【リゼロ】ベアトリスの正体は何者?エキドナをお母様と呼ぶ理由についても

公開日: 2020年9月22日 | 最終更新日: 2020年9月22日

 

【Re:ゼロから始める異世界生活】では、ベアトリスという少女が登場します。

王都でエルザとの死闘の末、ケガをしたスバルをエミリアは屋敷に連れ帰りました。

そこで、ベアトリスは初登場します。

 

扉渡り」という魔法で隔絶された空間を作りだし、そこに1人で閉じこもるなど消極的です。

外見年齢は11~12歳で、見るからにロリ少女という印象でした。

 

しかし、スバルに魔法をぶつけたり、結界を張るなど魔法に精通しているキャラです。

子供のベアトリスが魔法を使えるのは、何か秘密があるのでしょうか

それとも見た目は子供でも、実際は魔法の達人なのでしょうか

 

今回は【リゼロ】に登場するベアトリスについてお話します↓↓

★この記事を見ることで、ベアトリスが何者なのか、その正体が分かります!

 

 

 

【リゼロ】ベアトリスの正体は何者?

 

ベアトリスがロズワール邸の屋敷にいたり、「扉渡り」を使用して禁書庫から離れないのは、ある理由がありました。

それは、ベアトリスの「出生」や「過去」の出来事が大きく関係しています。

以下、彼女の正体が何者なのか解説します↓↓

 

ベアトリスはロズワール邸の禁書庫の司書を務める

冒頭でも触れましたが、ベアトリスは「禁書庫」の中に1人でいます。

陰魔法の一種「扉渡り」によって、隔絶された空間を作りだして、そこに禁書庫を置いていました。

ベアトリスは、この禁書庫の書物を取り扱う「司書」でした。

 

なんで普通に部屋を設けていないの?」という疑問が浮かびますが、これはそこに置かれる書物が特別だったからです。

大切な人が残した重要資料の宝庫であるため、「扉渡り」の能力で誰でも簡単に入出できないようにしていたのです。

 

 

「強欲の魔女」エキドナにより作り出された人工精霊なのでお母様と呼ぶ

聖域編では、さらにベアトリスの正体に近づくヒントがありました。

その地は「強欲の魔女」エキドナが作り出した場所で、話は400年前さかのぼります。

 

かつて、そこにはエキドナ・ベアトリス・初代ロズワール・リューズなどが生活していました。

ただ平和に過ごしていたわけではなく、襲いくる脅威「魔人・ヘクトール」に対抗するための防御手段だったのです。

 

400年前に生きていたベアトリスが、なぜ今も生きているの?」という疑問が浮かび・・ませんよね。。

そうです、実はベアトリスは人間ではなく「精霊」でした。

それも、微精霊のような自然界のもおではなく、エキドナが作り出した「人工精霊」だったのです!

よくベアトリスが「お母様・・」とつぶやくシーンがありましたが、これはエキドナのことを指しています。

 

精霊は「」や「家族愛」を重視するので、ベアトリスも生み出してくれた相手を「母」として捉えていたのですね。

余談ですが、大精霊パックがエミリアのことを「」、逆にエミリアも「お父さん」と呼ぶ理由も、この「家族」という関係性によるものでした。

 

その正体は陰魔法を極めし大精霊だった

ベアトリスがまだエキドナと一緒にいる頃、魔法が苦手でした。

唯一「陰魔法」には適性があったので、これを特化させます。

6属性の魔法を操ることができた神童・初代ロズワールにも馬鹿にされるほどです。

当時のベアトリスは、コソッと1人で魔法の練習をするぐらいでした。

 

しかし、400年の月日が経った現在では「陰魔法」を極める大精霊となります。

基本的に「いん魔法」「よう魔法」は、他属性からかけ離れており、極めにくい種類でした。

取り扱う人物が少ないこと、覚えても伝承するのが難しいなど、難易度が高い属性です。

それもあり、400年前に存在していた「陰魔法」の多くが、忘れ去られた古代魔法として現代に残っていませんでした。

 

これを全てクリアするのがベアトリスです。

400年前から生きている

●「陰魔法」にしか適性がないため特化させてきた

 

これにより、今は「陰魔法」を極める大精霊として存在しているのです。

 

 

エキドナとの制約により400年間「禁書庫」を守り「その人」を待つ役割を与えられる

そんなベアトリスですが、なぜ「禁書庫」に閉じこもっているのでしょうか?

