とんでもスキルで異世界放浪メシの従魔一覧まとめ!個性的な仲間を紹介

公開日: 2024年6月24日 | 最終更新日: 2024年6月26日

 

「とんでもスキルで異世界放浪メシ」は、小説家になろうで連載し人気となった作品です。

コミックスはコミックガルドにて連載中で、従魔のスイをメインにした「スイの大冒険」も現在連載中です。

待望されていたアニメ化は一期が2023年に放送され、2023年の秋には二期の制作決定が発表されたことで、期待しているファンも多いです。

主人公のムコーダの作る料理につられて、従魔たちとともに旅をするグルメ×ファンタジーが描かれています。

 

そして、物語の進行とともに登場するキャラクターも増え、賑やかな食事風景が見れるのがこの作品です。

中でも、従魔になった個性的なキャラクターたちとのやりとりが微笑ましく、キャラクターそれぞれに魅力があるので要注目です!

今回は、その従魔たちにフォーカスしながらキャラクター紹介をしていきます↓↓

※その後に、もはや仲間同然の神々キャラもご紹介しています

 

この記事を見て分かること
  • ムコーダの従魔たちの特徴
  • ムコーダに関わる神様について

 

 

 

従魔は全部で4匹

 

「とんでもスキルで異世界放浪メシ」には、現時点で従魔が4匹います。

  1. フェル
  2. スイ
  3. ドラちゃん
  4. ゴン爺

 

最初に従魔になったのは、フェンリルの『フェル』です。

鋼の意志(アイアン・ウィル)とともに、レイセヘル王国から隣国への移動している際、レッドボアの肉で生姜焼きを作りその匂いに釣られてフェルが登場。

7~8キロあったレッドボアの肉を食べきり、その食事の美味しさに惹かれムコーダと従魔契約を行います。

 

そして旅をしていくうちに、風の女神ニンリルやスライムのスイ、ピクシードラゴンのドラちゃん、エンシェントドラゴンのゴン爺と出会い、従魔となっていきます。

全員ムコーダの作る料理に惹かれて従魔になっていくのですが、個々それぞれが強くてバトルとは無縁状態のムコーダです。

現代人として生きてきた彼としては、安心できるパーティなのは間違いないですね。

それでは、個性的で愉快な従魔たちを1人ひとり見ていきましょう!

 

フェル(フェンリル)

 

フェンリルのフェルは、ムコーダの最初の従魔となったキャラクターです。

普段は、異世界から来たムコーダに世界について様々教えたりしていますが、人間の生活には疎いようです。

性格は自己中心的でありながら、空気の読めるイケ魔獣。

スイからは「フェルおじちゃん」と呼ばれ、初めはショックを受けていましたが徐々に慣れてきて、今ではすっかり面倒見の良いフェンリルとなりました。

 

風の女神ニンリルの加護を得ている、ニンリルの眷属です。

ムコーダが、ニンリルに祈りを捧げていないことを知ると叱るシーンがあります。

それだけ自身が、ニンリルの眷属であることが誇らしいのでしょう。

フェルは1000年を生きた個体で、後述に出るエンシェントドラゴンのゴン爺とバトルしたこともある強者です。

 

ムコーダが鑑定スキルを使用すると、ほぼカンストに近いステータスをしているようです。

戦闘狂な一面もあり、ムコーダを除いた従魔たちはフェルを中心に好戦的なパーティーとなっていきます。

風魔法を主体に各種魔法を有していて、自身の爪を使用した“爪斬撃”といった物理攻撃など長年培ってきた多彩な攻撃方法があり敵を瞬時に倒すことが出来る強さもあるため主戦力です。

従魔になる前も肉を好み、討伐したモンスターの生肉を食べていたようですが、ムコーダの作る肉料理を食べて以来ムコーダが調理したものを好むようになります。

 

野菜などが嫌いなようで、野菜が入った炒め物を出されると文句を必ず言います。

コーヒーなどの苦いものが苦手なようですが、その他はほぼ好んで食べているようです。

お風呂も苦手なようで、水を浴びるのが嫌で汚れてしまった自身の毛がどうしようもなくなった時にムコーダとスイの手によって綺麗にされるフェルはなんだか大型犬のようで可愛かったです。

 

 

スイ(スライム)

 

スライムのスイは、2番目にムコーダの従魔になったキャラクターです。

初登場時は、生まれて3日のベビースライム。

なんでも食べるというスライムの特性からムコーダが所持していた異世界のゴミを食べてレベルアップ。

土魔法の強化の名目で連れてこられたダンジョンで、コボルトの群れを酸弾で倒しまくり、コボルトのボスを倒してから喋れるようになります。

 

