ドッグスレッド-なぜ前作をリメイクした?野田サトルのインタビューから解説

公開日: 2024年3月28日 | 最終更新日: 2024年3月28日

 

大人気漫画ゴールデンカムイの作者・野田サトル先生が、現在連載中の漫画「ドッグスレッド」。

漫画好きの中でも、最近話題になっていますよね!

このドッグスレッドですが、過去作品の「スピナマラダ!」のセルフリメイク作品としても話題になっています。

 

セルフリメイク作品とは?

ストーリーは一緒ってこと?別作品なの?

と、皆さん疑問に思われたと思います。

そこで今回は、なぜ前作「スピナマラダ!」のリメイク説について、野田サトル先生のインタビューを参考に調査していきましょう↓↓

この記事を見て分かること
  • スピナマラダの「リメイク説」について
  • 似た作品を「連載した理由
  • 野田サトル先生の「インタビュー

 

 

 

 

なぜ前作をリメイクした?

 

2011~2012年にかけて連載されていた、アイスホッケーをテーマに描いた前作「スピナマラダ!」から、約10年の時を経てセルフリメイクされた今作「ドッグスレッド」。

舞台は同じく北の大地「北海道」。

そしてアイスホッケーの聖地:苫小牧や青森の八戸など、アイスホッケーが盛んな土地を舞台に描かれています。

ファンからは、このような声が多く見られていました↓↓

  • 朗くんにまた会えた!うれしい!
  • 野田先生の新作たのしみすぎる
  • どのくらい内容変わっているの?

 

では一体、なぜ作者はこのタイミングでセルフリメイク作品を描こうとしたのでしょうか?

以下、考察していきます↓↓

 

理由① 東日本大震災を描く必要があったから

 

 

「ドッグスレッド」では、東日本大震災を描いたシーンがあり、驚いた読者の方も多かったのではないでしょうか。

思わず目を背けたくなるような描写もありましたよね。

漫画で、あの大きな震災が描かれるということは今まであまり無かったのではないかと思います。

なぜ野田サトル先生は、今作「ドッグスレッド」で描くことにしたのでしょうか?

 

「あの大きな震災は、実際に「スピナマラダ!」の連載準備中に起こった出来事だったのです。

その当時は、あまりにも大きな出来事だったのでとても触れることができませんでした。

深刻すぎて、作品に落とし込むことができなかったようです。

 

「スピナマラダ!」連載中の2012年には、実際に八戸へ取材に訪れることができ、作品の後半では少しだけ震災について触れることができました。

だからこそ、今作では覚悟を決めて描くことにしたそうです。

 

野田サトル先生は、2022年には八戸を再度訪れたくさんの被災した方々に取材を行ったそうです。

当時アイスホッケーを行っていた学生や監督、学校の先生、大きな被害に遭われた方、八戸市の方々、自衛隊に取材を行ったとのこと。

実際に今作「ドッグスレッド」では、そのような方々の体験談や描写があり、読んでいて胸が苦しくなる場面もありました。

当時アイスホッケーを行っていた学生たちは「アイスホッケーなんかしていて良いのだろうか」という罪悪感で押し潰されそうだったと…

 

作者がインタビューで言っているように、震災をドラマの盛り上がりに利用したくて時代設定を2010年からにしたわけではもちろん無く、アイスホッケーをする人たちにとっても、作者にとっても、避けては通れない出来事だったのです。

今作「ドッグスレッド」を通して、目を背けたくなるような描写もありますが、このような気持ちで過ごしていた人たちが居ること、被災後の苦しい日々の中でアイスホッケーというスポーツがその地域の人たちにとってどのような存在だったのかを知ることができます。

 

 

理由② 前作スピナマラダは未完だと感じているため

 

前作「スピナマラダ!」は作者初の連載作品でした。

しかし当時、読者からの反応が思うように伸びず、編集長から全6巻で連載終了を告げられてしまいます。

とても悔しい思いと、反省点がたくさんあった」と振り返る野田先生。

突然の連載終了だったので、「スピナマラダ!」の終盤は少し駆け足だった印象ですよね。

 

そして次作(※ゴールデンカムイ)を「ぜったいにヒットさせる!」と燃える作者。

次作がヒットしたら、絶対にスピナマラダの続き「完全版を描かせてほしい!」と、当時編集長に頼み込んでいたそうです。

すごい熱意ですよね。

 

そして”ゴールデンカムイ”はご存じの通り、大人気作品となります。

連載終了後1年3か月の期間を経て、今回「ドッグスレッド」の連載に至った訳です。

「不完全なものをこの世に残しておきたくなかった」と後に振り返っています。

今回は前作で描くことができなった場面や、続きが読めると思うのでとても楽しみですよね^ ^

 

理由③ 漫画を通して前向きになってほしいから

 

 

 

 

今作「ドッグスレッド」ですが、セルフリメイクされた理由は、読者に前向きになってほしいからという理由が大きいのではないでしょうか?

野田先生の作品が好きな読者は、”ゴールデンカムイ”が完結したことで、嬉しいような寂しいような気持ちだったと思います。

前項でも書いたように、北海道や八戸で震災の大きな被害を受けた方々を描くことで、少しでも前向きな気持ちになってもらえるようにという思いが込められているようにも思います。

また、読んでいる私たち読者が「あの大きな出来事を忘れないように」という意味も込められているように感じました。

 

そして、アイスホッケーというスポーツの活性化にとても貢献していますよね。

なかなか身近にあるスポーツでは無いので、「ドッグスレッド」と「スピナマラダ!」を通して知ることができてうれしいです!

 

 

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【ドッグスレッド】前作がリメイクされた理由まとめ

 

まとめ
  • 東日本大震災について描く必要があった
  • 大きな被害を受けた選手やその家族がどのような思いで過ごしていたのかも描く必要があった
  • 前作が不完全なまま終わってしまったため
  • リベンジのため
  • アイスホッケー界を盛り上げたい
  • 北海道、東北地域の活性化

 

以上、今回は野田サトル先生のインタビューを参考に「ドッグスレッド」が前作リメイクされた理由について調査、考察をしてきました。

前作「スピナマラダ!」との一緒の場面はもちろんですが、違いや今後の展開もたのしみです^ ^

 

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