チ。は難しいし意味不明?面白くないと言われる理由についても

公開日: 2024年12月6日 | 最終更新日: 2024年12月6日

 

チ。ー地球の運動についてー】では天動説が主流の15世紀で、「地動説こそが真理なのではないか」、と気づいたキャラクターを中心に物語が進んでいきます。

「真理」のために命を懸け、また次世代に「託す」キャラクターたちの生きざまは、多くの読者に感動を与えますが……

しかし一方で、「難しすぎる」「つまらない」という意見もあるようですね。

 

なので今回は、「チ。」のどういうところが難しくつまらないのかの感想を紹介しつつ、でもここがおもしろいんだよ!のプレゼンをしていこうと思います!

よろしくお願いします!

この記事を見て分かること
  • 「チ。」の難しい点
  • 「チ。」のつまらない点
  • 「チ。」のおもしろいところ

 

※この記事には「チ。」のネタバレが多く含まれています。未読・未視聴の方はご注意ください

 

 

 

「難しい」「意味不明」という意見

 

これらのTwitterで挙げられていたつぶやきや、そのほかのSNSや感想掲示板などを見ていると、「チ。」が敬遠される理由は大体6つにまとめられるかなと思いました。

  1. 学術的な内容が難しい
  2. 『ラファウが死ぬ』という設定が意味不明
  3. 絵が下手
  4. 『3章』からつまらなくなった
  5. 史実にはない「嘘」だと炎上
  6. 最終回の終わり方がひどい

という6項目ですね。

 

正直言ってこれらの感想、……気持ちは大体わかります(特に①)!

でも! 

そこで読書の手を止めるのは、視聴を辞めるのはもったいないんです、「チ。」という作品は!

なので「チ。」大好きな私が、これらの項目について、「わかるけど、いや! それでも読んでほしい!」という気持ちを込めて、プレゼンさせていただきますね。

 

理由① 学術的な内容が難しい

Q.「チ。」って、内容がなんか難しくない?
アニ木
アニ木
アニ木
アニ木
めっちゃ難しい。歴史の授業聞いてないとチンプンカンプンなところある

「チ。」という作品が一部読者にとってハードルが高い理由、それはキャラクターたちが話している話のレベルが高いところにあると思います。

 

たとえば物語の入り口である1章。

メインキャラクターはラファウという12歳の少年ですが、この12歳ラファウからしてもう、めっちゃ賢いんですよね。

元孤児という経歴ながらとにかく世渡り上手で、12歳にして大学進学を決めており、果てはフベルトという研究者と地動説について論陣を張る

読者(私)からしたら、やべえ……賢すぎて何言ってるのかわかんねえ……となります。

 

天動説・地動説についての学術的な話はもちろんのこと、普通の会話(?)シーンでもその知性がうかがえます。

たとえば、これはラファウが、自分を「異端」だと追及した大人相手に語った言葉ですが……↓

「あなた方が相手にしてるのは僕じゃない。異端者でもない。
ある種の想像力であり、好奇心であり、逸脱で他者で外部で……
畢竟、それは知性だ
いち組織が手懐けられる程かわいげのあるものじゃない。」

 

12歳にこんな語彙があってたまるか!

「畢竟」なんて言葉、京極夏彦の小説でしかお目にかかったことないよ!

「チ。」では一事が万事この調子で、キャラクターの知的レベルがとにかく高いんですね。

 

見ていると強制的に「考え」させられる作品なのでアニメ「チ。」も、現実に疲れた現代人が息抜きに見るアニメ、にはおそらく全く向いていません。

綿密に練られた仮想世界、つまり物語に溺れたい人向きの作品なのです。

 

そもそも現実に疲れた現代人、つまり21世紀に生きる我々にとって「地動説」とは当たり前の概念過ぎて、逆にどういうものなのか説明できないという人も多いんじゃないでしょうか。

ライターの仕組みは知らないけど火はつけれるよ、みたいなもんで、地球が太陽の周りを動いていることは知ってるけど、それがどういう意味を持つのかとかは、あまり考えたことがないのでは?(※私がそうなだけです)

