原作は人気のうちに完結し、アニメの第1期も人気を博した「ロード・エルメロイⅡ世の事件簿」。
2021年のFateシリーズの年末特番では「特別編」も放送され、その人気ぶりは目を見張るものがありますね。
今回は、そんな人気作品のヒロインであるグレイ。
彼女は、今でこそ楽しく過ごしていますが、実は壮絶な過去がありました。
それによって、正体が「謎」と感じる方も少なからずいらっしゃるでしょう。
今回は、このグレイについて詳しくご紹介します。
※テレビアニメや小説についてのネタバレを含みますので、閲覧の際はご注意ください
- グレイの正体とは?
- グレイの過去について
- セイバーと似ている理由
目次
エルメロイのグレイの正体や過去は?
ェ、エルメロイ先生の声…グレイ!!#FateGO #FGO pic.twitter.com/l7TmGXtJE6
— FGOまとめ速報 (@FateGrandOrder) December 31, 2018
グレイは、FODを目深に被って顔を隠している少女です。
実は、ロード・エルメロイⅡ世の内弟子でもあります。
エルメロイの身の回りの世話を担当し、彼の教えを受ける時計塔の学生です。
しかし厳密に言うと、魔術師ではないため魔術については詳しくありません。
同世代の子供との関わりがない中で育ってきたためか、性格としては「引っ込み思案」です。
自分に自信がなく、自虐的な面も見受けられます。
ただ、それはグレイが周囲にほとんど人が居ない環境の中で育ってきたことが主な理由と言えるでしょう。
特異とも言える環境で育ってきたグレイの「正体」や「過去」について気になりますよね!
以下、詳しくご紹介していきます↓↓
グレイの正体は「アーサー王の遠い親戚」
右がみねぢ先生絵のグレイ
左がみねぢ先生絵のベディ
流石に偶然だろうけど、やっぱり似てるよね
ベディは6章限定とはいえ、二人ともアーサー王の次代の宝具(エクスカリバーとロンゴミニアド)の所有者だし、そういう共通点も pic.twitter.com/2P86t4qf1i— えびかぼ (@sensenua) April 27, 2019
グレイは、とある霊園の墓守の一族の末裔として生まれました。
霊園のある村は、アーサー王の遺体が最初に運び込まれた村です。
さらに、アーサー王がなくなる前に所持していた「最果てにて輝ける槍」の封印が行われた村でもありました。
村そのものが、アーサー王と縁深いモルガンとの縁を持つ場所です。
決して近くはないながらも王の墓守を任される一族は、遠い親戚にあたるからという事になるでしょう。
だからこそ墓守の一族の末裔であるグレイもまた「アーサー王とは遠い親戚」ということになります。
一族はアーサー王を再現するための「器」
事件簿アニメ再放送今日からか
エルメロイはFGOでお世話になってるし、あとグレイたんがかわいい
復刻来ないかな… pic.twitter.com/QYVhbjOvVz— パペット星人 (@1MqXFfex8LIyXGH) September 26, 2021
封印された聖槍を持ちながら、村の人々はその力を扱うことができません。
グレイの生まれた墓守の一族は、聖槍を扱える人材を作り上げることを求め続けてきたのです。
聖槍を扱うことができる存在を生み出すため、かつてのアーサー王の「肉体・魂・精神」を再現することを目指していました。
村全体の悲願であるアーサー王の再現するために必要な「器」となる人物を探し出すことこそ、グレイが生まれた一族の宿命なのです。
過去には人体改造されその「唯一の成功者」がグレイ
第一話がプロローグで第二話から本編スタートしていざ見てみるとタイトル通りこの作品推理物みたいだね♪今回一話で完結でちょっとボリュームは無かったけど色々含め満足のデキ。
あとFGO遊んでて知ってるからアニメで動くグレイ見れたのもGJなポイント♪(* ˘ ᵕ ˘*)#ロード・エルメロイII世の事件簿 pic.twitter.com/5FtjxqteQ0— がおらお (@gaorao) July 20, 2019
アーサー王の器として肉体と魂と精神を再現することを目指した一族は、悲願を達成するべく狂気的な方法を用いました。