これには精霊ならではの「苦悩」がありました。

 

エキドナは当初、ある目的のためにベアトリスを作り出します。

しかし、本来の目的が成就されその必要が無くなったため、ベアトリスには別の目的を与えました。

それは、エキドナが記した数多くの書物を保管する「禁書庫の維持・管理」。

さらに、それを必要とする「その人」が来るまで待つこと。

✔ チェック

ベアトリスが待つ「その人」についてはこちら↓↓

 

【リゼロ】ベアトリスが待つその人とは誰?スバルを助ける理由から解説

 

そして、近くにいることができないエキドナは、代わりに「叡智えいちの書」と呼ばれる福音書を渡します。

エキドナが遠方から”して欲しいこと“をこの本に記し、それを見たベアトリスが”記述に沿って行動する“という仕組みでした。

しかし、ある時から記述が一切されなくなります。

それ以降、”記述の変更がないか”、”白紙のページに加筆されていないか”確認する日々が続きます。

 

エキドナに何かあったことは明白で失望しますが、最後の希望である「その人」に期待し待ち続けました。

しかし、それも誰なのか分からず、ただただ時間だけが過ぎていきます。

実は、エキドナは「知識欲の権化ごんげ」と自負するほど興味心の塊で、「ベアトリスがどのような答えを導くのか知りたくて」答えのないお題を突きつけただけでした。

制約に従って待ち続けるも良し

自ら誰かを選ぶも良し

疲れてを選ぶも良し

など、まさしく魔女の行いです。

 

これにより、ベアトリスは「ただただ待つ」という選択をし、400年間が過ぎるのでした。

 

結果的に自分を求めるスバルと契約し専属の精霊となった

聖域ではロズワールが「叡智の書」に沿って、数々の地獄を用意します。

屋敷に「腸狩り」エルザを雇い入れ、ベアトリスを殺させようと依頼したこと。

天候が変わるほどの大魔法で聖域に雪を降らせ、三大魔獣「大兎」を呼び寄せること。

 

この困難にスバルは何度も「死に戻り」をして、状況を好転させます。

仲間たちと協力しながら、スバルは本命だったベアトリスを救出する作戦に出ました。

俺がその人だ」と言えば簡単でしたが、スバルは一切これを否定します。

そして、ベアトリスの方からスバルを選ぶように誘導することで、エキドナとの制約による呪縛から身も心も解放したのです。

 

これにより、スバルとベアトリスの契約が結ばれます。

そして、正式に「精霊術士」として2人はタッグを組むのでした。

 

 

【Re:ゼロから始める異世界生活】ベアトリスについてまとめ

 

まとめ

ベアトリスは、ロズワール邸の「禁書庫の司書」を務める

「強欲の魔女」エキドナにより作り出された人工精霊なので「お母様」と呼ぶ

● その正体は、陰魔法を極めし大精霊だった

●エキドナとの制約により400年間「禁書庫の維持・管理」を任され「その人」を待つ役割を与えられる

スバルと契約し、専属の精霊となった

 

ベアトリスが長きに渡る呪縛から解放されたシーンには、思わず感動しました!

スバルの男気が格好良くて、ベアトリスも満足そうでしたね。

これまでスバルのことを「お前」と呼んでいましたが、契約後は「スバル」と呼び直すところが可愛いです。

 

これからの2人の戦いにも、注目していきましょう^ ^

 

 

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