性格は幼児のような明るくて天真爛漫です。

幼さのある可愛い口調で、ムコーダを癒しつつフェルの影響もあってバトル狂になりつつある特殊個体です。

現在はレオンハルト王国へ向かう途中のオルトロスの巣である森の中で、ヒーリングマッシュルームを発見し食べたことで回復薬の生成が出来るようになります。

カレーリナへ到着し、クエスト完遂後水の女神ルサールカの加護を受け、水魔法が使えるようになって、自身で強力な戦い方を編み出したりと賢い面が描写されています。

 

そしてドランにて、トラブルがあり鍛冶神ヘファイストスから加護を受け鍛冶が出来るようになり、ミスリルの短剣を作成します。

スイはあまり自覚していないようですが、フェル曰くスイのような個体は1000年を生きてきて見たことがない特殊なスライムだといっていました。

ムコーダのことは主と慕っていて、料理の温度を全く気にせずなんでも食べます。

ただ辛い物や、苦い物は苦手のようです。

ぷるんとした愛らしいフォルムに、癒されながらも驚きの成長速度のスイに目が離せません。

 

ドラちゃん(ピクシードラゴン)

 

ドラちゃんは、クレールの森にてムコーダの3番目の従魔となるピクシードラゴンです。

ムコーダ特製羽根つき餃子に釣られて従魔になるのですが、小さな体でかわいい見た目に反して性格はやんちゃで兄貴肌です。

 

クレールのギルドマスターは、従魔になったドラちゃんを見てとても驚いていました。

ピクシードラゴン自体あまり人前には出ないと周知されており、ドランのギルドマスターから話を聞いたことがあるくらいだとのこと。

ドランのギルドマスターは大層喜び、ドラちゃんの生態を見極めるべくべったりと観察してくるためドラちゃんは苦手に思う様子。

 

戦闘スタイルは小柄な体を活かし、かなりのスピードで突撃する方法で、魔力も相当なのだとフェルが言っていました。

好きな食べ物はやっぱり肉料理ですが、フェルほど野菜嫌いではないため幅広く食べています。

プリンは特に大好きなようで、よくテナントのケーキショップでプリンを頼む姿が微笑ましいです。

 

 

ゴン爺(古竜/エンシェントドラゴン)

 

ゴン爺は、ブリクストのダンジョンの最下層で寝ていたエンシェントドラゴンです。

ブリクストのダンジョンの最下層ボスは黒竜だったのですが、うるさいと一言言うと消滅させてしまうほどの強さ。

ゴン爺は、創造神デミウルゴスが自ら創った最強のドラゴンです。

ゴン爺の保持している「究極魔法」古竜の魂を使用したら最後、世界が滅亡するほどです。

ステーキで釣られて期間限定ですが、ムコーダの従魔となりました。

 

性格は、フェルとはライバルでありつつも比較的親しみやすく、ムコーダと酒を嗜んだりするほど穏やか。

今まで食べた料理が出てくることを心待ちにしている一面があり、微笑ましいです。

ゴン爺も、ドランのギルドマスターからの重すぎる愛に迷惑しており、ドン引きしています。

お風呂も気に入っている様子。

今後の活躍も楽しみなキャラクターです!

 

 

神様は全部で7柱

 

ムコーダと従魔たちには、神様の加護がついています。

神様たちは、ムコーダのスキルで目当ての異世界のアイテムを、得ようと加護を与えているのが現状です。

もちろん、ムコーダが困っている時は手を差し伸べることもあります。

そんな神様たちも、個性豊かで賑やかなメンバーが揃っています。

早速、そんな神様についてもご紹介していきます↓↓

 

ニンリル(風の女神)

 

風の女神ニンリルは、フェルに加護を与え眷属にしている女神様です。

性格は破天荒わがまま娘ですが、他者からは思慮深くて慈悲深いように見られています。

ムコーダのスキルを見て、自身が気になっていた甘いお菓子を入手しようと思い、眷属であるフェルに信託を通して加護を与えることになりました。

ですが、ムコーダには風魔法の適正がないので、最低限の効果になっているようです。

 

ムコーダからは“残念女神”と思われています。

要求はエスカレートしていき、ケーキショップのホールケーキを頼んだりします。

ニンリルを信仰している教会は、ボロボロでムコーダが寄付しに行くとニンリルの信者たちは泣いて感謝するほどでした。

ニンリル自身も教会に寄付したことについて、ムコーダに感謝していました。

 

好物は甘いお菓子。

特に、餡子の入ったお菓子には目がない様子。

女神と聞くと神々しいですが、実際は全然神っぽくない可愛い女子って感じですね。笑

 

キシャール(土の女神)

 

土の女神キシャールは、ムコーダに加護を与える女神様です。

キシャールの加護はムコーダの適正に合っているので、重宝している様子。

ムコーダからお菓子を貰っているニンリルの様子がおかしいと感じ、その現場を見てニンリル同様にお供えを貰おうと便乗しました。

 

