【ワンパンマン】で大人気のジェノスの恩人・クセーノ博士。
サイタマへの崇拝が重めで有名なジェノスですが、クセーノ博士への敬愛はそれに勝るとも劣りません。
しかし、そんなクセーノ博士が「きな臭い」という声も。。
今回は、物語の序盤から名前が出ていたクセーノ博士について解説していきます!
目次
クセーノ博士の正体は黒幕?
クセーノ博士 pic.twitter.com/NeHvNLipnd
— みさいる🚀 (@missile556) June 24, 2023
「クセーノ博士こそが、ジェノスの故郷を狂サイボーグに襲わせた犯人」というのは、読者の中でいまだ根強く支持されている一説です。
恩人だと慕うクセーノ博士こそが元凶だったと知ったら、もうジェノスの曇りが半端ないですね。
故郷と家族とさらに肉体のほとんどを失った19歳に、これ以上何を課そうというのか……
そもそも、どうしてこんな説が出てきたのでしょうか?
これはある程度、ミステリやサスペンス系の作品を読んできた読者ほど感じることだと思いますが、クセーノ博士が怪しいからです。
ここからは、その理由や考察要素をクセーノ博士の正体から紐解いて見ていきましょう!
正体① 天才的な科学者
クセーノ博士を語る上で欠かせないのが、きのこみたいな髪型……ではなく、その技術力の高さでしょう。
狂サイボーグ襲来時、ほぼ死に体だったジェノスをサイボーグとして復活させるという技術。
まさに、天才科学者と行っても過言ではありません。
さらに、ジェノスが負傷するたび「修理+パーツをアップデートする」という離れ業からは、クセーノ博士が医療・科学に精通していることがよくわかります。
復讐に燃え、強敵に挑戦してはボロボロになってラボに戻ってくるジェノスに対して思うところもあるようで、
「昨晩のオヌシ(怪人と戦ってボロボロになったジェノス)を見て自分の若いころを思い出した。正義感に燃え何ものをも恐れず、ガムシャラに突き進んでいたあの頃をな……」
と、彼の身を案じたり、献身的な言葉をかけたりもしています。
そんなクセーノ博士には、一片も疑う余地などないと思えますが……?
正体② ジェノスをサイボーグ化させ命を救う
ジェノスいわく、「狂サイボーグのせいで町も住民も壊滅状態、ただひとり生き残ったジェノスを、たまたま通りかかったクセーノ博士が見つけて保護してくれた」という経緯で、ジェノスはクセーノ博士に絶大の信頼を寄せています。
上記でも触れましたが、クセーノ博士はジェノスの命の恩人な訳ですね。
ただ……ここらへんがちょっと不穏だったんですよね。
ある程度サスペンスなどをたしなんできた読者には、「故郷を全滅させられ、たまたま生き残ったジェノスのもとに、廃墟になった町に、そんな都合よく通りかかるか?」という疑問がまず沸くと思います。
その後、満身創痍だったジェノスは自ら博士に頼んでサイボーグへと改造してもらうんですが……
狂サイボーグもまたサイボーグなわけです。
つまり、狂サイボーグを作った科学者がいるわけで、「人間をサイボーグ化させられる技術を持つ人間」がそんなにいるか?とも。
これらの疑問を総合すると、クセーノ博士が作ったサイボーグがジェノスの故郷を襲い、その結果を見届けるためにやってきたクセーノ博士が、生き残りを発見。
復讐に燃えるジェノスを懐柔し、手元で監視するために恩を売ったのでは?と考えるのが自然です。
しかし、クセーノ博士いわく、博士もまた狂サイボーグに家族を奪われ、その足取りを追っていたということなので、一応のつじつまが合いはするんですよね。
正体③ 駆動騎士の言う「裏切り者」と同一人物?
