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名探偵コナン

コナン-運動神経ランキングTOP20！身体能力がずば抜けたキャラまとめ

公開日: 2024年8月24日 ｜ 最終更新日: 2024年8月28日

 

【名探偵コナン】は謎解きミステリーですが、同時に華のあるアクションシーンにも定評があります。

達人の技を初見で避けたり、観覧車の車上で戦ったり、2024年映画では空飛ぶセスナの上で斬り合いを繰り広げたり……

もはや運動神経いいって範疇に収まらないレベルですよね。

 

というわけで今回は、「誰がいちばん運動神経がいいのかランキング」として、独断と偏見で20人を選びランク付けしてみました！

今回は武術・戦闘力ではなく、あくまで「運動神経/身体能力」に重きを置いたランキングとなりますのでご注意ください！

この記事を見て分かること
  • 運動能力に関しては「コナン＝工藤新一」、ではない
  • 映画のオリジナルキャラクターの運動神経の高さ
  • インフレしてゆく身体能力

 

※本記事には原作や劇場版のネタバレが含まれていますのでご注意ください。

 

 

 

運動神経ランキングTOP20

 

独断と偏見で選んだ20人の猛者たちは、下記の通りです↓↓

20位　沼淵己一郎
19位　ひとみ
18位　毛利小五郎
17位　工藤新一
16位　長髪を銀色に染めたヒゲ面の日本人
15位　佐藤美和子
14位　若狭留美
13位　福城良衛
12位　福城聖
11位　世良真澄
10位　メアリー・世良、萩原千早
9位　江戸川コナン
8位　服部平次
7位　毛利蘭
6位　安室透
5位　赤井秀一
4位　キュラソー
3位　怪盗キッド
2位　プラーミャ
1位　京極真

 

20位から運動神経どないなっとるねんと言わざるを得ない理由を解説していきますね！

 

20位 : 沼淵己一郎

 

運動神経良すぎるキャラランキング、トップバッターは沼淵己一郎です。

覚えていない方のために簡単に説明すると、原作19巻「浪速の連続殺人事件」に登場した、「かつて面白半分に人の命を奪ったために（この事件の犯人に）復讐されそうになっていたカス」です。

浪速の連続殺人事件では沼淵はあくまで復讐の対象であり、この事件の犯人＝沼淵ではないのですが、沼淵は過去にも人を殺していたようで、この事件のあと犯人と一緒に逮捕され、死刑が確定しました。

 

マジで情状酌量の余地もないカスですが、なんと35巻で再登場。

その際、灰原哀ちゃんによって沼淵が「組織の一員だった」と衝撃の事実が明かされます。

コードネームを与えられるどころか、組織も匙を投げるほどの無能ぶりで、末端も末端だったらしいのですが……

あの黒の組織に「身軽だから」の一点のみでスカウトされたところは注目せざるを得ません。

 

地味に組織から逃げおおせていますしね（組織が追う価値もないと判断したのもあるだろうけど）。

35巻でも警察を一度は撒き、手錠がかかった状態で木に登るなど運動神経の良さを見せています。

 

 

19位 : ひとみ

 

続いて19位はひとみです。

苗字も明かされていません。

なぜなら初期も初期、ジンのキャラさえ固まっていなかった原作第1話の犯人だからです。

「ジェットコースター殺人事件」はその名の通り、ジェットコースターに乗っていた男性の首が切断されるという「コナン」でも屈指のショッキングな事件でした。こんなもん1話に持ってくんな

 

犯人であるひとみさんは新体操部に所属しており、トリックというか犯行方法も彼女の身体能力に大きく因っていました。

その犯行方法は、ジェットコースターがトンネルに差し掛かった際にセーフティーを抜け出し、ネックレスに偽造したピアノ線を、被害者の首とコースターのレールに引っ掛けて首を落とす……というもの。

