【名探偵コナン/ゼロの執行人】 羽場二三一は生きてるし死んでいない?犯人・日下部との関係から解説

公開日: 2020年6月10日 | 最終更新日: 2020年6月24日

 

1997年より毎年、春に公開されている劇場版「名探偵コナン」

今やすっかり春の風物詩とも言えるほど、日本人にはお馴染みなシリーズですね。

今回お話しするのは、2018年に公開された劇場版『名探偵コナン』シリーズの22作目「ゼロの執行人」のオリジナルキャラクター、羽場二三一ふみかずについてです。

羽場二三一は生きてるし死んでいない?犯人・日下部との関係から解説していきたいと思います!

 

 

 

羽場二三一は生きてるし死んでいない?

本作のオリジナルキャラクター羽場二三一とは一体誰なのでしょうか?

羽場は、裁判官を目指していたごく普通の司法修習生でした。
しかし、トラブルにより、裁判官になる前に罷免ひめんとなり、二度と裁判官にはなれなくなってしまいました。

その後、同じく本作オリジナルキャラクターの弁護士、立花鏡子の事務所にて事務員として働きます。

しかし、とある事件で羽場は逮捕され、公安警察の取調べ後に自殺しました。

・・・のはずだったのですが、なんとクライマックスで生きていたことが発覚します。
では、どうして羽場は自殺したと思われていたのでしょうか?

羽場二三一は自殺したと思われていたが生きていた

羽場は自殺したと思われていました。

なぜ、自殺したか・・・。

それは、羽場が東京地検公安部の検事である日下部の「協力者」であったからです。

ちなみに「協力者」とは、公安警察が捜査をする際にスムーズにできるように「協力」をしてもらう人です。

羽場は、日下部の捜査の協力のため、とあるゲーム会社に侵入し逮捕されました。

逮捕されてしまった羽場に対して日下部は、「自分の人生を考えてくれ」と言いますが、その声も虚しく「自殺した」と伝えられていました。

ですが実際は、安室透をはじめとする公安警察によって、羽場の自殺を偽装し、生きる道を与えていたのです。

立花鏡子にも、協力者で相棒のような関係だった日下部誠にも言えずに、およそ1年もの間隠れて生きていました。

 

 

犯人・日下部との関係から解説

それでは、日下部と羽場はどのような関係にあったのでしょうか?

日下部は、「公安の協力者は、違法で危険な調査を余儀無くされる。だから公安と協力者の関係は、肉親よりも強い。決して金だけでつながった関係じゃない。使命感で繋がった、まさに一心同体だ」と言っていました。

それほど強い関係で結ばれているということなのですね。

それだけに「羽場が自殺した」という報告はかなり衝撃的でショックだったことでしょう。

 

日下部の監視の下でかくまわれていた

羽場は、裁判員候補生として不適格と判断されたことによる不満から、教官とトラブルになって罷免されました。

修習生として罷免されて以来、「自己顕示欲が強い要注意人物」として、マークされていました。

日下部は、正義の強い羽場が裁判官への道を閉ざされてしまったことを気にかけ、自身の「協力者」にすることによって、別の立場から正義を貫けるようにさせてあげていました。

 

犯人・日下部は正義を理由にテロを起こした

それでは、なぜ日下部は大規模テロを起こしたのでしょうか?

それは、公安警察をつぶさなければ正義を全うできないと考えたからです。

立場上、公安警察(安室たち)の方が、公安検察(日下部)よりも強いので、公安検察は公安警察には逆らえません。

羽場の事件を思い出してください。

日下部から捜査を依頼され、ゲーム会社に侵入し、逮捕されました。

日下部は「羽場が協力者」だと担当検事の岩井に訴えますが、その証言も公安警察に握りつぶされ、起訴された結果、羽場が自殺したと知らされます。

羽場が起訴され、協力者であることを握りつぶされたのは、協力者の存在が世間に公になるとことはご法度だからです。

つまり日下部は、羽場が死んだのは「公安のせい」だと思い、今回の事件を考えました。

 

日下部は「正義」のために実行したので、かなりの計画性がありました。

まず、冒頭の国際会議場爆破事件を、民間人を巻き込まないためにサミット前に計画し、しかも公安警察が警備検査を行っていた時に実行したのです。

それも、事件を混乱させるために毛利小五郎の指紋を事件現場に残しておいたり、パソコンから現場の回線にアクセスした形跡を残したという用意周到ぶりでした。

また小五郎が逮捕された際は、資料にシレッとIoTテロの可能性の証拠を忍ばせたりしていました。

さらにIoTテロで世間を騒がせた後、最後には、「NAZU不正アクセス」を自らが実行し、無人探索機「はくちょう」を墜落させようとしていました。

その計画に関しては犠牲者が出る可能性は十分にありましたが、

その指摘に対しては、「正義のためには多少の犠牲はやむを得ない。」と言い放ちます。

結局は羽場を思うあまり検察官としてやってはいけない、公私混同をしていたのかもしれませんね。

 

 

「名探偵コナン/ゼロの執行人」についてまとめ

まとめ

 

羽場は日下部の協力者となり、不法侵入で逮捕され、公安警察の取調べ後に自殺した

●日下部は信頼していた羽場を亡くし、相当なショックを受けた

●実は羽場が自殺をしたというのは公安警察の偽装で、隠れて生きていた

●日下部は正義感から大規模テロを起こし、公安警察を潰そうとした

 

いかがでしたか?

強く信頼し、想っていた羽場が生きていて、日下部はすごく嬉しかったと思います。

冷静になったら、自分は愚かなことをしてしまったな。と反省をしたんじゃないかなーと思いました!!

正義を貫くためでも、大規模テロはスケールが大きすぎですね!

 

またよかったら「ゼロの執行人」を見る際の参考にしていただけると嬉しいです!

 

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