願いのアストロ-兄弟や養子などキャラ一覧まとめ!能力についても

公開日: 2024年8月12日 | 最終更新日: 2024年8月14日

 

現在、週刊少年ジャンプで連載されている作品『願いのアストロ』は、東京卍リベンジャーズの作者・和久井健先生が手掛けている作品です。

独特な絵柄を持っている和久井先生ですから、登場するキャラクターでも東リベと似ているキャラなんかもおり注目を集めています。

そんな『願いのアストロ』ですが2024年7月に単行本の1巻が発売されたばかりですが、すでにたくさんのキャラクターが登場しているのです。

東リベもかなり人気が出た作品なため、本作にはどのようなキャラクターが登場しているのか興味を持っている方が多いと思います。

そこで今回は、『願いのアストロ』に登場する主要キャラを一覧としてまとめつつ、兄弟や養子関係などについても解説していきます!

この記事を見て分かること
  • 『願いのアストロ』に登場するキャラクターを解説
  • 主要キャラの兄妹関係や養子関係も解説
  • 各キャラの性格や特徴について解説

 

 

 

世剣組 (よつるぎぐみ)

 

まずは世剣組です。

世剣組とは浅草を拠点とする極道組織で、主人公のヒバルも属している組織になります。

登場しているキャラのほとんどが、この世剣組に属しています。

作中の展開としても、この世剣組の組長が死んでしまうところから話が始まるため、メインとなってくる組織ですね。

 

しかしながら、その分、人間関係の相関図もかなり複雑になっています。

どのようなキャラがいて、どのような関係性になっているのかみていきましょう!

 

世剣金剛 (こんごう)「初代組長」

1人目は金剛です。

世剣組の初代組長であり、「浅草の弾丸」の異名を持っている人物です。

強者から弱者を守る義侠心の持ち主だったため、極道でありながら多くの人たちから慕われていました。

 

また、多くの人間を養子として身内に引き入れる度量もありました。

そんな金剛の精神は後々紹介しますが、息子であるヒバルに受け継がれていきます。

第1話で病気によって命を落としてしまいました。

その際にヒバルを跡取りに任命して、テラスを補佐役として据えることを2人に伝えて逝きました。

冒頭で死んでしまったため、あまり活躍するシーンはありませんが、わずか一話でも十分に魅力を発揮していたキャラとなっています。

 

 

世剣ヒバル「息子」

 

2人目はヒバルです。

本作の主人公で、世剣組の中では金剛の「息子」にあたります。

金剛から組みを任されたヒバルは、金剛の極道としての精神を受け継いでおり熱い心を持っています。

それと同時に、自分の考えが古いということも自覚しており、最終的には器用なテラスの方を後継ぎに決めるなど、客観的な視点や柔軟な考えも持っているキャラです。

 

非常に頼もしいイメージがありますが、弱点としてお化けが大の苦手という一面を持っています。

恐れしらずなイメージの強い極道が、お化けが苦手というのはギャップの好きな読者に人気がありそうですね。

ヒバルの持つアストロは、拳を弾丸に変えるものであり、本気で殴ればビルすら破壊できる力を持っています。

 

世剣獅鷹 (シオウ)「第一養子」

 

3人目は獅鷹シオウです。

世剣組の跡継ぎの最有力候補であったシオウは、世剣組の第一養子という立場にいました。

 

また、「鷹派」と呼ばれる数多くの構成員を従えておりリーダーとしての才覚ももっています。

現在は崩壊した極道の世界で自身の支配を盤石にするために、アストロ狩りを行っているのです。

それと同時に、本来の目的はアストロの先にある力であり、彼の母親とも関係がある言動がありましたがまだ詳細は不明となっています。

シオウの持つアストロはどのような力であるのか明かされていませんが、ヒバルと同じように右腕に纏う系の力のようです。

 

 

世剣サツキ「第ニ養子」

4人目はサツキです。

普段から眼鏡をかけており、両腕に刺青が施されている特徴的な容姿をしています。

世剣組の中ではシオウに続く第二養子の立場であり、シオウに従って側近として行動しています。

サツキのアストロの詳細は不明ですが、頭部に目のようなものを宿した形となっていました。

無表情なことが多く、何を考えているか分かりにくいキャラということもあり、今後どのような活躍を見せてくれるのか楽しみです。

 

世剣寅三 (とらぞう)「第三養子」

 

5人目は寅三です。

六本木を支配しているほどの豪快な性格をしており、金剛に対して厚い忠誠心を持っているキャラです。

世剣組では第三養子にあたり、自身を養子として迎え入れてくれた金剛に対して恩義を感じていました。

殴り合いなら世剣組の兄弟の中では最強ともいえる実力を持っており、アストロなしでも刃物すら通らない鋼の肉体を持っています。

 