この無茶苦茶なトリックを、「暗闇の中、高速で走るジェットコースターの上を自由自在に動き回る運動神経のみで成立させた」という点で、彼女のすごさがわかるのではないでしょうか？

特殊な訓練を受けているわけでもない、ただ新体操をやっているだけの女子大生ですよ……。

 

「コナン」では回を重ねるごとにキャラクターの身体能力がインフレしていくのですが、1話からこれだけの運動神経を見せてくれたひとみさんは例外中の例外と言えるでしょう。

 

18位 : 毛利小五郎

 

18位は小五郎のおっちゃんこと、毛利小五郎です。

かつては捜査一課の刑事であり、射撃や柔道といった格闘術にも長けていて、探偵となった今でもその腕はいささかも衰えていません。

また、アニメオリジナル回である「探偵を引きずり回す」では、依頼人をめがけて上から降ってきた植木鉢をキャッチしたり、飛んできたゴルフボールを片手で受け止めたりと神がかった反射神経を見せました。

 

さらに、蘭ちゃんや最愛の妻・英理、少年探偵団といった子供たちが絡むと、時に娘をも超える超人的な動きを見せます。

「業火の向日葵」ではコナン君を助けるために海に飛び込み、「ハロウィンの花嫁」ではとっさに爆発物から子供を庇う、なんて格好いいシーンが描かれました。

こんなの誰にでもできることじゃありませんよね！

 

ただ、いかんせん酒のデバフがでかすぎるためにこの順位です……。

「ハロ嫁」ではあれほど格好よかったのに、翌年に公開された「黒鉄の魚影」では酔って眠りこけた結果、大事なシーンでまったく戦力になりませんでした。

素の身体能力は中年男性とは思えないほど高いくせに、やはり基本設定は「ダメ親父」なのかもしれません。悔しい！

 

 

17位 : 工藤新一

 

17位は工藤新一です。

江戸川コナンとの関係上、本編では数えるほどしか登場できない悲劇のヒーローで、その能力は頭脳に特化している、という印象がありましたが……。

流石は青山作品の主人公、新一もまた、運動神経は凡百とは一線を画していました。

じゃれているだけとはいえ、蘭ちゃんの蹴りを華麗に避けてポストに着地するなど、原作第1話から常人離れした身体能力を見せてきます。

（ただしこのくだりはこれまで「YAIBA」や「まじっく快斗」でも見られる様式美でもあります）

 

また、尊敬するホームズに倣い「探偵もフィジカルは要る」とサッカーをはじめたところ、インターハイどころか国体レベルまで才能を開花させたとか。

戦闘能力はゼロに等しいですが、こと運動神経に限れば高校生どころか大人をも圧倒するのではないでしょうか？

なんにせよ、蘭ちゃんといいコンビであることは間違いありません。

ところでリフティングって脳細胞を死滅させるらしいんだけど、頭脳担当であるはずの新一は大丈夫なのでしょうか。ちょっと心配ですね。

 

16位 : 長髪を銀色に染めたヒゲ面の日本人 (ベルモット)

 

16位は長髪を銀色に染めたヒゲ面の日本人です。

要するに、通り魔に変装していたベルモットですね。

ベルモットが「通り魔の姿で赤井秀一を殺害しようとしたところ、返り討ちに遭って腹を撃たれ、ビルに逃げ込んだ」模様が原作35巻「工藤新一NYの事件」で描かれています。

 

赤井をしとめ損ねたベルモットはその後、隠れたビルで新一に見つかり、非常階段で逃げようとしたところを蘭ちゃんにも目撃されてしまう始末。

ベルモットとは思えないほどの不手際ですが、それだけ追い詰められていたのでしょうね。

蘭ちゃんを隠し持っていた銃で殺そうとしますが、もたれていた手すりが老朽化で外れ、あわや転落死、というところを蘭ちゃんに助けられます。

新一もそれに手を貸し、この一件以降、ベルモットは「蘭と新一を絶対守る」のマインドを持つようになるんですよね。

 

