週刊少年ジャンプにて、人気連載中の「マッシュル」。
マッシュルは魔法が絶対の不条理な世界で、最強の筋肉を持つ主人公「マッシュ」の活躍を描く痛快ギャグ&バトル漫画です。
しかし、この作品、連載当初からある作品と酷似していることが噂されていました。
その作品とは、J.Kローリング著「ハリー・ポッター」シリーズです。
世界的に有名な傑作ファンタジー小説で、映画も大ヒットしました。
噂を耳にして、「マッシュル」を見てみると……
たしかに、所々「ハリポタ」を感じさせるモノがあります。
はたして、マッシュルは「ハリー・ポッター」のパクリなのか?
それとも、たまたま似ているだけの偶然なのか?
今回は、作中の類似点に注目し解説してきます↓↓
マッシュルはハリポタのパクリ?
最近展開が気になる #マッシュル をハリポタっぽく描いてみたけど微妙すぎて誰も気づかないよね… pic.twitter.com/v3ttTKJow4
— 夜桜子 (@uronch144) October 15, 2020
なぜマッシュルは、ハリポタのパクリと言われるのか。
まずは、両作品の世界観を見てみましょう↓↓
主人公・ハリーは、魔法とは関係のない現代社会で生活。
実は優れた魔法の力を秘めていて、ホグワーツ魔法学校での学びや冒険を積む。
そこで人間として、魔法使いとして成長していく物語。
主人公・マッシュは、魔法が絶対の世界で、魔法がまったく使えない存在。
なので、世間から隠れて生活。
ある事件をきっかけにイーストン魔法学校へ行くことに決定する。
学生の頂点である「神覚者」を目指す物語。
似ているようで似ていない気もする両者ですが、どこがパクリと言われるのか?
ファンの感想なども交えながら、見ていきましょう↓↓
マッシュルはハリポッターのパクリではないが似ている
マッシュルがハリポタを連想させる第1の要因は、魔法学校の制服ではないでしょうか。
ワイシャツにネクタイ、それにローブという独特の組み合わせはかなりハリポタ感があります。
さらに、イーストン魔法学校は「アドラ」「レアン」「オルカ」3つの個性的な寮があり、生活は寮単位で行われます。
授業や課外活動などを、同じ寮のグループを作り競い合うのです。
ハリーポッターも同様に「グリフィンドール」「レイブンクロー」「ハッフルパフ」「スリザリン」の寮同士で競わせ、点数をつけるホグワーツ魔法学校に似ています。
ただ、魔法は各々が決まった特性をもっていたり、ピンチになると能力を開放したりと、ジャンプ漫画らしい一面も見せます。
総合して、パクリではないですが「似ている」と言えるでしょう。
ハリポタのパクリ漫画だという声も多く挙がっている
ハリポタとマッシュル。
大きく見ると「魔法学校が舞台」というだけで、それほど類似しているように思えません。
しかし、細かい部分はかなり似通っています。
マッシュルはハリポタとしか言いようがねえだろ
— 報恩 (@no_work_no) June 6, 2021
マッシュルって漫画読んだけどわざわざハリポタのパクリで筋肉魔法も既出でギャグも普通やしハーメルンにでも投稿しとくべきだったろなぜジャンプ?
— Retasu (@ReHas_ac) July 20, 2021
マッシュルはハリポタとワンパンマンのパクリ
— まんちゃん🎀✊ (@crazy_manji) June 17, 2021
マッシュル、見るたびに鍛えすぎた武闘家~とハリーポッターのパクリだな~と思うけど、まあまあ面白いかな~という感じ
— カラ丸(ゲーム垢) (@puripuri_sv) June 19, 2021
特に、魔法の授業や後にあげる「ドゥエロ」を見ると、パクリと思われてもしょうがない所もあります。
やはりマッシュルは、ハリポタのパクリなのでしょうか……?
クィディッチなど共通点を解説
人気スポーツの「ドゥエロ」とか言ってるけど、どう見てもハリポタの「クィディッチ」なのが草しか生えない。試合中に棍棒で相手を殴る事が許されている蛮族のゲームだからマッシュの独壇場だろこれ…#マッシュル pic.twitter.com/hDJ0AsjHAJ
— わた飴🦋五等分のぼく勉 (@barbe_papa_) March 2, 2020
マッシュルは魔法学校が舞台で、その中での授業や課外活動または大会などの「イベント」が物語のメインとして描かれています。
それらを見ていると「これはハリーポッターにあった」となる場面がいくつかあります。
それらを解説、検証してみましょう↓↓
ホウキを用いる人気スポーツ「ドゥエロ」という競技がハリポタの「クィディッチ」と激似
パクリ疑惑として、よくあげられるのが人気スポーツ「ドゥエロ」が、ハリポタの「クィディッチ」に激似であるという所でしょう。
両者ともホウキで空を飛び、ボールを相手のゴールに決めるフットボールのような競技です。
ただ、クィディッチは「スニッチ」という空飛ぶボールが勝敗の鍵を握るのに対して、ドゥエロはボールをゴールに入れるだけのシンプルなルールになっています。
他に似ている点として、寮ごとに選手が選ばれシーズンを通して戦う所でしょうか?
