「ハウルの動く城」に登場する魔法使い、「ハウル」は高身長でイケメン、声優が元SMAPの木村拓哉という美の要素で埋め尽くされており、多くの女性ファンを獲得しました。
見た目は完璧なハウルですが、髪色が変わってしまっただけで激しく落ち込むなど美に対して相当なこだわりがあるようです。
今回は、ハウルの美しさに対するこだわりについて詳しく見ていきましょう。
目次
ハウルが美しさにこだわる理由は?
ハウル様が本当にカッコイイ、、
心臓をとると言われてるハウル様、画面越しでもとってしまう美しさ、、
黒髪のハウルも好きだけど美しさ増し増しの金髪はもっと大好き。
「美しくなかったら生きていたって仕方がない」っていうセリフも本当に大好き。
美の暴力ですか???? pic.twitter.com/kf4u2BekTe— まり (@marie__2122) July 31, 2020
ハウルは元々黒髪でしたが派手な金髪に染め、定期的に染め直していました。
美への執着は作中でも強く描かれており、髪の色が変わってしまうとパニックに陥り、
「美しくなければ生きている意味がない。」
という有名なセリフを発して落ち込んでしまいます。
ハウルは普段から髪色だけでなく、服装やアクセサリーにも気を遣っている事から、美しくある事に人一倍こだわりを持っていると考えられます。
ここまで美にこだわる理由として、ファンの間ではいくつか考察されているのです。
1つずつ見ていきましょう。
考察① 師匠のサリマンの洗脳
サリマン先生の世話をする小姓たちは、少年時代のハウルと同じ顔をしています。
サリマン先生は、魔法学校にいたころのハウルが好きだったため、魔法で作りだしたものと思われます。#ハウルの動く城 pic.twitter.com/Gz3K34eD9v— ジブリのせかい【非公式ファンサイト】 (@ghibli_world) April 2, 2021
「サリマン」は宮廷に仕える魔法使いであり、ハウルが通っていた魔法学校の校長でもあります。
ハウルはサリマンの弟子として、長年彼女の元で指導を受けてきました。
見た目は優しそうなサリマンですが魔女としての力は強力であり、「カルシファー」と契約して魔力を強化したハウルですらも戦うのを恐れるほどです。
戦争を終わらせるために総理大臣を呼ぶシーンから相当上の立場の人物と考えられ、ハウルも彼女のからの招集命令に困っているようでした。
そんな彼女の側にいるおかっぱ頭の少年達は皆美しい金髪をしており、どこかハウルに似たような見た目だと思いませんでしたか?
イメージボードでは、この少年たちは「かつてのハウル」と記されており、サリマンがわざとハウルに似せているのです。
つまりサリマンが余程ハウルを好いていて、金髪の美しい見た目である事を強要するという一種の呪縛のようなものではないでしょうか。
長年サリマンの元で指導を受けていたハウルは、この呪縛から逃れることができず金髪に染めて美しくある事が当たり前になっていたのでしょう。
考察② 美しさこそハウルのアイデンティティだから
ハウルが闇の精霊を呼び出した時の「もう終わりだ。美しくなかったら生きていたって仕方がない」っていう台詞がマジこの世で1番好き…何よりこのシーンで崩壊した美の対象が顔でなかったことが美を容姿というよりかはアイデンティティや在り方で描写してい(る気がし)て本当にいいなあと思うんだよね… pic.twitter.com/jMYt5H4lGr
— ぱいちぇ (@pameo_m) July 29, 2020
ハウルは魔法使いとしては優秀なようですが、宮廷に仕え戦争の手助けはしたくないと考え、逃げ回っています。
「荒地の魔女」にも自分から手を出しておいて逃げ出し追われる羽目になり、ビクビクしています。
城の中の掃除は全くせず、まじないをめちゃくちゃにされたとはいえ掃除してくれた「ソフィー」に対し感謝もせず怒鳴り散らす始末。
美しく自信満々な見た目とは違い、内面はジブリ映画のヒーローとしては異色のダメ男なのです。
ファンの中では、親しみを込めて「ポンコツ」と呼ばれているのも有名ですね。
ハウルにとっては、「優秀な魔法使いである自分」よりも「内面の弱い自分」よりも何よりも、「美しい自分」が1番しっくりきており、美しさを保つため誰にも支配されず自由に生きたいのです。
また、弱い自分を見せたくなくて、完璧な見た目に囚われているとも取れます。
彼にとっては、美しさが存在証明という事ですね。
チャラいプレイボーイ説は本当?
RT 落とさないようにハウルしてるのはありそう
ハウル達、初対面なのにとてつもなく距離近い🙄ハウルがね
プレイボーイはこれだから…軽々しいんだよね← pic.twitter.com/IYgOIoeys3— ✡️´-๛聖者☦️アルネ໒꒱🎶 @アルスト (@mpP0autmAW7fCiz) July 13, 2023
物語の冒頭で、帽子屋の人々がハウルに心臓を取られた子の話をしていました。
また、「ハウルは美人しか狙わない。」という言葉もある事から、ハウルは女好き?という疑問が浮上しています。
実際街でナンパされたソフィーを助けたハウルは違和感なくソフィーの肩を抱き、ベーコンと卵を焼くシーンではやたらソフィーとの距離が近く描かれていました。
この女性に慣れている感じがあちこちで描かれている事もあり、女好きである説が有力視されているのです。
このあたりは、一体どうなんでしょうか?