しかしベルモットのすごいところは、蘭ちゃんらに引き上げられるのではなく、腹に傷を負った状態で自力に踊り場に舞い戻ったことでしょう。

ベルモットは登場回数のわりに謎の多いキャラクターですが、黒の組織で幹部をやっているだけあって、身体能力にも優れているようです。

推定50歳とされる実年齢を思えば、とんでもない運動能力だと言えるでしょうね。

 

15位 : 佐藤美和子

 

警視庁捜査一課の紅一点、佐藤美和子刑事が15位です。

父や松田刑事を殉職させてしまったトラウマによる弱体化や、近年では高木刑事とのラブコメが目立ちますが、本来は非常に優秀な刑事なのです。

というか多分フィジカルだけなら松田刑事や高木刑事すらも圧倒するんじゃないでしょうか？

 

高木刑事はちょくちょくボロボロになったり殉職の危機に陥ったりしていますが、佐藤刑事はアクションシーンをスマートなにこなしている印象がありますね。

凶悪犯を格闘技で制圧したり、スカートとヒール姿でパルクールめいたことをやる姿は、ハリウッド映画もかくやというほど華があります。

「探偵たちの鎮魂歌」では佐藤刑事がジャーマンスープレックスをキメる姿も見られますよ。すげえ。

射撃、格闘技、ドライブテクなど、小五郎のおっちゃんに並び立つほどの才能の持ち主です。

酒乱デバフがないだけ佐藤刑事のほうが頼りがいがありますね。

 

14位 : 若狭留美

 

14位はレイチェル・浅香こと若狭留美先生です。

いや「この暴力がヤバい！」ランキングがあったら1位ですよ。

京極さんや蘭ちゃんが「武」としたら若狭先生だけ「暴」なので。

なんか……彼女だけ方向性が違うんですよね。

 

ただ、このランキングはあくまで「運動神経・身体能力」に基づいているので若狭先生でもこの順位です。

今から考えると噴飯ものですが、若狭先生は最初、「ドジっ子先生」として登場したんですよね。

「うっかり」時間割を破っちゃったり、「うっかり」屏風を汚しちゃったり……

 

しかし回を重ねるにつれ、「犯人のこめかみ（人体の急所）に肘打ちを入れて制圧する」「狙撃手相手に狙撃し返す」「闇討ちとはいえ安室透を昏倒させる」などの驚異的な運動神経を持っていることが明らかになりました。

右目が見えていない中でこの身体能力は驚異の一言です。

その正体はレイチェル・浅香という、かつてアメリカ人VIPのアマンダ・ヒューズの専属ボディーガードを務めていた武人でした。

トレーニングを受けた結果、先代ボディーガードだった父親と遜色ないほどの身体能力を手に入れたのだとか。

 

今ではすっかり組織への復讐心を募らせたバーサーカーとして完成しており、ドジの鎧の下で寒気がするほどの殺気を放っています。

敵じゃないけど仲間ではなく、仲間じゃない以上めちゃくちゃ怖い存在と言えますね。

野放しにしてていいのか……？

 

13位 : 福城良衛

 

13位は「100万ドルの五稜星」から、福城良衛です。

病に侵された老体で、全盛期の高校生である服部やキッドを相手に一歩も引かない大立ち回りを演じました。

大きく視界を遮られるだろう狐面をかぶるというハンデ付きでです。

この殺陣シーン、平次に斬りかかるときの良衛の滞空時間がおかしいんですよね。

バク転するし左手だけで電車に飛び乗るし、キーワードの一つだった「樋鳴り」もおそらく平次より聖より、誰より一番高い音を鳴らしていたと思います。

 

もはや刀の達人で済ませていいのかわからない運動神経です。

姿勢もいいし、顔を隠したらマジでおじいちゃんとは思えません。

全盛期はどれほどのものだったのでしょうか。

 

