アニメ【PSYCHO-PASS】シリーズの中で特に人気のアニメ1期。
1期で登場したキャラは、シリーズ開始から11年が経過した現在でも人気のあるキャラが多いですよね。
そんな人気キャラのうち、最もシリーズごとに変化があるキャラが宜野座伸元だというのは、サイコパスファンであれば誰もが納得するはず。
最新作でも話題を集めた宜野座ですが、1期に出てきた、父親へのコンプレックスで凝り固まった彼が好きだというファンもまだまだいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、1期で登場した宜野座の父親である征陸智巳との関係について、なぜ苗字が違うのかという視点から考察してみたいと思います!
1期だけでなく、2019年に公開された劇場版「サイコパスCase.2 First Guardian」に出てきた宜野座の母親についても言及していきます↓↓
- 宜野座と征陸の名字が違う理由
- 宜野座の母親のこと
- 宜野座が宜野座姓を名乗っている理由
- 征陸と宜野座のお互いへの感情
目次
宜野座とまさおかの苗字が違うのはなぜ?
やっぱしPSYCHO-PASSの征陸親子やろ…… pic.twitter.com/o1L6pWI4m1
— Culsu_c4n (@tym_mytm_ouen) August 5, 2022
1期を初めて観た方は、主人公常守朱が配属された一係の監視官であった宜野座と、執行官の征陸が親子であるということに、最初は気づかなかったはずです。
2人とも、第1話から登場していますが、苗字が全く異なる上、宜野座も普段は「征陸」や「執行官」と父を呼んでいたため、はっきりした描写がされるまでは2人の関係性は分からないようになっています。
では、なぜ彼らは親子にもかかわらず、苗字が違うのでしょうか?
ここではその理由について、征陸と宜野座、そして宜野座の母親の関係にも踏み込んで考察して説明していきたいと思います!
考察① 父親の征陸が潜在犯となったことが関係?
「宜野座監視官はな、父親が潜在犯なんだ」
— 究極のPSYCHO-PASS非公式委員会 (@psychopass01) March 13, 2023
アニメシリーズでは、彼ら2人の過去について詳しく描かれている訳ではありません。
しかし、主要キャラである宜野座の幼少期のシーンや、父親に対する思い、宜野座の潜在犯に対する差別的な態度から、親子の過去を推測することが可能となっています。
そもそも、宜野座は征陸を毛嫌いしており、作中でも剣呑な態度をとっていました。
征陸はそんな息子に対して、距離を置きながらも見守る姿勢を保っており、2人の関係性は一見すると、何か複雑な関係にあるような印象を受けます。
ただ、作中では父親に懐いている宜野座の幼少期の回想シーンも描かれており、昔は普通の親子のように仲が良かったようです。
普通の親子だったはずの2人が、疎遠になってしまったのはなぜか。
それは、征陸が潜在犯となったことが関係しているようです。
考察② 籍からはずれて母親の旧姓を使用
オタクのプレゼン資料を作るためにイワンとアリョーシャのイメージ画を探してるんだけど、探し方が分からなくて「神経質そうな男」とかで検索してしまう。
イワンはもう宜野座伸元でも良いかもしれない。父親のこと拗らせてるし。 pic.twitter.com/uGz1EHyjeH— Acca (@lyonel_01) September 26, 2021
作中では一緒に生活していない宜野座と征陸ですが、幼少期は普通の親子として暮らしていたことが、サイコパス第1期で描かれています。
なぜ、彼らは疎遠になってしまったのか。
それは、征陸が事件を追い続けるうちに犯罪係数が上がり、潜在犯となってしまったことが原因でした。
潜在犯は隔離施設に収容されるため、征陸も潜在犯となってからは家族から引き離されたようです。
おそらく、その時に征陸は離婚し、息子である宜野座は母方に引き取られたと考えられます。