詳しく見ていきましょう↓↓
原作のハウルはかなりの女たらし
これが原作。原作の方がハウル女たらしです。で、ソフィーは、あんな男!と言っておきながら、気づいたら恋に落ちてるって感じ。それがまたいい。#ハウルの動く城 pic.twitter.com/06w8iYEWE1
— eri@ジャパライ (@Eri_Japalife) January 6, 2023
原作の「魔法使いハウルと火の悪魔」では、ハウルはとても女好きで、外に出るたびに口説いて回っている様子が描かれています。
ソフィーの妹である「レティー」にも声を掛けており、ソフィーはさぞ大変だっただろうと予測ができますね。
映画でも、「女の子に振られて闇の精霊を出した。」という言葉があった事から、ソフィーに出会う前はあちこちで声をかけていたのでしょう。
髪色が変わったり、女性に振られたりしただけで闇の精霊を呼び出し落ち込んでしまうハウル。
女たらしならば1人の女性に振られたくらいでくよくよしないはずですが、内面が弱いために打たれ弱く、些細なことで落ち込んでしまうのでしょう。
女性と関係を持つことで承認欲求を満たしたかった
一方のハウルは、カルシファーと契約することで魔力を増大することができました。しかし、大切な心臓を預けてしまったために心に喪失感ができてしまい、それを女性のハートで埋めようとしたがために稀代のプレイボーイになりました。#ハウルの動く城 pic.twitter.com/4e0COjCNqr
— キャッスル@ジブリフリーク (@castle_gtm) April 2, 2021
ハウルは、カルシファーに心臓を渡した際に心をなくしており、心の喪失感を埋めようと女性と関係を持ちたがったのではないかと言われています。
ハウルは内面が少々弱く本当は臆病者であるがゆえに、見た目を完璧にして繕っていた部分があり、弱い部分を見せたがりません。
余裕のあるプレイボーイ感を出して女性に近づきつつも、本当は寂しくて仕方がなかったのかもしれませんね。
しかし、映画版のハウルは子供の頃から探していたソフィーに出会ってからはソフィーに一途で他の女性に関わるシーンはありません。
ソフィーがハウルの心の喪失感を埋めたため、冒頭は感情があまり出なかったハウルも後半になると笑ったり、ソフィーを守る行動に出たりと精神的に成長した姿を見せました。
ハウルにとってソフィーの存在がいかに大きかったか分かりますね。
ハウルを実質無料(0円)で見る方法
参照元 : スタジオジブリ STUDIO GHIBLI 公式サイト
サイトURL : https://www.ghibli.jp/works/howl/#frame
最後に、ハウルの動く城を実質0円で見る方法をご紹介します。
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- 君たちはどう生きるか
- アーヤと魔女
- レッドタートル ある島の物語
- 思い出のマーニー
- かぐや姫の物語
- 風立ちぬ
- コクリコ坂から
- 借りぐらしのアリエッティ
- 崖の上のポニョ
- ゲド戦記
- ハウルの動く城
- 猫の恩返し
- ギブリーズ episode2
- 千と千尋の神隠し
- ホーホケキョ となりの山田くん
- もののけ姫
- 耳をすませば
- On Your Mark
- 平成狸合戦ぽんぽこ
- 海がきこえる
- 紅の豚
- おもひでぽろぽろ
- 魔女の宅急便
- となりのトトロ
- 火垂るの墓
- 天空の城ラピュタ
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【ハウルの動く城】ハウルが美しさにこだわる理由まとめ
どんな姿でも、ハウルは美しい😚💕 pic.twitter.com/vPKrgerzDH
— しおり✪ (@shio0801s) April 3, 2019
- 師匠の呪縛
- 美しさこそ自分であるという証明であり、内面を隠す方法
- 心の喪失感を埋めるためプレイボーイになってしまった
いかがでしたでしょうか?
ハウルは内面の弱さを隠し、見た目を磨く事で自分の存在を保ってきました。
また、心の喪失感を女性と関係を持つ事で埋めようとしており、プレイボーイになってしまったと考えられます。
しかし、映画ではソフィーと出会ってから黒髪に戻ってもそのままにしており、他の女性に声を掛けるシーンもありません。
ソフィーに自分の内面の弱さを見せた事から、もう見た目で取り繕う事はしなくてもソフィーは受け止めてくれていると感じたのかもしれませんね。
ソフィーはハウルに出会う事で自分に自信を持ち大きく成長したのと同じように、序盤はソフィーに守られていたハウルは後半は逞しく成長しました。
2人はお互いに必要な存在だったのでしょうね。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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