ビーストテイマー/レインの正体や故郷は?能力や強さについても

公開日: 2022年12月28日 | 最終更新日: 2023年1月3日

 

勇者パーティを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳娘と出会う】。

通称、ビステマの主人公であるレイン・シュラウド

レインの情に厚く真っすぐで困っている人を放っておけない性格は、王道の主人公らしさを感じさせると共に見る人を惹きつけてくれます。

困った時に味方になってくれる、助けてくれる」。

「こんな人が現実にいたらいいのに!」という感情をぎゅっと詰め込んだのが主人公レインであると私は思っています^ ^

 

さて、そんな弱きを助け強きをくじくレインは、作中最強と言っても過言ではありません。

ビーストテイマーと言われると「獣を使役するだけでしょ?」と思われがちです。

確かに、作中で登場するレイン以外のビーストテイマーは、まさに獣を使役するだけです。

 

しかし、レインだけは一味も二味も違うんです。

なぜ、レインだけ圧倒的な能力を持っていて、他のビーストテイマーたちとどこが異なるのか?

今回は、この「レインの強さの秘密」について調べてみました!

※現在発売されている原作漫画7巻及びアニメ後のストーリーも含まれますので、ネタバレにご注意ください

 

 

 

レインの正体や故郷は?

 

初めに、レインの「正体」や「出身」について解説していきます。

レインは、原作漫画第1巻で「役立たず」のレッテルを貼られ、勇者パーティから追い出されてしまいました。

しかしその後、最強種であるカナデやタニア達と出会います。

そして話が進むにつれ最強種の彼女たちですら驚く、ビーストテイマーの能力を披露していくのです。

 

どうしてそんなに強いのでしょうか?

原作漫画や小説に書かれている情報から、現在判明している事項を説明したいと思います↓↓

 

 正体① 凄腕のビーストテイマー

 

単に「凄腕」と言われても、比べる対象がいなければ想像もつきませんよね。

なので、まずはビステマに登場する「普通のビーストテイマー」と「レイン・シュラウド」の能力を比較していきましょう↓↓

普通のビーストテイマー

  • 使役できる動物は1人につき1匹まで
  • 「ビースト」でない生き物は使役できない(昆虫等)
  • 後衛職であり、戦闘には不向き

 

レイン・シュラウドの能力

  • 犬や鳥等を大量に使役可能(荷物運搬、全方位警戒等が出来る)
  • 動物と同化可能(視覚共有もできる)
  • 短時間だが、昆虫も使役でき幽霊等とも契約可能
  • 最強種との契約前であっても、ある程度の戦闘もこなしていた

 

簡単にまとめてみても、すでにこれだけの違いがあります。

最強種と契約する前のレインは魔法も「初級」しか使えず、戦闘能力が高いとは言えませんでした。

ただ、ビーストテイマーとしての実力はピカイチであったことが分かると思います!

そもそも、一般のビーストテイマーは「最強種と契約」すること自体不可能なので、それが出来る時点で凄腕である事は間違いないですね^ ^

 

 

正体② 神の血を引く末裔

 

原作漫画の第4巻で「勇者は神の血を引いている」「限界突破という特殊な力がある」と描かれていました。

勇者が強い理由は、魔王を倒すため「神々の力を取り込んでいるから」です。

そう説明したレインに対し、精霊族であるソラは「レインにも成長限界がないのでは?」と発言しています。

レインは、契約した最強種達の能力を自分の力として取り込むことが出来るので、実質「勇者と同じ成長限界がない」と言えるのです。

 

また、原作漫画にはまだ登場していませんが、最強種のひとり天族イリスからは「レインとアリオスの血は似ている」と言われています。

この発言からも分かるとおり「レインも神の血を引いているのでは・・」といった考察が出来るのではないでしょうか?

 

正体③ 分家となった勇者の一族

 

さて、上記では「レインも神の血を引いている可能性」について示唆して来ました。

考察の答えは、原作小説で明らかとなっています。

ビステマの作品内に登場する、中央大陸にある王都「ロールリーズ」。

そこに座する、中央・南・東大陸を治める王「アルガス・ヴァン・ロールリーズ」より、真実が語られました。

 

勇者は魔王に対抗するための切り札。故に、失われる訳にはいかない

よって、いくつもの分家が作られ、神の血を分けることになった

その分家のひとつが、シュラウドである

 

やっぱりレインは勇者だった!!と、思わずにはいられない展開です!

