【王様ランキング】の舞台、ボッス王国。
一見すると、平和で豊かな国のようです。
しかし、その内情はあまり良くないものでした↓↓
- 王であるボッスが「病床」についている
- 2人の王子「長男・ボッジ」と「次男・ダイダ」の王位継承で揉めていた
- どちらが次の王となるか、家臣たちの間では「悩みの種」だった
そんな揺れるボッス王国で、ダイダの懐に忍び込み、裏から糸を引いていた存在がいます。
それが、謎の鏡「ミランジョ」です。
ミランジョは、ボッスと古い付き合いがありました。
さらに、魔神とボッスの契約を促したり、ダイダを密かに増長させたりと、不穏な存在感を漂わせています。
一体、ミランジョは何者で、どんな目的を持っているのか?
彼女の言動から、考えていきましょう。
今回は【王様ランキング】に登場するミランジョについてお話します↓↓
- ミランジョの「目的」や「正体」
- ボッスとの「関係」
目次
王様ランキングのミランジョの目的は?
これが私の大好きなミランジョ様
(ネタバレあり)隙あらばコスプレしたいと思ってます…。ソファーで泣きながら寝てる見開き超大好き…(∩˘ω˘∩ )❤ pic.twitter.com/82npY9T0Gs— さっちん@Kumakoちゃんのくまコートを受注予定です (@sattinn_phc) October 13, 2021
鏡に宿る、謎の女性・ミランジョ。
王子・ダイダの口ぶりから、長い間、彼の側にいて考えを誘導していたことが伺えます。
彼女がボッスの息子・ダイダの側にいる理由。
そこには、悲しくも大きな計画がありました。
エピソードを交えながら、1つずつ解説していきます↓↓
ミランジョの序盤の目的はダイダを犠牲にした「ボッス」の復活
ダイダは兄・ボッジを退け、無事に王位に就くことに成功します。
しかしそれは肩書きだけで、かつての王であり父・ボッスとの力の差は歴然でした。
まだボッス王が健在の頃、ある逸話を残しています。
王様ランキングの調査で、かつてのボッス王はゴーレムを一撃で粉砕しましたのです。
ただ、現在のダイダはゴーレムにまるで歯が立ちません。
ボッス王国のランキングが高かったのは、父の強さによる所が大きく、それを無くした今では「ランクの大幅ダウンは免れない」と言われます。
これを何とかしようと力を欲したダイダは、ミランジョの甘い言葉に従ってしまいます。
城の地下へ行ったダイダは、そこで父・ボッスの氷漬けの死体を目にしてしまったのです。
ミランジョの話によると、ボッスの死体から「力を得られる薬」が作れると。
これを飲めば「格段にパワーアップができる」と。
しかし、ダイダはこれを飲むことを拒否します。
やむなくミランジョは、強引に気絶させ、薬を無理やりダイダに飲ませました。
すると、ボッス王がダイダの体を乗っ取る形で復活を果たしました。
実は、ミランジョがダイダの側にいたのは、ボッス復活の器とするためだったのです。
冥府の罪人を利用して「ボッス王国を滅ぼすため」に暗躍する
ミランジョの次なる行動は、ボッス王国を滅ぼすために冥府から罪人を連れてくることでした。
王国を破壊する事を勧められ、疑いの目をむける罪人たち。
しかし、真意はどうあれ魅力的な提案であり、彼らはそれを受け入れます。
かくして罪人たちは城下の街へ繰り出し、ボッス王国に混乱と破壊を生み出します。
鏡の最終目的は「ボッスの夢」を叶えること
ボッス王国の破滅へ向けて、大きく動き出したミランジョ。
ここまでするミランジョの目的は、一体何なのでしょうか?
ミランジョの最終目的、それは「ボッスの夢」を叶えることだと、自身で語っていました。
そして、ボッスの夢とは「世界最強の男になること」です。
しかし当の本人のボッスは、ミランジョの計画にあまり乗り気ではなく、迷うような憂鬱さすらも見せています。
ミランジョもまた、自身の行動が多くの人を不幸にするものだと理解しています。
悪女のように描かれていますが、内心では苦悩しているようです。
ボッスの側にいて憂いをなくし「2人で旅に出ること」が夢
先ほど、ミランジョの目的は「ボッスの夢を叶えること」だと説明しました。
ただ同時に「ボッスの様憂いをなくして2人で旅に出ること」も、ミランジョは願っています。
悲しく過酷な過去のあるミランジョですが、ボッスと旅をしていた時こそが、1番輝いていたのでしょう。
そんな2人の旅にかげりが出始めたのは、どうやら魔神が関わっているようです。。
正体をボッスとの関係から解説
この一連の物語を語ってほしかった。
そこにプラスしたボッスのミランジョ父殺しと助けられた恩
そしてギャクザで母子を助けられなかったボッスの理由と
幼いミランジョの形成手術をしたホウマ?のおっちゃん。 pic.twitter.com/5V59VkXjym— 甘茶登志朗 (@8nonbiri8) June 20, 2020
上記では、ミランジョの目的についてお話しました。
ボッスを強く想うあまり、凶行に出てしまった悲しき女性だったんですね。。
では、このミランジョとはどんなキャラなのでしょうか?
