【SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)】は人気キャラクターが多い作品ですが、なかでも過去編で登場した赤尾リオンの人気はすさまじいです。
くわえタバコがトレードマークで、若くてクールで美しく、蓮っ葉でありながら確かな実力があって、坂本や南雲にも一切物おじせず、それでいて姪の晶のことは溺愛している……その見た目や言動にとりこになってしまった読者も多いはず。
しかし、坂本がJCCを卒業し、殺し屋を引退して激太りした現代編には、リオンは登場しておらず。。。
南雲が坂本商店にちょっかいをかけてきても、長らくリオンの存在は片鱗もありませんでした。
過去にはあんなに3人でつるんでいたのに! 何故!?
今回はそんな赤尾リオンについての解説をしていきます!↓↓
目次
赤尾リオンは死亡する?
SAKAMOTO DAYSの赤尾リオン、
すげぇ青年誌っぽい女性キャラクターの造形で、端的に好きだな。 pic.twitter.com/SqWYmBCgIA— グラビトン・ボルト(侵略者) (@adnojifhinfo) March 11, 2023
赤尾リオンが現代編に出てこない理由、それは過去編で死んだからにほかなりません。
原作6話で登場以来、南雲がいまだに坂本と旧友みたいなやり取りをしているにもかかわらず、61話まで2人の口から赤尾の名前が出たことは一度もありませんでした。
それは2人の間で、赤尾の存在が死によってタブー化されたからではないでしょうか。
豹を失った際の神々廻が顕著ですが、彼らは殺し屋なので、死んだ人間を悼んだり偲んだりすることしてはならないと、自らに課しているようなんですよね。
そう、たとえそれが、自分の友達だったとしても。
しかし……赤尾リオンは、本当に死んだのでしょうか?
以下、解説&考察していきます↓↓
リオンは死亡していないと考察
JCCの学生だった頃、坂本と南雲、そして赤尾リオンは悪友として3人でよくつるんでいました。
3人とも殺し屋としては既に十分すぎる才能を見せていたのですが、退学の危機に瀕していました。
彼らが問題児だったからです。笑
そこで補講として特別任務を課せられたのですが……そこにはもう1人参加者がいました。
それが後のスラー、有月憬でした。
4人は任務を通じて、ORDERの創設者である「キンダカ」と出会います。
キンダカは4人のことを気に入り、ORDERに勧誘するなど打ち解けて?いくのですが……どうしても有月にはキンダカを殺さなくてはならない事情がありました。
有月は坂本や南雲の目をかいくぐり、自分もろともキンダカを殺そうとしますが……それをリオンが目撃してします。
坂本と南雲が駆け付け、キンダカを保護。リオンは単身、有月を追いました。
そして、それから有月とリオンは1年もの間、行方不明になるのです。
2人が見つかったのは、1年後。
ORDERに加入した坂本は南雲(同じくORDER入り)からの情報をもとに、有月が潜んでいるという廃墟に訪れ、そこで以前とは雰囲気の変わった有月――そしてリオンの死体を見つけます。
「彼女は死んだ。僕が殺した」と有月は言い、坂本も死体を確認しましたが、確かに死んでいました。。。しかし!
生死不明の扱いだが肉体は死亡
坂本が確認する限り、確かにそれはリオンの死体でした。
しかし、ここでいくつか不思議なことがありました。
- リオンの死体が新しすぎる
→外傷はなく、腐敗もしていない綺麗な状態から、つい最近死んだと予測できる
- 最近死んだのであれば、何故リオンは1年もの間、坂本たちに連絡をよこさなかったのか?
→有月とリオンが敵対していたのであれば、リオンは坂本たちに協力を仰いだはずでは?
- この死体は本当にリオンのものか?
→坂本も検死はJCCやORDERで一通り学んでいるだろうけれど、プロではないから欺かれた可能性も……?
以上の疑問点はありましたが、突然リオンの死体を見た坂本は激昂して、有月と戦闘になってしまいます。
このとき、坂本は殺し屋としては全盛期に近く、有月を追い詰め、殺害に至りました。
銃を突きつける有月は坂本に「頭部は避けてくれ」「疲れた」などと言い残し、そのまま死亡。。。
坂本が殺し損なったなんてことはあり得ません。
ここで坂本に殺されたはずの有月はなぜ生きているのでしょうか。
また、有月が生きているのなら、リオンもまた、生きていてもおかしくないのでは……?
事実リオンは、その後スラーの別人格として登場するのです。
以下、何故死んだはずの有月、そしてリオンが生きていたのか?を考察していきます!↓↓
考察① 精神体となってスラーの中で生きている?