性格は美容にうるさいながらも、おしとやかな女性。

ムコーダがシャンプーやリンス、保湿パックなどをカレーリナで販売してからチェックしていました。

高級基礎化粧品に執心していて、お供え時の金額を値上げ要求するなど強かさを持ち合わせています。

 

キシャールを信仰している教会は、信者数が1番多いようです。

信者が多いためか立派な教会ですが、派手さはなく控えめでムコーダは好感を持っていました。

好んでいるのは、高級基礎化粧品。

その他にも、お風呂で使用するアイテムにも注目しているようです。

 

アグニ(火の女神)

 

火の女神アグニは、キシャールと一緒にニンリルの前に現れた女神の一柱です。

アグニの加護もムコーダの適正に合っているので、重宝しているようです。

ニンリル同様にお菓子をお供えされて、喜んでいましたがお酒がほしいとねだる様になり、戦神と鍛冶神にバレてしまう要因を作ったのが彼女です。

 

性格はガサツで少々少年のように感じられます。

好きな物はお酒で、特にビールが好きなようです。

アグニの教会は、3番目に信者数が多く、優秀な火魔法の使い手や槍使いが出るほどなのだとか。
武闘派なシスターが、子供たちに槍の訓練を付けていました。

 

ルサールカ(水の女神)

 

水の女神ルサールカは、キシャールやアグニとともにニンリルの前に現れた女神の一柱です。

性格は大人しさがありつつ、少し毒のある言葉を吐く美少女の風貌をした女神様です。

残念ながらムコーダの適正には合っておらず、スイに加護を与えてお供えをもらえるようにしたある意味で強かな神様です。

 

ルサールカの教会は、2番目に信者の数が多く、石造りで古さはありますがしっかりとした教会でまるで神殿のようだとムコーダが表現しています。

計算の授業をしている様子から、ルサールカの強かさの教えのように思えました。

ニンリル同様に、お菓子も好きなようですが異世界の食べ物全般に興味を持っているようです。

 

ヴァハグン(戦神)

 

戦神ヴァハグンは、鍛冶神ヘファイストスと共に登場した男神です。

性格は気前のいい兄貴肌のようで、戦神でもあるからか好戦的な気質を持った筋肉隆々の神様です。

 

ムコーダの適正に戦神の加護は合っておらず、従魔のドラちゃんに加護を与えますが、ドラちゃんの名前をからかったりと中々に愉快な性格をされている描写はクスッと笑えて印象に残りました。

ヴァハグンの教会は、教会というよりもヴァハグンを信仰している者たちが集まって集団生活をしているような場所らしく、強さを求めて日々切磋琢磨しているようです。

好きな物はアグニと同様に、お酒が好きでヘファイストスと一緒にウィスキーを飲んでいます。

 

ヘファイストス(鍛冶神)

 

鍛冶神ヘファイストスは、戦神ヴァハグンと共に登場した男神です。

ドランのギルドで、ドラゴンの解体をする際にギルド所有のミスリルの短剣が折れてしまいます。

このことからムコーダに加護を与えようとするも、適性がなかったため従魔のスイに鍛冶神の加護を与えました。

 

見た目は恰幅の良いオヤジですが、ガサツながらも面倒見が良い父親のような性格が垣間見れます。

ヘファイストスの教会は、鍛冶場と勘違いするほどでドワーフが多く、お布施は武器の購入といったユニークな形でした。

好きな物はアグニ、ヴァハグンと同じく、お酒が好きで特にアルコール度数が高い物が好きなようです。

 

デミウルゴス(創造神)

創造神デミウルゴスは、先に述べた6柱が暴走したときに登場した神様です。

ムコーダに対し、理に反して召喚されたことと6柱に謹慎を促して謝罪し、とてもやさしくておちゃめな一面もある神様です。

世の中のことや、ムコーダと一緒に召喚された3人の勇者のその後についてやゴン爺の詳細についても教えてくれます。

好きな物は日本酒や梅酒など。併せておつまみもお好きなようです。

 

【とんスキ】従魔や神様についてまとめ

まとめ

従魔

  • スイ(スライム)
  • フェル(フェンリル)
  • ドラちゃん(ピクシードラゴン)
  • ゴン爺(古竜/エンシェントドラゴン)

 

神々

  • 風の女神ニンリル
  • 土の女神キシャール
  • 火の女神アグニ
  • 水の女神ルサールカ
  • 戦神ヴァハグン
  • 鍛冶神ヘファイストス
  • 創造神デミウルゴス

 

以上、とんでもスキルで異世界放浪メシの従魔一覧と神様の紹介についてまとめてみました!

いかがでしたでしょうか?

従魔の好物や神様の好物のお供えを用意するムコーダは大変そうではありますが、生きていく中で彼らに助けられているのも事実なので、そういった関係もまた微笑ましくて私は大好きです!

今後どんな展開になるのか、そしてゴン爺はどのくらいの期間従魔でいられるのかも楽しみです。

 

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