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ハウルの動く城-ヒン(犬)の正体は?重い理由についても

公開日: 2023年9月5日 | 最終更新日: 2023年9月14日

 

ハウルの動く城」は魔法の物語というだけあって、たくさんの個性的なキャラクターが登場します。

その中でも、敵なのか味方なのか微妙な立場で「ソフィー」の側に居続けた犬の「ヒン」。

苦しい咳のような鳴き声が特徴の老犬ヒンですが、その正体については様々な意見があるようです。

詳しく見ていきましょう↓↓

この記事を見て分かること
  • ヒンの「正体」について
  • 重い理由」について

 

 

 

 

ヒン(犬)の正体は?

 

眠そうな表情で鈍臭そうなヒンですが、宮廷に仕える魔法使いである「サリマン」の使い魔としてソフィーを宮廷まで案内したり、サリマンに「ハウル」の情報を報告する役目を任されたりしています。

物語では、ソフィーを宮廷まで案内した後はハウル達を監視するためソフィーに付いてきてしまい、そのまま懐いてしまいました。

このヒンですが、サリマンの使い魔という立ち位置から、普通の犬ではなく「何か秘密があるのでは?」いう視聴者の声が多数挙がっているのです。

その理由や言われている内容について、1つずつ見ていきましょう↓↓

 

正体① 犬に変身させられたサリマンの使い魔 (手下)

サリマンの使い魔として、仕事をこなすヒン。

ハウルも恐れる魔法使いに仕えている犬というだけあり、ただの犬ではなく「犬の姿に変身させられた手下なのでは?」という意見が出ています。

サリマンは王室付きの魔法使いであり、ハウルも通った魔法学校の校長でもある実力者です。

そのため手下を誰にも怪しまれず警戒されにくい犬に変身させてあれこれと仕事を命じているとすれば辻褄が合いますね。

 

 

正体② 本名ジャスティンという元人間 (王子)

 

ハウルの動く城の原作である「魔法使いハウルと火の悪魔」では、ヒンの正体が明らかになっています。

それは、なんと「ジャスティン」という元人間だったのです。

映画では、原作と同じような設定かどうかは明言されていません。

しかし、映画のイメージボードではヒンの顔が貴族の人間のように描かれている事から、元人間であるという説は有力であると言えますね。

 

では、「ジャスティン」とは一体誰なのでしょうか?

その正体は、原作でははっきりと描かれています。

実は、ジャスティンは国王の弟なのです!

 

原作では呪いをかけられて犬にされてしまったジャスティン王子ですが、映画では犬となった経緯は全く分かっていません。

呪いによって犬となったのならば最後まで呪いが解けず悲しいお話ですが、作中ではソフィー達とともに笑って過ごしており、割と楽しそうにしています。

犬である事を受け入れ、サリマンの使い魔として働いていたヒンは、ソフィー達と過ごすうちに大切な家族を見つける事ができたのでしょう。

 

正体③ サリマンを裏切った浮気者

 

サリマンの元から逃げようとするハウル達の飛行機に飛び乗り、一緒に付いてきてしまったヒン。

ハウル達を監視し、サリマンに状況を報告する任務に就いていたはずのヒンですが、ソフィーに懐いてしまいいつの間にかハウル側の味方になってしまいました。

物語の最後にサリマンから

「今頃報告してきて。今まで何してたの?」

と言われている事から、ろくに仕事をせずにサリマンを裏切り、ハウル達と仲良くしていただけだったという事が分かりますね。

 

また、サリマンは弟子として気に入っていたハウルと同じ姿の少年を付き人として傍に置いており、ヒンに対しても

この浮気者!

