当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しており、リンク先には広告が含まれることがあります。

サイコパスのビフロスト/コングレスマン/インスペクターとは?専門用語を解説

公開日: 2023年8月29日 | 最終更新日: 2023年8月29日

 

2019年のアニメ3期以降、新章へと突入した【PSYCHO-PASS】シリーズ。

3期を見た人は、主人公が変わっていることだけでなく、「ビフロスト」「コングレスマン」「インスペクター」といった、聞きなれない用語が登場したことで混乱した方もいらっしゃると思います。

 

ストーリーも複雑化しているため、これらの用語が何を意味しているのかよく理解できないという方も少なくないはず。

そんな方たちのために、ここではビフロストコングレスマンインスペクター、そしてという4つの専門用語について解説していきたいと思います↓↓

この記事を見て分かること
  • ビフロストの「意味と目的」
  • コングレスマンの「意味と目的」「該当人物」
  • インスペクターの「意味と活動内容」「該当人物」
  • 狐の「意味」と「該当人物」

 

 

 

サイコパスのビフロストについて (ぐらつく道)

 

3期とその後に放映された映画「PSYCHO-PASS3 FIRST INSPECTER」の中で、最も重要な用語がビフロストです。

まずは、このビフロストについて解説します。

 

ビフロストはサイコパスのオリジナルの用語ではなく、北欧神話やギリシャ神話に出てくる「虹の橋」を指す言葉でした。

どちらの神話も内容は異なりますが、神の住む天と人間の住む地を渡すために、神によって架けられた橋であることは共通しています。

そしてこの名前は「ぐらつく道」という意味があるようです。

後に詳しく説明しますが、ビフロストとは「シビュラシステムに対立する組織」として位置付けられます。

おそらく、シビュラシステムの支配から、その「外」にかけて「虹の橋」を渡す組織である、ということを意味しているのではないでしょうか。

 

では、この名前をつけられたサイコパスに登場するビフロストとは、どのようなものなのでしょうか?

内容に迫ってみたいと思います!

 

ビフロストは「シビュラへの敵対組織」

 

ビフロストは、端的に言うとシビュラシステムへの敵対組織です。

シビュラシステムが支配する世界の外側から、ゲームを介して社会を動かしている組織だと言えます。

所属している人数は多くはありませんが、末端の関係者が国外にいることを踏まえると、その影響力はかなり大きいようです。

公安局や外務省も、ビフロストの起こした事件や末端の人物を追っていることからも、犯罪にも手を出していることが分かります。

世界の秩序であるとも言えるシビュラシステムの外におり、「支配者」たる立場にいようとしている組織と言っても過言ではないでしょう。

 

 

狐 < インスペクター < コングレスマンのカースト制

 

ビフロストはかなり厳しい上下関係で構成されており、カースト制度を想起させるような流動性の低い組織となっています。

構成員は、組織の末端で捨て駒的存在である、そしてその狐を利用するインスペクター

そのインスペクターに指示を出すコングレスマン

しかし、末端である狐は組織のことをほとんど知らず、組織のことを見通しているのはコングレスマンだけのようです。

 

目的は「真の自由と権利を得る」こと

では、ビフロストは一体何を目的として犯罪にまで及ぶようなことを行っているのでしょうか。

この組織の目的は、「真の自由と権利を得る」ということだと言及されています。

おそらく、シビュラシステムによる支配から逃れることを「真の自由」と呼び、その自由の下での「権利」を獲得することを目指しているのだと考えられます。

 

 

ラウンドロビンという「賭けゲーム」はAIが執り仕切る

 

このビフロストで行われていることは、ラウンドロビンという「賭けゲーム」です。

ラウンドロビンはAIが執り仕切っており、一定のルールがあるようです。

後述しますが、ビフロストのトップにいるコングレスマンはこのゲーム、ラウンドロビンを行うプレイヤーですが、そのコングレスマンですらAIの定めるルールから自由ではありません。

実はこのラウンドロビンのAIとは、作中で「併設型自動デバック診断・修復システム」の通称であることが判明しています。

すなわち、元はシビュラシステムのバグを見つけるためのシステムだったのです。

だからこそ、シビュラシステムの抜け穴を見つけることができ、ラウンドロビンのルールの下に行われた犯罪行為はすべて、シビュラシステムでは裁くことができなかったのだと言えるでしょう。

