逃げ上手の若君-風間玄蕃(ゲンバ)の素顔はイケメン?実在する人物で元ネタは?

公開日: 2023年12月4日 | 最終更新日: 2024年10月11日

 

逃げ上手の若君】では、実在の人物をうまく脚色し、キャラクターに落とし込んでいます。

主人公・北条時行の郎党である「逃若党」のメンバーも、松井先生オリジナルキャラクターかと思いきや、当時の史料に残っていた記述をもとにしたキャラクターが数人いることが明らかになりました。

風間玄蕃(ゲンバ)もその1人。

変装の達人であり、普段は仮面を付けているのが印象的です。

しかし、その素顔は「実はイケメン」だという噂もあります。

 

今回は、このゲンバについて解説していきます!

この記事を読んでわかること
  • 風間玄蕃(ゲンバ)の「素顔」や「イケメン説」について
  • 史料」での描かれ方

 

 

 

 

風間玄蕃(ゲンバ)の素顔はイケメン?

 

少年ジャンプには数多くの「髪や面などで顔を隠し素顔を見せないキャラ」がいます。

かつて「るろうに剣心」では、「せっかくの仮面キャラなのに、なぜイケメンにしなかったの?」という読者の意見に対し「美形なら顔を隠す必要もないだろう」と作者が返したことがありましたね。

しかし、やはりそれだと人気が出ないのか..

(るろ剣ではイケメンじゃなくてがっかりした、というクレームが多かった模様)

 

「鬼滅の刃」の伊之助など、本人は自覚ないけどやっぱり素顔はイケメンでした!ということのほうが多いです。

なんと、ゲンバもその1人でした……!

まず、ここからはゲンバの素顔について見ていきましょう↓↓

 

風間玄蕃は超絶イケメン

 

個人的には、正直ゲンバには期待していなかったというか、下品ユニークなキャラだし「素顔を見られる?」なんて思っていなかったんですけれど、そこは松井先生。

流石の読者サービスぶりです。

ゲンバの素顔は「 第116話 U.N.K. 1337」で明らかになりました

この回では、吹雪を失った逃若党の戦力を拡大するため、ゲンバが火薬の燃料であるうんこを求め東奔西走します。は?

 

時は鎌倉時代の崩壊直後。

火薬はまだ戦場の主流武器ではなく、大陸からの武器をいち早く取り入れたゲンバは完全に独学で火薬の燃料を見つけねばなりませんでした。

他人を信用せず、気に入らない相手の屋敷内で脱糞するなど下劣を極め生きてきたゲンバは、火薬を燃やした時に漂うにおいから素材はうんこであると体験談から突き止め、あちこちから盗んだうんこで夏とともにあーでもないこーでもないと試行錯誤。

字面だけ見るとああ、下品ゲンバ回だなあ……という味わいですが、やってることはジャンプが誇る大人気科学漫画Dr.STONEと一緒なんですよ。

 

そしてゲンバと夏は、ついに火薬の原料である「硝石」の存在を肥溜めで発見します。

しかし火薬の威力を見誤り、2人は肥溜めに落下。

2人ともうんこまみれになります。

うんこが口に入る、とゲンバは逃げ若史上初めて、その面を外し……

(下記、項目へ↓↓)

 

 

くの一の夏も赤面するほど

「逃げ若」では読者への配慮からか、うんこには全編通してモザイクがかかっています。

肥溜めに落下し、面を外したゲンバ。

面の下である素顔にまでうんこが入り込んでしまったので当然、その顔にもモザイクがかかりました。

ただ、その素顔には夏も赤面するほどでした。

 

しかし、薄眼で見れば、前作「暗殺教室」の赤羽業や磯貝悠馬ばりのイケメンが見え……る! 見える!!

実際、読者とは違いその素顔をモザイクなしで見ている夏は赤面し、「どうして素顔を隠している……?」と思わず口にしてしまうほどでした。

なお、ゲンバの答えは「は? 面の方が恰好良いからに決まってんだろ」で、まるで素顔の価値を認識していない模様。勿体ないな!

……Dr.STONEでもやらなかった、うんこまみれでアオハルする少年少女が見られるのは、逃げ上手の若君だけ!

 

狐の面は「誰にでも化けるため」の秘伝の粘土から生成

ゲンバの仮面は、先代「風間玄蕃」から受け継いだものです。

先代というかまあ父親ですね。

かつては父親も変装の名人であり、仕えた主君の役に立つためにと諜報や潜伏や破壊活動やの技を覚えて尽力していました。

 

しかし、主君のための働きを「武士にあるまじき卑劣な行い」と糾弾され、父は主君から追放されてしまいます。

父の死の間際に、ゲンバは「金以外信じるな」という信念と名前と数々の技とともにこの面を受け取り、以降はそれを悪用して、自分と金の為だけに諏訪の領地でありとあらゆる下品な嫌がらせを繰り広げていました。

 

父親の形見でもあるこの仮面は特殊な粘土でできており、小道具込みで「たいていの人間に化けられる」とのこと。

常に仮面をかぶっている割に、ゲンバの喜怒哀楽に合わせて変形するのでなんかもうそういう顔に見えてきてましたが、これも一回一回ゲンバが細工しているのでしょうかね。細かい。

もちろん粘土面もすごいけど、その面の力を100%発揮できるのはゲンバの力量あってこそなのですね。すごすぎるなあ……

品性は下劣ですが本当に有能です、ゲンバは。

 

 

実在する人物で元ネタは?

