アニメ3期が大人気の【魔入りました!入間くん】。
人間の鈴木入間や、個性豊かな仲間の悪魔たちと一緒に学園生活を送る面白ストーリーです。
コメディ要素もありますが、シリアスなシーンや胸熱なシーンもあり子どもだけではなく、大人にも人気の作品です。
元々は、人間である入間が魔界に来たのは両親に捨てられたからでした。
そんな入間を拾った人物こそが、何を隠そう悪魔学校バビルスの理事長「サリバン」です。
サリバンはいつも愉快なキャラで可愛い印象のおじいちゃんですが、実はものすごい人物という噂もあります。
このサリバンの正体とは、一体何者なのでしょうか？
今回は、入間くんを魔界へ連れてきた張本人である悪魔「サリバン」について考察していきます↓↓
目次
サリバンの正体や目的は？
2月2日はツインテールの日
『魔入りました入間くん』
悪魔学校バビルスのサリバン理事長入間くんをめっちゃ甘やかす
私も甘やかされたい pic.twitter.com/g27eJDwBip— ぽてとꙭ҉.◌ (@poteto65469981) February 2, 2020
入間は両親に売られて魔界までやってくるのですが、その際に「孫」として迎え入れたのがサリバンでした。
サリバンは「自分に孫ができるのは初めてだ」と言って、連れてきた入間をかなり甘やかしています。
入間のことを本当の孫のように可愛く思っているようで、色々なものを買ってあげたり、学校に通わせようとしたりと、サリバンの優しい一面が分かります。
しかしサリバンは入間のおじいちゃん以外にも、魔界で様々な顔を持っており、悪魔としてもかなり強い存在のようです。
そんなサリバンですが、作中の伏線から考えてもただ自分の「孫」が欲しかったためだけに入間くんを連れてきたとは思えません。
そこで、入間を魔界に連れてきたサリバンの「正体」や「目的」について考察してみます↓↓
正体① バビルスの理事長
先ほどもお伝えしましたが、サリバンは「バビルスの理事長」です。
人間である入間を「悪魔学校バビルス」に入学させます。
初めは学校で目立たないようにと望んでいた入間ですが、サリバンは可愛い孫を「特待生」として入学させると生徒の前で宣言します。笑
なので、人間である入間をバビルスに入学させることができたのです。
理事長として入間はもちろんバビルスのことをいつも見守っているようで、問題があったときには教師陣をまとめている姿も描かれていました。
正体② 13冠の一角であり魔界三傑の1人
サリバンは、魔力がかなり強く魔界において位が高いです。
作中では「13冠の一角」であることと「魔界三傑の1人」であることが明かされています。
「13冠」とは、魔界を代表する13人の高位悪魔のことで、魔王を次ぐ地位にいる存在です。
また、「魔界三傑」とは13冠の中でも位が高い3人の悪魔のことを指しており、サリバンはこの三傑の1人にあたります。
やはりサリバンは、魔界において高い地位にいることが分かります。
正体③ 先代魔王デルキラの元側近
サリバンの過去が描かれた際、なんと魔王デルキラに仕える側近だということが分かりました。
「音楽祭篇」で登場した、悪魔アムドゥスキアスと一緒にデルキラに仕えていた描写があります。
側近をしていた頃のサリバンは、現在のようなおチャラけている感じではなく真面目そうな側近という様子でした。
また、側近だったころのサリバンが、現在のオペラに影響を与えていると捉えられる話もあります。
サリバンに関しての謎は多いですが、失踪したデルキラへの強い想いは心の中に残っています。
元側近として、デルキラへの想いを聞ける日がとても楽しみですね！
正体④ 魔王候補者の中でも1番近い存在
先ほど、サリバンは魔界の中でも高位の悪魔「魔界三傑」だということをご紹介しました。
サリバンはかなり魔力が高いため、悪魔たちの間では「次期魔王に最も近い存在」と噂されています。
しかし、サリバン自身は冗談交じりで「魔王になろうかなー」という発言はするものの、本当になりたいかどうかは定かではありません。
さらには、13冠に対して「次期魔王候補」として入間たちを紹介しており、自分は「対象外である」とハッキリ言い放っていました。
他の悪魔たちから見れば、サリバンであれば魔王になることができるという認識なようです。
