ダンダダンに登場するキャラの一人、頭間雲児(ずまうんじ)。
純粋でまっすぐ、ですが力のみにステータスを振っているかのようなキャラです。
不良なのもあって口は悪いですが、初対面のモモを心配してくれるいい子。
しかし頭はあまりよくないのか、たまにボケをかますこともあります。
少しジジに性格の雰囲気が似ているところもあります。
そんな雲児ですが、実はオカルンたちと同じ、妖怪の能力を使うことが出来るのです。
さらに彼には結構悲しくて辛い過去を持っています。
ここからは彼の能力や過去についてお話していきます↓↓
目次
頭間雲児はアンブレボーイの使い手
ダンダダン面白すぎる!
頭間雲児カッコよすぎる!
ジュマンジ pic.twitter.com/7sc92oEqv5— ぱッつぁん (@No4283) January 8, 2024
雲児の能力名はアンブレボーイと呼ばれ、見た目は唐傘お化けのような姿をしています。
傘を使って衝撃波を出したり、相手の攻撃を受け流したりすることができます。
しかし主人公、高倉健(通称オカルン)と同じように、ずっと能力を使えるわけではありません。
2回能力を使うと、霊力が回復するまで使用不可になるようです。
ここからは雲児の能力の詳細について考えていきます。
能力① 唐傘を召喚する
アンブレボーイの一番の能力は、唐傘を2本召喚することです。
唐傘を出現させて戦闘などに活用します。
傘らしく相手の攻撃を防御したり、閉じて剣のような攻撃をすることも可能。
霊力を使って出現しているので、いつでも出すことが出来ます。
瞬時に出して攻撃を防御することにも使えますが、その判断は雲児本人が行っているので、能力が強いだけでなく、雲児本人も相当戦い慣れています。
能力② 衝撃波を放つ
次に衝撃波を放つことが出来ます。
ジャンプ傘のように持ち手にスイッチがあり、それを使って衝撃波を放つことが出来るのです。
モモがジオラマのゲームに迷い込んだときに、その能力を使って襲ってきた巨大兵を撃破しました。
霊力を使用するため、傘を開くと霊力を解放してしまい、しばらく使えなくなってしまいます。
2本とも開いてしまうと、回復するまで能力を使うことが出来なくなります。
能力③ 開閉の衝撃で空中に飛べる
最後に開閉の衝撃を使って、空中に飛ぶことが出来ます。
開閉時の空気抵抗を利用して空を飛び、そこから衝撃波を出すための時間を稼ぐことが出来るのです。
空気抵抗を使って空を飛ぶことが出来ますが、傘なので戦闘でオカルンたちが出した竜巻に巻き込まれてしまい、隙を作ってしまいました。
本来は相当な高さまで飛ぶことはなかなか出来ませんが、メルヘンカルタに精神を乗っ取られてしまい、オカルンとの戦闘時は驚異的な飛躍を見せました。
両親と弟が死亡し孤児となる過去を持つ
たまにストリートファイターネタが出てくる
『ダンダダン』。今の話ではベガみたいな部賀(ベガ)という怖い警官が出てくるんだけど、あの顔で実はめちゃくちゃいい人だった。https://t.co/g8a8PlPDN4 pic.twitter.com/UP3jPyFOER— りょう@Street Fighter (@ryo_redcyclone) May 27, 2024
雲児の能力は、家族がとても関係しています。
雲児の家庭環境は決していいとは言えないものでした。
むしろ貧しい部類です。
ですが唯一の弟の明るい笑顔で、雲児を含めて家族は救われていました。
しかし父の死をきっかけに、生活はどんどん不幸へと進んでいってしまうのです。
ここからは雲児の家族に起こった悲劇と、その後の雲児の日々についてお話していきます。
過去① 家族とのエピソードについて
雲児は過労によって父を亡くし、母と弟の3人暮らしでした。
普通に生活する余裕もなく、家賃も滞納して追われる毎日。
経済的にとても苦しい生活の中、弟だけは純粋なままでした。
風太という名前の弟は、絵本の影響で傘で空を飛ぶことを夢見ていたのです。
