万引き家族-亜紀(あき)はなぜ家出した?最後のシーンやその後はどうなった?

公開日: 2024年3月28日 | 最終更新日: 2026年10月19日

 

2018年に公開され、国内外で数々の賞を受賞し話題となった「万引き家族」。

日雇いやパートの給料、年金の他、万引きをしながら社会の底辺で幸せに暮らす家族を描いたこの作品ですが、家族1人1人が魅力的でつい感情移入してしまいますね。

最後にはバラバラになってしまう家族ですが、その中で亜紀の動向が気になる方が多いようです。

今回は、家族の一員である「柴田亜紀あき」という女性にスポットを当てていきます↓↓

この記事を見て分かること
  • 亜紀が「家出した理由」
  • 「ラストシーンの意味」や「亜紀のその後」

 

 

亜紀(あき)はなぜ家出した?

 

本作の主人公の「柴田治おさむ」と「柴田信代のぶよ」は、治の母である「初枝はつえ」と息子の「祥太しょうた」、そして信代の妹である亜紀と暮らしています。

しかし、この家族は血の繋がりのない擬似家族であり、亜紀は信代の本当の妹ではありません。

作中では、初枝の元夫と後妻の息子が登場し、その息子の子供が亜紀である事が判明しています。

しかし亜紀は本当の家族とは同居せずに初枝達と一緒に暮らしており、深い理由があるのでは?と考える視聴者も多かったようです。

詳しく見ていきましょう↓↓

 

考察① 家族との関係が良好ではなかった

 

作中登場した亜紀の両親は、同居していない亜紀を海外留学中であるとしており、初枝とともに暮らしている事は知らないようです。

家族の仲に問題がないのであれば、海外留学中などと嘘を付かなくてもいいように思いますし、娘がどこで暮らしているのか知っているはずですよね。

この事から亜紀は家出をしていると考えられ、家族仲は良くないのではないかと推測できます。

 

映画ではなぜ家出をしたのか詳しくは描かれていませんが、小説ではその理由と取れるような描写がありました。

小説の中では、亜紀の母親は実の母親ではなく父の再婚相手である事が分かっており、再婚相手の実子であり亜紀の妹に当たる「さやか」ばかりが可愛がられ居場所を失ったのではないかと考えられます。

風俗店で働く亜紀が「さやか」という源氏名を使用している事からも、妹を良く思っていないと推測できますね。

 

考察② 初枝だけには愛情を感じたから

 

初枝と亜紀は、初枝の元夫が亡くなった際の葬式にて出会っています。

その後亜紀が初枝に家族に対する気持ちを伝えた事で家出をして初枝達と一緒に暮らすようになったようですが、なぜ他人である初枝の元へ来たのでしょうか。

その理由としてネット上では、亜紀は本当の家族からの愛情に飢えていたために初枝からの愛情を感じたのではないか?と言われています。

と言うのも、初枝は亜紀を迎え入れる際、亜紀が働いて得た収入は家に入れなくてもいいとしていました。

 

また、離婚した元夫の遺影を仏壇を置いていることから、「愛しているのに再婚相手に奪われてしまった」という気持ちが初枝にはあると思われます。

父の再婚相手と妹によって居場所がなくなってしまった亜紀が自分と似ていると感じ、初枝としては亜紀を放っておけなかったのではないでしょうか。

その気持ちが愛情として亜紀に伝わり、おばあちゃんと孫のような関係になったと推測できますね。

 

最後のシーンやその後はどうなった?

 

細々と幸せに暮らしていた柴田家ですが、作中で亡くなってしまう初枝を遺棄したりと様々な罪を犯していたために最後は警察に捕まり、家族は解体されてしまいました。

その後、亜紀は空っぽになった柴田家を訪れていますが、どうなったのか気になるところですね。

ネット上では様々な意見が飛び交っていますので、1つずつ見ていきましょう↓↓

 

ラスト考察① 警察に自白した理由は「初枝」と「お金」が関係

 

警察に捕まり事情聴取を受けた亜紀は、初枝の遺体を埋めた治と信代を守るために黙っていました。

しかし、初枝が亜紀の父親から慰謝料としてお金を受け取っていた事や治に前科がある事を警察から聞かされた亜紀は、死体遺棄の事を自供するのです。

話の流れでは、初枝が亜紀を利用して亜紀の父親からお金を貰っていたと取れますし、重大な事を隠していた治に裏切られたとも取れます。

実際には亜紀の父親は亜紀が初枝と暮らしている事を知らないため亜紀を利用してお金をゆすっていたわけではありません。

ただ、状況からは亜紀が裏切られたと思ってもおかしくはないため、自供したと考えられます。

 

ラスト考察② 疑似家族の家を相続され住み続ける

映画のラストでは、かつて柴田家の皆が暮らしていた家に亜紀が訪れている姿が描かれています。

その後の亜紀がどうなったかは分かりませんが、小説では柴田家が暮らしていた家は初枝の元夫の家であり、息子である亜紀の父が相続した事が明らかになっているため亜紀に家を譲ったのではないかと言われているのです。

そうすれば亜紀は元の家に戻らなくてもよくなり、亜紀にとっては1番幸せな結末と言えますね。

 

ラスト考察③ 家出する前の自宅に戻る

亜紀の両親は、亜紀が海外留学中であると嘘をついていました。

この事から、娘が家出をしたと周りに知られたくない、世間体を気にするタイプの親ではないかと推測されます。

そのため、世間体のために亜紀を家に連れ戻したとしてもおかしくないでしょう。

亜紀が家出をしても解決しようとせずに放っておいた親ですので改心して仲良く暮らすとは思えず、この結末は亜紀にとっては不幸でしかないですね。

 

ラスト④ セリフからどこか別の場所で暮らす

ラストシーンでの亜紀の「どこへ行こう」というセリフから、全く別の場所へ旅立つのではないか?と考える視聴者も多かったようです。

亜紀は柴田家の一員として過ごす間、家族から愛情を受け幸せに暮らしていました。

裏切られたかもしれないという気持ちはあるものの幸せだったという気持ちも持ち合わせているはずなので、去っていく前にもう一度思い出を振り返るために家を訪れたのかもしれませんね。

 

 

 

【万引き家族】亜紀の家出理由やその後の考察まとめ

 

まとめ
  • 本当の家族との折り合いが悪く、初枝に愛情を感じ家出した
  • 今後も家に住むためまたはお別れのために家を訪れた
  • 亜紀のその後は描かれておらず、心配する声が大多数

 

いかがでしたでしょうか?

本当の家族からは十分な愛情を注がれなかった亜紀ですが、柴田家の一員として幸せに暮らす事ができていたようです。

他人の集まりで犯罪にも手を染めてしまっている家族ですが、亜紀にとっては血の繋がりよりも大切な絆で結ばれた「本物の家族」だったという事でしょう。

家族が解体され取り残されてしまった亜紀の未来を心配する声も多く、個人的には柴田家での暮らしは良い思い出として心に残し、全く別の場所で新しい人生を送ってほしいですね。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

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