「チ。」で描かれた、天動説に対する地動説、C教という一神教による宗教観、弾圧による拷問、15世紀の身分格差……

ここらあたりは、現代に生きる我々日本人にとっては馴染みが少なく、だからこそ、とっつきにくい所以となるのでしょうね。

 

ただし、そこで読書の手を、アニメ視聴の手を止める必要はありません

何故なら、地動説や15世紀のヨーロッパのことを知らずとも、理解できずとも、「チ。」を読むのに支障はないからです。

これがこの作品のすごいところなのですが、読者は別に地動説を理解しないまま読み進めても問題ないようになっているんです。

登場人物たちが「好奇心を止めないこと」「託すこと」を選んだのだとさえ理解できれば、それでOK

 

実は「チ。」の主題は人間賛歌なので、究極、キャラクターが研究するのは「地動説」じゃなくてもいいんですよ。

「チ。」における「地動説」は、「ジョジョの奇妙な冒険」でいう「スタンド」みたいなものです。

「スタンド」の概念が理解できずとも、「超能力の擬人化なんだな」とふわっとした理解さえしておけば読むのに支障はないのと同じです。

 

もちろん「スタンド」のスタイリッシュさや魅力について深堀りすることも可能ですが、主題はそこではない。人間ドラマであり、人間の成長こそが要。

あくまで、人間が命を賭して、後続に託すことが大事なんです。

そこを読み解ける人ならば、どうか、そのまま読書を、アニメの視聴を続けてみてください。

 

 

理由② ラファウが死ぬという設定が意味不明

続いては、「チ。」を難しくしている理由その②

それは1巻の表紙を、アニメのキービジュアルのメインを飾って、多くの読者・視聴者から「主人公」だと思われていたラファウの死かな、と。

これは割と盲点の感想だったのですが、「ラファウが死んで主人公が交代した時点で作品を読むのを辞めた」という人もいるようなんですよね。

  • 「ラファウが生涯をかけて地動説を証明していく作品なんだと思っていたので、その予想を裏切られた」
  • 「3話でラファウが死んだことにビビった」
  • 「毒はブラフで、あそこでノヴァクの目を逃れて脱出したはず」
  • 「ヨレンタのときみたいに、別人を火刑にしたんじゃないか。生きてるに違いない!」

 

……と、ラファウの生存を望む声が意外と多いようで驚きました。

ほかにも、アニメ初見の方がバデーニがラファウの成長した姿なんだと思ってた(金髪つながり?)、というのを見て、なるほどな……となりました。

ご新規さんの感想ってマジで栄養があるんですよね。

 

しかし、確かに私も1巻で、ラファウ死んだ際、度肝を抜かれたことを思い出しました。

その死を悼む間もなく突然に、2章は10年後です!!次の主人公は知らんキャラクターです!!!とか言われても、受け入れづらいですよね。

 

そもそもラファウ、養父のポトツキどころかC教の聖職者含めて周りの大人も「この子優秀らしいしここで道を間違えるのはもったいないな」と思ってマジで拷問とかもするつもりもなく大学に進学させようとしていたというのがね、別に誰もラファウを殺そうなんてしてなかったというところがね、またラファウの狂気的なものを感じらせるというか……(早口ろくろ)

それだけラファウというキャラクターが魅力的だったという証左でもあるかもしれません。

 

けれども、ラファウを好きなら、好きになったなら、やはり2章以降も見るべきなのです。

オグジーやバデーニ、ヨレンタという2章のメインキャラクターがあまりにも魅力的だからというのもありますが……ラファウが遺したものを受け継いだのはどんな人物なのか、ぜひその目で確認してほしいなと思います。

そして3章……さらなるEX章……と最後まで目を通して、度肝という度肝を抜かれてほしいものですね。

 

理由③ 絵が下手で面白くない

続いて、「チ。」が敬遠される理由その③

絵が下手で見づらい」、「この絵だと読もうと思わない」というご意見。

身も蓋もないですが……いや、絵柄の好き嫌いってバカにできないんですよね。

かくいう私も上項で語っていたジョジョの奇妙な冒険、絵柄がちょっと……という理由で長年敬遠していましたから。

 

でもそれはもったいないことなんですよ。ジョジョも、「チ。」も、読んだらめっちゃ面白いので。

それはそれとして、「チ。」の、ひいては作者の魚豊の絵が下手という指摘ですが……表紙に対して中身の漫画部分がイマイチ、という意見も目にしましたが……

これは本当に……慣れていただく、しかない……!