そんな寅三のアストロは、握れば握るほど拳の威力が増すものとなっています。

元々、強靭な肉体を持っているうえに、アストロの力で非常に身体能力を高いキャラと言えそうです。

 

世剣◯◯ (不明)「第四養子」

続いて、世剣組の第四養子を紹介したいのですが、実はまだ登場していません。

容姿はもちろん、どんな人物であるのかも何一つ情報がないため、今後登場するのが待ち遠しいキャラです。

 

世剣伍色 (ゴシキ)「第五養子」

7人目は伍色です。

黒髪のセンター分けをしている姿で登場しました。

一度、ちらりと登場したため容姿は判明していますが、性格やアストロについては何も明かされておらずまだまだ謎の多いキャラとなっています。

 

世剣レリ「第六養子」

8人目はレリです。

世剣組の中で数少ない女性の養子になります。

長い髪を一つに束ねており、真面目な印象が強いです。

金剛の葬儀の時に後継ぎについていっていた兄弟たち対して、呆れている様子を見せていました。

レリのアストロの詳細は不明ですが、ミサイルのような武器を飛ばしている描写があります。

常識人そうには見えますが、極道に変わりはありませんから、今後新たな一面や活躍を見せてくれるかもしれませんね。

 

世剣◯◯ (不明)「第七養子」

続いては第七養子ですが、第四養子と同様にまだ登場していないため詳しい情報がありません

今後の登場に期待がかかります。

 

世剣シカバ「第八養子」

10人目はシカバです。

世剣組の第八養子であるシカバは、金髪が目立つ存在感のあるキャラになります。

ヒバルとは関係が深く、最終的にヒバルが組みの後継ぎをテラスにした理由なども、察している言動がありました。

アストロの詳細はまだ分かりませんが、腕を分解させているシーンがあり、その腕を移動させて遠距離にいる相手に攻撃ができるものと思われます。

東リベの読者からはどことなくマイキーに似ているという声が、まれに見られるキャラです。

 

世剣対羅 (タイラ)「第九養子」

続いてはタイラです。

世剣組の第九養子であるタイラは、シカバといつも行動しています。

三つ編みをしている特徴的な容姿をしていますが、語尾に「タ♪」をつけて話すなど可愛い一面を持っています。

シカバと一緒にいるだけあり、ヒバルが後継ぎをテラスに据えた理由も理解しているようでした。

タイラのアストロについては詳しく明かされていませんが、雷のような光るオーラを放っていました

 

世剣久蘭 (クラン)「第十養子」

 

続いてはクランです。

池袋を支配している人物で、「参面陸臍」と呼ばれる警察部隊を差し向けて治安維持をさせています。

極道でありながら、警察部隊を動かせるほどの力を持っていることになりますね。

また、喧嘩の腕も強いクランは、いつも無表情で少々怖い印象があります。

 

しかし、後に無表情でいる理由がボタンが命を落としたからということが分かり、本当は笑顔の絶えない明るい性格をしていました。

ヒバルとコウの決闘に横やりを入れ負けを認めてから、その後はヒバルたちと行動を共にしています。

そんなクランのアストロは、人や物に化けることができる能力になります。

 

世剣釦 (コウ)「第十一養子」

13人目はコウです。

口が悪くヒバルやテラスのことをいつも小馬鹿にしています

そのため、ヒバルたちも彼のことをよく思っていないようです。

 

ヒバルとの戦いに負けたあとは、敗北を認めてクランを託し池袋を守ることを決意していました。

コウのアストロは、阿修羅のように背中から4本の腕を生やします

手数による攻撃を得意としており、その腕を使ってのガードも可能です。

 

世剣テラス「第十二養子」

 

続いてはテラスです。

元々は、世剣組と敵対していた者の息子であり、金剛が養子に迎え入れました。

はじめはシオンの派閥に属していましたが、ヒバルと出会ったことでヒバルと仲良くなりました。

それ以降、ヒバルの方針に従って行動していますが、状況次第では兄弟でも始末することを辞さない覚悟を持っています。

 

そんなテラスのアストロは、盾を生み出すことができます

アストロを使った防御の他に、体術による格闘戦も得意としておりバランスのよい戦闘力を持っているキャラです。

 

夜華銀次 (よはなぎんじ)「相談役」

 

15人目は銀次です。

彼は、世剣の姓ではなく、相談役として組に属しているキャラになります。

昔から金剛の相談役をしており、金剛がなくなってからはヒバル側について本部を守っています。

銀次のアストロは、自分のカロリーと引き換えに相手の怪我を治すものです。

自分のカロリーを消費して能力を使うため、力を使い過ぎると代償として干からびてしまうこともあります。

 

夜華金羽 (よはなきんぱ)「ヒバルの幼馴染」

 

