地獄楽-亜左弔兵衛は最後死亡した?弟・桐馬を守るため?

公開日: 2023年3月14日 | 最終更新日: 2023年4月4日

 

今年の4月からアニメ放送がされる事になっている『地獄楽』。

登場キャラクターの中には、イケメンで強い者、美人で相手を魅了する者など様々なキャラが登場します。

その中でも、特に異彩を放つキャラがいます。

それは『賊王 亜左 弔兵衛あざ ちょうべい』です。

以下、弔兵衛と呼称

 

弔兵衛は若いながらに大盗賊を率いて、伊予の山奥に盗賊の村を作り上げた傑士です。

さらに、弔兵衛には桐馬とうまという弟がおり、こちらは山田浅エ門という経歴の持ち主でした。

実は、捕縛された兄・弔兵衛を救出するためだけに桐馬が潜入していたようです。

神仙郷しんせんきょうに到着してからは、兄弟で合流し2人で行動します。

 

しかし、島での激戦でさすがの2人も死地を潜ることになります。

弔兵衛は弟を守るために無茶ばかりをするため、常にピンチの状態でした。。

さぁ、この兄弟は神仙郷でどのような戦いをしていくのでしょうか?

2人揃って、無事に生き残れるのでしょうか?

 

今回は、亜左あざ兄弟の兄・弔兵衛について解説します↓↓

この記事を見て分かること
  • 亜左弔兵衛の「最後」や「死亡説
  • 弟・桐馬との「関係性」について

 

 

 

 

亜左弔兵衛は最後死亡した?

 

いきなりですが、弔兵衛は最終決戦まで兄弟揃って生き残ります

1巻から登場する初期メンバーであり、数少ない生き残りです。

最終決戦のvsりえんの前の「盤古戦」にて、弔兵衛は花化して戦います。

その前に、十禾じっかが盤古の首と丹田へそを切り倒したかと思われましたが、朝日による活性化で殺しきれませんでした。

その盤古にトドメを刺すために、弔兵衛は自分の体が侵食されながらボロボロになりつつ何とか盤古を倒します。

 

ですが、負荷が大きく体が崩壊しながら塵となって消えていきます。

弔兵衛は、亡き両親と幼い頃の自分の走馬灯を見ていました。

そして「くずれるっ こわれるっ」と言い、体が崩れていきます。。

 

桐馬は、辛うじて核のようなものを抱きしめてその場に泣き伏してしまいます。

私もまさか・・ここまできて「弔兵衛死んでしまうなんて!」とショックを受けました。

 

では、どうして生きているのか!?

以下で、詳しく解説していきます↓↓

 

弔兵衛は死にかけるも生きていた

先ほど触れた、桐馬に抱かれていた弔兵衛の核は「丹田」(胎児のようなもの)でした。

おそらく花化が進んだため、肉体は滅んでしまいました。

 

しかし運よく丹田だけが残り、そこから命を繋げたのだと思います。

天仙の1人である桂花グィファから鉢を貰い、桐馬の気で回復したようです。

 

最終回の後日談では、復活したチビ弔兵衛と桐馬が英国人相手にのしあがろうとしていました。

さすがだな・・と感心しますw

走馬灯の中では両親の元にかけていく弔兵衛の姿がありましたが、よく見ると途中で誰かに引き止められていました。

その手は、きっと桐馬だったんだと思います。(12巻参照)

 

 

タオの暴走で崩壊するが桂花により復活する

弔兵衛と桐馬はで菊花ジュファに敗れ、仙薬にする栄養素として生きたまま穴に捨てられてしまいます。(3巻参照)

中でも、弔兵衛は傷が深く意識を失っていたので危うく取り込まれそうでした。

そこを桐馬が助けますが、その時にはもう花と混ざったようでした。

 

この時の花化が盤古ばんことの戦いによる影響で、気を暴走させます。

花化がどんどん進み何とか意識はあるものの、体もまるで天仙のようになってしまいます。

ただ、その能力を行使したおかげで盤古は倒せました。

 

消耗し体は崩れてしまいましたが、桂花が「少しでも混ざっているなら僕らは無縁じゃない」と言い、気の循環を促す特殊な鉢をくれます。

それにより見事復活します!

桐馬との、気の相性も「相生」(互いに回復しあう)だったので復活も早かったようです。

 

亡き両親と再会した描写から「死んだ」と思われていた

盤古との戦いで、小さい頃の走馬灯が見えた時に亡くなった両親も出てきます。

倒れた自分を抱えて、泣きじゃくる桐馬を客観視している弔兵衛。

そして両親の前に座り頭を下げながら、人生の反省と振り返りをします。

「人倫に外れた道のりでした」と。

 

その中で、子供の姿になった弔兵衛は「でも、おにいさんはちゃんとできました!」と泣きながら笑顔で言います。

すると両親も、泣きながらよくやったとばかりに母は腕を伸ばします。

満足した弔兵衛は、亡き両親と共に光の扉へ向かおうとします(行き先はあの世かな・・・)

 

でも、ここで弔兵衛の肩を掴んで引き止める大人の腕がありました。

光の扉へ行ったら死んでしまっていたでしょうが、そこは桐馬が懸命に連れ戻してくれたのだと思います。

だとすると、弔兵衛の肩を掴んだのが桐馬がちょうど丹田を取り出した瞬間かもしれませんね。

 

 

