【リゼロ】エルザの正体は吸血鬼?過去からはらわた狩りに執着する理由を解説

公開日: 2020年9月24日 | 最終更新日: 2020年9月24日

 

【Re:ゼロから始める異世界生活】は、第1話からチート級の敵が登場します。

それは、「腸狩りはらわたがりエルザ・グランヒルテです!

主人公であるスバルも、いきなりエルザに腹を裂かれ死亡します。

初っ端しょっぱなから、非常にインパクトのある始まり方でした。

 

そんなエルザですが、その”気味の悪さ“から「人間ではない」と言われています。

彼女は「吸血鬼」であると。。

 

今回は【リゼロ】に登場する、エルザについてお話します↓↓

★この記事を見ることで、エルザの「正体」や、はらわたを狩り続ける理由が分かります!

 

 

 

【リゼロ】エルザの正体は吸血鬼? 

 

エルザは驚異の強さを誇りますが、何かの加護を受けているのでしょうか?

もしくは、人間ではなく「亜人」の血がそうさせているのでしょうか?

「風の加護」を受けていたフェルトのスピードを遥かに凌駕し、一撃で葬り去ったシーンから、その異常さが伝わります。

 

ここでは、エルザの秘密の核心に迫っていきます↓↓

 

エルザは致命傷を与えても死なない特異体質の持ち主

エルザは、何をしても死ぬことがない「不死」の能力を持っていました。

ベアトリスの陰魔法によって身体を粉々にされようとも、ガーフィールにどれほど致命傷を与えられても数秒で復活します。

 

傷がすぐに治るのは、まだ分かります

ガーフィールも「地霊の加護」により、地に足さえついていれば時間をかけて回復していくからです。

しかし、身体が結晶化して粉々になった状態でも、ほんの数秒で復活するのはあり得ません。

もう、その状態が「」のはずですからね。

しかし、エルザは何もなかったかのように、元の身体で登場していました。

 

この特異体質によって、エルザは「不死身」の称号を我が物にします。

 

 

その正体は亜人の中でも珍しい「吸血鬼」だった

ロズワール邸で、エルザとガーフィールが戦闘をするシーンがありました。

そこで、すぐに復活するエルザを見て、ガーフィールはあることを思い出します。

それは、過去に読んだ書物の中で登場した「吸血鬼」という存在です。

 

そこには、遥か昔に吸血鬼と呼ばれた「魔女」が登場し、それが不死に似た能力を持っていたとのこと。

※おそらく「暴食の魔女」ダフネのこと。ダフネは、後天的に「死ねない身体」となっていた

 

これを、エルザに伝えると彼女も「血は吸わないけどね」と肯定していたので、間違いありません。

エルザのセリフ通り、ヴァンパイアのようなイメージと違い、ただ「不死」の能力を持つ人間のことを「吸血鬼」と呼んでいました。

 

「呪いの人形」という呪術にかけられたことで「不死の身体」となった

エルザの出生国では「呪い人形」という呪術が存在しました。

これは、呪術者が殺したい相手を決め、双方とは関係のない第3者に「呪い人形」となるための呪術をかけます。

エルザは「奴隷」として買われており、その買い主が優れた”呪術者“でした。

買い主の殺したい相手のために、まだ子供だったエルザが第3者として「呪い人形」の呪術をかけられたのです。

 

「呪い人形」となった人間は、対象を殺すまでは「死なない」という効果が発動します。

この「不死」の身体を持つことを、グステコでは「祝福」と呼んでいました。

祝福を受けた人間は、言葉通り「自我を失い、相手を殺すだけの人形」となるようです。

そして、「相手を殺した後は、自身も死ぬ」という内容でした。

生き残るのは呪いをかけた呪術者だけ、ということです。

 

しかし、エルザの場合は特殊なパターンでなぜか「不死」のままでした。

これにより、エルザは「不死の身体を持つ吸血鬼」として生き続けることになるのです。

 

 

過去からはらわた狩りに執着する理由を解説

 

エルザは、殺す相手の「はらわた」を見て興奮する性癖を持っています。

ただの「異常者」「サイコパス」だと感じましたが、実はエルザが腸に執着する理由に、彼女の過去が関係していました!

それは、悲しくも同上し難い内容でした。

 

以下、解説します↓↓

 

 

エルザは極寒の北国「グステコ」の出身で孤児だった

エルザの出身は、ルグニカ王国の北にある「グステコ」という国でした。

そこで、親に捨てられ孤児として生きることになります。

 

グステコは北国だけあって、かなり寒いと土地です。

しかし、エルザは「家も食料も、着る服も」ろくにありませんでした。

そこで、生きる術として物を盗む「盗人」として生きていきます。

 

環境が悪く、孤児だったエルザを思うと、あの歪んだ性格なのもうなずくことができます。

 

殺した相手のはらわたが暖かく幸福感を覚え「腸狩り」として執着するようになる

エルザが盗みをはたらき、運悪く「捕まる」という出来事がありました。

そこで、エルザは女性だったこともあり、相手に服を脱がされます。

その時はまだ、ただの少女なのでどうしようもなかったですが、近くにガラス片があることに気付きました。

必死になっていたエルザは、その相手のお腹を切り裂きます。

すると、男は倒れ切り裂いた中から「はらわた」が出てきました。

 

こぼれる血と臓物にまみれてしまいますが、エルザは怖がるどころか安心していました。

誰からの愛情も受けてきたことがなく、ずっと外で寒い思いをしてきたエルザにとって、この「腸」は暖かく自分を包んでくれる存在だったのです。

擬似的に「両親の温もり」を感じたエルザは、その時の幸福感から「腸狩りはらわたがり」として世間に悪名を轟かせます。

全ては、この出来事が原因だったのです。

 

【Re:ゼロから始める異世界生活】エルザ・グランヒルテについてまとめ

 

まとめ

●エルザは、致命傷を与えても「死なない特異体質」の持ち主

 ●その正体は亜人の中でも珍しい「吸血鬼」だった

●「呪いの人形」という呪術にかけられたことで「不死の身体」となった

●エルザは、極寒の北国「グステコ」の出身で孤児だった

●両親の愛情を受けてこず、極寒の中で自分を包み込んだ「はらわた」に安心感・幸福感を感じ、それ以降「腸狩り」として執着するようになった

 

エルザは、経験してきた壮絶な過去によって、「腸」が大好きな女性と変貌しました。

戦いの中で、幸福感を唯一味わうことのできる方法が「腸狩り」だったのですね。

同情はしませんが、エルザにとってはこの行動が「希望」だったのかもしれません。

 

呪い人形」「吸血鬼」「孤児」「腸狩り」という、負のキーワードがずらりと並ぶエルザは、本当の意味で「」でした。

ガーフィールとの戦いの最期に「ゾクゾクしちゃう」とセリフしたのが、全てを物語っていると感じます。

 

 

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