 

 

コングレスマンについて (議員)

 

ビフロストの中心的存在であるコングレスマン

この言葉は、「議員」という意味を持っています。

アニメ3期では、政治すらもシビュラシステムの管理下にあることが描かれましたが、その支配の外に出ようとしているビフロストのトップが「議員」という意味の名前を冠していることは意味深ですね。

彼らはシビュラシステムの統治のもとに降るのではなく、自らがシビュラに代わる支配者となろうとしているのかもしれません。

 

ビフロストのトップでありラウンドロビンの遊戯者 (3期では3人)

 

では、実際のこのコングレスマンの役割とはどのようなものなのでしょうか。

彼らは、実質上のビフロストのトップであり、3期では3人のコングレスマンが登場しています。

コングレスマン
  1. 裁園寺莢子さいおんじきょうこ 
  2. 代銀遙熙しろがねはるき
  3. 法斑静火ほむらしずか

 

代銀と裁園寺は長くコングレスマンを続けており、法斑はコングレスマンであった父親を継ぐ形で、3期からコングレスマンになりました。

彼らはラウンドロビン (ゲーム)の遊戯者であり、すなわちプレイヤーなのです。

公安局や外務省の動向すら、彼らはゲームの一環として動かしていることが描かれました。

コングレスマンは、ラウンドロビンを実施する役割のある者たちだと言えるでしょう。

 

インスペクターを使役して理想郷を目指す

ラウンドロビンで、コングレスマンは現実社会の動きにも干渉していると述べましたが、それは彼らが実際に動いて行っているわけではありません。

彼らは、下にいるインスペクターに指示することで、リアルな現実を自分たちの意のままに動かしているのです。

彼らはインスペクターを使うことで、それぞれが目指す「真の自由な世界」である理想郷を目指しているのです。

 

ただ、その理想郷は多くの人びとにとっての理想社会を指すのではなく、コングレスマンがさらに富を増やすという目的のための社会に過ぎませんでした。

都知事となった小宮カリナが狙われた事件は、彼女が死ぬことによって富を得ようとしたコングレスマンの指示によるものだったのです。

このように、コングレスマンの席には、自分の富のために殺人をも厭わない人物が座っていました。

 

ラウンドロビンの敗者は執行対象

コングレスマンは「議員」という意味の言葉だと先に説明しましたが、だからと言ってラウンドロビンは「議会」のように、各々の理想郷のために議論を交わしてリアルな社会にとってより良い政治を執り行う場ではありません。

ラウンドロビンはあくまでゲーム。

そしてそこにプレイヤーとして参加するコングレスマンもまた、それぞれが敵対するプレイヤーなのです。

ゲームである以上、「勝者」と「敗者」が存在します。

1度ゲームが始まれば、必ず「敗者」が出ることになりますが、負けたコングレスマンは執行対象として殺されてしまう運命にあるのです。

 

また、自分の計画を完遂させようと不正行為を行った場合も、執行対象となるようです。

実際に、裁園寺は不正によりルール違反を犯したとして執行、代銀は「小宮カリナの殺害は阻止される」ことに賭けた法斑に敗北して執行されました。

 

インスペクターについて (管理者)

 

では次に、インスペクターについてご説明しましょう。

インスペクターとは、「管理者」という言葉を意味しますが、一体何を「管理」しているのでしょうか。

 

コングレスマンの指示を受けて暗躍する

インスペクターとは、コングレスマンから指示を受けて、コングレスマンの描く絵図を描くために実働する役割を担っています。

インスペクターが実際に行っていることは、端的に言うと、コングレスマンからの指示を受けた汚れ仕事といえるでしょう。

3期で最も多く活躍したインスペクターである梓澤は、代銀の指示を受けて小宮カリナ殺害のため、暗躍していました。

コングレスマンの指示を実行するための計画を管理する者と言えます。

 

下位の狐を使役して任務を遂行する

コングレスマンの指示を受けて、計画を実行するインスペクター。

とはいえ、1人のインスペクターが指示の内容をすべて、自分の手で実行しているわけではありません。

彼らの行動がシビュラシステムに犯罪として認識されないものだと言っても、さすがに1人の人間が動いていれば、公安局や外務省が気づかないはずはありません。

 