決死の覚悟で神獣盤古と融合した朱槿(ヂュジン)を止めた

神獣と呼ばれる盤古は、人間の養分を吸って吸って力を溜めていました。

そこに、首だけとなってしまったヂュジンが融合してしまいます。

盤古は得体の知れないものとして、リエンも一目置いていました。

以前、「食べたい」とヂュジンが言った時に止めてましたし。

まさか融合するとは、さすがのリエンも思ってもなかったのでしょう。

 

神仙の1人と融合したことで、力が強大なものになった盤古。

盤古の影響は凄まじく、花化していた画眉丸と弔兵衛も力の調整が難しくなったりしていました。

画眉丸たちも、生き残りをかけて総力戦で挑みます。

 

その中でも、弔兵衛は盤古本体にトドメを刺すべく決死の戦いを挑みます。

1度、十禾じっかが盤古の首を落としますが仕留めきれませんでした。

そして盤古が復活する前に、花化の影響で盤古の様子が分かる弔兵衛が、能力を解放し精神と肉体が暴走しつつも無事にトドメを刺します。

おそらく、弔兵衛がいなければ盤古は倒せなかったでしょう。

その代償として体が耐えきれず燃え尽きてしまいましたが、何とか丹田は残り命が繋がれました。

 

 

弟・桐馬を守るため?

 

弔兵衛が命を懸けて盤古と戦ったのは、なぜなのでしょうか?

それは、唯一の肉親である桐馬を守るためでした。

最初から、弔兵衛はどんな時も桐馬最優先で戦ってきました。

神仙の元に行ったのも、敵を探り強くなり、桐馬の元に戻って島を脱出するという目的があったからだと思います。

 

身を犠牲にしたのは桐馬を守るため

盤古に体を滅ぼされてまでも戦い抜いたのは、もちろん桐馬のためだと思います。

「なんでそこまで・・・」と思います。

しかし、この時代の肉親の絆はとても強く、兄弟に対する思いも現代より大きいと思います。

 

親は子のために。長子は下の子たちのためにという生き方でした。

ですので、亜左兄弟もお互いだけは決して裏切らず寄り添って生きてきました。

自分の身がどうなってもいいから「桐馬に生きてほしい」と強く願ったので、弔兵衛は自分の全てを懸けて戦えたんだと思います。

普段は残虐な人物として恐れられていますが、弔兵衛のこのような姿は素敵です。

 

リエンと房中術をしたのも強くなるため

弔兵衛は菊花と戦った時に初めて負けてしまい、仙薬を作るための穴に捨てられました。

生きていないと丹にはならないので、気を失った状態でした。

その時に、花と混じってしまいます。

 

その後、蓮と遭遇して「人間を丹へと変える外丹花ワイタンファと混ざって自我を保つのは珍しい」と言われます。(6巻参照)

弔兵衛は、蓮にものすごく興味を持たれたこともあり、気を失わされて蓮の部屋に連れて行かれました。

目が覚めると両手足は拘束されていて、蓮の房中術の研究材料にされてしまいます。

 

蓮によると、丹にならず人としての気が勝った例は「千年間見たことない」というほど。

そんなレアな男(素材)のようで、その気を循環させて詳しく調べたいと言います。

そして、それをするのに1番適しているのが房中術のようで、蓮は弔兵衛の希望も聞きつつ(協調が大切らしい)事を進めます。

 

弔兵衛も、「今はまだ蓮達に敵わない」と判断し、ならば最善策は適応して飲み込むと決めて強くなるために房中術を行ったのです。

相手に従っているようで虎視眈々と形勢逆転を狙っているのが、さすがの弔兵衛です。

 

弟の道標として兄の務めを果たした

盤古との戦いで消耗し消えゆく寸前の弔兵衛でしたが、全ては弟の桐馬のためでした。

桐馬が生まれた時に父に「兄は弟の道標だぞ」と言われ、「僕が守ってあげる。僕お兄さんだから」と言います。

その言葉通り、人の道に反してはいましたが、弟と離れることなく裏切ることもなく桐馬の顔には傷ひとつ作らずに大事にしてきました。

 

桐馬はかなりの兄依存ですが、弔兵衛もまた依存し自分を奮い立たせていたのだと思います。

早くに亡くなってしまった両親の代わりに、弟を育ててきたのですから。

走馬灯の中で弔兵衛は両親と再会した時に「おにいさんはちゃんとできました!」と胸を張って言っていました。

こんなに愛に溢れている素晴らしいおにいちゃんは、きっといないと思います。

 

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【地獄楽】亜左弔兵衛の死亡説や復活についてまとめ

 

まとめ

亜左弔兵衛の最後の死亡説について

  • 弔兵衛は死にかけるも生きていた
  • タオの暴走で崩壊するが桂花により復活する
  • 亡き両親と再会した描写から「死んだ」と思われていた
  • 決死の覚悟で神獣盤古と融合した朱槿(ヂュジン)を止めた

 

弟・桐馬を守るため?

  • 身を犠牲にしたのは桐馬を守るため
  • リエンと房中術をしたのも強くなるため
  • 弟の道標として兄の務めを果たした

 

以上、今回はファン人気も高い亜左兄弟の兄・弔兵衛について解説してきました!

死亡説をひっくり返し、復活をした無敵のおにいさんw

話を通して言えるのは、この兄弟めちゃ悪運強いな!です。

本当に偶然が重なってなかったら早々にいなくなっていたでしょう・・・

 

SNS上でも亜左兄弟は人気が高かったのでハッピーエンド?(兄弟生き残った)ということで皆、歓喜しほっとした様子でした。

 

内容が重くしんどいお話ですが、最終回は生き残りメンバーが皆幸せそうで本当によかったなと思いました!!

私も、この亜左兄妹は推しのキャラです^ ^

 

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