映画「万引き家族」にて、血の繋がりのない「柴田家」の一員として登場した「亜紀」。
亜紀は本当の家族とは上手く行っておらず、家出して「初枝」の元へ転がり込んで一緒に生活しています。
初枝の年金目当てである「治」や「信代」とは少し違い初枝に懐いている様子の亜紀ですが、風俗店のようなお店で働いているシーンが話題となりました。
今回は、亜紀の仕事内容や客の4番さんについて詳しく考察していきましょう。
目次
亜紀(さやか)の仕事は何?
ベスト助演賞は松岡茉優!
「万引き家族」のJKリフレ店のシーンは満員の客席から「お、うお……」という戸惑いの声が漏れ聞こえたほどエロすぎた。今年見たどんなAVよりエロかったよ。地上波放送ではカットされるであろう事が残念で仕方ない。 pic.twitter.com/UAMFgWz7Gx— 木俣はようやっとる (@kimata23) December 28, 2018
亜紀が働いているシーンでは同僚達とともに下着姿になり着替えていたり、少し過激なポーズを取ったりとなかなか気まずいシーンが多い印象でした。
また、キャバクラなどお酒を注いでもてなすような分かりやすいお店ではなく、学生服を着てガラスの前で何かポーズを取るという分かりづらい事をしていたため、どういうお店なのか気になる視聴者も多かったようです。
ここからは、亜紀の働いているお店がどのようなお店なのか、詳しく見ていきましょう。
実在する「JK見学店」(風俗)
万引き家族まだ観てないけどそれで制服コスプレ見学したくなるのか……? pic.twitter.com/IG9x7D55jN
— 1KK0 (@eltociear) October 12, 2019
亜紀の働くお店は「JK見学店」という風俗店であり、店名こそ違いますが実際に存在するお店となっています。
亜紀役の「松岡茉優」さんは実際にこのお店に見学に出向き役作りをした事で有名です。
このお店で働く女性達はマジックミラー越しに客からのリクエストに応えるという仕事をしており、中には過激なリクエストもあるようですが、基本的に客は見学をするのみのようですね。
実際に亜紀も過激なポーズを取ったりしていましたし、よほどの覚悟がないと厳しい仕事のように感じました。
仕事を選んだ理由は1人で生きて行くため
亜紀は本当の家族と上手く行っていないため、1人ででも生きて行けるよう初枝と会う前から風俗店で働いていたのだと思います。
しかし初枝と暮らすようになっても仕事を辞めない事から、初枝を本当のおばあちゃんのように慕い、決してお金目的で柴田家の一員となったわけではないようです。
映画の中では性格も良くおばあちゃん想いの亜紀ですが、源氏名を実の妹と同じ名前である「さやか」にしており、自分とは違い両親に愛される妹に対する憎しみを心に抱えているようですね。
そのため亜紀が仕事をするシーンはただ気まずいシーンではなく、亜紀が抱える心の傷が見える複雑なシーンとも言えます。
客の4番さんは障害?
★名場面
万引き家族
亜紀と四番さん
四番さんの出番は非常に短いけど、これまで何があったのかこれからどうなるのか本当に気になったし、今コロナ禍でどうしてるのかもとても気になります#壮選挙2021 pic.twitter.com/n16C4e6voG
— piiiiico (@picocherrie) May 23, 2021
亜紀が接客するシーンでは、「4番さん」という常連客が登場します。
登場時は物静かなイメージでしたが、物語が進むと単に静かなのではなく、話す事ができないのではないか?と思われる表現が出てきました。
4番さんについては様々な考察がなされているようですね。
詳しく見ていきましょう。
話す事ができない病気
「万引き家族」観た。4番さんは重度の吃音だと思うんだけど、吃音がでてくる映画って結構多い気がする。アマプラで適当に観てるだけでも数本に一本はでてきてるような…。役柄で多いのは、非凡な能力を持ってる役<社会の底辺を這いつくばってる役<それなりに普通に暮らしてる役、の順番かな pic.twitter.com/Da75NAkt7K
— 梅松 (@umema2) February 27, 2023
4番さんは亜紀の常連客ですが、基本的にマジックミラー越しのでの対面のため亜紀からは4番さんの風貌は見えません。
どうやらJK見学店にはトークルームと言って直接会うことのできる部屋もあるようで、そこで亜紀と4番さんは顔を合わす事ができました。
トークルームでは、4番さんに吃音症状がある事が分かり、ジェスチャーで言いたい事を伝える様子が描かれた事から何らかの障害を持っていると推測できます。
はっきりとした病名は明かされていませんが、亜紀が話している事は理解している様子から、聞く事はできるが話す事ができない言語障害のような病気のようですね。
亜紀にとって特別な存在・関係性
万引き家族の言語障害あった4番さん、自分で自分殴ってたよなぁ。昨日リアルに自分の顔を何発も思いっきりビンタしまくって今日は顔はが痛い。一種の自傷行為なのかな?スタイル悪い、男みたいな顔、根性腐った顔と虐められたこと思い出して…😓
— Yu-Ra (@clochettexxxxx) April 26, 2021
トークルームで4番さんと対面した亜紀は、4番さんが自分で自分を殴ってしまっている事実を知り、心に傷を抱えている事に気付きます。
そしてあくまで接客ではなく、4番さんの抱える辛さをしっかり受け止めて抱きしめる様子が描かれました。
4番さんが何を抱えているのか具体的な説明こそありませんでしたが、おそらく亜紀は自分と4番さんが似ている事に気付き、共感できる部分が多かったのでしょう。
初枝と出掛けているシーンで4番さんの事を話す亜紀の様子から、亜紀にとってはただの客ではなく特別な存在である事が分かりますね。
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『万引き家族』
主に万引きで生計を立てる家族の話。
なんか悲しかった。
感動するシーンも多々あったけど、それは数々の正しいとは言えない行動の上で成り立っているもので、それがとてももどかしかった。
とりあえず、今生きているこの環境が恵まれている事を再確認した。#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/RacspAMXSw— ねと (@neto_pastime) March 26, 2024
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【映画 万引き家族】亜紀(さやか)の仕事や4番さんについてまとめ
カンヌで最高賞を取った万引き家族、松岡茉優が凄い良かったけど、彼女が演じる亜紀の設定は万引きとは違う要素なので、これだけをテーマにして別作品にした方が良かったんじゃないかと、そこまで思わせるいい演技だった。池松壮亮が演じたあの男の生き様も凄く気になるし。
#万引き家族 pic.twitter.com/OBAlmoZlYK— 松戸のふなっしー (@kazufriker) June 2, 2018
亜紀の仕事
- JK見学店という風俗店で客のリクエストに応える仕事
4番さんについて
- 言語障害のような話せない障害
- 亜紀にとって特別な存在
いかがでしたでしょうか?
亜紀は家出して1人で稼いでいくため、JK見学店というお店で働いていました。
過激なリクエストに応えながらも特別な存在に出会い、心に傷を抱えていた亜紀にとっては幸せだったのかもしれません。
気まずいシーンにも関わらず亜紀の心境を上手く表現した松岡茉優さんや、セリフがなく登場シーンも少ないながらに表情で心の葛藤を伝えた「池松壮亮」さんには感服ですね。
柴田家が解体された後の亜紀がどうなったかは描かれてはいませんが、4番さんと幸せになってほしいと願う視聴者は多く、筆者としても亜紀には幸せになってほしいと願わずにはいられません。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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