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ポケモンシリーズ

ポケモンはなぜ戦うのか理由は？人間のエゴや虐待説についても

公開日: 2024年2月4日 ｜ 最終更新日: 2024年2月4日

 

人気ゲームポケモンの仕様について、批判の声が出ています。

ポケモンが人間に無理やり戦わされている、というものです。

実際にポケモンは人間のいいなりとして、戦闘しているのでしょうか？

ポケモンが戦う理由と、批判に対しての考察をしていきます。

この記事を見て分かること
  • ポケモンが戦う理由について
  • ポケモンに批判が出ている理由について

 

 

 

 

ポケモンはなぜ戦うのか理由は？

 

ポケモンの世界では普通に行われている、戦闘行為。

現在放送中のアニメポケモンでも、リコやロイ、フリードなどがやっていますね。

では、ポケモンが戦うのはなぜなのでしょうか？

ここからはポケモンが戦う理由について考察していきます。

 

理由① ポケモン特有の本能

ポケモンが戦う理由の一つとして、ポケモン特有の本能というものがあります。

現実の動物たちは自身の子孫を残すために、縄張り争いをする。

 

他にも生きるために、肉食と草食に分かれています。

それらはすべて、より強い遺伝子を残すための本能のようなものです。

人間も同じように、勉強などで能力を競い合っています。

ポケモンの世界ではそれがバトルであり、自分の子孫を少しでも多く残すために戦っている可能性があります。

 

 

理由② 太古から戦闘してきたからこそ進化や技がある

 

太古の昔から生き残りをかけて戦ってきたために、進化や技が存在します。

生物学上での進化は、生き物が世代を重ねるにつれて、新しい種族に分岐することを言います。

 

しかし、ポケモンの進化は、「進化」というよりも「変態」に似ている現象です。

ポケモンが固有の存在から、また別の固有の存在へと変化する。

各段階の固有の存在として、一つ一つと接する体験を固有のものとしています。

これが「進化」と呼ばれる理由です。

 

他にも、ポケモンスカーレットバイオレットではパラドックスと呼ばれる、古代、未来に存在している個体も登場します。

ゲーム内の時間軸より、もっと過酷な世界だったと推測されます。

生き残るためにそれを乗り越えて力をつけていった結果、それぞれのポケモンたちの技の根源になっているのかもしれません。

ポケモンが進化するのも、技を使用するのも、すべては生き残りをかけたバトルのためなのでしょう。

 

理由③ ポケモン世界では人間が弱い

ポケモンの世界では、ポケモンよりも人間のほうが弱いです。

当然と言えば当然ですね。

現実世界でもクマやイノシシ、シカなど動物たちにはかないません。

 

人間もポケモンも、お互いを活用しています。

ポケモンのなかには人間に危害を加える種族がいる、と図鑑に書かれているものも多いです。

それを才能がある人間が使役し、必要以上に被害が出ないようにするためにトレーナーが存在するのでしょう。

 

しかし、トレーナーは人間のためポケモンに対抗するにはポケモンが必要。

そのためトレーナーは指示に従ってくれるパートナーとしてポケモンを捕獲し、戦闘を行います。

ポケモン自体も戦闘が好きなため、自分の面倒を見てくれて、好きなことをさせてくれるトレーナーに従うのではないでしょうか。

 

 

人間のエゴや虐待説は？

 

ポケモンが「人間のエゴ」や「虐待」として戦闘させられているという意見も出ています。

実際にポケモンは虐待されているのでしょうか？

ここからはポケモン虐待説について、考察していきます。

 

 

ポケモンバトルで戦わせるのが「かわいそう」

まず、ここでは「ポケモンの戦闘がかわいそう」と感じている方の口コミをご紹介します↓↓

 

  • ポケモンを瀕死にさせるのはかわいそう
  • アニメでは気絶なのに、ゲームでは瀕死なのはなぜ
  • やけどなどの状態異常になるの申し訳ない

 

主に戦闘不能の意味が「ひんし」表記なことに、違和感を感じる声が多いです。

 

他にも、やけどやまひなどの状態異常になるのも「なんだかかわいそう」という声も。

確かにアニメでは戦うことができなくなる状態は、戦闘不能もしくは気絶のようなものです。

 

しかし、ゲームのほうでは、同じ状態を「ひんし」で表記します。

それがまるで死にかけているようだと、思う人も少なくありません。

ひんしと書かれていることで「命を落としかけている」と感じるのも無理はありません。

ですが、ゲーム内では限りがある表現の中でプレイヤーに分かりやすく伝えるために、あえて「ひんし」と書いている可能性があります。

 

考察① 自分で戦わないポケモントレーナーはひどい

虐待説の一つとして、自身で戦わないトレーナーがひどい、というものがあります。

ポケモンという生態系を構築して、戦闘を完結させています。

 