それは「人体改造」です。
長きわたり人体改造を施し続けてきた一族ですが、聖槍を発動できる人材を作り出すことができませんでした。
しかし、この状況を覆したのがグレイだったのです。
とは言っても、グレイは子供の頃こそアーサー王と似ている程度の容貌でした。
一族で行われてきた儀式だけでは、完成には程遠いものです。
しかし、第四次聖杯戦争の時期を境にして、突然その容貌がアーサー王そのものへと変化しました。
顔だけでなく肉体も変化を果たしており、聖槍を発動させることができるようになったのです。
聞こえは良いですが、グレイも人体改造を受けたという過去を持っていたのです。
物語と共に「顔や身体が変化」していった
エルメロイⅡ世がグレイに顔を私に見せないでくれ、とお願いしてるのは
1話でケイネス先生がセイバーに惨たらしくやられたと聞かされたのが原因という瓜二つの顔なのでどうしても罪悪感と恐怖が出てしまう…
でもグレイたんはそれが嬉しいので関係はむしろ良好なのです#事件簿アニメ pic.twitter.com/EwlhzJulbS— FGOまとめ速報 (@FateGrandOrder) July 6, 2019
グレイのアーサー王への変貌は完成形ではありません。
彼女自身が成長していくと、さらにアーサー王へ容姿が変わっていきます。
今では、グレイはかつての自分の顔を思い出すことができません。
自分のものではない「顔と身体」。
グレイはこのことに恐怖して、FODを目深に被っているのです。
作品の最終巻では、アーサー王たる「セイバーの召喚」が再び行われたことに影響を受け、さらにグレイの容姿が変化しました。
それまでは、聖槍を解放するときのみ一時的に変化をしていただけの「竜の因子」「竜の心臓」らしきものが、それ以降はグレイの中で常時起動するようになっています。
他にも、呼吸をするだけで膨大な魔力を作り出せるようになっていたり、肉体の加齢も停止してしまいました。
銀色だった髪の毛の一部が「金色」になったのも大きな変化と言えるでしょう。
セイバーと似てる理由は再召喚の際に「影響を受けたから」
そもそもグレイはどうして、セイバーに似ているのでしょうか?
それはセイバーの再召喚に関係しています。
先ほども触れましたが、第四次聖杯戦争においてセイバーが再召喚されました。
セイバーが再び世界に召喚された影響力は計り知れません。
グレイはその再召喚に共鳴し、その影響から彼女の身体が変貌していったからです。
再召喚さえなければ、今グレイがここまでセイバーと似ていることはありえなかったでしょう。
この出来事が、グレイの心にさらなる闇を生んでいったことは間違いありません。
【ロード・エルメロイII世の事件簿】グレイの正体や過去まとめ
アニメのエルメロイ二世デザインすきなのよね
グレイもかわいいけどアルトリア顔と言われたらなんともいえんが pic.twitter.com/whEP6nWnez— キヨさん (@pazufateff) May 17, 2019
- グレイの正体は「アーサー王の遠い親戚」
- 一族はアーサー王を再現するための「器」
- 過去には人体改造されその「唯一の成功者」がグレイ
- 物語と共に「顔や身体が変化」していった
- セイバーと似てる理由は再召喚の際に「影響を受けたから」
以上、グレイの正体や過去についてでした!
グレイはアーサー王と遠い親戚にあたり、彼女の生まれた一族はアーサー王の存在を再現するための器を作り出そうとしていました。
そして、人体改造とセイバーの再召喚に影響を受けたグレイは、アーサー王の肉体へと変貌し今も変化を続けています。
彼女自身は引っ込み思案で寡黙ながら、エルメロイの内弟子として多くのことをひたむきに頑張る少女です。
大変な一族の末裔として生まれてしまったグレイですが、彼女が本当に笑顔で毎日を過ごせるようになればいいですね^ ^
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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