「モブサイコ100」や「魔人探偵ネウロ」、初期の「進撃の巨人」も絵が下手絵が下手と言われていたことを知っている身としては、もう「慣れたらイケるよ」と返すしかないわけです。

現代日本、小綺麗な絵に満ち溢れているし、中には「アイシールド21」や「DEATH NOTE」や「エア・ギア」みたいなマジの化物作画漫画も存在しますし、それらと比べられたらどうしたって分が悪いわけです……

 

ただ、これだけは言わせていただくと、「チ。」の作画は決して技量不足による絵柄なわけではありません

「どのキャラクターが」「いつ」「どこで」「なにをどのようにしているか」が表現できている漫画は、おしなべて「下手」というハードルを越えています。

「チ。」もそうです。

 

また、生き物の関節の位置がおかしいとか建物の縮尺が狂っているとかそういう明らかなミスをしていない限り、絵の巧い・下手は主観に過ぎません。

もちろん主観は大切なものです。

でも、食わず嫌いでジョジョを敬遠していた私を反面教師にして、「チ。」の絵柄を苦手だと感じる方も、ぜひ「えいやっ」とページをめくってもらいたいなあと思います。

きっと、気づいたら気にならなくなっていると思うんですよね……

 

 

理由④ 3章からつまらなくなった

「チ。」が敬遠される理由その④は、「3章からつまらなくなった」……というご意見。

これまでの指摘と比べるとこれは割と少数派の意見でしたが……いや、ま、マジで??

ドゥラカがメインキャラクターを張る3章、めっちゃおもしろいんですが……

 

これまでと違ってC教どころか「神」という概念そのものに一切信仰のない、「地動説」に対し「金儲けの道具」としてとらえる資本主義の申し子が、オグジーの遺した「本」をめぐって切った張ったの世界に片足突っ込むストーリー展開、わくわくしましたが……

自然主義者を自称する破壊主義者シュミットをはじめとした「異端解放戦線」の面々が、ドゥラカという「異物」と出会って化学反応を起こし、最後はあの選択をするというところに痺れましたが……

……なので私のとらえ方としては「3章めちゃくちゃ面白かった」、なんですがここまで書いていて気づきました。

 

そうか、例の「どんでん返し」が起こったのが3章でしたね。

それに、これまで徹底的に「託す」という行為を描いておいて、託されてきたはずの木製の球のネックレスは焼失し、本は出版されることなく終わったのも3章でした。

そのせいで3章には「いきどまり」のイメージがあるのかもしれませんね。

 

そして、後述しますがその直後に始まるEX章では、「パラレルワールド」説も出ており、実質「チ。」の本編は3章で終わりなのではないかとする向きもあります。

それらを加味したら、3章って、これまでのラファウやオグジーらがつないだものを台無しにしただけ……ととらえるひともいるのかもしれません。

そんなわけあるかい!

 

あのどんでん返しも、3章も、異端解放戦線もヨレンタさんもノヴァクもドゥラカも、これ以上ないというほど役目を全うしました。

「チ。」のテーマは人間賛歌。

一人の人間がどう生きるか、どう死んだか、どう成長し、どう託したか、です。

 

ノヴァクは死の淵で、自分の過ちを受け入れ、ドゥラカは鳩に手紙を託し、朝日の美しさを思い出していきました。

シュミット隊長も、フライも、アントニ司教さえ、なにかを託していきました。

皆が繋いだ最後のバトンは、鳩が握っています。

そしてその鳩の行方が「どこにもたどり着けず力尽きて死んだ」とは描かれていない以上、3章はこれまでの「チ。」の集大成であり、希望を宿した章であることは間違いありません

 