しかし、そこに人間が加わると生態系の根幹が崩れる可能性がある。

それが一部のユーザーからは「友達を戦わせて、自分は楽をしている」と受け取られているのです。

主人公も応援したり自らが走り回ったりすればいい、という声も。

戦闘で最前線に自分の身をさらさないことに対して、卑怯と感じられるようです。

 

確かにプレーヤーは危険にさらされることなく、ポケモンに指示を出しているだけです。

これに関してはポケモンからすると、「お前も戦え」と思われても仕方ありません。

 

考察② 実際に動物愛護団体から批判もされている

ポケモンの仕様は動物愛護団体から、批判を受けています。

ポケモンが傷ついたり、瀕死になったりするものなので、ゲーム内容に対して講義が出ているのです。

 

しかし、ポケモンバトルは意図的にポケモンを傷つけているわけではなく、信頼関係を結んでいるトレーナーとポケモンがバトルを通して経験を積んでいくものです。

野生のポケモンたちも性格によりますが、人間が何もしていないのに襲ってくるものもいます。

人間が、一方的に傷つけるためにバトルさせているという意見はおかしいように感じます。

 

愛護動物とはウシやウマなどの牧場で飼育されるようなものから、イヌやネコ、ウサギなどのいわゆるペットになる動物などです。

動物愛護法ではみだりに殺生しない、餌や水を与えずに衰弱させるなどの虐待を行うことが禁止です。

例えば、猫同士を戦わせる行為は野生でも飼い猫でも禁止ですが、浦島太郎の話のように、カメを虐める行為は、カメが愛護動物の対象になっていないため禁止されていません。

ウシやイヌ、ネコなどの動物が対象なのに、カメや魚などは対象外なのも不思議です。

 

考察③ 人間のエゴが色濃いので虐待み勘違いされる

人間のエゴのような描写が多く、虐待していると勘違いされがちです。

ポケモンは野生の生物に攻撃を加えて弱らせて捕獲し、使役するというもの。

この設定では確かに、何か言われても仕方ない部分もありますね。

 

しかし、ポケモンバトルはポケモンの世界において、スポーツに位置付けられています。

ポケモンリーグという施設の設定があり、ジムリーダーをはじめ、四天王やチャンピオンというランク付けが存在する。

そのためポケモン世界でバトルは、「競技」に分類されているのです。

現実に「闘牛」や「闘犬」があるのと同様です。

 

アニメポケモンでは、サトシが主人公となります。

サトシは初めてのポケモンとしてピカチュウをもらいますが、そのピカチュウは言うことを聞かずにボールにも入りません。

 

しかし道中でオニスズメの群れに襲われて、お互いに友情が芽生えます。

アニメではスポーツ的にトレーナーが存在し、非道な行いをする悪の組織と対峙していくという人間とポケモンの絆を描いているのです。

それらが理屈ではなく、感情的に「虐待だ」という言葉に反論したくなる気持ちの根底にあるものなのでしょう。

 

【結論】他作品も同様でポケモンだけが悪いわけではない

他の作品でも似たようなことをしている内容はたくさんあり、ポケモンだけが悪いわけではありません。

「ポケモンのゲームは虐待にあたる」という意見が出ている理由も分かります。

 

しかし、ポケモンのみでなく他の作品に出てくるモンスターをメインで戦闘させるものすべてに、当てはまるのではないでしょうか。

ポケモンの世界では人間が出来ない部分をポケモンが補う、という形をとっています。

現実でも警察犬や盲導犬など、しっかり訓練を受けた動物が必要に応じて、最悪人間に牙をむくのと同じではないでしょうか。

私たち人間は基本的に、獣である動物たちに能力ではかないません。

 

人里に降りて何もしてない人間を襲うクマやイノシシに対しても、「クマやイノシシがかわいそう、人間がそれで命を落としても仕方ない」と言えるのでしょうか。

現実とゲームは違います。

一部の側面だけを見て、現実と混同して考えるのはよくないと感じます。

 

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【ポケモン】ポケモンを戦わせる理由まとめ

 

まとめ
  • 戦闘はポケモン特有の本能
  • 戦闘の歴史の過程で進化や技が発達した
  • 人間はポケモンよりも弱い
  • トレーナーはもう少し戦闘に参加すべき
  • 動物愛護団体からも批判が出ている
  • 虐待のように感じ、人間のエゴのように受け取られる
  • ポケモンだけでなく、他の作品も似たことをしている

 

以上、ポケモンが戦う理由に関しての考察でした。

確かにポケモンのなかには、戦闘を好まない個体もいるでしょう。

そういった子にも戦闘を強いるのはよくないと思います。

 

しかしあくまでフィクション、架空の世界でのお話です。

必要以上に現実と同じように考えるのは、面白くありませんね。

なのでバトルは最低限にして、自分の気に入ったポケモンたちと交流を深めるのも、ポケモンの楽しさの一つではないでしょうか。

 

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