インターステラーのアメリアはうざいし無能で嫌い?ラスト最後やその後も解説

公開日: 2024年8月20日 | 最終更新日: 2024年8月20日

 

クリストファー・ノーラン監督の【インターステラー】は、壮大な宇宙の旅と人類の未来を描いた作品です。

インターステラー公開から10周年を記念し、2024年12月6日からアメリカで再上映されることが明らかになりました!

多くの人々に感動を与えたこちらの作品ですが、登場人物の1人であるアメリア・ブランド博士に対しては、視聴者の間で賛否両論があるようです。

特に「うざい」「無能」「嫌い」といった否定的な意見も見受けられ、なぜこのような意見があるのか気になります。

この記事では、アメリアに対するこれらの意見の背景を探りつつ、アメリアの物語の結末やその後についても考察していきましょう。

この記事を見て分かること
  • アメリアがうざいと嫌われる理由
  • ラスト(最後)その後の解説

 

 

 

アメリアが「うざい」「嫌い」という意見

 

インターステラーのアメリアは、博士で優秀な女性なのですが、物語の核となる「地球以外で人類が居住できる星を探す」場面でやや感情的になりました。

アメリアはエドマンズの惑星を選び、そこが「感情に基づいた判断をした」と批判されることがあります。

アメリアは、「愛は人間が持つ唯一の力」と主張し、これが実は私情を挟んでいると指摘された場面がありました。

このような感情的なところが視聴者が、「うざい」「嫌い」と感じてしまった要因です。

 

具体的に視聴者の意見を見ていきましょう↓↓

 

インターステラーは宇宙をテーマにした壮大なSF映画なのですが、実は「様々な形の愛」がベースになっています。

そのことがクライマックスでとてもよく伝わってきますが、物語途中ではよくわからないため、アメリアの言動に疑問を抱いたり、「うざい」と感じてしまうことになりました。

 

たとえば、地球人の移住先として「エドマンズの惑星」を選んだアメリア。

アメリアとエドマンズは恋人関係であることがわかり、「それは私情が入りすぎ」と多くの視聴者が感じました。

また、水の惑星に降り立ったときも、任務より自分の感情を優先しているように見えた点も少し不快に感じてしまいましたね。

そのような理由から、視聴者が「アメリアうざい」「嫌い」という否定的な意見が飛び出しました。

 

理由① 感情的過ぎるところがうざい

アメリアの行動や発言が「うざい」と感じられる理由の1つには、アメリアの感情的な決断が挙げられます。

 

特に、アメリアがエドマンズの惑星を選んだときの理由が感情に基づいていると受け取られましたね。

その言動は視聴者から疑問視されることが多いです。

この選択が物語の進行において重要な転機となるため、アメリアのその判断が「うざい」と感じられることになりました。

 

 

理由② 人間としての想像力が無能

アメリアが「無能」とされる理由には、人間としての想像力が微妙な点です。

 

特に、わかりやすかったのが主人公のクーパーやアメリアらが宇宙に出発するより前の先発隊の惑星調査に関すること。

先に出発していたマン博士やエドマンズ博士らがバラバラに惑星に飛び、独自に惑星を調査。

そこが地球人居住に適していれば「生存信号」のみを送信すると決めていました。

 

視聴者的には、「居住に適していようと適してなかろうと誰でも助けを呼ぶでしょう!」と感じてしまい、この決定は不十分だと思いました。

宇宙にたった1人残されたら、博士や研究者である前に1人の人間として「生存したい」と強く思うのは当然ですよね。

いくら使命感があっても、最後には自分の命を優先するのは賢い博士なら想像できることだと思いました。

そんな想像力さえ働かせられなかったアメリアは、科学者として、また人としてどこか欠如しているような疑問を持ってしまいました。

 

理由③ 自己中心的な姿が嫌い

アメリアに対する嫌悪感は、人間的な側面から来ていると推測します。

 