この情報は秘匿されていた為、本人も知らない事実でした。

神の血を引いているから、レインは通常のビーストテイマーとは一線を画す能力を持っているのでしょう。

 

レインが強い理由が判明しましたが、ここで気になるのは彼の「故郷」です。

分家とはいえ、レインの出生は謎が多く分かっていないことばかりです。

ここからは、レインの故郷についても見ていきましょう↓↓

 

 

故郷① 南大陸にあるビーストテイマーの村出身

 

そんな勇者の末裔でもあるレインですが、生まれた頃からビーストテイマーだった訳ではありません。

当然、レインにその能力を授けた人物がいる筈です。

それが、彼の出身地である南大陸にあるビーストテイマーの村の人達でした。

 

そこでは、レインのような「ビーストテイマー」をはじめ、「インセクトテイマー」「エレメントテイマー」「ファントムテイマー」という存在もいたそうです。

まさしくテイマーの村ですよね!

 

レイン曰く、村人のテイム技術は相当高かったと言います。

優秀なテイマー達に育てられてレインがそこで努力したからこそ、今の能力が身についたと言えるでしょう。

とはいえ…そこまで優秀な人材揃いだと、村全体で「勇者と関わりがあるのでは?」と想像してしまいますね。

 

故郷② 魔族に滅ぼされた村の唯一の生き残り

 

レインが生を受けビーストテイマーの能力を学んだ生まれ故郷は、現在存在していません。

それはまだ彼が12歳の時、魔物に襲われ滅ぼされているのです。

レインが無事だったのは、村が襲われた日にひとり森でテイムの練習をしていたからです。

 

ここからも分かる通り、ビーストテイマーの村の唯一の生き残りでした。

村人や彼の両親が「勇者の血」について知っていたのかどうか。

どうして「優秀なテイマーのみが集まっていたのか」など、まだまだ謎は尽きません。

 

 

能力や強さについて

 

ここまでは、レインの出生の秘密について説明してきました。

続いて、レインの「強さ」に直結する能力について見て行きましょう。

まさしく「チート」と言っても過言ではない主人公力をご覧ください!

 

能力① 契約

 

「契約」とは、ビーストテイマーが動物を使役する際に行う儀式の事です。

レインは自身の親指を噛み、流れる血液で掌に魔方陣を描きます。

さらに、

我が名はレイン・シュラウド。新たな契約を結び、ここに縁を作る。

誓いを胸に、希望を心に、力をこの手に。答えよ、汝の名は?

という異世界ファンタジー好きには堪らない口上を述べ、それに受け手が答える形で契約は成立します。

あくまでレイン自身の問いと相手の同意があってのものなので、一方的な契約は出来ません。

 

また、一定以上の能力がある種族と契約した場合、その種族の力の一部を自身の力として取得できます。

レインが契約により強くなれる理由の1つですね。

 

能力② 仮契約

 

仮契約とは、上記で示した契約の「簡易版」です。

契約とは異なり短時間での使役しかできませんが、契約の儀式は必要とせず一瞬で契約する事が可能です。

 

ただ、レインの場合仮契約と言っても、ほとんど契約に近い能力を有しています↓↓

  1. 戦闘中など目に入った生物を使役(鳥や昆虫)
  2. 1匹ではなくその種族の仲間を呼んでもらうことも可能
  3. 1度に複数の仮契約を行うことができる
  4. 仮契約の最大数の記載はなく、何匹まででも短期使役が可能と予想される

 

 

まさしくチート能力ですね…。

大量の蜂と契約して、盗賊団のアジトをレイン1人で落とすシーンがありますが、これは普通のビーストテイマーでは無理な芸当です。

相当な数を仮契約していましたからね。

 

能力 ③同化

 

同化」は、ビーストテイマーの技の1つです。

原作漫画第2巻でレインが披露していましたね!

魂の一部を、テイムした動物に移して意識を固定します。

すると、自分の身体の一部のようにその動物を動かす事が可能です。

 

意思疎通する場合には、魔力を使って「思念波」として届ける事で会話が可能ですが、相当量の魔力を消費しているようです。

鳥類と同化すれば、複雑な地形であっても空から目的地までを偵察する事が出来たり、サポートに特化した力と言えるでしょう。

 

ただし、同化の能力には欠点が1つ。

同化している最中は、元の肉体が昏睡状態に陥ってしまうため、仲間に守ってもらう必要があります。

レインの場合、最強種に守って貰えるので同化中に本体を傷つけられる、なんてことにはならないですね。笑

 

能力④ ブースト

 

こちらの「ブースト」も、テイマー独自の魔法のつ1つです。

原作漫画第4巻30話「シャドウナイト②」より登場し、「失われた魔法である」とタニアが言っています。

つまり、レイン以外でブーストを扱えるテイマーはほぼいないと言っていいでしょう。

それにしても、失われた魔法をレインに教える事ができたビーストテイマーの村とは一体…。

 