このように、サリバンは魔界において様々な一面を持っていることが分かります。
魔王に近い存在でありながら、それに反することをするサリバンの目的は一体何なのでしょうか？
目的① 学校の子どもたちの成長を見守ること
ここからは、サリバンの目的について解説します。
先ほども説明しましたが、サリバンは悪魔学校バビルスの理事長を務めています。
自分の孫である入間を可愛がることはもちろんのこと、バビルスの生徒たちも大切に思っていると感じられる描写が出てきます。
普段は、温和で優しいおじいちゃんのようなサリバンですが、理事長として学校に通う生徒たちの成長を誰よりも願いながら見守っているのかもしれません。
目的② 入間と一緒に楽しく過ごす
「孫ができるのは初めて！」と言っていたサリバン。
これは本当なようで、入間を魔界に連れてきてからは毎日のように甘やかしています。
また、人間である入間が魔界で暮らしていても困らないようにと、要所要所で助けていることも多いです。
側近のオペラも入れた3人で、本当の家族のように一緒に楽しく過ごしたいという気持ちがあるかもしれません。
入間を「人間界へ返す気持ちがあるのか？」というところは気になりますが、少なくとも彼は初めの頃と比べても魔界で生きることに前向きになっています。
なので、このまま一緒に過ごしていたいと思っていてもおかしくはありませんね。
何になってほしい？
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人間である入間を魔界へと連れてきたサリバンですが、彼には入間を連れてきた本当の目的がありそうです。
また、入間と先代の魔王デルキラが何かしらの関係があることが分かる伏線が、作中にたくさん出てきます。
入間は「次期魔王候補」にもなり、また原作コミックスの最新刊では入間がデルキラの魔力を有していることが明かされています。
そして、サリバンもこの事実をすでに知っていそうです。
そんな作中で、入間は1度サリバンに対して「おじいちゃんは、僕を魔王にしたいの？」と、核心的な質問をしています。
しかしサリバンはこの質問に対して、「入間くんが選びたい方でいいよ」と答えており、必ず魔王にしたいという明言はしていませんでした。
サリバンが入間に何になってほしいのかは現時点では分からず、サリバンが入間を魔界に連れてきた目的・意図はまだ不明瞭なままです。
そこで、サリバンは入間に何になってほしいと考えているのか、考察してみました↓↓
考察① 入間を魔王候補として育成したい
サリバンは、入間を魔王にしたいのか分かりませんが、次の魔王候補として育てたいとは思っているようです。
魔王に1番近い存在と噂をされているサリバンですが、その反面デルキラから「決して魔王になれない器と呪われた男」であることが判明しました。
これには、サリバンがランク9 であることと関係しているかもしれません。
魔界の悪魔には、それぞれ魔力や強さによってランクが決められており、最弱の「１」から最も強い「10」までの10段階があります↓↓
| 位階早見表 | ||
| 強さ | ランク | 名称 |
| 魔王 | 10 | ヨド |
| ヤバイ | 9 | テト |
| とても凄い | 8 | ケト |
| – | 7 | ザイン |
| – | 6 | ヴァウ |
| 凄い | 5 | ヘー |
| – | 4 | ダレス |
| まあ凄い | 3 | ギメル |
| – | 2 | ベト |
| やばい(虫けら) | 1 | アレフ |
このランクの中でも「10」になった悪魔から、魔王が選ばれることになっているのです。
サリバンは、魔王に近い存在と噂されるほどに強い悪魔であるにも関わらず、ランクは「9 」で留まっていることに違和感を覚えます。
おそらく、何かしらの理由があるのではないでしょうか？
そして、サリバンが「魔王になれない器」と呪われたことが事実だとすれば、自分が魔王になることができない代わりに入間を候補者として育成したいと思っていると考えられそうです。
悪魔学校バビルスに通わせているのも、ランクを上げて魔王により近づいてもらうためという意図があるかもしれません。
こちらが、1番信憑性のある考察だと感じています。
考察② 入間を人間界に返したい
続いて、別の考察として「入間を人間界に返してあげたい」と考えている可能性です。