と言っている事から、自分の好みの男性を使い魔として傍に置いているのでは?というちょっと恐ろしい意見も出ています。

優しい見た目とは裏腹に容赦なく魔力を奪おうとするシーンもあった事から、この意見も否定できませんね。

 

 

正体④ 犬種は「プチバセットグリフォンバンデーン」と予想

 

ヒンの犬種についても、視聴者から様々な意見が出ています。

その中で1番有力なのが「プチバセットグリフォンバンデーン」という犬種です。

耳が長く胴長短足、巻毛という特徴がまさにヒンですね。

人間が大好きで優しく活発な性格をしており、子供にも優しいために比較的飼いやすいと言われているようです。

 

正体⑤ モデルは映画監督の押井守さん

 

眠そうな垂れ目のヒンですが、実はモデルがいます。

それは、宮崎駿監督と同じく映画監督である「押井守」監督です。

押井監督の顔を見ればソックリである事が分かりますね。

 

2人はお互いに才能を認め合い、時にはケンカをするような仲だそうで、押井監督はヒンについて、

「明らかに僕に対する悪意を感じるよね。」

とふざけ半分で語っています。

宮崎駿監督も、ヒンのビジュアルについては真面目半分、ふざけ半分で考えたのかもしれませんね。

 

 

重い理由についても

 

ハウルの代わりに、宮廷に行く事になったソフィー。

その道中で、いつの間にかヒンがピタッとくっついて付いてきます。

その様子から変身したハウルが付いてきたのだと勘違いをしたソフィーは、宮廷前の長い階段をヒンを抱えて登っていきました。

見た目は小型犬のように見えるヒンですが体重はとても重いようで、老婆の身体のソフィーは一生懸命抱えて登ります

 

このシーンから、ヒンがなぜこんなにも重いのか様々な考察がされているのです。

こちらにもフォーカスして、見ていきましょう↓↓

 

重い理由は人間時代の体重のままだから

 

原作の設定から、ヒンは元々人間である可能性が高いです。

そのため、人間だった頃の体重のままなのでは?と言われています。

もしそうだとすれば、ソフィーは成人男性を1人抱えて長い階段を登ったという事になりますよね。

 

ソフィーは老婆になってからの方がパワフルに行動していますので、「荒地の魔女」が

「おかしいわね。何であんなに元気なの!?」

と驚くのも分かる気がします。

 

階段を登れなかったのは重さと老犬だったから

ヒンはサリマンの使い魔なのに、階段を自分で登れないという鈍臭い一面を見せています。

その理由として、ヒンが老犬であり、体重も重く、足が細いために階段を登る事ができなかったというのが挙げられます。

体重が重い割には耳で羽ばたいて空を飛んでいるシーンがありましたが、おそらく緊急のタイミングでしか使えない必殺技のようなものだったのではないでしょうか?

 

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参照元 : スタジオジブリ STUDIO GHIBLI 公式サイト

サイトURL : https://www.ghibli.jp/works/howl/#frame

 

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  • 君たちはどう生きるか
  • アーヤと魔女
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  • 思い出のマーニー
  • かぐや姫の物語
  • 風立ちぬ
  • コクリコ坂から
  • 借りぐらしのアリエッティ
  • 崖の上のポニョ
  • ゲド戦記
  • ハウルの動く城
  • 猫の恩返し
  • ギブリーズ episode2
  • 千と千尋の神隠し
  • ホーホケキョ となりの山田くん
  • もののけ姫
  • 耳をすませば
  • On Your Mark
  • 平成狸合戦ぽんぽこ
  • 海がきこえる
  • 紅の豚
  • おもひでぽろぽろ
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【ハウルの動く城】ヒンの正体や重い理由まとめ

 

ヒンの正体&重い理由

ヒンの正体

  • 元人間であり、原作ではジャスティンという国王の弟
  • サリマンのお気に入りの男性が犬にされた可能性

 

なぜ重いのか

  • 人間であった時の重さのまま

 

いかがでしたでしょうか?

ヒンはなんと元人間でした。

 

映画ではヒンがどうして犬になってしまったのかは分かりませんが、ソフィー達と一緒にいるヒンは楽しそうにしており、物語の終わりのシーンではハウルの城の庭で駆け回っていました。

謎の多いキャラクターですが、敵側からソフィーの味方となり、ソフィーを助ける行動も見せたヒン。

見た目の可愛さからも、みんなから愛されるキャラクターですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

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