そのため周りから迫害されていましたが、目撃するたびに雲児が追い払っていました。
豪雨のある日、風太は大切な傘が飛んでしまい、川に落下。
風太は傘を取り戻すために川に飛び込み、命を落としてしまいました。
そのショックから母も雲児と共に心中しようとして、電車に飛び込もうとします。
しかし雲児はそんな母を止めようとしますが、幼い子供の力では無理です。
そのため母のみが電車に轢かれて、母も亡くなります。
立て続けに起きたこの悲劇によって、雲児は天涯孤独になったのでした。
過去② 警官とのエピソードについて
家族の死後、養護施設に預けられますが、そこで酷いいじめを受けていた雲児は、不良となってグループのトップにまで上り詰めます。
破壊衝動に突き動かされて活動していたとき、とても強い警官に取り押さえられて少年院に入ることに。
この際に警官は雲児の行動の理由と、過去を職場の人間に聞かされます。
それをきっかけに雲児は自分を取り押さえた警官に引き取られました。
警官自身も通り魔に家族を殺されて、その復讐のみで生きていたのです。
自分も命を絶とうと考えたことが多々ありますが、そのたびに娘の顔が浮かんで命を絶つことが出来ずにいました。
そんな自分と似た境遇を持った雲児に思うところがあったのか、彼を引き取って里親になることを決めたのです。
ですが大人を信用していなかった雲児は、警官の言葉もまともに聞かずに心も閉ざします。
とある雨の日に河川敷を歩いていた雲児は、かつて風太が命を落とした現場にたどり着く。
そこで子供たちが一人の子供を虐めているところを目撃します。
一人の子供が大切にしていた袋をいじめっ子が遠くに投げてしまい、その子供は袋を取り戻そうと川に飛び込んだのです。
雲児は当時の風太の光景を思い出して硬直していると、警官が子供を救うために川に飛び込みます。
しかし川の流れが早すぎて二人とも危険な状態です。
彼らを助けたいと思った雲児の前に亡くなった風太が突然現れて、唐傘の姿に変化して力を貸すと言ったのです。
これにより、雲児はアンブレボーイの力を手に入れて、警官と子供を救うことに成功します。
一件が落ち着いたころ、家族の墓参りに行った雲児と警官。
雲児は自分が死ねば母は生きていたかもしれないと思っていたことを明かします。
ただ「死んではいけない」と、警官は涙する雲児に寄り添ったのでした。
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幽霊にとりつかれたり宇宙人にさらわれたり、えげつない状況なのにどこかアホらしい。だけど構図とテンポは最高。
とにかく主役二人の問答が微笑ましい。面白い。 pic.twitter.com/VIXsiWwgvK— つじくん(マンガ大好き芸人) (@kodona32) August 17, 2021
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【ダンダダン】頭間雲児の能力や過去についてまとめ
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— 子守ぬけがら (@miligraph) August 19, 2024
- 能力①:唐傘を霊力で出し入れできる
- 能力②:衝撃波を放つことが出来る
- 能力③:空気抵抗を利用して跳躍できる
- 過去①:父を亡くし、弟は溺死、母は心中してしまう
- 過去②:世間に絶望し、不良となって暴行事件で警官に捕まる
- 過去③:警官も家族を亡くし、雲児の里親になってくれた
以上、頭間雲児の能力や過去に関する考察でした。
ダンダダンの妖怪やそれに憑りつかれた人たちには何かしらの暗い過去がありますが、その中でも雲児の過去は壮絶なものでした。
それでも彼を助けてくれた警官が今でも雲児のことを大切にしてくれているので、彼のこれからはきっと少しずつでも明るくなるでしょう。
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