ナウシカ-テトの正体は何者？モデルや名前の由来/意味を考察

【風の谷のナウシカ】に登場する、マスコット的存在のテト。

初めて会ったときは、ナウシカをものすごく警戒していました。

しかし、ナウシカの優しさに触れてその後は彼女のおともになります。

そんなテトは、一体何者なのでしょうか？

今回はテトの正体と、名前の由来について考察していきます↓↓

テトの正体は何者？

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— アンク＠金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) December 26, 2013

ナウシカに登場し、彼女とともに行動していたテト。

そんなテトの正体とは、何なのでしょうか？

ここではテトの正体や、モデルの候補などについて考察していきましょう↓↓

正体① 架空の動物「キツネリス」

テトは『キツネリス』という架空の生き物と呼ばれています。

キツネにもリスにも似ている、ナウシカに登場する現実には存在しない動物です。

毛並みはふわふわしており、体は黄みがかった色にこげ茶色の虎模様が特徴的です。

体自体は小さく、大人になっても腕で抱えられる、まるで小柄な猫のよう。

ナウシカの肩や腕を、走り回るような描写もあります。

キツネリスはとても身軽で、よくナウシカの肩に乗り、動き回っている場面が数多くあります。

正体② モデルや種類はフェネックかカラカル

ナウシカに登場する架空の動物、キツネリス。

どんな作品にもモデルとなる動物がいるものですが、キツネリスにもモデルの候補が存在します。

一番モデルになったと言われている動物は、哺乳網食肉目イヌ科キツネ族のフェネックです。

大きな耳やしっぽ、つり目などの特徴があるフェネックですが、これらの部分がキツネリスにとても似ている、という意見が多くあります。

他にも、毛並みや目の色が食肉目ネコ科キツネ族のカラカルに似ているという意見も出ています。

そのためフェネックとカラカルが、キツネリスのモデルとしての候補だと言われている。

ですがカラカルは少しきりっとした表情をしているので、フェネックのほうが似ているという声が多いです。

この2種類の動物の素敵な特徴を組み合わせて、キツネリスが誕生したのではないでしょうか。

しかし、公式からの公表はありません。

そのため今もなお、キツネリスのモデルに関する論争が続いています。

正体③ ナウシカのペットで性別は不明

テトはナウシカのペットで、詳しい性別は分かっていません。

テトの性別は非公表となっており、公式も詳しく言及していません。

ファンの間でも、考察をしている人たちが多くいますが判明せず。

テトは映画の中でも感情を出したり、言葉を離したりしないので、正確な性別の判断は難しいとされています。

ナウシカと初めて出会ったとき、興奮していたこともあり、ナウシカたちを警戒しました。

彼女が出した指を、思いっきり噛みつく。

その後ナウシカと心を通わせ、ナウシカとともに行動するようになります。

ですが、基本的に声を出すことはあまりありませんでした。

公式もあえて公表せず、視聴者の想像に任せる、という可能性もあります。

正体④ 本来は警戒心が強く懐かない性格

テトはナウシカになついていますが、本来キツネリスは人間になつきづらい種類です。

なぜ人間になつきにくいのでしょう？

それは気性が荒く、警戒心が強いためです。

そのためあまり人間になつく、ということがありません。

ユパに助けてもらったときも、蟲に襲われていたこともあり、とても興奮していました。

ナウシカの肩に飛び乗るものの、差し出された彼女の指をに噛みつきます。

しかしナウシカの態度を見て落ち着いたのか、彼女の指をなめたあとに肩を走り回るようになるのです。

ナウシカはなぜ、テトに指をかませたのでしょうか？

あえて攻撃を受けることで、自分は敵ではないと、気づいてもらうためだった可能性があります。

噛みついた瞬間は怒りに満ちた表情だったテトも、彼女の様子を見て落ち着き、指から口を離したのでした。

ナウシカの言動に、生物に対する愛情がうかがえる場面の一つですね。

正体⑤ 名前の意味や由来はベトナムのテト攻勢？

『テト』という名前の意味に、ベトナム戦争の『テト攻勢』が関わっているという考察があります。

テトの名前はキツネリスのモデル同様、公式では未発表になっています。

ベトナムの旧正月の呼び方と同じため、『ベトナム戦争が関連している？』と思われる方もいるでしょう。

ですが意外と関連がありそうで、ない可能性もあります。

『テト』はベトナム戦争を印象付ける言葉として、日本でも知られています。

1968年のベトナムの旧正月に、北ベトナムが南ベトナムに侵攻していきました。

この大攻勢は『テト攻勢』と呼ばれ、当時日本でも大きく報道されています。

1941年生まれの宮崎駿監督にとって、印象に残った戦争の一つであったという考察も出ています。

『テト』という言葉は、とても戦争を連想させる言葉です。

風の谷のナウシカも、各国同士の戦争に関する物語になります。

そのため腐海をめぐる争いをする、ナウシカの世界観に合わせた可能性もあるのではないでしょうか。

正体⑥ ポケモンのイーブイとピカチュウの子供と勘違いされる

テトがポケットモンスターに登場する人気キャラクター、ピカチュウやイーブイに似ている、と勘違いされています。

テトは黄みがかった体色に、こげ茶色の虎模様です。

これらの特徴が世界的大人気ゲーム、ポケットモンスターに出てくる『ピカチュウ』と『イーブイ』に酷似している点が多いのです。

そのため一部の視聴者の間で、『テトはポケモンだった？』と勘ぐってしまう人も出るほど。

実際に視聴者のなかにテトを見たときに、『イーブイが出てる！』とお子さんが言っていた人もいたそうです。

ほかにも多くの人がイーブイを連想する人が多く、世代によってテトの印象が違うようです。

大きな耳やもふもふ加減はイーブイに、体の色がピカチュウを思わせるみたいですね。

わたしはあまり似ている点は見当たらないと思っていますが、一部の人にはテトがポケモンに似ている、と感じるのかもしれません。

正体⑦ ラピュタにも登場している

なんとテトにそっくりなキツネリスたちが、『天空の城ラピュタ』にも登場しているのです！

ナウシカはキツネリスを見たときに、『わたし初めて！』と発言しています。

この言葉が本当だとすると、風の谷で見るのはとても珍しいようです。

そんなキツネリスが、ラピュタにも登場します。

ラピュタには4匹のキツネリスが登場し、ロボット兵と遊んでいるシーンがあります。

ですがナウシカに出てきたテトではなく、同じ種類のキツネリスたちです。

ジブリ作品同士のつながりを感じる演出で、喜びを感じたファンも多いのではないでしょうか^ ^？

ナウシカを実質無料(0円)で見る方法

参照元 : スタジオジブリ STUDIO GHIBLI 公式サイト

サイトURL : https://www.ghibli.jp/works/nausicaa/#frame

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【風の谷のナウシカ】テトの正体についてまとめ

テト(キツネリス)って「天空の城ラピュタ」にも登場してたのね。あのお話も最後号泣するんだよねー優しいロボットが昇っていくとこ(*´∀｀) #風の谷のナウシカ pic.twitter.com/bMnfdKzMI1

— くるみ (@dwjewjd) January 4, 2019

以上、テトの正体に関する考察でした。

テトがポケモンのイーブイやピカチュウに似ている、と言われているのに正直驚きを感じました。

ですが言われてみると、雰囲気はありますね。

他にも、テトの名前の由来として「ベトナム戦争」が関係している可能性があることにもびっくりです。

今回の考察は公式からは公表されていません。

しかしそういった部分も含めて、考察をしてみるとまた違った面白さがありますね。