【Re:ゼロから始める異世界生活】では、ベアトリスという少女が登場します。
王都でエルザとの死闘の末、ケガをしたスバルをエミリアは屋敷に連れ帰りました。
そこで、ベアトリスは初登場します。
「扉渡り」という魔法で隔絶された空間を作りだし、そこに1人で閉じこもるなど消極的です。
外見年齢は11~12歳で、見るからにロリ少女という印象でした。
しかし、スバルに魔法をぶつけたり、結界を張るなど魔法に精通しているキャラです。
子供のベアトリスが魔法を使えるのは、何か秘密があるのでしょうか?
それとも見た目は子供でも、実際は魔法の達人なのでしょうか?
今回は【リゼロ】に登場するベアトリスについてお話します↓↓
★この記事を見ることで、ベアトリスが何者なのか、その正体が分かります!
目次
【リゼロ】ベアトリスの正体は何者?
ベアトリス…………めちゃくちゃすき。 pic.twitter.com/mo3zra6pbL
— ごみくず👾 (@krkrxxx46) September 19, 2020
ベアトリスがロズワール邸の屋敷にいたり、「扉渡り」を使用して禁書庫から離れないのは、ある理由がありました。
それは、ベアトリスの「出生」や「過去」の出来事が大きく関係しています。
以下、彼女の正体が何者なのか解説します↓↓
ベアトリスはロズワール邸の禁書庫の司書を務める
冒頭でも触れましたが、ベアトリスは「禁書庫」の中に1人でいます。
陰魔法の一種「扉渡り」によって、隔絶された空間を作りだして、そこに禁書庫を置いていました。
ベアトリスは、この禁書庫の書物を取り扱う「司書」でした。
「なんで普通に部屋を設けていないの?」という疑問が浮かびますが、これはそこに置かれる書物が特別だったからです。
大切な人が残した重要資料の宝庫であるため、「扉渡り」の能力で誰でも簡単に入出できないようにしていたのです。
「強欲の魔女」エキドナにより作り出された人工精霊なのでお母様と呼ぶ
聖域編では、さらにベアトリスの正体に近づくヒントがありました。
その地は「強欲の魔女」エキドナが作り出した場所で、話は400年前に遡ります。
かつて、そこにはエキドナ・ベアトリス・初代ロズワール・リューズなどが生活していました。
ただ平和に過ごしていたわけではなく、襲いくる脅威「魔人・ヘクトール」に対抗するための防御手段だったのです。
「400年前に生きていたベアトリスが、なぜ今も生きているの?」という疑問が浮かび・・ませんよね。。
そうです、実はベアトリスは人間ではなく「精霊」でした。
それも、微精霊のような自然界のもおではなく、エキドナが作り出した「人工精霊」だったのです!
よくベアトリスが「お母様・・」とつぶやくシーンがありましたが、これはエキドナのことを指しています。
精霊は「絆」や「家族愛」を重視するので、ベアトリスも生み出してくれた相手を「母」として捉えていたのですね。
余談ですが、大精霊パックがエミリアのことを「娘」、逆にエミリアも「お父さん」と呼ぶ理由も、この「家族」という関係性によるものでした。
その正体は陰魔法を極めし大精霊だった
ベアトリスがまだエキドナと一緒にいる頃、魔法が苦手でした。
唯一「陰魔法」には適性があったので、これを特化させます。
6属性の魔法を操ることができた神童・初代ロズワールにも馬鹿にされるほどです。
当時のベアトリスは、コソッと1人で魔法の練習をするぐらいでした。
しかし、400年の月日が経った現在では「陰魔法」を極める大精霊となります。
基本的に「陰魔法」「陽魔法」は、他属性からかけ離れており、極めにくい種類でした。
取り扱う人物が少ないこと、覚えても伝承するのが難しいなど、難易度が高い属性です。
それもあり、400年前に存在していた「陰魔法」の多くが、忘れ去られた古代魔法として現代に残っていませんでした。
これを全てクリアするのがベアトリスです。
●400年前から生きている
●「陰魔法」にしか適性がないため特化させてきた
これにより、今は「陰魔法」を極める大精霊として存在しているのです。
エキドナとの制約により400年間「禁書庫」を守り「その人」を待つ役割を与えられる
そんなベアトリスですが、なぜ「禁書庫」に閉じこもっているのでしょうか?
これには精霊ならではの「苦悩」がありました。
エキドナは当初、ある目的のためにベアトリスを作り出します。
しかし、本来の目的が成就されその必要が無くなったため、ベアトリスには別の目的を与えました。
それは、エキドナが記した数多くの書物を保管する「禁書庫の維持・管理」。
さらに、それを必要とする「その人」が来るまで待つこと。
そして、近くにいることができないエキドナは、代わりに「叡智の書」と呼ばれる福音書を渡します。
エキドナが遠方から”して欲しいこと“をこの本に記し、それを見たベアトリスが”記述に沿って行動する“という仕組みでした。
しかし、ある時から記述が一切されなくなります。
それ以降、”記述の変更がないか”、”白紙のページに加筆されていないか”確認する日々が続きます。
エキドナに何かあったことは明白で失望しますが、最後の希望である「その人」に期待し待ち続けました。
しかし、それも誰なのか分からず、ただただ時間だけが過ぎていきます。
実は、エキドナは「知識欲の権化」と自負するほど興味心の塊で、「ベアトリスがどのような答えを導くのか知りたくて」答えのないお題を突きつけただけでした。
「制約に従って待ち続けるも良し」
「自ら誰かを選ぶも良し」
「疲れて死を選ぶも良し」
など、まさしく魔女の行いです。
これにより、ベアトリスは「ただただ待つ」という選択をし、400年間が過ぎるのでした。
結果的に自分を求めるスバルと契約し専属の精霊となった
聖域ではロズワールが「叡智の書」に沿って、数々の地獄を用意します。
屋敷に「腸狩り」エルザを雇い入れ、ベアトリスを殺させようと依頼したこと。
天候が変わるほどの大魔法で聖域に雪を降らせ、三大魔獣「大兎」を呼び寄せること。
この困難にスバルは何度も「死に戻り」をして、状況を好転させます。
仲間たちと協力しながら、スバルは本命だったベアトリスを救出する作戦に出ました。
「俺がその人だ」と言えば簡単でしたが、スバルは一切これを否定します。
そして、ベアトリスの方からスバルを選ぶように誘導することで、エキドナとの制約による呪縛から身も心も解放したのです。
これにより、スバルとベアトリスの契約が結ばれます。
そして、正式に「精霊術士」として2人はタッグを組むのでした。
【Re:ゼロから始める異世界生活】ベアトリスについてまとめ
ベティ、お前400年間も1人で苦しんでたんだな…#ベアトリス#リゼロ#rezero pic.twitter.com/kRoMdenKBZ
— れむりあたん✨2千人企画固ツイ詳細✨ (@remuriatan) September 16, 2020
まとめ
●ベアトリスは、ロズワール邸の「禁書庫の司書」を務める
●「強欲の魔女」エキドナにより作り出された人工精霊なので「お母様」と呼ぶ
● その正体は、陰魔法を極めし大精霊だった
●エキドナとの制約により400年間「禁書庫の維持・管理」を任され「その人」を待つ役割を与えられる
●スバルと契約し、専属の精霊となった
ベアトリスが長きに渡る呪縛から解放されたシーンには、思わず感動しました!
スバルの男気が格好良くて、ベアトリスも満足そうでしたね。
これまでスバルのことを「お前」と呼んでいましたが、契約後は「スバル」と呼び直すところが可愛いです。
これからの2人の戦いにも、注目していきましょう^ ^
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