アメリアの行動が時に自己中心的に映ることや、他のキャラクターとの対立がドラマを生む一方で、性格的に「嫌い」と感じられる要因となっているように思いました。

元々クーパーに宇宙へ行って欲しいと依頼したり、先に出発していた宇宙飛行士たちの中でエドマンズの惑星を優先しようとしたり、水の惑星に到着したとき、危機管理より「データが大事!」と無理矢理強行しようとしたりと自己中心的に映る場面がいくつかありました。

映画を見終わる頃には、アメリアの言動も理解が深まるものの要所要所でアメリアの言動は自己中と思われても仕方なかったしょう。

 

 

最後のアメリアは1人生き残った?

 

インターステラーの最後、1人惑星に佇むアメリアの姿が映し出されます。

アメリアは墓前のようなものの前で悲しげな表情でいました。

これは、アメリアが無事にエドマンズの惑星に到着し無事でいることがわかるものですが、遠く離れた惑星でアメリアはたった1人というのがなんともせつなかったです。

なぜアメリアは、1人見知らぬ惑星で生き残ることができたのか?

詳しく考察していきましょう。

 

 

アメリアが生き残るまでの経緯

インターステラーの最後で、アメリアはエドマンズの惑星に到達し、そこで新たな人類の未来を築く予感を感じさせます。

 

居住可能な惑星を探す旅に出ていた多くの博士たちがいましたが、いずれも人類が住むには適してなくもう地球人に残された道はないのかという絶体絶命な気持ちでした。

それがなんと、アメリアの恋人エドマンズの惑星こそ「地球と同様に人類が居住可能な環境」であることが確認されたのです!

結局のところ、水の惑星でもマン博士の惑星でもなく、最初からアメリアが主張していた「エドマンズの惑星」こそが人類希望の惑星だったことが判明。

アメリアは静かに1人、この地で新たな希望を見出しクーパーがいつかやって来る日を待ち続けることになりました。

 

ラストシーンの意味は人類の未来へ繋がる希望!

ラストシーンの意味は、人類の未来へ繋がる希望です。

 

物語の最後、アメリアが孤独に惑星に立つ姿が描かれます。

このシーンは、アメリアの孤独と同時に、新たな始まりを象徴していると考えられました。

アメリアが辿り着いたこの惑星で、人類の未来に繋がる希望を示唆しているのではないでしょうか!

 

アメリアのその後は新たなコミュニティを築くと考察

アメリアのその後については、映画の中で具体的な描写はありませんでした。

ですが、アメリアはたった1人酸素マスクも入らない居住可能な惑星でこれから新たなコミュニティを築いていく可能性があると考えられます。

アメリアは優秀な科学者なので、映画のラストでは暗い表情をしていましたが次第に自分を取り戻し、知識を駆使して新しい世界に順応していくでしょう。

アメリアが本来の自分を取り戻して奮起すれば、惑星で生活の基盤を整えていくことは可能だと考察しました。

 

【インターステラー】アメリアの最後や嫌われる理由まとめ

 

まとめ

アメリアが嫌われる理由

  • 理由① 感情的過ぎるところがうざい
  • 理由② 人間としての想像力が無能
  • 理由③ 自己中心的な姿が嫌い

 

アメリアのその後

  • ラストシーンの意味は人類の未来へ繋がる希望!
  • アメリアのその後は新たなコミュニティを築くと考察

 

アメリア・ブランド博士に対する視聴者の評価は、アメリアの感情的な決断や科学者としての判断に起因することがわかりました。

しかし、アメリアが最後居住可能な惑星で生き残るという物語の結末は、新たな希望と人類の未来を託された重要な役割を示していると思いました。

アメリアの存在は、インターステラー全体のテーマである【愛と科学の融合】を表現しているということなのかもしれませんね!

公開から10年を迎えたインターステラー、まだご覧になっていないという方はぜひワクワクしながら視聴してみてくださいね!

 

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