ブーストの能力については、RPGのゲームや異世界系の物語が好きな方は聞き馴染みのある言葉ではないでしょうか。

言葉のとおり、「種本来の力を増幅させる効果」がある「強化魔法」です。

例えば、近接戦闘が得意なカナデに魔法を掛けると、身体能力がさらに向上するという訳ですね。

仲間に掛けることも、レイン自身に掛けることも可能となっています。

 

能力➄ マルチ・ブースト

 

マルチブースト」は、ブーストの応用技です。

レインが最強種である精霊族のソラと契約したことで得た「連続詠唱」からなる魔法です。

マルチ・ブーストは2人同時にブーストの効果を掛けることが可能となっています。

※詳細は下記にて記載します↓↓

 

強さ① 身体強化

 

では、ここからはレインの「強さ」について見ていきましょう!

身体強化」は、最強種である猫霊族のカナデと契約した事で得た能力の1つです。

文字通り、レインの身体能力が大幅に増強されました。(パワー・スピード

魔物・盗賊団・騎士団・ごろつき冒険者などを圧倒し、勇者アリオスとも互角に渡りあっています。

アリオス戦は、レインの優れた観察能力もあってこその勝利でしたが。笑

 

強さ② 魔力増加

 

魔力増加」は、最強種である竜族のタニアと契約した事で得た能力の1つです。

竜族は、最強種の中でも1番目に多い魔力量を誇っています。

上記で紹介した強化魔法のブーストも相当量の魔力を消費するのですが、タニアと契約したことでレインの魔力量が大幅増加し使えるようになりました。

また、ファイヤーボールやヒールといった初級魔法の威力も全体的に底上げされています。

 

強さ③ 連続詠唱

 

連続詠唱」は、最強種である精霊族のソラと契約することで得た能力です。

タニアから授かった「膨大な魔力」を制御する事が可能になり、かつ魔法を同時に使用する事が出来るようになりました。

「火球」の数を増やして散弾のように使えるようになり、戦略が大幅に広がりました。

 

強さ④ 状態異常完全無効化

 

状態異常完全無効化」は、最強種である精霊族のルナと契約することで得た能力です。

毒・麻痺といった状態異常を完全に無効化します。

原作漫画第7巻では、領主の息子エドガーがマジックアイテムにより「対象に死」という状態異常を与える超級魔法「デスサイズ」を使用しましたが、これも防いでみせました。

即死魔法すら防げるとは…

敵からすると恐ろしい能力でしょう。

 

強さ➄ 物質創造

 

物質創造」は、最強種である神族のニーナと契約することで得た能力です。

文字通り、あらゆる物質を材料を必要とせずに創造することが出来るようになりました。

まさしく規格外…。

タニア達曰く、この能力は神族の中でもかなり希少なスキルだそう。

ニーナの潜在能力の高さが分かりますね^ ^

 

強さ⑥ 重力操作

 

重力操作」は、レイン一行が購入した家にいた元メイドの幽霊ティナと契約し得た能力です。

これも文字通り、重力に干渉し操作する力となっています。

かなり制御が難しいらしく、能力を得た当初は物を数センチ浮かせるのがやっと…という状態でした。

かつ、タニアの魔力を得た状態であっても長時間維持する事は難しく、かなり魔力を消費する能力となっているようです。

とはいえ…重力を掛けて重くしたり軽くしたりできるのは、戦闘でもかなり有用出来そうですね。

 

強さ⑦ 魔眼

 

魔眼」は、最強種である鬼族のリファと契約し得た能力です。

レインが睨んだ相手に対し、麻痺や魅了といった特殊な状態異常を掛ける事が出来ます。

リファ本人はこの力を使えないそうですが…。

レイン自身は状態異常を完全無効化でき、かつ敵に状態異常を与えられる。

ますます最強の名を欲しいままにしていますね!

 

魔法① ファイヤーボール

 

では、ここからはレインの持つ「魔法」についてご紹介していきます↓↓

ファイヤーボール」は、レインが使用できる初級魔法の1つです。

レイン曰く「威力はスライム1匹を倒せる程度」とのことですが…。

竜族のタニアと契約しレインの魔力が増幅したことで、初級のファイヤーボールも威力が増幅しています。

 

身の丈程の火球で、スライムの群れを追い払う。

アリオスが使用していた魔法・ギガボルト(雷撃魔法)を打ち消すほどの高威力となりました。

 

魔法② ファイヤーボール・マルチショット

 