理由⑤ 史実にはない「嘘」だと炎上

続いて「チ。」が敬遠される理由その⑤にして、おそらく最大の理由

それが「チ。」で描かれているような「異端」への迫害はなかったという旨を主とする、史実との齟齬でしょう。

原作の「チ。」では、1巻のページをパラリとめくった瞬間にノヴァク(異端審問官)に拷問されるオグジー(異端)が描かれていますが、こういった肉体的な拷問は、地動説提唱者には行われていなかった、というのが現在主流の解釈だそうです。

いやあ、学生時代一夜漬けタイプで歴史の授業に何を聞いていたのかほとんど覚えてない私は、中世のヨーロッパでおこなわれた「魔女狩り」などの「異端審問」のイメージや、地動説提唱者としてもっとも有名なガリレオ・ガリレイって「ガリレオ裁判」にかけられたらしいよねというふんわりした知識のみで読んでいたため、「チ。」作中の拷問にも特に違和感はなかったのですが……

まじめに授業を受けていたり、当時のことを研究している人たちからしたら、その描写は「嘘」にほかならず、炎上したという次第ですね。

 

実は物語を読み進めていくと、ある作中キャラクターがこの拷問に対して、3章の最終盤で↓

「と、いうのも”地動説”なんてものは、ただ単に一つの仮説にすぎないからだ。
唯一の真理と主張するのは危ういかもしれんが、単純に数学的仮定としての発想だ。一体 それになんの問題がある

もしそうだとしたらこの騒動は、C教世界や人々の信仰を守る聖戦などではなく、一部の人間が起こした、
ただの勘違い、だったというわけだ」

 

……というセリフがあり、これをほかの記事で私は「デウス・エクス・マキナ」だとか「フィクションと史実の接続のため」の言葉だとか解釈していましたが。

そうじゃなくて、それだけじゃなくて、「作者から、ちゃんと勉強してあの描写を『嘘』だと理解できていた人への感謝の言葉」だったのかもしれないなあと、これを書いていて思いました。

 

だって、私のようななんとな~く、ぼんや~りとした知識しかないまま「チ。」を読んでいた読者と、中世ヨーロッパの知識を持ち、「ここに描かれているのは『嘘』だ」と理解して「チ。」に憤慨した読者を比べたとき、
どっちが「チ。」にとっていい読者かというと間違いなく、作中描写を「嘘」だと感じた読者のほうでしょう。

作中の描写に疑問を持ち、疑い、史実と異なっていると断じることって、誰にでもできる事じゃないです。

で、「チ。」ってそういう人たちがどうやって生きて・託していったかって話じゃないですか。

その作品を書いた作者が、「アンチに燃やされたから意趣返ししたろ」なんて気持ちで、わざわざ作中人物にこんなこと言わせるでしょうか? 

疑問を持ってくれてありがとう、そのとおりです!」という、そういう読者への敬意に基づいたアンサーだったんじゃないでしょうか。

 

ちなみに、「史実では地動説への迫害はそこまで過激じゃなかったらしいけど過激だったと思ってる日本人が多くて興味深かったので漫画で描いてみようと思った」、という動機が「チ。」制作への一端を担っていたようなので、どうやら最初から全部作者の掌の上です。

でもこの仕掛けに気づけるのは、ちゃんと勉強して、「?」と思える人だけでした。

できなかった私はちょっとうらやましくさえあります。

勉強するって、本当に大事なんですね。

 

なお、作中の「史実と違う」点はほかにもあり、たとえば15世紀の作中で使われている拷問器具は本来19世紀につくられたものだとか、苦痛の梨の使い方は口じゃなく下半身の穴に使うものだとか、そういう指摘もあるようですが、ここらへんも私はもれなく気づいていませんでした。

気づけた人、すごいな!