16人目は金羽です。

ヒバルの幼馴染であり、また銀次の娘の金羽。

特に世剣組での役割はありませんが、ヒバルや銀次と関係があるため世剣組のキャラとしてご紹介しています。

金羽は、銀次のように他人のために動くことができる優しい性格を持っているおてんば娘です。

彼女のアストロは、透明になることができる力を持っています。

 

 

鷹派

 

続いては「鷹派」に属するキャラについてご紹介していきます。

シオウがまとめている派閥であり、シオウに付き従う者たちで構成されています。

系統としては世剣組であることに間違いはありませんが、基本的にはシオウの意向に沿って動く組織のため世剣組の完全な仲間とは言い切れません。

そんな鷹派にはどのようなキャラがいるのでしょうか。

 

蟻道清允 (ぎどうきよちか)

まずは蟻道です。

鷹派の幹部であり、一人で六本木支部を壊滅させる実力があります。

シオウの右腕ともいえる立場であり、非常にシオウに対する信頼感が強いキャラです。

彼は家族に恵まれず歯を失ったり、通っていた学校の生徒にいじめられるという苦しいを送っていました。

そんな中、シオウに出会ったことで救われたという過去を持っています。

 

蟻道のアストロは、名前の通り蟻を操る能力です。

蟻で噛みついた者をマーキングしたり、蟻をひとまとめにして攻撃することで建物や車を破壊することができます。

独特な能力ではありますが、蟻という非常に生命力の高い生き物になぞらえているため厄介なアストロといえます。

 

狩屋崎千鋭 (かりやざきせんえい)

2人目は狩屋崎です。

シオウや蟻道に従っているキャラで、アストロ狩りを行っている中心の人物になります。

寅三との戦いで敗北してしまいました。

狩屋崎のアストロは人差し指から刃を出す能力です。

伸縮自在なため、遠くにいる相手にも攻撃することが可能になっています。

 

寅派

 

次は「寅派」です。

寅三を慕う者たちで構成されている派閥になります。

シオウの派閥である鷹派と相反する存在と言ってもよいと思います。

果たしてどのようなキャラがいるのでしょうか。

 

不動兄弟 (瞬一郎&間次郎)

 

寅派でメインとなってくるのは、不動兄弟です。

瞬一郎と間次郎の兄妹は、寅三に忠誠を強く誓っています。

そのため、寅三の指示や命令をしっかりと遂行する兄弟です。

彼らのアストロは、握ったものを送り届けるといった便利な能力になります。

 

その他

 

最後に、世剣組とは関係がないものの、物語の主要キャラとなっている者たちをご紹介します。

メインは世剣組ではあるものの、展開的に非常に大切な役割を持ったキャラ達ですので、解説してきますね。

 

ボタン

1人目はボタンです。

世剣コウの兄であり、世剣クランにとっての盟友と言える存在でした。

ヒバルと同じように優しい性格であったボタンは、抗争中に子供を守るために命を落としました

彼の死がきっかけで、コウやクランに影響があったため非常に大切なポジションのキャラとなっています。

 

土方サクラ

2人目は土方です。

生活安全課の刑事であり、寅三ともちつもたれつの関係を持っています。

刑事でありながら極道の世界にかかわりを持っているため、普通の刑事ではないことが分かりますね。

土方は、アストロ狩りを行う連中を力を持たない自分たちの代わりに倒してほしい、とヒバルたちに頼んでいました。

 

【願アス】キャラ一覧や能力についてまとめ

 

ここまで『願いのアストロ』登場するキャラについて、能力や性格などをまとめてきました。

まとめ
  • 世剣金剛「初代総長」
  • 世剣ヒバル「息子」
  • 世剣獅鷹「第一養子」
  • 世剣サツキ「第二養子」
  • 世剣寅三「第三養子」
  • 世剣○○「第四養子」
  • 世剣伍色「第五養子」
  • 世剣レリ「第六養子」
  • 世剣○○「第七養子」
  • 世剣シカバ「第八養子」
  • 世剣対羅「第九養子」
  • 世剣久蘭「第十養子」
  • 世剣釦「第十一養子」
  • 世剣テラス「第十二養子」
  • 夜華銀次「相談役」
  • 夜華金羽「ヒバルの幼馴染」
  • 鷹派:蟻道清允
  • 鷹派:狩屋崎千鋭
  • 寅派:不動兄妹(瞬一郎と間次郎)
  • ボタン
  • 土方サクラ

 

現時点での登場キャラを一覧としてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

まだ詳細が分からない世剣兄妹もいますし、新キャラも出ると思いますので今後も楽しみですね。

すでに登場しているキャラクターも新設定が出る可能性が高いため、これからどのように話が進んでいくのかも気になるポイントです。