ナウシカの相棒のテトは、映画版と漫画版で結末が異なり「亡くなってしまう」と言われています。
映画版では、はじめは警戒していたテトもナウシカと心を通わせて、共にいることが増えていきます。
そんなテトですが。なぜ漫画版と映画版で「結末が違う」とされているのでしょうか。
そして、テトの死因とはどんなものなのでしょうか?
今回は、テトに関する展開の違いと最後について解説していきます↓↓
目次
ペットのテトは最後死亡する?
ペットを飼ってる人って
1回はナウシカになってると思う pic.twitter.com/r4uvFLNDiE— くりふ sunny walker♂🍏◻: (@starWal82076846) October 11, 2022
ナウシカの相棒として、ずっと彼女と一緒にいたキツネリスのテト。
ペットではありますが、どんな時もナウシカのそばにいました。
そんなテトですが、映画版と漫画版でお話の展開が異なります。
漫画版での展開で、テトにとてもかわいそうな結末が待っていたのです。
テトの結末は、ナウシカのそのあとのお話でもとても重要となる、あるキーとなった展開でもありました。
ここからは映画版と異なり、漫画版のみでおこった、テトの最後についてお話していきます。
テトは原作最終巻にて死亡する
映画では最後までナウシカと一緒にいるテトですが、原作漫画では展開が異なり最終的に亡くなってしまいます。
原作の最終巻7巻で、そのシーンが描かれていました。
以下、その流れです↓↓
土鬼(ドルク)連合は、巨神兵を復活させる。
復活した巨神兵は、秘石を持っていたナウシカを母のように慕う。
しかし戦いの最中、巨神兵は命を落とすことに。
その巨神兵が死亡したときに放った光を、ナウシカとテトはもろに浴びてしまう。
これによって、ナウシカとテトは衰弱し命の危機に陥る。
その後、なんとかナウシカは一命を取り留めますが、残念ながらテトは回復できずにそのまま命を落としてしまい死亡しました。
テトの死はナウシカにとって、とても苦しいものとなりました。
死因は巨神兵オーマの光を浴びた衰弱死
上記でも触れましたが、テトの死因は巨神兵の『オーマ』が放った光が原因とされています。
原作の物語のキーともなる、存在の巨神兵。
巨神兵とは過去に世界を滅ぼして、腐海を生み出した原因と言われています。
ですが、一体だけ生き残った巨神兵にナウシカは『オーマ』と名付け、彼女はオーマと行動を共にするようになる。
しかし、オーマの体から出る有害な光が、ナウシカの体を蝕んでいくのです。
ナウシカの近くにいたテトも例外でなく、オーマの光を浴びてしまいます。
しかもテトは体が小さかったこともあり、あっという間に衰弱していくのでした。
オーマは土鬼諸侯国連合の反撃により、滅ぼされてしまいます。
死んだオーマの体から、生物にとってとても有害な放射能「毒の光」が発生。
その光を浴びてしまい、ナウシカは助かりましたが、小さいテトには耐えられませんでした。
有限の緑ある地に墓が作られ埋葬された
ナウシカはテトの遺体を、有限の緑がある場所に埋葬します。
テトの死に報いるために、地上で見つけた数少ない緑や木々がある場所に埋葬。
この場所はその後のストーリーに、大きく関係する場所だったのです。
まるでテトが自分の死をもって、ナウシカたちを導いたかのように。
ナウシカにとって、ずっと一緒に生活してきた相棒のテトを失ったのはとても苦しかったことでしょう。
『こんなところに置いて行ってごめんね』と、ナウシカは膝を抱えて泣きます。
そんなとき、テトの遺体を埋めた木の近くに動物のフンが転がっていることに気づきます。
たどっていくと、ナウシカは『庭』に迷い込んでしまうことに。
実は、この庭こそシュワの墓所の一部だったのです。
浄化された世界で生きられる生き物や植物を保存している場所で、ナウシカは体力を回復させるために、そこで穏やかなひと時を過ごす。
思わずこの場所に囚われそうになるものの「テトの名前を思い出し、自分のすべきことを思い出し」その場を後にしました。
テトの死はその後の物語の重要な地となる(墓所)
テトが埋葬された場所は、その後のストーリーにとても重要な場所でした。
テトの遺体が埋められたのは、地上で見つかった数少ない緑の木々がある場所です。
そこはのちのナウシカたちのストーリーに、深く関係していくのでした。
テトのお墓がある場所は、土鬼の庭園にある大木の根本でした。
その大木があるのは土鬼諸侯国連合の聖都、シュワにある黒い立方体の見た目の建造物です。
庭園は銃や爆薬などの通常の兵器では、傷一つつけることができないほど強固な建物。
攻撃しようとしても、正面についている目のような模様から、ビームが放たれて迎撃されてしまいます。
通称墓所と呼ばれているこの場所は、旧世界の破壊兵器や不死の技術などを保存している場所だったのです。
墓所は旧世界の武器や不死の技術はもちろん、旧世界の人間の卵など、負の面を詰め込んだ箱船のような存在です。
ナウシカもテトの埋葬のために訪れなければ、気づかなかった場所だったと思われます。
ナウシカの名言を生むきっかけともなった
テトの死はナウシカの名言を生み出すきっかけになったと、言われています。
テトが亡くなったことを、とても悲しむナウシカ。
ですが、ナウシカとテトの関係を知らない人たちは、ナウシカの嘆き方を不思議に思います。
そんな周りの反応に、ナウシカはのちの名言となる言葉を言っています。
『あなたは親しい友の死を、体の大きさで量るのですか。』
この名言は出会ってからずっとともに行動し、困難を乗り越えた相棒だからこその言葉ですね。
ナウシカはテトと出会ったときも、テトを落ち着かせるためにわざと指をかませて、『ほらね、怖くない』という言葉も名言の一つとして有名です。
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参照元 : スタジオジブリ STUDIO GHIBLI 公式サイト
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【風の谷のナウシカ】テトの死についてまとめ
参照元:スタジオジブリ STUGIO GIBURI 公式サイト
サイトURL:https://www.ghibli.jp/works/nausicaa/#frame
- テトは漫画の最終巻で亡くなる
- 死因は巨神兵オーマが放った有害の光による衰弱死
- 有限の緑がある大木の根元に埋葬される
- テトのお墓は『墓所』と呼ばれるのちの重要な場所だった
- ナウシカの名言を生み出したきっかけでもあった
以上、テトの死と死因に関する考察でした。
映画のほうでは最後まで生き残って、ナウシカと一緒にいるところが描かれています。
しかし原作では展開が違い、残念ながらテトは最後まで生き残ることができませんでした。
テトの死に悲しみ苦しむナウシカ。
テトを埋葬した場所はナウシカのその後に大きく関係する場所でもあったので、テトが亡くなったのにも意味があったのでしょう。
大切な相棒の死、というのはとてもつらいものですが、ナウシカはとても強い人なので、きっと悲しみも乗り越えていったことでしょう。
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