 

さて、続いてはゲンバというキャラクターを史実から見てみましょう。

「高師冬」というネームドキャラを隠し持っていた逃若党、ゲンバのバックボーンも実はすさまじいものでした!

 

風間玄蕃は史実にも登場する実在キャラ?

ゲンバの父親・先代風間玄蕃は、諏訪氏の支流「風間」家の人間でした。

この「風間」姓を史実で紐解くと、 天元2年(979年)に信濃国の風間神社に派遣された諏訪一族が「風間」という姓を名乗ったのが発祥とされているようで、ゲンバはその子孫ということになりますね。

鎌倉時代末期から南北朝時代初期にかけて、南朝側の人間として活動した越後国の武将に、「風間 信昭(かざま のぶあき)」という名前があるのですが……もしかしたら「高師冬」同様、ゲンバも信昭として史実に合流するかもしれませんね!

だってゲンバ、変装の達人だし!!

もしも信昭ルートだったら、この生没年不詳の人物にゲンバという曖昧模糊としたキャラクター性がうまくかみ合うような気もするのですが、どうなるのでしょう……!

 

元ネタは「玄蕃之丞」(げんばのじょう)という狐

さて、明確にゲンバの元ネタとして考えられるのは、長野県に残る「玄蕃之丞」伝説でしょう。

桔梗ヶ原という地域を根城にした化け狐である玄蕃之丞は、いたずら好きで、人間に対して数々の嫌がらせをしていたと言います。

最終的には人間から復讐され、みじめな最期を迎えるそうですが……ゲンバというキャラクターに愛着がわいてしまった読者からすると、時行のもとでそんな最期を遂げてほしくないと思うし、そんなのよりは、なんとか信昭ルートに行ってほしいものですね。

 

風魔小太郎などの風魔一族の始祖

風魔小太郎にまつわる論文では、「風」という姓が転じて「風になったという説もありますね。

足利学校で忍者を育成していたという展開があったことを考えると、その門下生であるくノ一の夏とゲンバが本編のままいい感じの仲になり、いい感じに子供を産んで、いい感じにハイブリットな子育てをし、歴史に名高い忍者「風魔」の祖となる可能性も、十分あると思います。

というか信昭ルートより断然こっちのルートの方が舗装されている感じですね。信昭ルートとか言ってる人、他に見たことないし……(涙)

ちなみに、風魔小太郎は北条家に仕えます

かつて父親から「金と自分以外なにも信用するな」と言われ育ったゲンバが、時行と出会い、時行亡き後も北条に忠誠を誓うようになるシーン、があるのかもしれません。めちゃくちゃ見たい……!!

 

70%OFFで逃げ若を読む方法

 

ここで少しだけ、逃げ上手の若君を安くお得に読む方法をご紹介します。

数多くある電子書籍サービスの中から、どこよりも安く安心して利用できるサービス「ebookjapan」をピックアップしてみました↓↓

サービス名1冊あたり
(定価)
お得度
ebook
japan
138円
(459円)

70%オフ(6回)

最大3,000円引き

※1冊あたりの最安値です(定価は459円)

 

他のサービスの中でも1番おすすめなのが「ebookjapan」です。

いきなりもらえる70%OFFクーポンを使用することで、逃げ上手の若君が1冊あたり138円で読めます。

しかも、これが6枚ももらえるため業界最安値なのは間違いないでしょう!

 

 

\ 結論、ebookjapanがおすすめ/

60秒で無料登録

今すぐ70%OFFクーポンをもらう

※6回まで利用可能 (最大3,000円引き)

※入会費・月額利用料はかかりません

 

 

【逃げ上手の若君】風間玄蕃の顔や史実・元ネタまとめ

 

以上、風間玄蕃の元ネタと史実から見る未来予想でした!

まとめ
  • ゲンバは残念なイケメン
  • 「吹雪=高師冬」同様、風間信昭ルートに合流し南朝側の武将となるかもしれない
  • 夏と結婚して風魔一族の祖になるかもしれない

 

ゲンバは武力に優れているわけではないですが、搦め手を使わせれば逃若党のなかでも随一の実力者です。

実力だけでなく、ズル賢く、生き汚く、図太いゲンバの性格も、吹雪と頼重を失った時行を支えてくれていますしね。

時行はゲンバと出会ったことで確実に生存率が上がりましたが、無意識に仕える主を探していたゲンバもまた、時行に出会ったことによって人生が変わりました。

今度とも、彼らの旅路に注目していきましょう!

 

★ピックアップ

その他の逃げ若の記事もすごく読まれています