12位 : 福城聖

 

続いても「100万ドルの五稜星」から、12位、福城聖です。

居合の達人であり、カーチェイスもでき、制圧力も高い医者志望の大学生。

これでゲストキャラクターはもったいないというほどの盛り具合です。

 

事情聴取中に警察官を殴って逃げ出すほどのアクティブさもすごいですね。

最終的に犯人側に加担する悲劇的なポジションだったとはいえ、平次や和葉ちゃんたちといるときは年相応の笑顔も見せてくれました。

「から紅の恋歌」の紅葉ちゃん同様、原作に逆輸入されないかと言う声も大きいようですね。

 

ただ、セスナの運転ができるのは百歩譲ってまあ……いいとして、自動操縦中のセスナの上で平次と斬り合いをし、一度は凌駕したところから運動能力の化け物だなと思いました。

とんでもねえよ。

 

11位 : 世良真純

 

11位は赤井ファミリーの末っ子、世良真純です。

ジークンドーと空手、異種格闘技ではありますが、作者曰く実力は「蘭ちゃんと互角」。

これほど世良真純の運動能力を担保するセリフがありますか？　蘭ちゃんと互角ですよ？？

 

蘭ちゃんと違って自分から喧嘩を吹っ掛けるような気の短いところがあるのが心配ですが（京極さんにケンカを売った時はどうなるかと思った）、その際の動きもやはりキレキレ。

ジークンドーに関しては「たまに長兄から送られてくるジークンドーのビデオを擦り切れるくらい見て手本にした」「近所にジークンドーの道場があった」「ほかのスポーツは体育の授業でちょっとかじったくらい」と語る世良さん。

血筋からくるもともとの運動神経の高さを、本人の努力と根性で昇華した感じですね。

 

戦闘能力と言う点ではどんどんインフレしていく「コナン」の中で置いていかれ気味な世良さんですが、純粋な運動神経でいうと相当高い部類に該当するはず。

ジークンドー以外の武術やスポーツに興味はなさそうですが、やる気さえ出して本気で打ち込めばどのスポーツでもてっぺんを目指せそうなポテンシャルがあります。

 

10位 : メアリー世良／萩原千早

 

10位は赤井家の母であるメアリー世良と、「風の女神」こと萩原千早の2人のランクインです。

メアリー・世良といえばかつてはMI6のエージェントであり、「コナン」の過去エピソードを描いた「さざ波」シリーズでは長兄の秀一と殴り合いの大喧嘩ののち痛み分けにまで持っていった様子が描写されていましたね。まさに女傑。

今はAPTX4869で体が中学生くらいまで縮み、常に咳き込んで病弱キャラっぽくなっていますが、その身体能力はいささかも衰えていません。

メアリーの住むホテルにやってきたコナンの目をかいくぐるためベランダの裏にしがみつき、手を使わずに手すりに着地するなど、いつでもSASUKEに出られそうなアクロバティックな動きを披露してくれました。

 

一方で萩原千早とは、かつて卑劣な爆弾魔によって命を落とした爆弾処理班・萩原研二の姉であり（だから犯人を逮捕したコナンに対して感謝の念を抱いている）、交通機動隊の小隊長を務める女性です。

その美しさを見た蘭ちゃんは、千早を「風の女神」と呼んだほど。

バイクテクニックが超絶で、コナン君とともに容疑者をバイクで追う際、女性だてらにウィリー、ストッピーという技を披露してくれました。

不安定な態勢でありながらバイクをピタッ！と止めるんですよね。超かっこよかったです。

あんな重量のある、しかも改造もしていないであろう大型バイクでエクストリームバイク（という競技がある）なみの技を出すには、ライダーの運動神経が絶対に必要なはずですからね、この順位に。

 

……余談ですが、この記事を書く途中でメアリー・世良、萩原千早の声を担当した声優さん、田中敦子さんの訃報が入ってきました。

メアリーにも千早にもピッタリな、美しくも強く芯のある、素晴らしい声音をありがとうございました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