両親の離婚により、母親の旧姓を使用するようになったため、征陸と宜野座は苗字が異なるのですね。
考察③ 沖縄の実家の表札は「宜野座」
そうか宜野座だから母親は沖縄の人なのか…
こことっつぁんが父親してて切ないなぁ…#pp_anime #サイコパスSS pic.twitter.com/n2t6eymE2y
— Kozy (@UC_Kozy) November 19, 2019
2019年に公開された劇場版「サイコパスCase.2 First Guardian」では、宜野座の母親が登場します。
どうやら宜野座という名前通り、母親は沖縄出身だったようで、彼女は一人で沖縄に住んでいました。
征陸が彼女に会いに行った際、家の表札に「宜野座」と書かれていたことも描かれていたので、宜野座の名前が母親の旧姓であったことがうかがえます。
考察④ 征陸の妻は夫が悪いと考えていない
ただ、征陸は離婚したと言っても、彼が潜在犯となったために夫婦関係が悪化したことが理由ではないようです。
征陸の妻は決して、彼を嫌っていたわけではなく、彼が悪いとも考えていなかったようです。
彼女は病気で話すことができなくなっていましたが、征陸が会いに行った際の会話からもその様子はうかがえます。
おそらく、征陸は「潜在犯の家族」として妻や息子が社会から差別されることを避けるために離婚したのでしょう。
あくまで、征陸は家族を守るために行動していたのですね。
考察⑤ 青かった息子だけが征陸姓を嫌っていた
PSYCHO-PASSの征陸さんが亡くなった時の宜野さんと征陸さんの「やっぱり親子なんだな……」を聞いて号泣した。
#お前らガチ泣きしたシーン晒せよ pic.twitter.com/qxAoCn6WKZ
— АЯКА (@0506Pink) May 19, 2015
アニメ1期のラスト、息子を守るために死んだ征陸。
彼は執行官として息子の下で働きながらも、ずっと父親として宜野座のことを案じていたのですね。
彼ら親子が疎遠であったのは、ただ息子である宜野座だけが征陸を嫌い、その名前を嫌がっていたのです。
幼少期には父親にとても懐いていたようなので、その思いが反転して、父親に対して嫌悪感が強まったのでしょう。
ただ、完全に嫌っていたのであれば、わざわざ父親が執行官として働いている公安局に監視官として就職することもないので、宜野座の父親に対する感情はかなり複雑だったようです。
精神的にも幼く、まだ青かった息子だけが、征陸とその苗字を嫌っていたのです。
そんな彼も、征陸が自分を庇って死んだこと、そして自身も潜在犯となったことで、征陸への感情を精算しました。
サイコパス1期のラストでは、父親とそっくりだった目元を隠すためにつけていた伊達メガネも外し、征陸の墓参りをする姿も描かれました。
この後、父親を毛嫌いして「監視官としての立場」に執着していた1期の頃の姿とは異なり、父親と同様に「刑事」として事件を追うことを第一として仕事をする宜野座へと変わっていくのです。
【PSYCHO-PASS】征陸親子の苗字についてまとめ
宜野座伸元の編纂
1期(27歳)
2期(29歳)
劇場版(31歳)
3期(36歳)ウーーーーーーーンこの……この…………………………… pic.twitter.com/3v8crsACJ5
— えぬな (@enn_gj) January 16, 2023
征陸親子が違う苗字を名乗っているのは、征陸が潜在犯となったことが原因 征陸は家族を守るために離婚したため、宜野座は母親の旧姓を使用 以上、征陸と宜野座の親子の苗字についてまとめてみました! いかがでしたでしょうか? サイコパスシリーズの中でも、人気キャラの1一人である宜野座伸元。 常に冷静で、主人公の常守朱や霜月美佳をフォローしている印象が強いキャラクターですが、1期に登場する彼は全く異なる性格とビジュアルです。 その要因が、彼と彼の父親である征陸の関係です。征陸親子の関係性は1期の目玉の1つでもあるので、まだ見ていない方はぜひご覧ください!