- ホウキで飛ぶ球技
- 寮ごとに選手が選ばれるシステム
ここらへんが「ドゥエロ」を「クィディッチ」と似ていると感じさせるのでしょう。
ほうきを浮かしたり鍵を開ける「魔法の授業」の描写が似ている
マッシュルでは学園モノらしく魔法の授業があり、ホウキを浮かせる授業や魔法で鍵をあける授業があります。
そして、この魔法の授業もハリーポッターに似ています。
考えてみると、日本の作品だと魔法は戦うためのもので、日常で使う魔法というものはほとんど出てきません。
日本の作品では珍しい「日常で使う魔法の授業」があるところが、多くの人にハリーポッターを連想させるのだと感じます。
主人公にちょっかいを出すロイドがハリポタの「マルフォイ」にそっくり
マッシュルには、絶対的な権力を持つ「魔法局」の高官の息子「ロイド・キャンベル」という人物がいます。
親の権力を傘にやりたい放題ですが、逆らうと退学させられるので周囲もそれを恐れて何もできません。
このキャラが、ハリーポッターのライバルである「ドラコ・マルフォイ」にそっくりだとも言われています。
両者とも親が有力者で、主人公に意地悪なところが確かに似ています。
しかし、マルフォイはハリーと長年にわたり戦いを繰り広げ、物語の中では重要な役割を担っていました。
対してロイドは、マッシュルとの関係は薄く「おいも・キャベツ」と名前を間違えられたり、約束を普通にすっぽかされたり、あげく床に頭を叩きつけられたり、と散々な目に合います。
ウォールバーグがハリポタの「ダンブルドア校長」の容姿や性格・話し方が似すぎている
今週(28号66話)の『マッシュル-MASHLE-』のアダム師匠とウォールバーグ校長の会話を踏まえて マッシュくんが裁判にかけられた時の校長の価値観のアップデートの話を読むと、
アダム師匠の言った「まぁいつか 分かるさ」「お前は強いから」の「いつか」を というか変化の過程もちょっと読みたくなる pic.twitter.com/LB6peOzX8d— 光 (@7koyuki2) June 19, 2021
マッシュルのイーストン魔法学校の「ウォールバーグ校長」とハリポタの「ダンブルドア校長」。
この2人が「色々と似ている」とも言われています↓↓
- 老齢
- 長く伸ばした白いひげ
- 知性あふれる話し方
- 校長の肩書にふさわしい、優れた魔法使い
- 主人公に期待と愛情をもって接する
- 政治的なピンチの場面で助け舟を出してくれる
こう見ると、見た目や性格がかなり似ている気がします。
ウォールバーグは、ダンブルドアの影響を受けて誕生したキャラとみて間違いないでしょう。
ただ、あえて2人の相違点を出すのであれば、主人公からの「尊敬度」だけは似ていません。
ダンブルドアは、ハリーに敬愛されています。
しかし、ウォールバーグはマッシュルに「僕の前に立ちはだかったら、グーパンでボコボコにしてあげます」と告げられる、すこし不穏な関係です。
話数ごとのサブタイトル「マッシュ・バーンデッドと◯◯」がハリポタのタイトルと似すぎている
ハリーポッターはシリーズごとに「ハリーポッターと○○」のように「名前+シリーズの重要部分」という形でタイトルをつけています。
例)「ハリーポッターと賢者の石」「ハリーポッターと秘密の部屋」など
そして、同様にマッシュルでも話数ごとに「マッシュ・バーンデットと○○」というネーミングです。
これはハリーポッターから取っていると考えて間違いないでしょう。
サブタイトルとして、このような形をとる作品は過去にもありました。
ただでさえハリポタを意識させる作品にも関わらず、このサブタイトルの付け方だけ偶然とは考えられません。
やはり、マッシュルはハリポタの「パク・・」。
いや、大きく影響を受けている作品なのでしょう。
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【マッシュル】ハリポタとの共通点まとめ
三魔対争神覚者最終試験、各校の代表者が集まって争うのはだいたいハリポタの炎のゴブレットで草。#マッシュル pic.twitter.com/WCfxX2PlCJ
— わた飴🦋五等分のぼく勉 (@barbe_papa_) September 20, 2021
ハリポタに対するパクリ疑惑について
- マッシュルはハリポッターのパクリではないが似ている
- ハリポタのパクリ漫画だという声も多く挙がっている
クィディッチなどの共通点について
- ホウキを用いる人気スポーツ「ドゥエロ」という競技がハリポタの「クィディッチ」と激似
- ほうきを浮かしたり鍵を開ける「魔法の授業」の描写が似ている
- 主人公にちょっかいを出すロイドがハリポタの「マルフォイ」にそっくり
- ウォールバーグがハリポタの「ダンブルドア校長」の容姿や性格・話し方が似すぎている
- 話数ごとのサブタイトル「マッシュ・バーンデッドと◯◯」がハリポタのタイトルと似すぎている
以上、マッシュルとハリポタの類似点考察でした!
改めて見てみると似ている部分も多いですが、物語の展開や本筋が別モノだったりします。
「似ているようで、パクリではなくて、でもやっぱり似ている」という絶妙な具合でした。
なので、マッシュルという作品は「ハリポタ的世界で、マッシュというキャラが大暴れする物語」と考えると良いのかもしれません。
海外で生まれたモノが日本に渡り、その中で変化して全く別モノになる、というのはよく見られる現象です。
そういう意味では、この「マッシュル」という作品も日本らしい漫画と言えます^ ^
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