9位 : 江戸川コナン

 

9位はわれらが主人公、江戸川コナンです。

ここら辺から、明確に人間離れしていきますね。

10位まではまあ、スーパーアスリートであればギリ再現もできるかな？（できるかなあ？？）という感じですが、コナン君の動きを再現するのは普通に無理だと思います。

 

コナンくん、ほかのキャラクターがすごいことをすると「すげえ……」と素直に感心する可愛いところがあるんですが、コナンくん自身がすげえやつなんですよね。

小学生の体になってしまい、蘭ちゃんなど大切な人のピンチに助けられないことを悔やむあまり、特に劇場版だと人間をやめた動きを見せてくるようになりました。

 

高速道路をスケボーで滑走するなんてまだかわいいほうで、スケボー1つでビルからビルに飛び移ったり。

事故ったバイクから無傷で立ち上がったり、タワーのてっぺんからサスペンダーを使って着地したり。

車の下をスケボーで駆け抜けたり……博士の道具の補助があるとはいえ、それらを操る運動神経が半端ないです。

 

工藤新一がサッカーが得意だったというのは前述しましたが、スケボーが得意な描写なんて……あったっけ……？

コナンくんはなんでこんなにスケボーを使いこなしているの？？と考える事さえ野暮。

コナンくんは青山剛昌の考えた「最強のヒーロー」なのでなんでもできるのですが、しかしやはり肉体は小学一年生のものでしかなく、コナンくんに無茶をさせる犯人らには強い怒りを覚えますね。

嫌だよね、体に銃創がある小学一年生って……

 

8位 : 服部平次

 

人間離れした動きに磨きがかかる江戸川コナン、その相棒をつとめることも多い服部平次もまた、人間をやめた動きをしますね。

コナンくんと違い道具の補助なく生身の体でとんでもない動きをするので8位に据えました。

剣道の印象が強い服部ですが、崖から落ちたときに不安定な態勢で和葉ちゃんをしっかりキャッチした末に引き上げたり、自動操縦中のセスナの上に立つなんて当たり前にやります。

というか振りかぶられた日本刀の先にも立てるんですからね、運動神経が優れているというレベルじゃない、軽業師顔負けの身のこなしと言えるでしょう。

 

「から紅の恋歌」では2人乗ったバイクで離れた崖に飛び移る。

「100万ドルの五稜星」でも、キッドを追って教会の高い位置にはめられたステンドグラスをぶち破る。

など、バイクテクニックにも非常に優れているので、先述した萩原千早が見たら交機に勧誘しようとするんじゃないでしょうか。

 

小1のコナンくんと比べると大人に見えますが、服部もまだまだ青い高校生。

和葉ちゃんの為にもあんまり無茶はしないでほしいものですね。

というかなんで「動いたら……殺すぞ」と「その手を離したら……殺すで」が言えて「お前のことが好きや！」が言えねーんだよ服部！！

 

7位 : 毛利蘭

 

7位はヒロイン界最強との呼び声高い女子高生、毛利蘭です。

一介の女子高生が持っていていい武ではないことはいまさら語るまでもないでしょうが、戦闘能力を抜きにした運動神経と言う点でもやはりピカイチ。

訓練を受けていない普通の女子高生がピストルの弾を避けるな。

相手の協力ありきのプロレス技のシャイングウィザードを、実戦で使うな。

 

……そもそも、凶悪犯などに自分や大切な人（コナンくんや園子や少年探偵団など）が脅かされそうになったとき、とっさに体が動くことがもうすごいことなんですよ。

人の悪意を目の当たりにしたときには、身がすくんで当たり前ですから。

 

