映画【シンゴジラ】は、長谷川博己さんなどの超豪華キャストが勢揃いする作品です。
ゴジラと言えば、やっぱり戦闘シーンが特徴的ですよね!
この作品でも、「ゴジラ vs 軍隊」が繰り広げられます。
最終的に、ゴジラは血液凝固剤によって凍結しました。
あれほど強いゴジラをどうやって凍らせたのでしょうか?
今回は、【シンゴジラ】のラストシーンについてお話します↓↓
★この記事を見ることで、最後にゴジラが凍った理由が分かります!
目次
【シンゴジラ】なぜ凍ったのか?
凍った!!! #シンゴジラ #tvasahi pic.twitter.com/DbO2O9pN5F
— ⛩い た め し⛩ (@ita_me_shi) November 12, 2017
冒頭でも触れましたが、ゴジラは最後のシーンで「血液凝固剤」を投与されて、凍らされます。
倒れたり、瀕死で動かなくなるのは分かりますが、凍る姿には驚きました!
血液凝固剤で、ゴジラが固まる理由が分かりませんよね。
なぜ凍結したのでしょうか?
余談ですが、凍結されたゴジラは「メカゴジラ」の様な印象でした。なっているのではないでしょうか?
余談ですが、エンドロールではメカゴジラの曲が流れていたので、何かしらの関係性があるのだと予想されています。
シンゴジラは無生殖増殖により死なない完全生物だった
シンゴジラのラストシーンで、ゴジラの尻尾から人らしき姿が見えました。
この姿は、シンゴジラの「第5形態」と言われています。
ヤシオリ作戦によりゴジラが凍結した後、最後の力でゴジラは尻尾から次の進化を始めようとしていました。
この尻尾から新しいゴジラが誕生しようとしていました。
第4形態のゴジラは単体のみで、無性生殖が出来る生命体になっていたのです。
言わば、ミサイルも効かず、凍結させても死なない不死の完全生物ということです!
ヤシオリ作戦のタイミングが少しでも後ろ倒しになっていたら、とんでもないことなったことでしょう。。
そう考えると、ゾッとしますね…。
ゴジラの核分裂する体内システムは原子力発電と類似していた
ゴジラの体内システムは、「原子力発電」と似ているといわれています。
実は、東日本大震災で話題となった福島原発をもとに考案された作品でもあるため、似た構造をしているのです!
原発と言えば、温度調整をして核分裂によってエネルギーを生み出しています。
ゴジラは核エネルギーで活動しており、常に安定した温度を保ち生きています。
作中では、このシステムを逆に利用する「血液凝固剤」でゴジラを凍結させることに成功しました。
これにより、一時的に危機を乗り越えます。
物語の最後に「今後も日本はゴジラを抱え、残されたゴジラと共存していかなければならないのではないか?」という言葉が出てきます。
このセリフは、「原発の問題と同じだ」というメッセージが込められているのではないでしょうか?
ゴジラのメカニズムを逆利用して強制的に停止させるヤシオリ作戦を開始
ゴジラ停止作戦には名前があり、「ヤシオリ作戦」と呼ばれます。
ヤシオリ作戦は、ゴジラの体内システムを逆に利用していました。
ゴジラの体内メカニズムは、生物というよりは機械に近い構造でした。
なので、未確認生物であるゴジラの対策を立てることができたのです。
ゴジラを停止させるために日本の自衛隊や、アメリカ軍による共同作戦が展開されました。
ヤシオリ作戦を実行するためには、ゴジラを一旦無力化させる必要がありました。
そこで、ゴジラにわざと火炎放射を起こさせて体力を消耗させます。
体力が消耗したゴジラは、エネルギーを補給するためグッタリした様子でおとなしくなり、これが功を奏しヤシオリ作戦が成功したのです!
作戦は成功するがゴジラは停止ではなくなぜか凍結する
「ヤシオリ作戦」が成功し、ゴジラの体内に血液凝固剤が流れていきます。
「作戦は成功した!」と思いきや、倒れる訳でもなく、そのまま死ぬ訳でもなく凍結しました。
[code_balloon position=”left” name=”アニ木” text=”な、なんで!?
これには、ゴジラの体内システムが関係していました。
ゴジラの場合は、個体の金属を使用して熱制御を行っています。
金属は常温で固体になり、核反応がなければゴジラの冷却システムは止まります。
これによりゴジラの冷却システムが出来なくなり、凍結が始まったのです。
無事に凍結することが出来ましたが、ゴジラを完全に倒すことが出来たのかは不明です。
凍結したのはゴジラ自身が強制停止し全体の急激な冷却装置が作動したため
ゴジラを停止させる作戦で、凍結したお話を散々してきました。
ゴジラが凍結した理由は、「原子力発電」の構造と似ています。
ゴジラは血液を冷すことで、体内の炉心温度を下げていました。
なので、もともと低体温になっている状態です。
逆に、炉心で温められた血液は再び低体温となるように循環され、ゴジラの体温は維持されていました。
しかし、「血液凝固剤」により血液循環が止まり、冷えた血液が炉心に運ばれなくなるとメルトダウンの状態に。
メルトダウンとは、別名「炉心溶融」とも呼ばれ、簡単に言えば「核燃料の過熱により融解すること」です。
冷却されないことが熱すぎて解けてしまうイメージですね!
それを防ぐために、ゴジラは原子力発電所のように自らの炉心を緊急停止します。
炉心が止まることで、メルトダウンは防ぐことが出来ましたが、ゴジラ自身が低体温状態になります。
これが理由で、凍結することになってしまったのだと理解しました!
※素人考えなので、多めに見て下さい。。
【シンゴジラ】についてまとめ
今さらシンゴジラ見てる pic.twitter.com/qkCdqJEqVo
— でめまよ (@dememayo) September 5, 2020
まとめ
●ゴジラを停止させるために「ヤシオリ作戦」が発動される
●ヤシオリ作戦で、ゴジラに「血液凝固剤」を摂取させることに成功した
●血液凝固剤を飲んだゴジラは停止するも、なぜか凍結した
●ゴジラが凍結したのは、体内システムが原子力発電所に似ていたから
●血液凝固剤により、冷えた血液が炉心に運ばれなくなりメルトダウン状態へ
さらに炉心が止まることで、ゴジラは低体温状態になり凍結した
ゴジラの生態はどのようなものなのか、謎に包まれている部分が多いです。
この作品はSF映画ですが、東日本大震災を元に作られているため半フィクションとして考えさせられました。。
ゴジラをアクションとしても楽しむも良し、国の動かし方を政治シーンから学ぶも良し、そして原発について考えるのも良いです。
この機会にぜひ一度、ご覧になってみてはいかがでしょうか^ ^?
合わせて読みたい>>>>>
【シンゴジラ】は面白い?面白くない?評価・評判など口コミレビューまとめ
【シンゴジラ】血液凝固剤をなぜ口から摂取した?ヤシオリ作戦はご都合主義なのか考察
【シンゴジラ】ラストの尻尾の人型の意味は?牧教授の黒幕説を考察