実は、インスペクターはさらに下位にいるを使って、コングレスマンからの任務を遂行していたのです。

3期が始まった時、公安のメンバーや外務省がまず辿り着いたのも、この狐でした。

 

ファーストインスペクターから13番目まで判明

 

実はこのインスペクターは、コングレスマンより多いとはいえ、全員で何名いるのかは明確になっていません。

ただ、1番目のインスペクターから数えて、13番目まで存在することがわかっております。

また、1番目のインスペクター、つまりファーストインスペクターは、コングレスマンとなれる可能性があることもインスペクター間では知られていたようです。

実際にコングレスマンとなれるかどうかは判然としませんが、ファーストインスペクターである梓澤もまた、コングレスマンの位置を狙っていました。

 

物語の終盤には、小宮カリナが殺されることを阻止しようとしていた法斑のインスペクターとして、公安局の監視官、イグナトフが13番目のインスペクターになりました↓↓

現在判明しているインスペクター
  • 1stインスペクター 梓澤廣一あずさわこういち
  • 2ndインスペクター 榎宮春木えのみやはるき
  • 3rdインスペクター トーリ・S・アッシェンバッハ
  • 7thインスペクター 些々河哲也ささがわてつや
  • 11thインスペクター 小畑千夜おばたちよ
  • 13thインスペクター けい・ミハイル・イグナトフ

 

狐について

 

では最後に、について説明しておきましょう。

ビフロストという組織の末端に位置付けられている狐。

犯罪行為を犯しながらも、犯罪係数が上がることはなく、シビュラシステムにも潜在犯として認識されない存在である狐。

外務省メンバーが国外の狐を追っていることからも、国内外に存在することがわかっています。

 

インスペクターの捨て駒として扱われる

この狐は、ビフロストの中ではかなり価値が低いようで、インスペクターの捨て駒として利用されてしまっています。

インスペクターにとって、彼ら狐はあくまで指示をプラン通りに実行するためだけの駒。

彼らが公安に捕らえられたり、死亡したりすることになっても全く問題はないのです。

 

ほとんどが一般人で無自覚の者

インスペクターにとって、狐が捨て駒として利用されるのは、その多くが一般人であるからです。

多くが無自覚の者であることが多く、インスペクターは多くの一般人を計画に巻き込み、犯罪を集団単位で実行させることで、無自覚の犯罪者を作り上げることを可能にしたのです。

だからこそ、狐はインスペクターやコングレスマンのように代替不可能な存在ではなく、いつでも替えのきく存在なのですね。

その人数も、必要によって選ばれているだけのようなので、不特定多数いるのだと思われます。

 

如月真緒(きさらぎまお)も梓澤の手駒だった

3期から一係の執行官として登場した如月真緒もまた、インスペクター梓澤の手駒であったことが発覚しています。

彼女は、梓澤から直接指示を受けていたのではなく、ネットを利用して脅迫をされることで、彼女自身も望まない形で狐として使われていました。

 

【PSYCHO-PASS】3期の専門用語の意味まとめ

 

以上、アニメ3期のサイコパスに登場する専門用語4つについて解説いたしました。

最後に、それぞれの言葉の意味を簡単におさらいしておきましょう↓↓

まとめ
  • ビフロストは、シビュラシステムの支配から自由を確立しようとする組織
  • ビフロストのゲーム、ラウンドロビンのプレイヤーがコングレスマン
  • コングレスマンは自分たちの富を増やすためにラウンドロビンを実行
  • コングレスマンは、インスペクターに指示してゲームを有利に進めようとする
  • インスペクターはさらに、一般人である狐を利用してゲームを実行する

 

結果として、コングレスマンは法斑が勝ち、他2名は執行されてしまいました。

インスペクターや狐にされてゲームに巻き込まれていた如月やイグナトフでしたが、法斑が新たなコングレスマンにシビュラシステムを指名したことにより、ラウンドロビンは機能を停止。

実質的にビフロストは解体されたようで、イグナトフたちも、今後ゲームに巻き込まれるようなことはなくなりました。

 

ですが、物語では最新作でも法斑の目的は全く明らかにされていません

さらに、彼は公安局局長に就任し、犯罪者として収容されていた常守朱を執行官として採用するという展開になっています。

物語は再び新たな局面へと移っていますので、これからのサイコパスにも目が離せませんね。