しかし、お化けにはあれほどおびえるのに、「私の大切な人にひどいことしないで！」のスイッチが入った蘭ちゃんは全神経を犯人の無力化に使うことができます。すごい。

逆に言うと、スイッチが入った時には人間業じゃない動きをする蘭ちゃんでも、スイッチの入っていない平常時ではけっこう隙があり、園子らの仕掛ける不意打ちにはよろめいたり、びっくりしたりするんですよね。そこがまたすごいです。

黒の組織の幹部を圧倒する武などでネタにされることも多い彼女ですが、本当にこころ清き、美しい女性だと思います。

 

6位 : 安室透

 

このランキングもついに、蘭ちゃんをもくだす人外魔境たちの順位まで来ました。

6位は安室透こと降谷零です。

カーチェイス、ボクシング、パルクール、爆弾解除、料理、ギター、諜報、潜入、推理、大体何でもできる才能マンこと安室透。

動く観覧車の上で戦闘もできます。

 

身のこなし一つとってもただものじゃないのですが、「安室透」の姿の時には喫茶ポアロの店員として一般人に溶け込もうとしている感じですね。

初登場に至ってはドジっ子探偵に扮しています。流石に無理があるだろ

作者曰く「蘭と互角の世良より赤井は3倍強い」「安室は赤井と互角」なのだそうです。

 

ただ、赤井秀一を前にすると急に空気を読まないバーサーカーとか化すので安室は赤井には勝てないと思います。

しかしながら「ゼロの執行人」で見せた、コナンくんを抱えてのアクロバティックガラス破りや、「ハロウィンの花嫁」でのヘリの中での大立ち回りなど、やはり運動神経は作中でもトップクラスだと言わざるを得ませんね。

 

5位 : 赤井秀一

 

安室が勝てない相手、赤井秀一が5位です。

狙撃手に求められるのは獲物が油断するまで待つ忍耐力・獲物に気づかれない隠密性・獲物をしとめる精密性なんですが、一方で居場所がバレたり射線が塞がれたりすると一気に無力化してしまいます。

ところが、赤井の場合は狙撃手のくせにジークンドーで近接戦闘もできるんですよね。

 

こんなんチートです。

しかも頭も切れます。

安室と違って赤井デバフもない、まさに完璧人間です。

 

そろそろ隠さず言ってしまいますが、格闘技に精通しているということは、運動神経・反射神経が優れているということです。

運動神経がよくなければ武術は修められません。

ジークンドーの達人の域に達している赤井も言うに及ばずです。

 

4位 : キュラソー

 

4位は「純黒の悪夢」オリジナルキャラクター、キュラソーです。

キュラソーは組織のNO.2であるラムが重用するほど記憶力・諜報力・とっさの判断力などあらゆる分野に優れているのですが、記憶を失った際にも見せた運動能力の高さが素晴らしいです。

「純黒」では元太が足を滑らし、高所から落下してしまうシーンがあったのですが、キュラソーはそれを見てすぐさま飛び降り、元太をキャッチしつつ落下の勢いを殺し、ついには無傷で生還させました。

「天空の難破船」でキッドもコナンくんに似たようなことをしていましたが、あちらがハンググライダーを使っているのに対し、キュラソーは生身でそれをやってのけたのがすごすぎますよね。

 

また、最期は少年探偵団のために重機で脱輪した観覧車に突っ込むのですが、そのときすでに腹部に鉄骨が貫通するという致命傷を負っていたんですよね。

そんな状態でなお体を動かすことのできる精神力、そして運動能力はもはや奇跡の域にまで達しているのではないでしょうか。

組織の幹部だった記憶を取り戻してもなお、「今の自分のほうが好き」と組織から離反することを選んだキュラソー。

生きていてほしかったキャラですね。

 

3位 : 怪盗キッド（黒羽怪斗）

 

3位は「まじっく快斗」の主人公であり、「コナン」でも大人気キャラクターとなった男、怪盗キッドです！

厳密に言うと怪盗キッドは2人いるので、今回取り上げるのは2代目の、黒羽快斗が扮する怪盗キッドのほうだと明言しておきますね。

「まじっく快斗」ではIQ400の天才であるものの「コナン」では探偵たちへの配慮からか、頭脳面ではナーフされています。

 

