千と千尋-リンの正体は何者?なめくじ女か白狐で人間じゃない?

公開日: 2023年7月31日 | 最終更新日: 2023年9月14日

 

千と千尋の神隠し」では、「せんを助けてくれる心優しいキャラクター達が登場します。

その中でもいつも近くで千をサポートし、時に厳しく、時に優しく接してくれる「リン」。

人間を邪険に扱うキャラクターが多い中、常に千の味方でいてくれるため作中でも人気のある彼女。

ですが、その正体については謎が多く様々な憶測がなされているのです。

今回は、このリンについて見ていきましょう↓↓

この記事を見て分かること
  • リンの「正体」について
  • なんの「動物」なのか

 

 

 

 

リンの正体は何者?

 

湯婆婆ゆばーば」が経営する、神様が癒しを求めてやって来る「油屋あぶらや」。

その作業員で、千の上司としていつも側にいてくれるリン。

突然異世界に迷い込み、心細かった千にとってリンの存在は大きかった事でしょう。

リンは一見千と同じ人間のように見えますが、その正体は人間とも白狐ともナメクジとも言われています。

その正体について、1つずつ見ていきましょう↓↓

 

正体① 湯女のかわいい先輩

 

リンの見た目は面長ですらっと背が高く、色白美人です。

油屋で働く他の女性作業員は顔が大きくふくよかな体型をしているキャラクターが多いため、リンは少し異質なイメージですね。

見た目は美人ですが自分のことは「俺」と言ったり、明らかに上の立場の者に対しても呼び捨てにしタメ口で話すなど、少し荒っぽくサバサバしています。

油屋には色々な仕事があるようですが、女性陣は湯女と呼ばれ、リンや千は主に清掃を担当しているようですね。

 

 

正体② 年齢は14歳 (公式)

 

リンは公式で14歳と発表されています。

千尋は10歳ですのでお姉ちゃんのような存在です。

仕事はしっかりこなし、千に対しての指導も申し分なく、頼り甲斐もあるリン。

挨拶できない千に対し、「ちゃんとお礼言ったの!?」と叱ったり、14歳にしてはしっかりしていて大人びているイメージです。

 

正体③ 優しい性格でいい人

リンが初めて千を見た時、「人間がいる!」と驚いていました。

しかし、千が湯婆婆の所まで行くのをサポートし、他の作業員に千の存在がバレるのを上手いこと防ぎます。

そして無事油屋で働く事になった千を優しく迎え入れ、「分からない事があったら俺に聞け。」と頼もしい一面を見せました。

他の作業員が人間である千をあからさまに毛嫌いする中、リンだけは差別する事なく千に優しく接します。

「ハク」の命令により千はリンの下につく事になりましたが、ハクはリンの性格を知っていて彼女に千を託した可能性は十分にあり得ますね。

 

挨拶や礼儀に対して厳しく言うシーンも多々ありますが、千を心配してくれる数少ないキャラクターです。

「カオナシ」が千について行こうとするシーンでは、「千に何かしたら許さない。」と言うなど、千を大事に思ってくれるのがよく分かります。

リンの存在があったからこそ千は大きく成長する事ができましたし、油屋でやっていく事ができたのでしょう。

 

 

なめくじ女か白狐で人間じゃない?

 

油屋の作業員達は皆人間ではありません。

その大半が、「カエル」や「ナメクジであることが発表されています。

しかし、リンは他の作業員とは見た目が少し違い、どちらかというと人間っぽい感じがしますよね。

リンの正体とは一体何なんでしょうか?

 

 

リンは人間ではなく白狐 (公式)

 

リンは千と体型が似ている事から人間とも言われていますが、公式のイメージボードでは「白狐びゃっこ」と記載されています。

白いキツネですね。

細い身体で色白なのも辻褄が合いますし、狐はトカゲを食べる事も知られており、リンは黒イモリが好物であるように描かれていたのも納得です。

人間ならばイモリなんて食べないですからね。

キツネのように素早く動き、しゃんとしている姿からも人間ではなく白狐であると見てよいでしょう。

 

日本では、白狐はお稲荷様という農業の神様の使いであり、幸運を呼び寄せるなど縁起の良いものとして語られています。

また、人間を正しい道へ導くとされており、千にとってリンとの出会いは自身の成長と元の世界へ戻る道標になったのではないでしょうか。

 

女性従業員のほとんどがナメクジ

 

そもそも、油屋の女性作業員の大半はナメクジが変身した姿であると発表されています。

ちなみに、男性作業員の大半はカエルです。

言われてみると、女性陣は皆ふくよかで肉感があり艶っぽいという特徴がナメクジに似ていますね。

そして男性陣は大きな顔に大きな唇がカエルっぽいですし、明らかに身体が緑色でカエルそのもののキャラクターも存在します

ほとんどの作業員が同じ生き物由来なのには理由があり、「新入社員にとって、おじさんやおばさん達がみんな同じに見える」という事の象徴であると宮崎駿監督が語っていました。

 

しかし、ハクや「釜爺かまじい」など明らかに違う生き物も存在しており、油屋を掃除する場面ではリンと同じく人間っぽい少女達もいるようです。

彼女達の説明はありませんが、リンと同じ白狐の可能性が高いですね。

ナメクジやカエル達の中で、リン達は少数派である事が分かります。

 

油屋にいる理由や目的は不明

リンは千が油屋に来る前から働いていますが、その理由は語られていません。

ただ、「いつかここを出る。」というセリフがある事から、好んで油屋にいる訳ではなさそうです。

リンが油屋を辞めて行きたいと言っている場所には電車で行くしかないため、そのお金を稼ぐために仕方なく油屋にいるのかもしれませんね。

そのためかハクなどの上司にもタメ口ですし、油屋に対する忠誠心はなさそうです。

 

千と千尋の神隠しを実質無料(0円)で見る方法

参照元 : スタジオジブリ STUDIO GHIBLI 公式サイト

サイトURL : https://www.ghibli.jp/works/chihiro/#frame

 

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  • かぐや姫の物語
  • 風立ちぬ
  • コクリコ坂から
  • 借りぐらしのアリエッティ
  • 崖の上のポニョ
  • ゲド戦記
  • ハウルの動く城
  • 猫の恩返し
  • ギブリーズ episode2
  • 千と千尋の神隠し
  • ホーホケキョ となりの山田くん
  • もののけ姫
  • 耳をすませば
  • On Your Mark
  • 平成狸合戦ぽんぽこ
  • 海がきこえる
  • 紅の豚
  • おもひでぽろぽろ
  • 魔女の宅急便
  • となりのトトロ
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【千と千尋の神隠し】リンの正体や目的についてまとめ

 

まとめ
  • リンは口こそ悪いが性格が良く、面倒見もよい先輩
  • 千を大事に思ってくれる数少ないキャラクター
  • 正体は、公式では「白狐」

 

いかがでしたでしょうか?

リンは公式のイメージボードから「白狐である事が分かりました。

なぜ油屋に居るのかは分かりませんが、千に対して差別せずいつも味方でいてくれる頼もしい存在です。

たった数日の関わりでしたが、千とリンには深い絆ができたように見えました。

物語では千の成長が1つの注目ポイントですが、その成長にはリンの存在が大きかったのではないでしょうか?

リンが厳しく指導したおかげで、物語の序盤は挨拶ひとつ出来なかった千が、中盤からは自然と客にお辞儀したりお礼を言ったりできていました

 

元の世界に戻る事ができた千のように、油屋を出て夢を叶える事ができたらいいですね。

今回のお話はここでお終いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

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