駆動騎士の言う「裏切り者」とは、S級ヒーロー6位のメタルナイト、つまりボフォイ博士のことですね。
結論から言うと、メタルナイトを操るボフォイ博士とクセーノ博士は別人です。
博士らの容姿も、サイボーグに使っている技術も違う(駆動騎士いわく、「焼却砲や強化筋繊維などの技術がボフォイの手に渡ると困る」)とのこと。
ただ、クセーノ博士もボフォイ博士も、天才的な化学力を持つという点では共通しています。
さらに博士という括り、でもう1人天才科学者として「進化の家」のジーナス博士がいます。
こちらにも、アーマードゴリラという戦闘サイボーグが一体いましたよね。
ジーナス博士は見た目は若いですが、実年齢は70歳を超えているとのことで、クセーノ博士と同じくらいではないでしょうか。
もしかすると、この3人の天才博士に何か関連があるのかもしれませんね。
正体④ 黒幕説はミスリードで普通のいい人
と、いろいろ勘ぐってしまいましたが、原作を読み進めるうち、メタルナイト=クセーノ博士説は否定され、クセーノ博士はただただジェノスの身を案じ、ジェノスの後見人としてサイタマにも挨拶をするただの好々爺であることが明かされました。
「正義の科学者」として狂サイボーグ、そしてその狂サイボーグを生み出した科学者を許せなかったというクセーノ博士は、サイタマからも「信用できる人物」と認定され、ジェノスの命の恩人である2人は熱い握手を交わしました。
「ジェノスの師匠だから」と、サイタマを焼肉でおもてなししてくれたりも。
そんなわけで、クセーノ博士は普通のいいひとなのです。
今のところは……
だよね?
正体⑤ 狂サイボーグ襲来で最後は死亡
one版ワンパンマン140撃目で、ジェノスはサイタマとともにクセーノ博士のラボに訪れます。
3人で焼肉を楽しんだその夜、機神シリーズと名乗る謎のロボット兵に襲撃され、戦闘能力を持たないクセーノ博士はジェノスに遺言を残し、息を引き取りました。
…………だよね??
サイタマの腕の中で息絶えたクセーノ博士は、最期までジェノスの身を案じていたし、戦闘で動けなくなったジェノスに最後の強化パーツを与えると、まさに聖人君子のようなムーヴをしますが……
一連のタイミングが良すぎるな……というのが個人的な感想です。
駆動騎士が「ボフォイ博士こそ狂サイボーグの生みの親で、ロボット兵により世界征服を狙っている」とジェノスに告げ、ジェノスがサイタマを伴ってクセーノ博士を訪問・その話を共有した当日の夜に、ボフォイ博士の差し向けた?ロボット兵らが襲撃してくるというのは……
テンポのいいone版にしても、あまりにも拙速に感じられます。
人為的に強化された怪人を独自に研究していた童帝の「発見」も意味深ですし、もう一回ミスリードが挟まれてもおかしくはないのでしょうか。
具体的に言うと、クセーノ博士って本当に死んだの?という疑念がわくんですね。
前述した「進化の家」のジーナス博士は、クローン技術を確立していますし……
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【ワンパンマン】クセーノ博士の正体まとめ
俺の予想だとクセーノ博士とボフォイ博士そして暴走サイボーグを作った博士は、同期でロボット開発を行い互いに違う思想を持ちながらそれぞれの研究をして行った仲だと思う。そして暴走サイボーグの製作者は学会では危険視され追放。その恨みで暴走サイボーグを作り世界に復讐、安っぽいけどどうよ? pic.twitter.com/HwoCfwQac9
— セカイさん (@yw9uDdm7P9X7La7) July 5, 2019
- クセーノ博士はジェノスと祖父と孫のような関係
- クセーノ博士はいいひと
- クセーノ博士は死亡、したはず……
名前がもう……クセーノって……。
割とキャラクターに安直な名前を付けるone先生のことだから、胡散臭いとかきな臭いとか裏切者臭いとかからの臭いから取ったネーミングなんでしょ? こいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーッ!
……と思った読者は、なにも筆者だけではないはず。
筆者自身、まだその疑念にとらわれているんでしょうね。
どうしても、one版で息を引き取ったクセーノ博士が「あれだけ」で終わるとは思えないのです。
one版の更新は不定期で、2023年9月現在、かたき討ちに燃えるジェノスがメタルナイト(ボフォイ博士)の本拠地に到着したシーンで終わっています。
今後の更新でやっぱりボフォイ博士こそが黒幕! クセーノ博士が本人やジェノスの言う通り「正義の科学者」だった!となったら全力で謝罪しますが、それまではもう少しクセーノ博士を疑っていく所存!! 押忍!!!
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