ファイヤーボール・マルチショット」は、原作漫画第5巻にて披露した魔法です。

上記で説明したファイヤーボールは、あくまで「火球を1つだけ」発生させる魔法でした。

しかし、精霊族のソラと契約し発言した「連続詠唱」の能力により、拳大の火球を複数生み出す事が可能となっています。

火球の威力も、エドガーが連れていた騎士を一網打尽にすることが出来ました。

 

また、以前は魔力調整が難しく周囲の人も巻き込んでしまう、不器用ななファイヤーボールしか打てませんでした。

ただ、ソラ達と契約し精密な魔力操作が可能となった事で、市民を巻き込むことなく敵である騎士のみを攻撃することが出来るようになっています。

 

魔法③ ヒール

 

ヒール」もファイヤーボールと同様、レインが使える初級魔法です。

初級魔法、とあるように本来は大きな傷を治したりできません。

しかし、レイン自身の魔力が増幅したことで、ヒールの威力も桁違いに上がっています。

上級魔法に匹敵する効果があり、原作ではレインの腕に短剣が突き刺さるも即座に完治させていました。

 

魔法④ クリエイト

 

クリエイト」は、神族のニーナと契約し「物質創造」の能力を得たことで使用可能となった魔法です。

頭の中に思い描いた物質を、魔力を消費する事で創造することができます。

クリエイト魔法を使用する際は、魔法の詠唱が必要となるようです。

 

装備① ナルカミ

 

ここからは、レインの強さの1つである「装備」についてです↓↓

ドワーフであるガンツが製作した、レイン専用武器「ナルカミ」。

ミスリル製の籠手であり、指が出せるグローブのような外見をしています。

コミカライズ版では、レインは左手首につけていましたね。

 

レイン曰く「職人の魂が込められた一級品」とのこと。

ナルカミには、特徴的な機能が2つ付いています↓↓

  1. 特定の動きをすることで、毒針を射出する
  2. ワイヤーを射出し、対象を捕縛する

どちらも、接近戦がメインであるレインの戦闘の幅を大きく引き上げてくれるものとなっています。

 

装備② カムイ

 

ナルカミと同様、ガンツが作成したミスリス製かつレイン専用の短剣カムイ」。

刀身は燃えるように赤く、わずかに刃が沿ったような外見をしています。

重量も切れ味も最高のもので、レインは「最高の短剣である」と述べていました。

 

また、カムイの機能として「最強種の子と手を繋ぐ」ことで、力をチャージする事が出来るというものがあります。

カムイの柄部分にトリガーがあり、このトリガーを押すことでチャージした力を解放。

とんでもない威力の攻撃を繰り出すことができるのです。

 

作中ではニーナと手を繋ぎ、カムイの機能を披露していましたね^ ^

しかし攻撃力が高い反面、多用すると刃が折れてしまう可能性があるので使い時の見極めが肝心です。

 

【勇者パーティを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳娘と出会う】レインの正体や故郷・強さや能力まとめ

 

まとめ

レインの正体や故郷について

  • 凄腕のビーストテイマー
  • 勇者の血を引く、分家となった勇者の末裔
  • 魔族に滅ぼされたビーストテイマーの村の唯一の生き残り

 

能力について

  • 契約、仮契約が可能
  • テイムした動物との同化
  • 失われた魔法「ブースト」「マルチ・ブースト」が使用可能
  • 初級魔法「ファイヤーボール」「ファイヤーボール・マルチショット」
  • 上級魔法に匹敵する初級魔法「ヒール」
  • 頭で思い浮かべた物質を創造する「クリエイト」

 

最強種と契約し得た魔法について

  • パワー・スピードが上がる「身体強化」
  • 初級魔法の威力を底上げする程の「魔力増加」
  • 増大した魔力を精密にコントロールする「連続詠唱」
  • 即死魔法すら無効にする「状態異常完全無効化」
  • あらゆる物質を創造できる「物質創造」
  • 重力を操る事ができる「重力操作」
  • 相手に麻痺や魅了を与える「魔眼」

 

装備について

  • ドワーフであるガンツが作成したレイン専用武器
  • ミスリル製の籠手「ナルカミ」
  • ミスリル製の短剣「カムイ」

 

以上、主人公・レインについてでした!

いかがでしたでしょうか?

調べれば調べるほど、レインの強さが規格外である事が分かってきます!

 

最強の名を欲しいままに活躍するレインですが、彼本来の優しさは決して失われていません。

力に溺れることなく仲間を大切にし、困っている人に躊躇いなく手を貸す事ができる事こそ、レインの最大の魅力と言えるのではないでしょうか?

アニメ第1期も終盤となってきています。

レインやカナデ達ヒロインたちが、どのように活躍していくのかますます楽しみですね^ ^

 

 

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