ここからは、その正体を解説します↓↓
その正体は魔法が得意な「ホウマ国の生き残り」
上記では、ミランジョの目的についてお話しました。
ここからは、ミランジョの「正体」を解説します。
彼女の正体は、神のものだった「魔法」を人間でも使えるようにした「ホウマ国の人間」です。
若き日のボッスは、ホウマ国を訪れミランジョの父と戦い、激闘の末その命を奪ってしまいます。
しかし、ミランジョの母はそれを恨むことなく、怪我をしたボッスの手当や世話を行なったのです。
このことを恩に感じたボッスは、ホウマ国と共に戦うことになり、ミランジョとも交流を持つようになりました。
もしかしたら、ミランジョにとってボッスは父親のような存在だったのかもしれません。
神々との戦争時「ギャクザの裏切り」で顔や体に暴行される
この頃、ホウマ国は神々との戦争を繰り広げていました。
最初こそホウマ国が勝利していましたが、神々の力は圧倒的でした。
まさに、なにか拍子で戦況がひっくり返るような危うげな状態。
そこでホウマ国が考えたのが、同じ人間の国である「ギャクザ国」との協力だ、です。
しかしギャクザ国は、過酷な環境の歴史から人間不信になっていて、最初こそホウマ国に協力しましたが、状況が不利になるとあっさりと裏切り神々の勢力に味方しました。
さらに、ギャクザの人間は神々に味方したことで、ホウマ国の人間に対して残虐になります。
これにより、ミランジョの母親は殺されてしまいます。
さらに幼かったミランジョも「両手を切断され顔を潰される」という暴行にさらされたのです。
この時、ミランジョを助けたのがボッスでした。
彼はギャクザ国を滅ぼし、その体をもってミランジョを助けたのです。
ボッスに助けられ「恩人」として尽くしている
ボッスに助けられたミランジョ。
しかし、故郷の「ホウマ国」と復讐すべき「ギャクザ国」はすでに無く、もはやミランジョにとって心の拠り所といえるのはボッスしかありません。
その後ボッスは旅を続け、そこにミランジョも同行することになりました。
故郷を失い、辛い目にあったミランジョですが、戦争が終わり、ボッスと共に旅した日々はどれだけ幸せだったでしょうか。
こうした日々が、ミランジョの中でボッスを恩人、さらにそれ以上の特別な存在とさせたのは間違いありません。
魔神との契約で「鏡に」魂を移された存在
無人島で、穏やかな生活を送る2人。
ただ、ミランジョがボッスの「世界一強い男になる」という夢を見たことで、関係に変化が起きます。
ここから、壮大な計画の第1歩が始まったのです。。
年月が経ち、計画が進行していくなかで、ミランジョはボッジ母の暗殺を企て、そこで思いもよらぬ大怪我をしてしまいます。
このとき、ミランジョの前に現れたのが「魔神」です。
この魔神との契約によって、ミランジョは鏡に魂を移されます。
そして、なんとか生き永らえることができました。
こうして、今のミランジョが誕生することとなったのです。
【王様ランキング】ミランジョの正体や目的まとめ
ミランジョ pic.twitter.com/oy2vYiEYPk
— るが@おこなの? (@Vagryu) October 8, 2018
- ミランジョの序盤の目的はダイダを犠牲にした「ボッスの復活」
- 冥府の罪人を利用して「ボッス王国を滅ぼすため」に暗躍する
- 鏡の最終目的は「ボッスの夢を叶える」こと
- ボッスの側にいて憂いをなくし「2人で旅に出ること」が夢
- その正体は魔法が得意な「ホウマ国の生き残り」
- 神々との戦争時「ギャクザの裏切り」で顔や体に暴行される
- ボッスに助けられ「恩人」として尽くしている
- 魔神との契約で「鏡に魂を移された」存在
以上、ミランジョについてでした!
今回、物語の黒幕であるミランジョの存在を解説しました。
悲しい過去がありながらも、助けてくれたボッスに尽くしますが、それゆえに「狂気の道」へと歩んでしまったミランジョ。
息子を犠牲にしながらも迷いを見せるボッスは、そのことに責任を感じているのでしょう。
複雑に絡まってしまったミランジョとボッスの関係に、ボッジとダイダはどう相対していくのでしょうか。
この答えが、「王様ランキング」の大きな山場となるとみて間違いないでしょう!!
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