
それは、過去に読んだ書物の中で登場した「吸血鬼」という存在です。
そこには、遥か昔に吸血鬼と呼ばれた「魔女」が登場し、それが不死に似た能力を持っていたとのこと。
※おそらく「暴食の魔女」ダフネのこと。ダフネは、後天的に「死ねない身体」となっていた
これを、エルザに伝えると彼女も「血は吸わないけどね」と肯定していたので、間違いありません。
エルザのセリフ通り、ヴァンパイアのようなイメージと違い、ただ「不死」の能力を持つ人間のことを「吸血鬼」と呼んでいました。
「呪いの人形」という呪術にかけられたことで「不死の身体」となった
エルザの出生国では「呪い人形」という呪術が存在しました。
これは、呪術者が殺したい相手を決め、双方とは関係のない第3者に「呪い人形」となるための呪術をかけます。
エルザは「奴隷」として買われており、その買い主が優れた”呪術者“でした。
買い主の殺したい相手のために、まだ子供だったエルザが第3者として「呪い人形」の呪術をかけられたのです。
「呪い人形」となった人間は、対象を殺すまでは「死なない」という効果が発動します。
この「不死」の身体を持つことを、グステコでは「祝福」と呼んでいました。
祝福を受けた人間は、言葉通り「自我を失い、相手を殺すだけの人形」となるようです。
そして、「相手を殺した後は、自身も死ぬ」という内容でした。
生き残るのは呪いをかけた呪術者だけ、ということです。
しかし、エルザの場合は特殊なパターンでなぜか「不死」のままでした。
これにより、エルザは「不死の身体を持つ吸血鬼」として生き続けることになるのです。
過去からはらわた狩りに執着する理由を解説
リゼロのエルザがカッコよすぎる…。声がすっごい好きだ…。能登麻美子さんの声大好きだ…。(エルザとガルパンの劇場版に出てきたキャラしか把握しとらんけど。) pic.twitter.com/MfWAbQFx5O
— てむてむ@おいおい (@9mkvG7MpvxRknMg) September 23, 2020
エルザは、殺す相手の「腸」を見て興奮する性癖を持っています。
ただの「異常者」「サイコパス」だと感じましたが、実はエルザが腸に執着する理由に、彼女の過去が関係していました!
それは、悲しくも同上し難い内容でした。
以下、解説します↓↓
エルザは極寒の北国「グステコ」の出身で孤児だった
エルザの出身は、ルグニカ王国の北にある「グステコ」という国でした。
そこで、親に捨てられ孤児として生きることになります。
グステコは北国だけあって、かなり寒いと土地です。
しかし、エルザは「家も食料も、着る服も」ろくにありませんでした。
そこで、生きる術として物を盗む「盗人」として生きていきます。
環境が悪く、孤児だったエルザを思うと、あの歪んだ性格なのも頷くことができます。
殺した相手のはらわたが暖かく幸福感を覚え「腸狩り」として執着するようになる
エルザが盗みをはたらき、運悪く「捕まる」という出来事がありました。
そこで、エルザは女性だったこともあり、相手に服を脱がされます。
その時はまだ、ただの少女なのでどうしようもなかったですが、近くにガラス片があることに気付きました。
必死になっていたエルザは、その相手のお腹を切り裂きます。
すると、男は倒れ切り裂いた中から「腸」が出てきました。
こぼれる血と臓物にまみれてしまいますが、エルザは怖がるどころか安心していました。
誰からの愛情も受けてきたことがなく、ずっと外で寒い思いをしてきたエルザにとって、この「腸」は暖かく自分を包んでくれる存在だったのです。
擬似的に「両親の温もり」を感じたエルザは、その時の幸福感から「腸狩り」として世間に悪名を轟かせます。
全ては、この出来事が原因だったのです。
【Re:ゼロから始める異世界生活】エルザ・グランヒルテについてまとめ
ちょっとさぁ、いい加減エルザをどうにかしてよ。
20lvの時にゾーマと戦わないといけない感じ。先に進まんやんけ。強すぎて草 pic.twitter.com/oMyERnIwt9
— メダカ隊 (@medaka_tai) September 17, 2020
まとめ
●エルザは、致命傷を与えても「死なない特異体質」の持ち主
●その正体は亜人の中でも珍しい「吸血鬼」だった
●「呪いの人形」という呪術にかけられたことで「不死の身体」となった
●エルザは、極寒の北国「グステコ」の出身で孤児だった
●両親の愛情を受けてこず、極寒の中で自分を包み込んだ「はらわた」に安心感・幸福感を感じ、それ以降「腸狩り」として執着するようになった
エルザは、経験してきた壮絶な過去によって、「腸」が大好きな女性と変貌しました。
戦いの中で、幸福感を唯一味わうことのできる方法が「腸狩り」だったのですね。
同情はしませんが、エルザにとってはこの行動が「希望」だったのかもしれません。
「呪い人形」「吸血鬼」「孤児」「腸狩り」という、負のキーワードがずらりと並ぶエルザは、本当の意味で「鬼」でした。
ガーフィールとの戦いの最期に「ゾクゾクしちゃう」とセリフしたのが、全てを物語っていると感じます。
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