さて、スラーとリオンがなぜ生きているのかを考えてみましょう。
リオンの場合は、スラーの別人格として登場していますね。
そして、そのリオンがスラー(有月)の演技という点は、エスパーであるシンが完全に否定しています。
サカモトデイズは殺し屋漫画ということで、ドラゴンボールのように超自然的なパワーに願うことで死んだ人間は生き返りません。
しかし、死んだと思っていたけど実は生きていた、というパターンは十分考えられます。
今回の場合、有月が死の間際に瀕し、わざわざ頭部に致命傷がつくのを避けるよう坂本に願ったのが意味深ですね。
人間の人格は脳に宿るわけですから、脳さえ破壊されなければ別の肉体に移植することは可能なのではないでしょうか。
まあ、鹿島の医学力(科学力?)があればそれくらいはできそうな気もしますね……有能すぎないか、あの鹿。
リオンもまた、そのような手法でもってスラーの肉体に意識を移植されたのではないでしょうか?
考察② 死体が綺麗なままという謎
上記でも挙げた赤尾リオンの死の謎のひとつ、「死体が外傷も腐敗もなく綺麗」な点。
わざわざ冷凍保存していたとかでもなければ(それにしたって痕跡は出るでしょうが)、「薬物などを用いて最近殺された」というのが最も有力な線でしょうが。。。
ここまでくると、その死体は本物なのか?という疑問を抱かざるを得ません。
リオンの死体を見たのは坂本のみ。
友人の死に触れた若き坂本は動揺し、すぐ有月とのバトルになってしまったこともあって、解剖などをする余裕はありませんでした。
坂本はどうも身内には目が曇りがちというか、154話でも南雲の死の偽装に対して「南雲……?」と素で信じ込んでいたおまぬけなところがあるので、死体が精巧な偽物な可能性もなくはないのです。。。
考察③ スラーの兄・麻樹の目をかいくぐるために死を偽装?
154話に関しては、偽装されていた体が本当に(ほぼ)死体であったこと+坂本が殺し屋を引退して5年のブランクがありいまだに全盛期を取り戻していないという事情も加味すればまあ、、、、いや迂闊だな。という感じですが。
実際、鹿島の謎の技術はほぼファンタジーなので、彼が精巧な死体を作ったらそれ、だれが看破できんの?という代物ができるはず。
そもそも有月は特別任務当時、キンダカのことも殺したくなかった、それどころか殺し屋という存在に対してさえ嫌悪感があったくらいだったのです。
それを、有月の兄・麻樹(あさき)が楽を人質にとって、自分の出世のために邪魔なキンダカを殺せと脅したせいでこんなことになったのですね。
有月も本当は麻樹に反抗心を持っているのは明らかで、しかしその悪辣なやりかたに従わざるを得ず、苦しんでいた。。。というのを、リオンが知ったらどうでしょう?
斜に構えているように見えて身内に甘いリオンは、「じゃあ一緒にその麻樹ってやつぶっ殺そーぜ!」とならないでしょうか? いや、なる。
とはいえ、殺連中枢に潜り込んでいる麻樹を相手に、一介の学生では分が悪く、彼を失脚・殺害するために準備を整え……その一環として死体を偽造した可能性があります。
少なくともスラーの人格の一つとして出てきたリオン、めちゃくちゃ以前通りだし。。。。
言動も「私」という一人称以外ほぼ男性なリオン、案外スラーの体の方が伸び伸び生きているかもしれませんね。
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1巻読了今のジャンプを支える
新進気鋭のアクション漫画単純に面白い pic.twitter.com/VotbaOb6Nr
— ハムカツ。 (@extra403) May 20, 2022
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【サカデイ】赤尾リオンの死亡説や生存説まとめ
中身リオンさんの憬が晶ちゃんを姫抱っこしてるのイケメンが過ぎるわ 憬もリオンさんもイケメンなのでどっちが出て来ても美味しい二重人格ってズルくね?
そっか晶ちゃんもスラー組に来るのか…大丈夫悪いようにはされねーよ ちゃんと挨拶すれば熊埜御さん怒んねーから#WJ3637#サカモトデイズ pic.twitter.com/cWCK1ChI2f
— クレオ🎲🎮 (@kureo900) August 7, 2023
- 赤尾リオンは死んだはず
- 身内に対する坂本の検死力はガバ
- スラーの肉体にリオンの人格があるのは2人の策略?
- 麻樹という黒幕を前にスラーが主人公になる可能性
以上、赤尾リオンの死についてでした!
坂本・南雲とマブダチで、南雲からなどは恋愛的な矢印のようなものも見えなくもないリオン。。。
スラーの人格に宿ってあんな感じである以上、少なくとも現在有月とリオンの関係は良好だということがわかります。南雲、どうする?
なんだか麻樹がヤバいやつだと描かれれば描かれるほど、それに立ち向かうスラーが主人公に見えてきますが、、、
本編では麻樹の前で南雲VSスラー(南雲はスラーの中にリオンの人格があるのか知っているのか不明)のバトルが行われるという壮絶な展開になっていますね。
どう決着がつくのか、非常に楽しみです!
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