地獄楽-衛善(えいぜん)は弱い？山田浅右門の一位の人を解説

アニメ放送がいよいよ迫っている『地獄楽』。

今回は、山田家の『衛善』について解説していこうと思います。

衛善は、「山田浅ェ門試一刀流　一位」という実力者で、曲者が多い山田家を取りまとめているリーダー的立場の人物です。

そんな衛善ですが、ネット上では「弱い」とされています。

なぜ、一位にも限らずそのように言われているのか？

その真偽など、ここからは衛善についてじっくり解説していきます↓↓

衛善(えいぜん)は弱い？

#地獄楽のイチ推しシーン
衛善さんの最大の見せ場!!!この直前の険しくも落ち着いた表情から一変して、一気に緊迫して戦闘にはいるこのシーンがほんとうな大好きです。
地獄楽はいいぞ!みんなよもう!! pic.twitter.com/qqmzja7vmV

— 継葉 (@tugu_ha) June 16, 2019

まずは、衛善が『弱いのかどうか』について解説します。

山田浅ェ門と言えば、死刑執行人として相当な実力を持つ猛者ばかりです。

しかも、そんな中で「第1位」という強さを持つ衛善は、他の山田家の人物からも尊敬されていました。

それにも関わらず衛善が弱いというのは、どういうことなのでしょうか？

早速、見ていきましょう↓↓

衛善は陸郎太に瞬殺され死亡した

衛善の思いも寄らぬ姿に邂逅してしまった殊現…。
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衛善は、まず陸郎太ろくろうたに『瞬殺』されます。

陸郎太は極楽浄土へ行く際に、衛善が担当をしていました。

しかし、途中で空腹になってしまい目の前にいる衛善に襲い掛かったのです。

衛善は刀を抜こうとしましたが、陸郎太の攻撃の方が早くその前に一撃でやられてしまいます。

陸郎太は巨体ゆえに、張り手だけで衛善の上半身を下半身から離れてしまいました。

そして、陸郎太は空腹を満たすため衛善の上半身を食べたので、跡形もなく無くなったのです。

こうして、衛善ほとんど実力を見せることなくやられてしまい、その命を散らしてしまったのです。

タオ視点でも木属性同士であり相克ではない

ここで疑問に感じることは「実は衛善は陸郎太に対して相克の関係性があったのでは？」ということです。

相克とは、触れることで相手のタオを弱めることができるものですね。

ただ、実際に蓋を開けてみれば2人とも「木属性」なので相克ではありません。

木属性の場合だと、本来は土属性の相手に対して弱体化させることができ、戦いを有利に進めることができます。

逆に、金属性だと弱められてしまうため、絶対的に不利となってしまうのです。

木属性同士だと相克とはなりませんので、純粋な実力によって勝敗が変わるということですね！

純粋なタオの総量もしくは実力不足で敗北

上記のように、属性が同じなら『純粋なタオの総量』、あるいは『実力不足』で敗北したのだと思われます。

タオの総量は人によって違っており、仮に対戦相手が相克だったとしてもタオの総量が少なかったら、倒しきれない場合があるのです。

そして、陸郎太は無意識ながらタオを使っていました。

ただ、衛善は山田浅ェ門の一位ということもあり、実力的には申し分ありません。

それを考えると、残される可能性は以下の2つでしょう↓↓

個人的には、衛善はタオ使えなかったのではないかと考えています。

タオとは、どれだけ実力があっても原理を理解しなくては使えません。

描写が少なすぎて何とも言えませんが、衛善は完全には使いこなせていなかったのでしょう。

なので、同じ土属性の陸郎太にやられてしまったのだと感じます。

もし仮にタオを使いこなせていたとしても、敗北したことから「その総量は少なかった」と言えます。

格下の佐切が陸郎太に善戦し勝利している

そんな衛善を負かした陸郎太は、衛善よりも実力が劣る『佐切に倒されました』。

佐切は、自分の心を弱くすることで「強いと弱いの間の心境」となることができ、タオを使いこなします。

格下である佐切が陸郎太を倒すことができたのも、このタオのおかげです。

もちろん、画眉丸がびまるとの共闘という理由もありますが、佐切と陸郎太の勝敗を分けたのはタオを意識したか否かでしょう。

陸郎太は無意識にしか使っておらず佐切は意識して使用していたので、その差で陸郎太は負けてしまったのです。

このことで、衛善は弱いということがよりクローズアップしてしまう形となりました。

一位で次代当主という現状に慢心していた可能性もある

他にも、衛善は慢心していた可能性もありますね。

陸郎太は「備前の大巨人だいだらぼっち」の異名を持つ死罪人で、刀や槍を通さない硬さを誇り、怪力もあります。

普通に考えたら、非常に厄介な存在ですよね。

しかし、衛善は「自分の実力ならどんな相手でも難なく首を落とせる」と思っていた可能性があります。

陸郎太は、空腹になったら暴れるという情報は衛善も知っていたはずです。

逆にいえば、空腹にさせなければ大人しくしているということにもなり、安全面も十分。

ただ、罪人なので衛善はそんなことをしなかったし、仮に暴れてもどうにでもできると思っていたのでしょう。

このことから完全に慢心しているといえますし、だからやられてしまったのだと思います。

そうだとすれば、非常に勿体ないですね。

山田浅ェ門の一位なのに衛善は弱すぎと考察

ここまでの解説から、『衛善は1位なのに弱い』とされていても仕方ないでしょう。

そもそも1位という格付けは実力のほか、次代当主としての適性で決まってくるものです。

衛善は次代当主の適性はありましたが、一撃でやられてしまったことからも実力はそれほど無かったのかもしれません。

実力で言えば、順位は低いですが「佐切」「士遠しおん」「殊現しゅげん」の方が高いと思います。

他にも、やる気はありませんが最強の素質がある十禾じっかに敵わないでしょう。

もしかすると、そこまでタオが使えないながらも、終盤まで戦い続けて経験値を得た付知ふちにも劣るかもしれません。

ただ、衛善には次代当主としてのカリスマ性はあったと思います。

比較的まともな佐切や士遠はともかく、山田浅ェ門は曲者揃いです。

などなど、癖が強い面々を従えています。

普通の人物なら、そう容易く従えられるような面々ではありませんが、そんな彼らを従えられるのは衛善だけだったのでしょうね。

ただ、実力が伴わなかっただけだと思います。

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【地獄楽】衛善の弱さについてまとめ

地獄楽アニメでは最強の風格漂う衛善さんがド序盤でワンパンで消し飛ぶシーンが楽しみです
出番ほぼないよ pic.twitter.com/Tkx9fk3goN

— No. (@Key_getsuei) January 24, 2021

以上、衛善の弱さについてでした。

ここまでの内容から、衛善は山田家の「皆をまとめられるリーダーシップ」がありましたが、実力は劣っていて慢心をしていたかもしれません。

それさえなければ序盤でやられることなく、最後の最後まで前線で戦っていたか、華々しい死に方ができたかもしれませんね。。