自身の手で入間を魔界に連れてきたサリバンですが、彼は人間です。
今は、自分の欲を大切にしながら魔界で生きていくことに前向きになっている入間ですが、サリバンには別の考えがあるのかもしれません。
魔界に来る前の入間は、無欲で遠慮しがちな性格だったこともあり、起因してかなり劣悪な環境下で育っていました。
しかしバビルスで過ごす中で、自分の欲を大切に生きるようになり、確実に強く成長していっています。
サリバンは、入間をバビルスでの学校生活で成長させることで、人間界に戻った時に困らず生きてほしいという思いを持っているのではないでしょうか？
入間を可愛がっているサリバンですから、入間の選択を無下にはしないと思いますが、心の中では人間界に返してあげたいと思っているかもしれません。
考察③ 魔王デルキラの発見から再び擁立する
3つ目は、サリバンが「魔王デルキラを再発見したい」という気持ちがあるという考察です。
先ほど、入間に先代魔王デルキラの魔力があることについて少し言及しました。
可能性は低いですが、何かしらの理由でサリバンが入間を利用してデルキラを見つけることで「再び魔王へと導こうとしている」という考え方もできます。
サリバンが魔王デルキラの元側近であったことは、先ほど説明しました。
作中でもデルキラは、カリスマ性が高く最も魔界を改変した悪魔とされています。
そんなデルキラに仕えていたサリバンは、デルキラに魔王として戻ってきてほしいと思っている可能性も捨てきれません。
しかし最新刊では、もう1人もデルキラの側近であったアムドゥスキアスが登場し、デルキラにもう1度会いたいという欲を持つ自分とサリバンの欲は「相容れない」と宣言していました。
サリバンの欲や真意が明かされない限り分かりませんが、まだ「デルキラの復活」を願っているという見方もできるでしょう。
考察④ 悪魔と人間の垣根をなくしたい
最後の考察として、サリバンが「悪魔と人間の垣根をなくす」という目的を持っている点についてです。
サリバンは入間と初めて会った時から、かなり友好的な面を見せていました。
作中で、悪魔にとって人間は捕食対象として見られると書かれていますが、サリバンは初めから「孫」として可愛がっていました。
また、よくファンの間で考察をされていることですが、先代魔王のデルキラが人間であるという説があります。
※この説については、本筋からずれてしまうためここでは言及しません
もし、この説が当たっておりデルキラが人間だったとすれば、サリバンは人間に対して抵抗や食べてしまいたいという欲がないこともうなずけそうです。
サリバンはデルキラの側近として過ごした日々の中で、悪魔と人間の垣根をなくし共に生きていける世界を作りたいと考えているのではないでしょうか？
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【魔入りました入間くん】サリバンの正体や目的まとめ
入間くん見直してるけどダメだ
サリバンが面白すぎて出る度に腹が痛い pic.twitter.com/0csDDxgtox— Seg (@Seg80755152) October 21, 2022
サリバンの正体や目的について
- 正体① バビルスの理事長
- 正体② 13冠の一角であり魔界三傑の1人
- 正体③ 先代魔王デルキラの元側近
- 正体④ 魔王候補者の中でも1番近い存在
- 目的① 学校の子どもたちの成長を見守ること
- 目的② 入間と一緒に楽しく過ごす
何になってほしいのか考察
- 考察① 入間を魔王候補として育成したい
- 考察② 入間を人間界に返したい
- 考察③ 魔王デルキラの発見から再び擁立する
- 考察④ 悪魔と人間の垣根をなくしたい
以上、サリバンの正体やそこから考察できる目的についてでした！
少し前にも触れましたが、サリバンは入間からの「魔王になってほしいの？」という問いに対して、将来的に入間が選択できる道を増やしてあげているだけの「ただのおせっかい」と答えていました。
ここまで見てきた一ファンとしては、サリバンのこの言葉は嘘ではないと信じたいところですが、最新刊で明かされたサリバンの「欲」についても気になるところです。
物語が、今後大きく動き出しそうな予感があるので、引き続きこの作品を見守っていきたいと思います^ ^