ちなみに、一応苦痛の梨に関しては、そのフォローの為か作中では「試作品」とか言われてるみたいですね。

 

理由⑥ 最終回の終わり方がひどい

「チ。」に対する敬遠の理由⑥にして最大の理由、それが、EX章(最終話付近)がひどいという意見でしょう。

これまで徹底的に「託す」という行為を描いておいて、託されてきたはずの木製の球のネックレスは焼失し、本は出版されることなく終わり、「異端」への拷問・死刑は過ちだったというどんでん返しが行われた3章。

その3章の直後から始まった、アルベルトを主人公とする最終章がEX章です。

先ほど3章について「いきどまり」感があるのでは、という話をしましたが、それはEX章との兼ね合いであることを明記しておきたいですね。

というのも、EX章がただの4章であれば、つまりドゥラカが託した「鳩」がストレートに登場していれば、3章に「いきどまり」感などなかったはずだからです。

 

しかし、最終章ことEX章は、これまで「15世紀のP国」を描いていた1~3章に対し、毛色の違ったストーリーになっているんですよね。

EX章冒頭にはこれまでのように「○○年後」という表記もなく、それどころか「1468年のポーランド王国の都市部」という、具体的かつ実在の地名がはっきりと書かれるようになっています。

ここらあたりの差異から、EX章ではこれまでとは違った世界、つまり1~3章のパラレルワールドを描いている、と解釈する人も多いでしょう。

これに関しては別記事で散々語っており、当記事の結論としては「パラレルワールドとも取れるし、1~3章と地続きの世界線の話とも取れるつくりになった章」「第四の壁を越えて読者にも【?】をもたらすオチ」でファイナルアンサーです。

 

……が、終わり方に納得がいかないという意見も、それはそれで尊重されるべきだと思っています。

どんな解釈だとしても、それは読者自身の頭で考えたものである限り、祝福されるべきだとも。

「チ。」というタイトルからして、「エゴサ・パブサがしづらくなるように」、「他者の意見をすぐに調べるのではなく、まずは自分の意見を深めて考えてくれるように」という祈りを込めてつけられたそうですから。

 

たとえ「終わり方に納得いかない」や「もやもやする」という意見であったとしても、それが自分の本心に基づいたものであれば、堂々と発信してもらいたいですね。

そしてできれば、「いい終わり方だった」「これぞ『チ。』の集大成」としているひとに興味を持ってもらいたいです。

もちろん、「いい終わり方」派のひとも、「この終わり方はちょっと……」派のひとの意見を見てもらいたく思います。

「あ、あまり他人を排除しすぎると、間違いに気づきにくくなるのでは…? それは研究・・にとってよくないんじゃ……
『自らが間違っている可能性』を肯定する姿勢が、学術とか研究には大切なんじゃないかってことです。」

「むしろ反論や訂正をされることが託すことの、本質というか…
自分の思い通りにいかない誤解とか事故とか予想外の存在とか、
そういう他者が引き起こす捩れが、現状を前に向かわせる希望なのかもしれない。」

 

↑これは、2章メインキャラクターであるオグジーの言葉ですが、こういった姿勢はなにも「学術・研究」に限らないと思うんですよね。「感想」もそうなんじゃないでしょうか。

自分と異なる意見も、必ず自分の意見の肥やしとなります。

最後まで読んだ方、どうか、自分の意見を持ったうえで、いろんな意見を目にしてください。

 

……まあでも、できれば、「チ。」を読む前から、「終わり方があんまり良くないらしいから読まなくていいや」と他人の意見を聞いただけで終わるのではなく、そこから一歩踏み出し、それでも「チ。」を読んでくれるひとが増えるといいな、とも、個人的には願っています。

 

 

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【チ。地球の運動について】 批判される理由まとめ

 

まとめ
  • 3章とEX章は批判を集めがち
  • 「史実と違う」と燃えたのは読者が史実を勉強してたから
  • 絵の良し悪しは慣れるしかない

 

以上、「チ。」が敬遠される理由まとめでした!

「チ。」について記事を書こうとすると、もう自分の中で結論出たなってところでも、新たな考えが降ってきて尽きません。

ていうか、どこまで作者の掌の上なのかと疑心暗鬼になるくらい、「敬遠されること」「反対意見を持てること」の意味が、すでに「チ。」本編で描かれているのが恐ろしいなとまで思います……。

個人的には、この作品に出会えてよかったと思っています。

なので、そう思う方が、あるいは思えなかった方が、一人でも増えるととてもうれしいですね。

 

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