しかしながら、運動能力は「コナン」でのほうがキレを増していると言っていいでしょう。

キッドは変装術などが「チート」「黒の組織回もう出禁」と言われていますが、怪盗キッドを成立させているのは変装術よりむしろ快斗の運動神経であり、重力を無視するかのような身軽さこそが真骨頂であると言えます。

いくら変装術がうまくても運動神経が並の人間なら日本警察相手だと即座につかまりますからね。

キッドがよく使うハンググライダーもロープ射出機能付きトランプ銃も、キッドの体幹や運動能力あってこそ十全に効果が発揮されているのです。

 

2位 : プラーミャ

 

第2位は、劇場版最強の犯人と呼び声高い爆弾魔、プラーミャです。

「ハロウィンの花嫁」のオリジナルキャラクターであるプラーミャ。

ありとあらゆる国でヘイトをまき散らしておきながら、、

  • 尻尾を見せず捕まらず犯行を重ねる知能
  • シャレにならない殺傷能力をもつ爆弾製造技術
  • かつて辛酸をなめさせてきた4人の刑事への復讐の為だけに渋谷を火の海にしようとする無敵の人ぶり

 

など、語るところは多いものの特筆すべきはやはり、彼女の運動能力のほうでしょう。

作中の3年前、ペストマスクという視界が悪そうな状態でプラーミャは安室と戦ったのですが、なんと当時26歳で公安警察官の訓練を受けていた安室を、当時37歳のプラーミャが圧倒していたんですよね。

諸伏のサポートがなければあそこで安室は終わっていたかもしれません。

 

警察学校組から逃れるときのパルクールや、コナンによって正体が暴かれたあとの暴走もすごかったですね。

3年前に右肩を負傷し、運動に制限があるはずなのに、ドレス姿であの動きはなんなんだ？

最終的に、墜落しそうなヘリの中で安室とガチンコ勝負をしていたところもすごかったですね。

劇場版キャラクターじゃないとパワーバランスが大変なことになっていたかと思います。

 

1位 : 京極真

 

このランキングの基準は武術・戦闘力ではなく、あくまで「運動神経/身体能力」と言いました。なので、意外なキャラが下のほうにいるかもしれません。

しかしながら、どう考えても１位はやっぱり京極真しか考えられませんでした。

青山先生いわく安室・赤井ですら相手にならず、「紺青の拳」ではキッドを戦慄させ、おそらく右肩を負傷していないプラーミャすらも圧倒するでしょう。

というか、「紺青の拳」ですよ、あれはなに？？

 

個人で持っていていい能力を超えている。

銃弾を避けるな。

映画「紺青の拳」に至ってはなんだ、なにをしているんだ？　それは運動能力とか反射神経とかそんな問題か？　

という混乱が調べれば調べるほどに襲ってきました。

 

プロの狙撃手による「銃弾を避ける」以上の反射神経など存在しないと思うのですが、いかがでしょうか？　

作者をして「出る漫画を間違えている」とまで言わせる男です。格が違います。

 

 

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【名探偵コナン】身体能力ランキングまとめ

 

まとめ
  • 身体能力＝戦闘能力ではないが、戦闘能力が高いキャラは身体能力も高い
  • 道具を使いこなすコナン君は新一よりも動ける
  • 京極真は敵に回してはいけない

 

以上、運動神経ランキングTOP20でした！

回を重ねるごとに頭脳も肉体もインフレしたキャラが増えると思っていましたが、「沼淵己一郎」や「ひとみ」さんなど、初期のキャラクターもけっこう身体能力がどうかしていました。

いや～今回のランキングは悩みましたね。

皆さんの思う順位付けはいかがでしょうか？

是非コメント欄にお寄せ下さいね♪

 

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